24 明日の夜明け
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/* これはもしや。賞金稼ぎと誤解されたかな。
(-1) 2010/08/06(Fri) 00時頃
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/* てか、生存確定かー。もっと頑張って死亡フラグ立てるべきだったか・・・くぅぅ。
もいっかいバトルやっとこうか考えて、やめたのも惜しい。
そして全然回収できなかった桜のキーホルダーとか! せっかくズリエルつけてくれたのに!携帯に!
もし落ちてきたら、振ってみよう。 しかし役職的に、あまりすぐには来なさそうだ。
この寂しさを如何せん。 苦手克服の為に、3000ptそろーる練習せよというお告げかっ・・・!
ぜんぜん生存RP考えて無かったしね。がんばろ。
(-12) 2010/08/06(Fri) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 00時半頃
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/* あっ てゆかカメラあたし持tt
み、みどりのどろどろ付きにするつもりは無かったんだよ!ほんとだよ!
(-14) 2010/08/06(Fri) 00時半頃
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/* そして守護神さまが、何か話して居るのは見えるんだ。 pt消費的な意味で。
しかし会話自体は見えないという、このジレンマ。うがー。 まぬけな独り言挟まってたらごめんね!
(-16) 2010/08/06(Fri) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 00時半頃
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[咆哮も、足を止める理由にはならなかった。 と言うより多分、何もその時は聞こえてなかった。
ただ、信じたくて、信じられなくて、カルヴィナやマーゴの制止も知らず、正門へ駆ける足は]
…… いぅっ!?
[ずぐり。 身体の内側から芽吹いた痛みに、引き攣った悲鳴が漏れる。
なに。なにが。
テッドの声>>11は聞こえた。 でも、口を開けば悲鳴しか漏れなくて、ただ何処からくるのかも分からない痛みに、胸を押さえ。
その手が、どろりと緑に形をなくしていくのを、あー、ぐろいなー、あたしゾンビ側だったんだぁ、なんて崩れていく意識の中、思ったから]
(+0) 2010/08/06(Fri) 09時頃
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…… ないっ、 で…
[みないで、と。 たったひとことも、自分の悲鳴に掻き消され。
何が起こったのか、何が起こっているのか。 ぜんぜん、何にもわからないけど。
こちらへ手を伸ばそうとするテッドの頭上に降る光は、今度こそ、赤くは無かったから。 よかったな、とにへり笑ったのは、誰に伝わることもなく。
みどりの海に溺れるように、意識は完全に崩れた]
(+1) 2010/08/06(Fri) 09時頃
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[ふわり、蜘蛛の糸みたいなひかりが、緑の染みにひとしれず、溶け消えた。
小指に揺れていた、自分以外は見えなかっただろう、褪せた桜色の糸は。 たとえば運命の赤い糸とか、そんな強固なものではなくて、ただ。
置いて行かれたくなかった、でも我侭には巻き込めないから、一方通行でいいよ、と願ったそのままに。 あちらへは引いてくれただろう強さも、こちらが引けば、ぷつりと、儚く千切れ*]
(+2) 2010/08/06(Fri) 09時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 09時半頃
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― 伝説の樹 ―
[誰かに、名前を呼ばれた気がした。
誰か、じゃないかもしれない。 それはいくつかの声で、男のひとも、女のひとも混ざっていて。
そんなに、切羽詰って呼ばれるほど、今度は何をしたんだっけ。 また心配かけてしまったんじゃないか。特に、]
『何寝ぼけてんの。さっさと起きなさい』
へ……?
[木漏れ日を背に、覗き込む誰か。 眩しさに目を細めてから、こしこしこすりつつ、よくよく見つめる]
(+3) 2010/08/06(Fri) 11時頃
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なんだ、アネットか……。
『何だとは何よ、居ないと思ったら、やっぱりこんなとこで寝てるんだから。 数研に呼ばれてたよ、検定の書類がどうので。
ほら、目は覚めた? あんた、お兄ちゃんとか居ないでしょうが』
[きょとん、と友人の言葉に首を傾げる。 自分は一人っ子で、勿論兄弟なんか居なかったから。
……でも、何故かそれに反論しようとする、心の何処かに、更に首をかしげた]
うん、居ないよ。なんで?
