205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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/* デモ、今日なの? 確かに6dデモに反対してたミナカタは落ちたけども。
それ抜きにしても、物資をクシャミの店に取りに行ったのと同じ日なので、今日決行だと明らかに間に合ってませんのことよw
(-32) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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んー。出歩くのは夜の方がいいというのは賛成だけど。 現状、勝利条件が曖昧なのがねぇ。
[週末のデモに参加し、その途中で革命組織の者と接触する。 それがひとまずの勝利条件だと言った時とは、状況が違う。
今日これだけ騒ぎが起きれば、当然体制側も治安維持に平常以上の力を割くことだろう。そうすれば、そもそも会はデモを予定通り行うかどうか自体がまず危うい。 革命組織と繋がりがあるとはいえ、会自体はあくまでも学生運動……子供たちの、お遊びのような活動に過ぎないのだから。
デモ自体が行われないなら、革命組織と直接接触するのは絶望的ということになる。 となると次に来るのは、]
一度街を出る……のが、最良かな?
[もう手を汚している以上、「新天地でシメオンと幸せに暮らしました」という結末が無いにせよ。 執政官という敵の懐に留まるよりは、外で捲土重来を図る方が現実的に思えた]
(47) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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夜を待って街の様子を探って、それから一度街を出る。 基本はこういう方針でいきましょう。
[今後の方針について確認を取る]
となると、今の内に渡しておくべきかしらね。 はい、シメオン。禁書書庫の鍵だってさ。 実際にどこの鍵かもわからないんだけどね。
[それは午前中、禁書に詳しい人を紹介する報酬として、路地裏の店の店主から渡されたもの>>113>>116]
あなたを紹介する約束になってて、その報酬らしいんだけどね。 どうにも、その約束を果たせる状況でもなくなっちゃったし。
[あの店主は今頃、どうしているだろう。もぬけの殻となった店に帰り、不義理に怒りを震わせているだろうか。 だとしても、こんな日に長く店を開ける方が悪いと思う*]
(48) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[と、その時。不意に扉が乱暴にノックされる]
……! シメオンはそっちの部屋に隠れてて!
[恋人に弟の部屋へ行くよう指示する。 その間にも、ノックの音はどんどん激しく、今にも蹴破らんばかりになっていく。 だがそれは逆に言えば、]
今、問答無用で襲える状況だと把握してないってことね。 なら。
[しばらく待てば不意にノックの音が止み、 静寂の後にドアを蹴破る音が響き、 黒衣の二人組が室内に躍り込み、
――その瞬間。 扉の陰から猛然と飛び出して、片方の男に刃を叩き込む。 シメオンとの合流前、返り討ちにした執政官から奪い取った黒杖の仕込み刀を]
(54) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[刃が肉を突き破る感触が手に伝わる。 無理に刀を引き抜かず手を放せば、そのまま男は崩折れる。
もう一人の男が混乱から脱する前に、ホルスターから拳銃を抜き放つ。正確に照準する余裕は無い。頭に2発、胴に2発を叩き込んで強引に沈黙させる]
……ふぅ。 あっちがスリーマンセルだったら危なかったわね。
[拳銃に予備の弾丸を装填しながら呟く。 おそらく、権威を盾に弱者を一方的に殺してきただけの素人なのだろう。少なくともこちらの反撃に混乱していた時点で、訓練された専門の兵士ではない]
とはいえ、次もそうとは限らないわね。 ともあれシメオン、ここにいたら危険よ。移動しましょう!
[どうやら夜を待つ余裕はなさそうだ。恋人に声をかける。 危険は承知の上でも、街へ飛び出していくしかないだろう*]
(55) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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/* Q.どこでコロラド撃ちのやり方なんて覚えたの? A.きっと、元々人殺しの才能があったんです。
(-35) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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具体的な当ては無いんだけど……困った。 そうね。予定通り、一度街の外に出る方向で。
[そう考えるのであれば、むしろ今動き出したのは正解だったかもしれない。夜になってから迂闊に山中に逃げ込めば、処刑死から凍死に死因が変わるだけだろう。 本当にそんな運命を辿った兄妹がいたことまでは、さすがに知り得なかったが]
ヤニクたちのことは心配だけど、こっちもあまり余裕は無いわね。 まぁ、無事にやってると信じましょ。
[最低限の準備を手早く整える。 こういう時、背中の翼が邪魔で仕方ない。防寒具を纏うのにも支障が出るし、いかにも悪目立ちしやすい]
これでも足りない分は、途中の店で買うしかないわね。
[可能な限りの山越えの準備を整えて、外へ出た**]
(57) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[結論から言えば、……町の外に辿り着くなど遠い夢だった。
家を飛び出してすぐ、巡察中の黒衣の連中に見つかった。 これは先の二回と同じように、不意を打って片付けた。
そいつらから単機関銃を奪えたのは幸運だった。 おかげで行く手を黒衣の集団に封鎖されても、 躊躇なく先制攻撃することで突破できた。
この辺りで敵も、こちらがただの獲物でないと気づいたのだろう。 追っ手が素人丸出しの黒衣どもから、軍服の兵士に変わった。 おかげで、殲滅までに時間を桁違いに要するようになった。
分断。誘導。偽装。罠。CQCに心理戦。 生き残るためにあらゆる手段を使った。 ーー使ってなんとかなってしまったのが、自分でも驚きだった]
あははっ、私ってこんなに兵士の才能あったんだ! ううん、違う。シメオンがいてくれるからだ。 そうだよシメオン、これが魔法なんだよ!
