24 明日の夜明け
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―― 保健室 ――
……ヴェンネッタ?
[死ぬとか、殺すとか、不穏な単語が聞こえる。 ガタガタ揺れる保健室の中、心配になって上へと足を引きずりながら行こうとしたその時]
[高い、狼の遠吠えが聞こえた]
………なん、でっ!?
[駆け出そうとして、直後、とさり、と何かがグラウンドに落ちた。目を見開いて、窓に張り付く]
[固まった]
……ヴェンネッタ。ヴェンネッタ!!
[そういえば、八つ当たりしてまだ謝ってないとか。 そういえば、次の大会、頑張れよって言おうと思ってたとか。 ……いろいろなことが、一気に頭の中で爆発した]
(6) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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なんで、なんでだよ!! そんなこというなら、連れてくなっ!!
[窓から身を乗り出して、人形に、叫んだ。 隣で、メアリーがグラウンドに飛び出していく]
メアリー!! ダメだ!!
[背筋をぞっと冷たいものが走った。 消えかけている人形。それに触れたら、メアリーも消えてしまうような気がして]
[追いかける。思うように、足が動かない。 構うもんか。壁に手をついて、無理矢理に、走った]
[追いついて、ただ、じっと隣に立つ]
[同時にそのとき、大切な友人が、誰よりも頼りにしていた相手が、恋人と共に溶けてしまったことを、知らない]
(8) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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/* にゃー。 らるふー!!
心の友が。すごい勢いで悲しんでる自分がいる。 アイリス吊らなくて、良かった……!! そこ賞金か。ぜんっぜん分からなかった、な……
1つだけわがままを言えば。 メアリーもアイリスもいない場所で、ラルフと男同士の話をしたかった。いや、邪魔だったとかじゃなくて、彼女がいる友人に、メアリーとの関係を相談してみたかった。実は、虎視眈々と狙っていたが、そんなチャンスは全くなかった。残念だ。超残念だ。
いや、メアリー超好きなんだけどね。可愛いし。 こう、カップル×3状態になってるのが、申し訳なさすぎた
(-15) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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/* いや、しかし、まあ。 マーゴ仔狼なら良いペースかな。 そんなに心配しなくてよさげ?
(-22) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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―― グラウンド ――
[マーゴがいたはずの場所で、泣くメアリー。 そっとその背をさすっていた]
………ごめん
[何もない空間に謝った。 何に対しての謝罪かは自分でもよく分からない。
強いて言うなら、自分がここにこうしていることへの、謝罪]
………?
[目をあげた。伝説の樹の下、人が集まっている。 目を凝らして……サイモンがスコップを持っているのを見れば、体を硬くした]
……ごめ、メアリー…… ちょっとだけ、行ってくる
(41) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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[手を止めて、離れる。 彼女が付いてくるなら、とめない。 ただ、足をひきずってふらふらと、そちらの方へ。 早く進めないことが、酷くもどかしい]
ルーカス! ロッセリーニ! ……何が……あった?
(42) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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/* やっぱり、ラルフ狼でホリーLWなんじゃないかな
と、思うフィル。 じゃなけりゃ、メアリー狼? テッド違う、サイモンも心理描写から違う、ズリエル違う、ルーカス心理描写から違う、俺もカルヴィンも違う。
とすると、ホリーはもう死亡確定か、もしかしてこれ。
(-33) 2010/08/08(Sun) 06時半頃
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―― 伝説の樹 ――
……みど り ソフィアちゃんと、おなじ……
[それは、ちょうどルーカスがそこから去ろうとしていた時。 埋めようとするサイモンに、力なく左手を挙げて、とめた]
……悪ぃ、ちょっとだけ、待って
[その緑が誰だったのか。 その場の誰かからきくことが出来たろうか?
それがラルフとアイリスだと聞けば、かくりと膝を地面についた。しばらく、無言で凍りつく]
(43) 2010/08/08(Sun) 06時半頃
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――― っぁあああ!!