『もう……。何の夢見てたのよ。 お兄ちゃんお兄ちゃん、て魘されてたよ、あんた。 ほら、』
(+4) 2010/08/06(Fri) 11時頃
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[そう言って拭われた頬は、確かに友人の手を濡らして。 けれど全然、意味が分からないから、きょとんとするしかないのだけど。
あんまり反応がないから、心配になったんだろうか。 具合が悪いなら、保健室に行くよう言い含められて、大丈夫だよー、と樹の根元に座り込んだまま、手を振って見送るのも未だ、夢のなかのように、ぼんやりしたままだった]
(+5) 2010/08/06(Fri) 11時頃
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ゆめ……
[樹に寄り掛かったまま、その単語を反芻してみる。
太陽の無い空。赤と青。それから、みどり。 おぼろげな色合い。誰かが言った。ライトノベルのような世界だと]
本、ってゆーか。夢、だよ。
[本なら、忘れてしまってももう一度読み返せばいい。 けれど、今、ぼんやりとおぼろげに浮かぶ光景は、夢としか思えないほど曖昧で、非現実的で、振り返るにも危ういもの。
そう、まるで。 強いひかりの下、真昼の月みたいに儚く浮かび上がる、ぎんいろみたいな―……]
(+6) 2010/08/06(Fri) 11時半頃
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わひゃっ!? え、え、な、なんでっ!?
[『願いごと』をしたことはなかった。 だから、その姿を見るのは初めての筈で、でも。
その眼差しには、なんでか、覚えがあって]
……あのぅ。何処かでお会いしたことありましたっけ……?
[おそるおそる、尋ねてみる。 怖くは無いが、何しろ普段から、かみさまが居るという桜の下で、あーだこーだ下らないだろうことを語ったり、すやすや昼寝させて貰っている身である。
かみさまにまでお小言言われたら、それはそれですごいけどさぁ、とかやっぱり下らないことを考えながら、銀の奥を、見上げていたものの]
(+7) 2010/08/06(Fri) 11時半頃
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……? ……えぅ、ごめんなさい。聞こえないや。
[何か、答えようとしてくれたようなのだけど。 口元が僅か震えるのが見えただけで、言葉も声も、さっぱり届かなかった。
やっぱりあたしが不信心だからですかねぇ、と申し訳なさそうに笑うと。 表情のうかがえないそのひとは、少し、疲れたように見える所作で、目蓋を閉じ。 さあっ、と軽く吹いた熱い風に掻き消されるように、見えなくなってしまった]
(+8) 2010/08/06(Fri) 11時半頃
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/* るーにゃん もってもてだね!
そしてこれで400pt消費か。 ・・・先がながいよ!
(-42) 2010/08/06(Fri) 12時頃
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うーん。元気ないのかな。 まあ、こーもあっつくちゃねー、みんな引っ切り無しにお願いに来るし、バテちゃうかー。
[燦々と照りつける太陽を、手で陰を作って見上げる。 暑いばかりのそのひかりが、懐かしくも思えるのは、何故だろう]
よっし、お水汲んできてあげよう。ホースは……、ぁー、使ってるか。 んー、裏庭にひとつくらい転がってないかな。ちょっと待っててね!
[木陰から飛び出せば、未だ高い太陽が、容赦なく照りつける。 途中で、白線引きを蹴飛ばして粉を撒き散らし、ぶつかりそうになったサッカーボールを咄嗟に蹴り返したら、タイムをとっていた陸上部のストップウォッチを直撃し。
いくつかの怒声を浴びるも、もう自分のお騒がせぶりには慣れてしまったのか、本気で怒るひとも、本気で追いかけてくるひとも、そして本気で名を呼ぶひとも居ない。
明るすぎる太陽から逃げるように、駐輪場へ滑り込み。 校舎の陰に滑り込めば、ふぅ、とひとごこち]
(+9) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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……? ……すー、はー。
[そうして深呼吸した空気が、ああ、いい空気だなー、なんて。 空気と水が美味しいのは、今更なのに、やけに感慨深い。 さっきから何なのか、と首を捻りつつ]
ひえっ、自転車っ! ……いやいやいや。駐輪場に自転車あるの、当たり前じゃん……。
そんな、メアリーじゃあるまいし……、 …?