(-47) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[確かに魔法じみた戦果だった。 自分と恋人が追われる立場だなんてことも、頭の中から薄れかけていた。
だから自分が、自分の行動がなんと呼ばれているか>>62など、知らない]
あ、また見つけた。兵士3に黒衣5。 うん、ちょっと片付けてくるね。
[]
(-48) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[結論から言えば、町の外に辿り着くなど遠い夢だった。
家を飛び出してすぐ、巡察中の黒衣の連中に見つかった。 これは先の二回と同じように、不意を打って片付けた。
そいつらから短機関銃を奪えたのは幸運だった。 おかげで行く手を黒衣の集団に封鎖されても、 躊躇なく先制攻撃することで突破できた。
この辺りで敵も、こちらがただの獲物でないと気づいたのだろう。 追っ手の黒衣どもに、軍服の兵士が混ざるようになった。 おかげで、
――殲滅までに、少しだけ時間がかかるようになった]
(77) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[分断。誘導。偽装。罠。CQCに心理戦。 生き残るためにあらゆる手段を使った。 軍用小銃。手榴弾。防弾チョッキ。予備の拳銃にナイフ。 生き残るために奪える物は全て奪った。
それで、なんとかなった。できてしまった]
あははっ、私ってこんなに兵士の才能あったんだ! ううん、違う。シメオンがいてくれるからだ。 そうだよシメオン、これこそが魔法なんだよ!
[確かに魔法じみた戦果だった。 自分と恋人が追われる立場だなんてことも、頭の中から薄れかけていた。 だから自分が、自分の行動がなんと呼ばれているか>>62など、知らない]
あ、また見つけた。兵士3に黒衣5。 うん、ちょっと片付けてくるね。
[高らかに哄笑を上げながら、恍惚の笑みを恋人に向けながら、 目の前の黒衣と兵士を纏めて小銃のフルオート射撃で薙ぎ倒す]
(78) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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私とシメオンが結ばれたっていいし、 禁忌なんて間違ってるし、 神様なんていない。
――いたって、私がやっつけてあげるよ! あははははははっ!
[血と硝煙に塗れ過ぎたから、 背中の翼が今どうなっているかも気づかない。 ただの飾り物には大きく、 しかし空を飛ぶにはその小さな翼は今、
べっとりと返り血に塗れて、赤黒く染め上がっていた*]
(79) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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/* Q.この村って(禁忌の)恋愛村でしたよね? A.なにをばかな! 言うのが1dほど遅いぞ!
(-49) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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/* Q.本気でバトルRP村と勘違いしてない? A.してないから、詳細な戦闘描写は避けました。 先制フルオート射撃→人混みに紛れて撹乱→一般人が散ったところで、兵士の足元で手榴弾炸裂→敵の隊長を人質に取る→敵が躊躇して銃を下ろした瞬間に容赦なく射殺→最後に敵隊長を狂った台詞と共にナイフでザクリ
という無双描写考えてたのよ、本来?
(-50) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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/* Q.本当に人間にできることを超えてませんか? A.舩坂弘とかシモ・ヘイヘも人間です。
(-51) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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/* シメオンワロタwwwwww
いや見捨てないことはわかってた。 わかってたからこの方向に行ったんだけど。 「トリガーハッピー」って言い方にワロタwwwww
性格じゃなくて戦闘力に突っ込めよwwwww もう大好きこの人wwww
(-55) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* 危なっ! 入れ違うところだった。
(-58) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[今更見捨てられるなんて心配はしていなかったが。 それはそれとして、……今日初めて銃を持ったはずなのに、こんなことがいきなり出来てしまう自分も大概だと思うが、その自分を的確にサポートできてしまう恋人も大概だと思う]
――おっと危ない。
[助言に従い、死角から迫っていた敵兵を沈黙させる]
ありがとね、シメオン!