[色々な思いを込めた、叫び。 ぐ、とグラウンドに爪を立てた]
[本当にこれがラルフたちなのかとか。 でも、違うなら何故マーゴのいた場所にいないのかとか。 どっちかがどっちかを命を捨てても守ろうとしたんだろかとか]
[瞼の裏に、色々な景色が蘇る。 2人の付き合いを周囲よりも遅れて知った昼休みの教室。 練習が終わった夕方、体育館側の水道で聞いた楽器の音。 ズリエルに土下座して、悔しくて泣くかと思ったときに追いかけてきてくれた足音。狼に襲われて恐慌状態の中ようやく逃げ込んだ体育館で、懐中電灯に照らされた彼らの姿]
[手をぐっと握り締め、立ち上がった。 表情には疲れたような色だけで。 サイモンがそれらを埋める続きをするなら、淡々と手伝っていた**]
(44) 2010/08/08(Sun) 07時半頃
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/* メアリー吊りとかなにそれマゾくて素敵。
(-38) 2010/08/08(Sun) 09時頃
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―― 伝説の樹 ――
[さく、さく]
[土を掘る]
[あらかた作業を進めたところで目を上げた。 そこにズリエルの姿はあったろうか。あれば、緑にまみれたその姿を見上げて睨みつけ、なければ彼の去って行った方向をねめつけた]
なんでっ………
[言うつもりはないのに漏れる言葉]
なんで、オマエがっ………
[なぜ、ラルフが溶けて、オマエが。言ってはいけない言葉が漏れかけて。無理矢理視線をはがした**]
(45) 2010/08/08(Sun) 09時頃
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/* とりあえず絡んでみた。 反省はしていない
負の対立、いらなかったらごめんよ。 設定彰華の喧嘩、したいかなあとか思って。
(-39) 2010/08/08(Sun) 09時頃
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―― 伝説の樹 ――
[作業が終われば、やはり手を合わせることはしない。地面を撫でるのも、しない]
……もっと、いろいろさ。 話をしたかったんだ。アイリスのこととか、いろいろ。
そのうちさ、男同士の話、しようぜ
[もう二度と会えない、とは何となく実感がないのだ。ソフィアや、マーゴにも。話かける]
[それが全部終わってから、自分から喧嘩を吹っかけ、売り返された相手を見た。流石に、作業中にそれ以上を堪える理性はあったから]
……甘えてねぇし、 聞いてもねぇよ
[別に、質問の答が欲しい訳ではない。結果ばかりが、あればいいと思う]
(71) 2010/08/08(Sun) 12時頃
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[近くにいるだろうサイモンに気遣う余裕はない。けれど、樹のしたを少し離れた]
……そんなことなぁ、
てめぇに言われなくても分かってんだよこのド不良底辺野郎がっ
[声音は低い。とても突き刺さった顔をした]
[守りたい。でもその方法が分からない。自分の能力では、出来そうにないとすら思える]
……いいか、
メアリーにもう近付くなよ。 てめぇの自己中は一人でやってろ、いざって時、盾にでも足蹴にでもしやがったら殺す。
[吠えた。自分の中で、未だ彼は法律違反の喫煙を見られたとき、暴力で黙らせたりして平気な精神構造の持ち主に見えているのだ]
[そういえば、ラルフが何かいいたげだったなとか、ソフィアがファンだと言ってたなとか、ぼんやり思って顔がますます険しくなった]
(79) 2010/08/08(Sun) 12時半頃
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―― 伝説の樹 ――
[今、目の前にいる相手が思い込みとは食い違う表情をしているとか、悲しいいろが潜んでいるとか]
[気付く余裕はない。 いつもいっぱいいっぱいになった時同様、八つ当たりの言葉が止まらない]
[その醜さに、自分で自分が嫌になる]
……死ねばいい
[呟く対象は、目の前の相手ではなく、自分]
[ドレスのスカートたくしあげ、くるりと背を向けた]
(82) 2010/08/08(Sun) 12時半頃
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鳥使い フィリップは、自分への呪いに、全身がつきりと痛んだ
2010/08/08(Sun) 12時半頃
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/* ズリエル、まじ格好いいな
羨ましくなるね、フィルには無理な格好よさだよね。ねー。 ラルフもテッドもルーカスもカッコイイし、サイモン可愛いし、ここはフィルが率先して汚れねば、という義務感。 メアリーはそろそろ見限っていいと思うんだ。
毎回毎回、非常時にテンパるキャラはやめようと思いつつ、つい続けてしまうジレンマ。
(-54) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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―― 伝説の樹 ――