[てか、メアリーって誰だったか。 本当、何なのか。アネットの言うように、寝ぼけたままなのだろうか。
夢にしてはリアルで、でも現実には到底昇華されそうもない、儚い記憶。 ぼんやり浮かぶ光景は学校のそれなのに、空に映える月のいろも、幽霊よりまだ不確かに居る人々の姿も、まったく知らないものばかり]
(+10) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[ただの夢だ。 リアルさに感情移入し過ぎただけの。 いつまでも気にするようなことじゃない。 そう、思うのに]
わっ、
[ぐだぐだ考えていたら、足元が疎かになって。 壁に手をつく暇もなく、べしゃっと転んだ]
いったー…… ?
[肘をさすりつつ、起き上がれば。 何故か、焼却炉の煙突を見上げていた。
別に何の変哲も無く、焦げ付いて古びた金属が、ぎらりと太陽の光を反射しているだけで。 何の、何も。おかしなところは無いのに]
(+11) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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……ほんと、保健室いこっかな。
[首を傾げながら、スカートの土埃を払い。 とりあえずは、如雨露を見つけなきゃと、てとてと歩き出した]
(+12) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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― 裏庭 ―
お、あったあった。こりゃまた年季入ってるわ。だいじょぶかな?
[裏庭の片隅、じめりと日の光が届かない場所に、置き去られた如雨露がひとつ。 水漏れなどしないかと、手に取れば]
(―― ♪)
……え?
[揺れた水面が奏でたのは、静かな水音ではなく。 覗きこんでいる自分の顔は何処にもなく、ギターを奏でる誰かの手元が揺れ。
この曲は、知っている。 ずっと追いかけているバンドの曲だ、知らないわけが無い。
でも、ギターはこの音じゃない。 誰か、コピーバンド? いや、でも、 ……ちがう]
(+13) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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……ズリエ、 っ!
[これで、いいんだ。『今の』センス・オブ・チェリーブロッサムは。 いくつかの記憶が呼び覚まされて、その名を呼ぼうとするも]
…… ぁ…
[ちゃぽん、と間抜けにちいさな水音。 勢い込んで揺らされた水面は崩れ、ただ、泣きそうな顔で覗き込む自分を映すだけだった。
耳にはまだ、ギターの余韻が残っている。 でも、呼ぼうとした名前を、思い出せない。 そのひとが、どんな顔をしていたのか、思い出せない。
古ぼけた如雨露を抱きしめて、へたりこんだまま。 みーん、みーん、と鳴く蝉の声をひどく遠く感じながら、暫く立ち上がることも出来なかった]
(+14) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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/* ズリエルがかっこいいよ。かっこいいよ! あたしのほうは色々拾えてないのにね!・・・ごめんね。
そして日常ってこんなんで大丈夫なの、という一抹の不安。 あと、最多弁な現状とか。 は 墓下うるさくてごめんなんだよ。読みに来た人は、すっ飛ばすといいんだよ。
(-49) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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/* るーにゃんといい、ラルフ先輩といい。 あたしを何だと思ってるの・・・。 そこにわたしはいません〜♪とか歌うよ。歌うよ。
サイモンとあたしの関係って、 ×ともだち △クラスメート ○被害者 かと思ってたなんてそんな。 仲の良いクラスメートとか言ってもらえて良かったね!
(-60) 2010/08/06(Fri) 21時頃
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― 2-C ―
[樹に水を遣った後、また何か見えはしないかと、水を張って如雨露を覗き込んでみたが、何も映る気配は無かった。 あの時確かに感じた喪失感は、痛いほどだったのに、何も無いまま時間が経てば、やはりただ寝惚けていただけなのかとも思う。
それでも、とぼとぼと数学科準備室へ向かう様子は消沈していたらしく。 顧問のことは考えておくから、と珠算同好会について、思わぬ励ましをされたり。
教室に戻れば、アネットを始めとする友人らに囲まれて、うりうりもみくちゃにされ。 ぜーはー、と息を切らせて席へ辿り着くことになったり]
もー、大丈夫だってば。モチロン甘味屋は行くけどー。 おごりねっ?