[優しく血を拭ってくれる恋人の姿に、しばし見惚れる。 彼が傍にいなかったら、きっとここまでさえ辿りつけなかった。 恐怖のあまり動けずに殺されていたか、 それとも殺戮にただ溺れて、血の海に沈んでいたか。 そのどちらからも、恋人が掬い上げてくれていた]
うん、あと少し。頑張ろう!
[気付けば街外れの辺りまで来ていた。 敵はこちらに戦力を集中させているだろうから、他の場所は相対的に動きやすくなっていたことだろう]
(85) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[その時、足元で何かが光った気がした]
――狙撃っ!?
[その可能性が頭から抜けていたのは失態だった。 咄嗟に銃をそちらに向けた瞬間、別方向から黒衣が一人飛び出してきて>>84]
……!
[銃をそちらに向け直して、引き金を躊躇わずに引いた。 その銃弾はどこをどう飛び、誰を貫いただろうか*]
(90) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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/* この壮絶なる不確定ロールによる結末の押し付け合いw
(-59) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[もう一人の黒衣が飛び出して、先の黒衣に縋りつく>>89。 自分の銃弾がそれを貫く>>90。
その光景を思わず呆然と見ていたが、]
えっ、あ。うん!
[恋人の声に我に返り、身を動かす。 今起きたこと、知らずに重ねた罪。 それを知ることもなく、ただ走り出そうと*]
(94) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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/* 悩むうううううう。 ここでヤニク組と一緒に死ぬか。 離れた場所で、改めて死ぬか。
(-63) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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/* 邪魔するのも野暮かな。 離れた場所で数に圧殺されよ。
「あの台詞」も言いたいし。
(-64) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[走って、走って。走りぬいて。 街の外へ出る山越えルートまで、あと少しというところで。 これまでで最大の人数が、道を封鎖していた]
――あははは。
[山越えルートは一本道>>4:213。そして昨日、追われる兄妹が逃げようと通ったのが、まさしくこの道だった]
どうしてもこの街は、逃がしたくないのね。 禁忌を犯した者を。
(97) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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あははっ。 今の、シメオンのジョークで一番面白かった。
[声を潜めて笑う。 あれが人数が「多くない」なら、本当に二人だけで革命でもクーデターでも起こせることだろう]
いつでもいいわ。行きましょう。
[絶望は似合わない。 小銃を構え直し、圧倒的な大軍に向けて突撃する]
(101) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[1割ほどは、削っただろうか。 それも十分に異常なことなのだが、……そこが限界だった。
肩を撃ちぬかれ、脚を撃ちぬかれ。 熱にも似た激しい痛みに、無様に地面に転がる。 傍らの恋人も、おそらく似たような状態だろう]
ぐ、があああっ!
[それでも、敵を睨みつける目だけは光を消さなかった]
(104) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[『お前たち、狂ってるぞ』という声が聞こえた。 確かにそうだ。自分たちはいくらなんでも血を流しすぎた。 この状況を前に冷静になって考えてみれば、確かにまともではなかっただろう。 だけど、……]
ええそうよ。狂ってるわ。 だって私たちはこの街で生まれた、この街の一部だもの。
本当に狂ってるのは、……この街の方よ!
[一度は朱に染まって汚れ。 けれども恋人が拭ってくれた、背中の羽根を震わせ。 気力だけで立ち上がり、力の限り叫ぶ]
愛してる、シメオン。 死んでも離れない。
(105) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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/* よし、言いたいこと全部言えた。
(-69) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[脚を撃ちぬかれて転がった恋人>>103に目を向ける。 彼は笑っているだろうか? 泣いたり後悔したりだけは、きっとしていないだろうと確信できる]
――シメオンのこと、色々わかっちゃったもんね。
[禁忌を乗り越えて結ばれた時、 人を殺した自分をあっさり受け入れた時、 的確に自分をサポートしてくれた時、 そして今、こうして一緒に死のうとしている時]
シメオンも、私のこと好きよね? だったら、……もう何もいらないや。
行こうか、楽園。
[恋人を強く抱きしめて、静かにそっと目を閉じた――**]
(107) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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/* 私的にリッキィの物語でやりたかったのは>>105。 そして「リッキィとシメオンの物語」の〆が>>107のつもり。
(-70) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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