……ああ、言っておくさ
[背後から投げかけられる言葉。 痛みにまるめそうな背筋を伸ばす]
[振り向かないまま吐き捨てた]
……そんときゃ、殺しにでも来いよ
[鈍い頭の中でズリエルの思いを何か一人で勝手に納得した。単なる友情とメアリーには聞いていたが]
[彼の真意と覚悟は知らない。少し俯いて、相手が去る音がすれば、顔を横にむけた。サイモンはまだそこにいるだろか]
……悪い
[謝罪して、足を引きずりながら、歩く]
(92) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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/* 青春だなあ
と、誰にも見えない所でこっそり事態をややこしくしている人が言ってみる
いいね、いいね
(-59) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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―― グラウンド ――
[ずりずりふらふらと歩く。 目的は、グラウンドに振り落とされた自分の制服]
[サイモンから話しかけられれば、名分にして立ち止まりながら]
……ここにいるのは、皆、一緒だからな
[小さな自嘲。青の月をふりあおいだ]
さあなあ。 例えば30秒後に死ぬと分かってて、でも、今、死を振り払うしかない、みたいな。 諦めないのは、その30秒に価値を出すだけに思える
[近くにルーカスやテッドがいるなら、騒がせたことを目礼して]
……俺はどっちも勘弁だ
[身も蓋も無い。ずりずりとまた歩きだした**]
(100) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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/* まっ……ぞwww
いやうれしいが、RPスキルの限界が近付いているよ。今でさえかなり悲壮プレイすぎるのに。 まあ、悲壮やっても人狼の場合は廃除もしくは非遭遇の選択肢があるからなあ。早めに殺してもらうために悲壮ってたのもあるし。 スキルがないことへの言い訳ですが
(-78) 2010/08/08(Sun) 17時半頃
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/* んむっ ぎぶ
これ以上この路線で行っても動けない。力量の限界だ。どうせもう死亡フラグいらんし、急だが路線変更しよう
(-79) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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―― グラウンド ――
[背後から聞こえたルーカスの答え。 漏れ聞こえたテッドの返答や、サイモンの台詞を歩きながら考えた]
……生きたい人が、生きる。 死にたくない、と、生きたい、は同義か?
[首を傾げて、考えた。思い浮かぶのは、メアリーのこと。 先ほど喧嘩したズリエルのこと]
[振り返って命の実を見た。大きい。 あんなものを待つところで、帰れるとも思えないが]
[グラウンドに散らばった、制服を回収する。 集め終わったところでポケットを探って、首を捻った]
(121) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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……守り石………
[メアリーから託された、お守り。 左右をしばらく探すと携帯電話のパロすけの下、砕けたものが3つ、ばらばらに見つかった。『魔よけ』の意味があるという、それ]
これ……
[パロすけをぎゅむぎゅむやりながら、考えた]
……はは。守るなんて、おこがましいよ、なぁ? 俺、なにさまよ。
[笑い声が、漏れた。 砕けた石は、自分の身代わりになってくれたように思えた。 しばらく、壊れたようにくつくつ笑った]
(122) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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鳥使い フィリップは、厭世家 サイモンに話の続きを促した。
2010/08/08(Sun) 18時半頃
鳥使い フィリップは、始末屋 ズリエルに話の続きを促した。
2010/08/08(Sun) 18時半頃
鳥使い フィリップは、良家の息子 ルーカスに話の続きを促した。
2010/08/08(Sun) 18時半頃
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―― 伝説の樹 ――
[制服を集めて、ドレス姿のままグラウンドを横切る。 少し気分が回復したせいか、足取りもやや軽い。 メアリーが伝説の樹の下にいるのを見て、表情を引き締めた]
…………
[彼女の泣く邪魔をしないように、隣に立つ]
[泣き止んだ彼女に何か口を開こうとして、出された言葉に固まった]
……行く? マグナスの、ところへか