『……現金なやつめ。心配して損したわ。 でもあんた、宇治金時って珍しくない?』
そんな気分なんだもん。あたしも大人の味に目覚めたってことだよ!
(+15) 2010/08/06(Fri) 21時半頃
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[味覚だけなら子供からかけ離れてるから大丈夫よ、なんてまた、頭をうりうりされて机に沈む。 どーゆー意味!?と机をぺちぺち叩いて抵抗するも、押さえつけられたまま]
……あ、
[窓の外、グラウンド。 硝子の一枚だけが、夜のいろを透し。
シャベルらしき棒を手に、何かを掘る人影、ふたつ]
フィリップ先輩、サイモン……。
[珍しい組み合わせだな、なんて自然と呟きが零れ]
(+16) 2010/08/06(Fri) 21時半頃
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『誰、友達?』
え……
[頭から、既に手は退けられていた。 きょろ、と視線は教室を彷徨う。
変わらぬ教室。変わらぬ面子。 ……足りないと思う余地など、無い筈なのに]
ううん……。
[ふ、と視線を戻せば。 もう、其処に夜の景色は残っていなかった]
(+17) 2010/08/06(Fri) 21時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 21時半頃
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/* >>124 内なるソフィアが言ったんだよ!
・・・ってゆーと、途端中二っぽくなるのは、なんでかな。
(-66) 2010/08/06(Fri) 21時半頃
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……そーいえば、あたし、訊こう訊こうって思ってて、タイミング逃しちゃった。
[ぼう、と硝子を見つめたまま。 訊くと口にする割に、それは問いかける気の無さそうな、独り言]
あの時は、必死だったからさ。全然、そんなこと考えてなかったんだけど。 理科室に引っ張ってった時、ほんとはサイモン、ホリー先輩のこと追いかけたかったんじゃないかって。
そーゆーのじゃ、なかったとしても、さ……
[ごめんね、と。 呟きは、硝子の外にすら届かず]
『だから、サイモンって誰なの』
……わかんない。
(+18) 2010/08/06(Fri) 22時頃
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/* ファン冥利に尽きますにゃー。 ごろごろ。
しかし悼んでもらいっぷりと、墓下の本人元気いっぱいの差に、申し訳なかったりなかったり。えへ。
(-71) 2010/08/06(Fri) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 22時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 22時半頃
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― 伝説の樹 ―
……やっぱり、誰も居ない…よね……。
[保健室!と押し遣られそうになったから、教室から逃げ出して。 降りてきたのは、人影の見えた場所]
…… 、
[分からない、とは言ったけれど。 もう半ば、ただの夢じゃないと思い始めてはいた。
けれど、なら、どうして。 自分は此処に居て、彼らの誰も、此処には居なくて、それが当たり前で――]
…わかんない、よ。
[こつり。木肌に額を押し付けてみても、聞こえる音はなく。
ただ、自分の撒いた水溜りが、足元できらりと光った]
(+19) 2010/08/06(Fri) 22時半頃
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……?
[風が、頭を撫でていった。 珍しい事でもないのに、何故かこそばゆくって、自分でさすさす、さすりながら]
…… 、此処、どこだ。……屋上?
