84 戀文村
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―自宅→―
[男が封筒を受け取ったのは朝方のこと。 配達に出るよりも先の時間。 受け取ったのは封筒の中身を見ることはなかったが 持ってきた軍人にたいしてすっきりとした敬礼をひとつした。 畏れのない、いつも通りのかおだった。
それからいつも通りに配達に出た。 からからと車輪は回っている。 男は、赤紙のことを口にしない。 だから、持ってきた軍人が言わない限り、殆どは知るまい**]
(21) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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−路地−
[封を少しだけ切ればやはり赤い紙が覗く。 それを懐の奥深く深くに仕舞い、上着で封をする。 上から手を当てて息を吐き出す表情は穏やか]
さて、仕事仕事。
(67) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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[今日も、ぼろぼろのメッセンジャーバッグは働く。 自転車もまた、きこきこと、少しくたびれた音と共にはしる。 バッグの修理を申し出てくれるクラリッサ。 手紙を待っているといってくれたミッシェル。 彼女たちとすれ違い、本屋のほうへ向かおうとすれば 聴こえてきたのは陽気な軍人の声]
…ああ、あんたか。
[きゅっ、とブレーキパッドが音を立てる。 差し出された本とレターセットに笑った。 かわいらしい兎とパステルの花のそれは 大の男が持ってくるにはどう見たってかわいらしすぎた。 けれど、その割に投げかけられる質問は物騒だった]
(68) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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心残り?そりゃあ沢山あるさ。 でも、それも悪くないよねえ。 毎日ああすればよかった、こうすればよかったって思うんだけどさあ。
[悔いを残すだけが心残りではないと男は思っていた。 己の思う心を残す事だってきっと心残りだ、と。 問われれば答えるだろうが、聞かれないのなら答えるはずもない]
じゃあね、まだ配達があるからさ。
[ちりりん。 ベルは鳴って、自転車はまた走り出す。 きこきこと、自転車は音だけ残して遠くなる]
(69) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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[無口な軍人とすれ違った時 男が自転車を止めたのはなんとなく。 そう、ちょうど虫の予感というやつなのかもしれない。 問いかけるのは空気を震わせない声。 穏やかな文字の羅列を見て、男はゆるぼったく笑った。 その表情が、声のない男に対する返事だったかのかもしれない。 声が聞こえて振り返ればダーラがいて、くたびれた帽子を持ち上げる]
寒いのはお互い様だねえ。 飲みに行きたいのは山々だが最近どうも夜更かしできないんだよ。 またそのうち、温かくなって夜が長くなったらさあ。
[それまで、取り置きを頼んである酒瓶は置いておいてくれと 告げて自転車はまた走り出す。 きこきこと、いつものように]
(70) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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−→本屋−
[きこきこ、きこきこ。 今日は最後の行き先が本屋だった。 メッセンジャーバッグの中身はもう少ない。 不思議と、集荷も少ない日だった]
邪魔するよ。
[たん、とん。 扉を叩いて中を覗くと話中らしい様子に 男は一つ二つ瞬きをしてから]
…お邪魔さぁん。
[そそ、と扉を閉めた]
(75) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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…おや。大丈夫かい。
[そ、と扉の隙間から目を覗かせ それから顔を半分だけ覗かせる。 鼻から下はまだ扉の向こう側だ]
生憎と、嬉しくない郵便物ばかりだがねえ。 こんなにビラをまく余裕があるなら もっと別のことをしたほうがいいと思わないかい。 そうだ、裏面をさあ、帳面にしたらどうだろうね。
[扉の隙間から、郵便物の入った封筒を持つ手がにょきりと生えた]
(81) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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[先ほど、陽気な軍人に心残りは何かと聞かれ ゆるぼったく笑って答えたのを思い出す。 何かとこちらを気遣っているようだったが、 そんなにしていたら疲れてしまうだろうと思ったのは少し前のこと]
なに、これから帰って明日の用意があるからねえ。 そんなにゆっくりはしていられないのさ。 朝早くから仕事するには早く寝ないといけないからさあ。
[扉の影からまともに姿を現してベネットに差し出す]
帳面にするとは何事か、なんていわれそうだけどねえ。
(86) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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ウェーズリーは、ベネットに頷いた。
2012/03/29(Thu) 23時頃
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一休みも悪かあないんだけどねえ。 今日は集配も少ないからさっとやって さっと寝ちまおうと思うのサ。
[ただ、いつもより睡眠をとりたいように聞こえる言葉。 あまり長居をしてもいけないだろうという気持ちもある]
なるほど、ベネットは賢いねえ。
[言い訳をする言葉には自分の口にファスナーを締める動作]
私は、特に何もきいちゃいないよ。 それに、人の気持ちはだーれにもとめられないもんだよねえ。
[だから気にするなとばかり手を振った。 そろそろ、今日の仕事も終わりの時間だ。 自宅に戻れば幾つかすることがある]
(93) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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春を見る君へ。
村は今、どんな花が咲いているだろう。 空は今、どんな風に染まっているだろう。
君は今、幸せだろうか。 私は今、とても穏やかな気持ちだ。
愛しい人々のいる故郷に生きた。 一生を捧げてもいいという仕事にも出会えた。
心を残していける場所があるということは きっと幸せなんだろうと、そう思う。
(-29) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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冬はまだ終わりそうにない。
きっと私の肉は大地に還って 私の血は涙のように流れ落ち 私の骨は獣のために朽ちるだろう。
それでも、いつか春を見る君よ。 どうか、悲しみを忘れぬために傷つかないでくれないか。 どうか、微笑みのために種をまいてほしい。
君がまだ見ぬ春はきっと素敵な色をしているだろう。 君の遙か未来に在るその季節は、きっと幸せな匂いがするだろう。
(-30) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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だから私が愛した故郷へ。 どうか、いつまでも穏やかな場所であってくれ。
この場所が世界で一番幸せな大地であるように。
(-31) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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ー本屋→自宅ー
なに、仕事があるのはありがたいことさ。 ひとりみだもの、これで十分食っていける。
[自分が何か美味いことを言えたつもりはない。 けれど頭を下げるベネットに頬を幾等か緩めて本屋を出る。 じゃあ、またねえ。 そんな風に、いつもどおりに挨拶をして自転車を走らせる。
郵便局を兼ねた自宅に戻れば、 明日から別の誰かが入ってもいいように メモやらなにやらをそれぞれの郵便物につけて それから少しばかりの浅い眠りに落ちる。
準備なんてものは殆どない。 ただ、あとは深夜の時間を見計らって 軍の建物へと何一ついつもと変わらない様子で向かうだけ。 敷いていつもと違うところを挙げるのであれば、 自転車ではなく、自分の足で向かったことぐらいだった**]
(103) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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