73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[軽く頷いて見せた。目蓋を閉じ、檜葉の机を指でタップする]
その通りだね。 感情のまま生きたいのなら最初からそうしてる。 隠してるものを暴き出すなんて、デリカシーがないよ。
[そうだろ?見上げたキャロルの顔からはなにも読み取れなかった]
もし本当に薔薇が友達になりたいと願うなら、そりゃ強引だろう。 夢の世界なんか使わなくても、咲く季節を間違わなきゃいい。 そうすりゃ薔薇だって、分不相応な力なんか使わなくていいんだよ。 自然体でいられるってものじゃないか。
[薔薇の望みなんてわからない。だけど、厳しい季節に人を傷つけてまで咲く薔薇の選択に生きづらさを感じ、俺の顔は曇った。 油断してたんだな。その時俺は、話に夢中になっていて近づく物音には気づかなかったんだ]
何だ?
(13) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[空いた扉から入って来たのは、苗字を知らないエリアスだった。熱に浮かれた様に体調を狂わせているのは見るだに明らかだった。キャロルが一礼の後、駆け寄っていた。気づくのに遅れた俺はきっかけを失って、椅子の足が不快な音を立てるに任せて立ち上がっていた]
エリアス。君……意識はあるのか? 何があった。
[また新しく薔薇の犠牲者が出たのかもしれない。俺は濃くなる甘い臭気に反応する身体に気持ちが反抗するので、腕を組んだ]
(15) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[薔薇について、耳にすることができる以上の意見はキャロルの顔からやはり読み取れなかった。俺はうやむやになった自説が何故か恥ずかしくなり、エリアスが倒れこんだことを歓迎すらしていただろう]
運んでやれ
[椅子に運ぶという意見には*快諾した*]
(22) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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[レオナルドは俺といると自然体でいられるという。表情を良く観察してみる。俺から返答を返すタイミングをだいぶ過ぎても、観察させてもらう。結局、俺は薄い笑みを返すことにした]
そうだな。本来、お前のような者こそ正しいんだ ここはちょっと。……五月蝿すぎる
[五月蝿過ぎた、と表現する方が近いか。なんだか随分静かになってしまった気がする。エリアスの頬は上気して、息もつらそうに見える。溜まった唾を飲み込むたびに、しっとりと濡れた白い喉が上下する。それが目を吸いつけてならない。頭の芯を痺れさせるような匂いがする。こいつもこれから倒れるのか。いっそ意識を失えば楽なんじゃないか]
(46) 2012/01/03(Tue) 00時頃
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[エリアスが言う、貴方なんて望みを聞いたのに、とは誰の望みなんだろうか。まるで自分が薔薇だというような言い草だけど。キャロルは既に聞いていたなら、何故俺にすぐ言わない。俺はエリアスを見つめるキャロルを不信な目で見た。席から立たず、その場でエリアスに向き直る]
俺が平気だと言うなら、そうだろ。 なぜって、大事なものは自分の中にあるからだ。 触れたい者など、……こんなところにいるはずがない。 ホプキンスは誰とも馴れ合わない。 笑われようと、時間や金が喪われようと、誇りは失わない。
[顎を上げて、表も上げる。 立ち上がり、腕を組んで高らかに宣言する。 これが誇り高きホプキンスの名誉。 落ちぶれたといえ元王家の末裔。ホプキンスの望みだからだ]
だけど、俺の望みがもし叶うなら……
(49) 2012/01/03(Tue) 00時頃
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[口が滑った。この男、エリアスはだめだ。匂いで俺がダメになってしまいそうだった。口元を抑えた。声がバカみたいにショボくれて小さくなる]
もし叶うなら、
[ともだちがほしい。みんなみたいに触れ合いたい。それが俺の鍍金。俺の虚飾のくだらない核だ。背中が寒くなるような想いに苛まれて、俺はキャロルとこの不思議な男のやりとりを他人事のように*見守った*]
(52) 2012/01/03(Tue) 00時頃
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/* 帰省からやっと落ち着いてまいりました 2012年しょっぱなから強すぎわろたでした
新キャラはいつ入ったの? 徒弟グレッグいいねぇ気に入っちゃったよ俺 負傷兵ヒューもいいし採集人ブローリンとてもいい
ブローリンは逆転裁判にこんな人いなかったっけ 誰だったか名前を思い出せないんだけど誰だっけ 西村キヌ絵で見たことがある気がする
(-27) 2012/01/03(Tue) 01時頃
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