[座ろうと屈めば、また水面に何か映っているのに気づいて、慌てて覗き込む。 ホリーとルーカス。それから、やって来たところなのか、少し離れたところに、カルヴィナ。
全員、生徒会室での顔なじみだから、それ自体は不思議に思わなかったけれど。 それぞれに微妙な空気を醸し出しているらしきに、首を傾げた]
(+20) 2010/08/06(Fri) 23時頃
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……てゆか、なんで屋上映ってるのに、ギターが聞こえんの。
[お陰で、全然彼らの会話に聞き入れないと、くすくす笑う。
笑っているのに、晴天の空から、ぽたりと雫が落ちて、また夜の景色は掻き消えてしまった。 でも、ぽたり、ぽたり、零れていく涙を、止めようもなくて]
なんなの。夢なら……早く覚めてよ。 どっちでもいいから、早く っ
[あちらの世界と、こちらの世界。 思い出せる記憶にも、確かさにも、歴然とした違いがあるのに、どうしてこうも、苦しくなるのか。
どんなに思いを寄せたところで、水面や硝子越しに、あちらの世界へ手は伸ばせない。 夜の光景が消えれば、彼らの名前すら、ほら、もう、曖昧なのに]
(+21) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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[こんな時。
優しいだけじゃないし、むしろ自分より子供っぽいところだってあったけど。 本当に苦しい時には、絶対助けてくれるって信じていた、手があったのに。
水溜りに手を突っ込んでも、ぬるりと泥の感触が広がるだけで。 優しい暖かさも、握り返してくれるちからも、無い。
名前もわからない貴方。 貴方は、いま何処に居ますか。 貴方は、あたしを覚えていますか。
あたしを、]
(+22) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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[思考すら、言葉にならず。 ぽたりぽたり、新たな波紋をつくるだけの水面から。
かすかに、聞いたことの無い、けれど確かにあのギターだと分かる音色が届く。 最後まで聞けたのかは分からない。だって初めて聞く曲だから。 自分が聞いて良かったのかも、分からないけど。
すん、と鼻を鳴らし。泥まみれの手で涙をこすると。 少しだけまた、笑えて。 ぱち、ぱちり。泥を散らしながらも、拍手が出来た。 それは、聞こえたよ、と存在を示すように]
(+23) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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/* >>190 >守って良し、殴って良し 何故かツボにはまったっ・・・(ふるふる
>>189 行ってた理由と、その後の経過が、すっごい的確で驚いたんだよ。良く見てるなぁ。 ・・・あたしが分かりやすいだけっ?
(-91) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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『さっきから何をやっているんだ、お前は』
……っく、…ラシェル。……てか、そっちこそ何やってんの。
[見上げれば、先ほどサッカーボールを蹴飛ばしてたクラスメートが覗き込んでいた。 確かに、泥遊びする年齢ではないし、水溜りに突っ込んだ手を、ぱちりぱちりと叩くさまは、怪しいというか、頭の心配をされるかもしれないが。
バケツ片手に、こっちを無表情に見つめるひとに言われたくない。 てか、そのなみなみ水の入ったヤツをどうするつもりなのかと、]
っ!
[問うよりも、逃げ出すほうが速かった。 更に、それを予測して、相手が自分の肩を抑えるほうが速かった。
結果。ばしゃー、と頭の上から水を被って、びっちゃんびっちゃんになった。 勿論、肩を押さえていたラシェルだって、被害が無いわけはなく]
(+24) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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……にゃー!! もう、何なの何なの! せめて何か理由ー!
『そっちの方が、らしい』
は?
[意味が分からなくて、ぽかんと見上げた顔に、布地が落とされて、あわあわ取り払えば]
『騒いでいないお前なんていうのは、気持ちが悪い。 どうせ良くない頭なのだから、考えるな。常に発散させておけ』
[改めて布地を見れば、それは大判のタオルだった。 何か失礼なこと言ってるよね、とじとり見上げるも、ぐりぐりとタオル越しに頭を撫でられ、そのままラシェルは去っていってしまう]
(+25) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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ちょ、ちょっとー! タオル洗濯しないと返せないし! てゆか結局、だから何なのっていうか、自分もちゃんと拭けー!
[とはいえ、木陰では時折吹く涼しい風が、濡れた身体を心地良く冷やしていくし、この時期に風邪の心配もないだろう。 何とかは風邪を引かないし。や、あれは引いた事に気づかないってだけだった気もするけど。
不器用なクラスメートの、不器用な気遣いだということは、分かっているから。 大人しく、むぅ、とタオルに埋もれて、助言どおり、何も考えずに木の下、目を閉じた]
(+26) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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/* なにこの萌え路線の敵さん。 てかようじょって。ようじょって。 (少女じゃないとこに、噴いた
(-110) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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― 伝説の樹 ―
……?