[訳が分からず、反射的に出た言葉。 先ほどの口論と、そこから一人合点したズリエルの思いがきっと影響している。自分でも、自分の言葉に驚いた]
[けれど、続いた言葉は違って。 後ろを向いたまま、言われた言葉。ダメだ、と思った。 ここで手を離したら、もう、何かダメだと思った]
(124) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[メアリーが振り向いた。 制服を落として、反射的に彼女の腕に手を伸ばした]
待てよっ……!! 待て。待って、くれ。
……、き、なんだ いや、好きじゃない。違う。好きじゃないわけじゃなくて。
あいしてるんだ
[今まで絶対に何があっても口に出せなかった告白]
……なにいってんだ俺。一生言うつもりなかったのに。あいの重さなんか知らなくて、メアリーのために死ねる自信もなくて、言っていい台詞じゃないのに。メアリーの目が覚めて彼氏出来るの待ってたのに。
[早口でてんぱった。いつもの癖]
ごめん。俺が無理。 メアリーを守れないことなんか自分が一番知ってるのに、メアリーを守ること以外に自分が生きたい理由がみつかんねぇ。
[そこまで言うと、たらりと彼女の腕をつかんでいた手が離れた**]
(128) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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―― 伝説の樹 ――
……最低?
[言われた台詞に首をかしげた。 ついで、「そこまで言ってくれるのなら」の声が聞こえて、肩を落とす]
ん。引くよな。絶対ぇ引かれると思った。うん
[恋とか、そんなあまやかなものではなくて。 だからずっと渋ってた]
いるよ。いる。最後まで、いる。
[太陽の世界の下なら、絶対にしなかった約束。 神妙に頷いた……ウェディングドレスで]
約束は、出来ないけど。俺はとりあえず今生きていて。 いつか絶対死ぬ。怖くて、いやで、どうしようもないけど、でもそれは変わらなくて。あがいたけど、だめぽいんだ
(144) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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[命の実に関しては、神妙に頷く。振り仰いだ。 自分に何の希望ももたらしはしないそれ。 けれど、何度も頷いた]
……なんか、俺、すげぇ格好。 やっぱ格好つかねぇ、な……着替えてくる
(145) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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/* ズリエル> そのとーり。一番もろいよ。 嬉しくなるね。
うん、人間、希望のよりどころがなくなると情緒不安定になると思うんだよ、ね……
人犬になった瞬間、「いつかかえれる」という希望を根こそぎ失ってしまったからな。
(-91) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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―― 校舎壁際 ――
[伝説の樹から少しはなれた場所。 せめて建物の中で着替えようと、早足で歩く。 着替えだけのつもりだったので、メアリーは彼女のやりたいように]
[……もたれかかっている人影を、見た]
……ルーカス。 さっきは、ありがと。悪い。少し、浮上した。 残り30秒ならさ、楽しまなきゃ損、だよな
[瞳に未来への光はないけれど、にかっと笑う。 ふと、先ほどまでいた伝説の樹の方へと振り返り]
……見てない、よな?
[先ほどの告白は、随分、えづらが良くないと自覚はあったから]
(149) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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―― 回想 伝説の樹 ――
……そんなもん?
[赤くなるメアリーの前髪をくしゃと撫でた。 校舎に向かおうとする彼女の腕をもう一度引いて、首を振って。 でも、言質は残せない]
[ズリエルのことについて問われれば]
……別に、何も。 ただ、もうあいつに近づかないほうがいいよ
[表情筋を意識して動かして、さりげなくつくろう。 答えるのはそれだけで。肩を竦めて、制服持った]
……すぐ戻るから。着替え、来る?
[そんな風に言って、少しの間そこを離れる]
(159) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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―― 校舎外・壁 ――
……時計、まともに動いてないから 大して変わんないかもね
[校舎の屋上付近にある、壁時計を示した。 くるくる逆回転している]
……そういや、腹も空かないし、眠くもならねぇな。
[口に出した「日常」は、永遠に失われた感覚を懐かしむよう。 後の台詞に、空を見上げた。青い月]
……そら、か。面白いもん、ある?