[きゃはは、と子供の笑い声が聞こえた。 タオルに包まったまま、もぞりと身体を動かせば、ころりとコンパクトが転げ、蓋を開く。
其処に映し出されたのは、人形が人形の家で遊んでいる、ちょっとシュールな光景]
……やっぱ、夢か。
[半ば目を閉じつつ、むにゃりとそう呟いてまた、タオルにもぐりこむ。 意識がはっきりしていたなら、その背に隠れるように冴える月が、赤いことにくらいは気づいただろうに*]
(+27) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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に゛ゃーーーーーーーーーーーーーーー!?
[がば、と木の下でタオルを跳ね除け、叫んだ。 心臓がばくばくいっている。 何事かとこちらを向いた陸上部は、何だソフィアか、とすぐに走りこみに戻ったが、そんなことは気にしていられない]
……る、るーにゃんが、バニーさんでお人形遊び……。 え、何。夢って願望? 違うよね?
[叫び声に何事かと思ったのだろうか。 ふわりと、頭上で揺れる褪せかけの銀糸。
わりと本気で必死にそう尋ねかけたのだが、やっぱり答えのないかみさまは、ついと目を逸らすので。 その意図はともあれ、肯定されたと思い込んで、あううぅと呻きながら、だいぶ身体も乾いたから、ふらふら何処かへ歩いていく。
これ以上あのひどい悪夢を見たくなかったから、寝なおす気にはなれなかった]
(+28) 2010/08/07(Sat) 09時半頃
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/* 泣けないホリー先輩を泣かせたよ! おめでとーるーにゃん!
しかし、この状況で死亡ふらぐ立てなきゃならないマーゴちゃんがんばれ、ちょうがんばれ。
(-149) 2010/08/07(Sat) 11時頃
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/* にゃっふー。みんな楽しそうだにゃー。 1500pt頑張ったから、もうゴールしていいよねあたし・・・。
延々ソロールは無理ぃぃぃ! 書いて書けないことはないけど、後にひとの目に触れるのがいたたまれない。 てかそろーるおんりーで良いなら小説でも書いてるからー!
と自分で自分に言い訳をしておいて、みんなの災難(主に男性陣)をによろう。
(-172) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
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/* メアリーとフィリップ先輩に、アイリス先輩とラルフ先輩の相思相愛っぷりに噴いた。
らんだ神さすがだね!
(-184) 2010/08/07(Sat) 15時頃
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― 生徒会室 ―
…… おじゃま、しまっす。
[書類をまとめて、数学科の準備室へ届けた帰り。 ついでだからと、生徒会室へ運ぶ資料を頼まれた。
こんなところで長話するような知り合いも居ないし、長居は無用と。 さっさと置いて戻ろうとすれば、部屋は無人で]
無用心だなぁ。鍵の用心するって、言ったばっかなのに。 てか、お菓子も無いとか…… いやいや、取り締まる側がお菓子持ってちゃ駄目でしょ。
[ひとり突っ込みしつつ、誰かが戻ってくるのを待っている。
普段は、会長あたりが座っているのだろう、上座に腰掛け、軽く伸びをすれば、安物のパイプ椅子はきしりと鳴る。
蝉の合唱に、時折混じる自転車のベルや、グラウンドの運動部員たちの掛け声や、ボールを打ちはなす音。 こんなに賑やかなのに、静か過ぎると感じるなんて、どうかしてる]
(+29) 2010/08/07(Sat) 15時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 15時頃
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? なにこれ。
[窓際の空きダンボールから、幾色もの布がはみ出ている。 ついでに、うさぎの付け耳も。
はて、と手を伸ばし、一枚摘み上げてみると 1.チャイナドレス 2.ウェディングドレス 3.タキシード 4.バニーガール 5.水着 6.メイドさん]
(+30) 2010/08/07(Sat) 15時半頃
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/* 1率高っ。
(-193) 2010/08/07(Sat) 15時半頃
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『何だ、もう来てたのか!』
はい?
[うさみみとチャイナドレスを手に、どーゆー取り合わせなのかと首をかしげていたら。 ノックもなしにやってきた顔は、確か副会長の先輩だったような]
『逃げ回ってるって聞いたんだけど、なーんだ。 じゃ、さっさとそれ着ちゃって』
……え、え、な、なんー…?!
[何が何やら分からないまま、ぐいっと準備室へ押しやられ。 早く早く、と急かされる声が、あちらから聞こえる。
先輩相手に、強く問い返す事も出来ず。 仕方ないので、着替えてみた。
女性らしさや、長い手足という身体的特徴からは、凡そ無縁の身で、思いっきりラインの出る服を着るのは、非常に抵抗があったけど。 危惧したほど、布地のあまりもなく、むしろピッタリなくらいで]
(+31) 2010/08/07(Sat) 16時頃
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…… これ、まさか…
『いやー、似合う似合う!お子様雑技団みたいだけど、そんなとこもきっとお姉さま方の票をあつめぶばっ!?』
[ぺたり、という擬音があまりに似合う胸元に手を当てていれば、やっぱりノックもなしに入ってきた副会長。 いくらなんでも、女の子に対する態度と言葉じゃない。 いや、普段から女の子らしくなんて扱われたことは、数えるほどしかないけど、それにしても]
わーん、生徒会なんて変態のあつまりなんだばかー!!
[膝蹴りを食らわせると、くずおれる副会長をもう見向きせず、ちょちょ切れる涙を押さえようともせずに。 うさみみぴょこぴょこ揺らして走り去るのだった]
(+32) 2010/08/07(Sat) 16時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 16時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 20時頃
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/* >>434 あたしもお兄ちゃんにとび蹴りしたほうがいいのかな・・・。 はたして再会があるのか分からないけど。
お兄ちゃんを見たら、会いたい会いたいうわーん、てなって動けなくなりそーなので。 全然居る光景を見せてないんだけども、さて。 マーゴちゃん来るならどうしよっかな・・・まあ、襲撃誰なのかでまた考えよ。
(-213) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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― 購買 ―
そーなんだよぅ。そりゃ、あたしこんなんだし、デリカシーもないし、出るとこも出てないけど、別に平気なわけじゃないのにー!
[えぐえぐ、とペッパーサワーの缶片手に管を巻くのを、馴染みのおばちゃんは、よしよしと話を聞いてくれた。 うさみみの付いたままな頭を撫でながら。
眉毛を捜す作業を忘れぬまま、ふと、そういえば誰かに眉毛コアラを貰ったはずなんだけど、とポケットを探るも、コアラは居なかった]
そーいえば……眉毛コアラの眉毛は、眉毛じゃないんだって。それしか覚えてないんだよね、誰に聞いたんだっけ? てゆか、悪徳女王の45話、撮り損ねた気がして、おばちゃん絶対見てるだろーから、話聞こうとか思ってたんだよ。でも45話って、今週でも先週でも来週でもないじゃん? なんでそんな勘違いしたのかなぁ。
[慰められて気が済んだのか、同じ番組を追う者同士、取り留めの無い長話が始まる。 くい、とサワーをあおって、傾けた缶の光沢に]
(+33) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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ぶっ!!!!
[木の下で崩れる、今日の夢の主役に今この瞬間確定したに違いないお姫様。 しかも、ご丁寧に、最初に目いっぱい白塗りに頬紅ののせられた顔が、ズームで映り。 だんだんカメラが引いていく、というサービスっぷりだった。
噴いたサワーが勿体無い、といつもの思考に戻るまで。 缶を取り落としたことにすら気づかず、(07)分ほど固まっていた]
(+34) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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/* マーゴちゃんすっごいー!!