俺さぁ。空、飛びたいとかちょっと思ってたわ。そういえば。
[足をとめて、目を細めた]
(162) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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―― 校舎脇・壁 ――
永遠は、何か、響きが怖い気がするのは俺だけ?
[冗談めかした言葉]
……浦島太郎は、嫌だなあ。 また覚えなきゃいけない歴史が増える。
[月を見て、親指で示した]
じゃ、アレか。
ピーター・パンて。まあ、俺がガキなのは認める。 そうじゃなくて、飛行機とか。 身長、あと2ミリ伸びたら空軍航空学生受けられたのよ。
……ルーカス、平気か?
[何となく、いつもより元気がないような気がしたから、聞いてみた。見上げる]
(170) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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―― 校舎 壁 ――
もとの、世界
ルーカスは、あの銀の幽霊を信じてるんだな。 あっちでやりたいこととか、あったんだ?
[月の光の中、あの現実を思い出すように遠くを見た。 くすりと笑う]
……今は、ウェンディだけどな。 高いところ、嫌いじゃなかったよ。ってか、ルーカスは飛行機ダメだとしんどかっただろうに。
[視線を相手の足元に、吊られたように落とす]
……それはあんまり平気じゃなさそうだなぁ。 無理、すんなよ。わりと、頼りにしてる。 プレッシャーに思う必要は、ねぇけど。
[拳を軽く握りこんで、こんと肩を叩いた]
(178) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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……着替えてくる。また、な。
[ひらひら片手を振って、背中を向けた]
(179) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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/* 客観的なPLならメアリー吊るけど。 メアリー吊りでフィルに要求されるRPスキルを持ち合わせていなさそうなので全力で避けたい所存。
ズリエルからサイモンに変えたのは、いい敵と演出を思いついて……もとい、メッセージもらってしまったから。
吊られる人自身を敵とする、と。 それ単体では使いにくいのだけど、スパイスとして使える演出を思いついてしまったのでぜひやりたくなった。
(-104) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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/* ズリエル> その台詞でメアリー投票とか、君は鬼か。
(-106) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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―― 校舎・壁 ⇒ 理科室 ――
来た以上、戻れる、か
[ルーカスと別れ、校舎の中に入る。 男子トイレで、さっくり着替えながらルーカスの台詞を反芻した]
……羨ましいね
[どうしてこんなにも先が見えないのか、分からない。 けれど、ルーカスの口調と励ましに、少し気分が浮いた]
………行こう。
[足首の固定とテーピングをやりなおして、階段を登る。 目的の場所にたどり着けば、ノックを1つ。 けれど、それの意味がないみたいに、何の躊躇もせず、開けた]
……何、してんの?
(188) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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/* ずりえる大好き。 ええ、弱い子ですとも。
そして、メアリー……orz やはりか。それはいいんだけど、俺の今までの渾身の死亡フラグ乱発がね、うん。頑張ってスキルつけよう。
2人で帰る選択肢は、なしですかいな。 そして、サイモンが吊れそうでわくてか。 いや、PLはサイモン大好きで、ぜひ生き返らせたくもあるんだけど。
(-110) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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―― 理科室 ――
[薬品棚の前で振り向くメアリー。 聞いた薬品の名前に、何か卵でもまるのみしたような表情になった]
……そりゃまた随分ぶっそうな。
あ。
もしかして、さっきも人形にかけてた?
[瞬きして、首をかしげた]
……今度も効く相手だと、いいな。 行こう。いざ揺れたりしても、大丈夫なところがいい
[手を差し出した。後は、彼女の行きたい場所へ**]
(199) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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―― 理科準備室 ――
まあ、こっちはすり抜けるのに向こうは触れるとか、そんなんアンフェアすぎてどうしようもないな。
[肩を竦めた。 差し出した手に、猫パンチ。首を傾げる。 自分視点では今までとあまり変わりはないらしい。 目を上げて、どこか照れてるみたいなメアリーに小さく吹いた]
[けれど、平和な時間はそこまでだった]
[むしろそんな風に切り替わりの時間を見逃した、というべきか]
(234) 2010/08/09(Mon) 07時半頃
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―― 理科準備室 ――
[ことり]
[背後で小さな音がした。 薬品の瓶が空中に浮かんで、くるくると蓋が開く]
……? なん、だこれ。ディ○ニー?