(-218) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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/* 議事でも、神とか拒否とか出るのかな。 ちょっとやってみよう。霧にならない程度。
*半吉**末小吉**小吉**凶**半凶**小吉**小吉**中吉**末吉**末吉**小凶**小凶**末凶**末吉**末小吉**半吉*
(-228) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* 凶多っ。
お人形さんのカップリング遊び、誰もしてないからやってみよっか。 表で言ってもいいけど、周りから教えてもらわない限り、そーゆーの考えそうにもないからな、この鈍いこ・・・。
<<厭世家 サイモン>>と<<始末屋 ズリエル>>は、らぶらぶなんだよ! 相性は26%、でも愛し合うふたりに、相性なんて些細な問題だよね! ただ、偏差値の差が[05]あるのは大変かも。遠距離かな?頑張ってね!
(-230) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* おたま強っ! でもってクラスメートがそんな関係だったなんて!しかも薔薇だよ! 相性がびみょうにびみょうです。
そんなソフィアの、いちおしカップリングは、<<良家の息子 ルーカス>>と<<花売り メアリー>>だったりするんだ。
(-231) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* ・・・ホリー先輩とフィリップ先輩を敵に回す趣味だ・・・。
(-233) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* きっとうさみみつけても、かっこいいよ!しか言わなさそうなあたしだけど、ひっそり<<良家の息子 ルーカス>>とならお似合いだと思ってる。かもしれない。
(-235) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* あたしはるーにゃんに何を期待してるのぉぉぉ
てか、よろしい戦争だ と言いつつ心の中では認めてるのか。なにその・・・ツンデレ? え、こういうのもツンデレ? そういう問題じゃない気もするの。
(-237) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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ごめんおばちゃん! えっと、雑巾雑巾…… 、ぁ
[7分後。我に返って、慌てて片付けようと覗き込んだ、黒い水面に。 一揃いのような、エプロンドレスを纏った少女2人に、そして――]
っ、あか ……!
[今まで映らなかったその月は、確かに煌々と赤い光を滴らせていた。 よくよく見れば、ドールハウスに見えた建物が馴染みの校舎で、その傍らに立つ少女は規格外の大きさで、かつ人間に良く似てはいても、つくりものの光沢を赤くきらめかせていて。 そして、屋上に立つ、ちいさな、いや普通の少女の姿が]
マーゴちゃんっ!? ダメだよ、何言ってんの!
[いっしょに、と。 その声はけして大きくなかったけれど、はっきりと聞こえて。 一緒に。何処へ? この光景が見えている間だけは、はっきりしていく記憶が、影に呑まれる誰かを、思い出そうとし]
(+35) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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っ……!
[ばしゃ。 あっけない音で、投げ込まれた雑巾がたちまち水気を吸えば、夜の景色はたちまち消える。 はあ、と動いたわけでもないのに上がった息を堪え。 ぎゅ、と胸元を握り締める。ずきりと、痛みを訴えた、そこを]
(+36) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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→ 屋上 ―
は、 ……っ、 !
[呼べない名前。 分からない顔。 景色が消えれば、また不鮮明になる世界と、此処とが違う世界なのだということは、さすがに分かっている。
でも、それでも。 呼べない名前を呼びながら、グラウンドを、廊下を、階段を駆け]
……んで っ……
[開け放った屋上への扉。 その先には、誰も、やはり、居なくて]
(+37) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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なんで…… なんなの! 何も出来ないんなら、見せないでよ! いっそ、忘れさせてくれればいいじゃん!
[見た、と思う光景が、今のことなのか、ずっと昔かいつかのことなのか、それすら分からない。 ただ、白々しいほど燦々と照りつける太陽の下。 ひとり、ぺたんと膝をついて、誰かの姿を確かに見たはずの其処を、ぎ、と引っかくしか出来なかった]
(+38) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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[意図があったわけじゃない。でも。 視線は、俯きがちのまま、けれど確かに、グラウンドの端に佇む樹を、ぐ、と見つめていた]
(+39) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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/* 2000ptがんばりました。ぱたり。 さて、マーゴちゃんと誰が来るんだろう。ホリー先輩の行動を素直にみるなら、一気に賑やかになりそうだけども、はてさて。
そしてやっぱり、地味に気になる、かみさまのお返事だろう発言。 (じー
(-246) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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