[確かそういうアニメがあったはずだ。 化学は全然ダメなので、その危険性や事態に即座に対応できなかった]
[じゃれ付かれていた自分の手をぎゅっと握られ、引っ張られる]
[真剣な顔になって、扉を開ければ目の前に椅子を持ってにじり寄る人体模型。すぐ横に、振り下ろされた]
……ぅおわっ っぶ、ねー!!!
(235) 2010/08/09(Mon) 07時半頃
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[紅い月。 ようやく分かった。握った手に力を入れ、目の前の人体模型を蹴り飛ばした。大腸の模型が飛ぶ]
分かったっ!!
[そこかしこで合成されつつある劇物。 つんとし始める刺激臭。グラウンドへ、という言葉に頷いて、理科室を逃げ出した。後ろ手に扉はきちりと閉めた]
(236) 2010/08/09(Mon) 07時半頃
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―― 2F廊下 ――
……フォークナー!!
[メアリー引き連れて飛び出した先は、2Fの廊下。 ガチャンと大きい音がして、目の前で襲われているのは同級生]
[彼女の太ももを襲った椅子がこちらにやってくる。 顔を、頭部を守るようにして、その足を捕まえ、引きずり降ろした。バランスが崩れて、肩がいたむ]
……校舎内は危ない! 理科室はもう変な薬が充満してる! そのうち漏れてくるぞ。
グラウンドだ
[背後を見る。人体模型だろうか。 かたかた理科室の扉が小さくゆれている。 彼女の目的は知らない。だから声を張り上げ、逃げることを促した**]
(237) 2010/08/09(Mon) 07時半頃
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鳥使い フィリップは、厭世家 サイモンのいる美術室の方へちらりと視線をやった
2010/08/09(Mon) 07時半頃
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―― 2階廊下 ――
[慣性の法則に従う椅子を、片手で持ち上げた。 持ちにくいが、盾くらいにはなるだろう]
サイモン? こっちには、いなかった
[一緒に緑を埋めた後輩の名。 険しい表情で、行きかうチョークを椅子の足で払う]
……おう
[彼女がメアリーに、自分たちに近づいていう言葉。 その裏にある意味は知らない。 ただ「写真」の言葉に眉が下がった]
任せろ。……向こうで、待ってる。 そっちも生き残らなきゃ、約束にならないからな
[あの後輩やホリーは心配で、でもメアリーと比べたら選ぶことなんて出来ないのだ。意識を、視線を無理矢理彼女から引き剥がし、メアリーの手を引いて階段へと向かった]
(249) 2010/08/09(Mon) 14時頃
|
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―― 校舎1F ――
[階段を駆け下りた。 後ろから、時折シャープペンや消しゴムが飛来して。 後頭部めがけてくるそれらが作った傷に、歯噛みする]
……ぅおほっ
[階段を駆け下りた勢いのまま、廊下に飛び出ようとして急ブレーキ。手を引いているメアリーは大丈夫だったろうか]
[ぱさりと前髪が落ちた。ぎりぎり停止が間に合った。 すぐ横の壁に、突き立つ包丁。勢いを示すかのように、びぃいんびぃいいんと揺れている。いつのまにか調理室や技術室の扉が開いていて、1Fは銃弾飛び交う戦場みたいだった]
……、っざ、けっ
[息を呑んで、慌てて目の前の廊下に繋がる防火扉を閉めた]
……どーしろと
[がんごん向こうから叩かれている重い扉を椅子で抑え、呆然と呟いた]
(252) 2010/08/09(Mon) 15時半頃
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―― 1F防火扉 ――
……メアリー!!
[ぞっとしたような大声を上げた。 メアリーの髪が、落ちた。 そのことよりも、あと数センチずれていたらとの思いが声にこもる]
…………っ
[とりあえず押さえ込めば、爪を噛む。 メアリーの手をとって、どうすべきか少し考えた]
(264) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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―― 1F 防火扉 ――
屋上は、逃げ場がない。最後の手段だ。 いざとなったら、3Fの緊急避難袋使おう。
[理科室の人体模型、有毒な気体。 この情況で、緊急具がどこまで信用できるか分からない。 苛立つ]
ハンカチ、出して
[意味はないと思いながら、やらないよりはマシだと自分もポケットから引っ張り出して口を覆う]
……フォークナーに一声かけていかないと。 一気に行こう。
(265) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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―― 2階廊下 ――
フォークナー!
[階段を駆け上がりながら、名前を呼ぶ。 2階に入る前に深呼吸した]
[真っ先に理科室の、今にもはじけそうに揺れる扉を見て。 刺激臭は、まだ、かろうじて平気そうだ]
[そして、奥に行こうとして]
フォークナー、ロッセリーニ! 下はダメだ。窓から飛び降り……
[早口で下の情況を伝えようとして、細めていた眼を見開いた。 崩れているホリー。血に染まるナイフを持ったサイモン]
……どうした? 大丈夫か!?
(272) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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|
[飛んできたナイフを、引き抜いてあげたのだと、思った。 嫌な予感を無視して。 2人に近づいていこうとする]
(274) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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―― 2F 廊下 ――
[サイモンが何かを言っている。 何だか2人の様子が変だ。メアリーの手を離した]
……おい
[足を引きずりながらもちかづこうとしたとき、ホリーの鋭い声]
大丈夫って、その足じゃ大丈夫じゃねぇだろ。 下は使えねぇから、人手が要る。 あっちもそろそろヤバイし……
[理科室を示す]
[ふと、気が付いた。 先ほどまで今にも扉が開きそうで、毒物が押し寄せてきそうだったのに。何だか、急に静かになっている]
(282) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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[嫌な予感が大きくなった。 サイモンを、ホリーを、見る。 メアリーは止まらない]
……おい、メアリー、待て!!
[彼女より先に行こうと、駆け出した]
(283) 2010/08/09(Mon) 21時頃
|
|
…… は ?
[メアリーの予想しえない動き。 踏鞴を踏んだ]
って、おい!!
[メアリーが、2Fの窓から、飛んだ。 そんなことがぱっとできると思ってなかったから、目を丸くして]
[慌てて追いかけようにも、目の前の2人も気になるし。 ホリーはサイモンだけでは運べないと思うし。
……だから、ルーカスを呼ぶ叫び声が聞こえて、少しほっとした]
(290) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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[ぎり、と奥歯を噛んだ。 口元に巻いてたハンカチ外す]
……ロッセリーニ……
お前……何やってんだっ!?
[ホリーが、ナイフを払う。自分の予想が違ったと、知った。 サイモンを睨んで、ホリーを庇うように動こうとする。 彼から目は、離さない]
(291) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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―― 2F廊下 ――
……付け根、縛って
[サイモンから目を離さず、ホリーにハンカチを差し出した。 太腿はあんまり血が出るとまずい場所が多い]
[派手に飛ぶサイモン。 その口から、平坦な、物騒な台詞が聞こえて]
おい、見損なったぞ。 操られでもしたかっ!!
[相手の瞳がおかしい。敵のえげつなさに、臍を噛む。 ナイフは相手の手元にないから、無警戒だ]
(297) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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―― 校舎2F ――
追うさ。
あいつブン殴って、目ぇ覚まさせて、フォークナーしょって、グラウンドに逃げるよ。
[正直、心配で目がくらみそうだ。 けれど、ホリーもまた物騒なこと言うから]
……殺すとか、殺されるとか、やめろよ。
[緑に溶け行く仲間たち、敵に連れて行かれる仲間]
仲間割れ、してる場合じゃ、ねーだろ?
[ズリエルとのことは全力で棚上げだ]
(303) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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―― 美術室入り口 ――
……てめぇの、意思か?
なんで、 こんなことっ 協力して逃げないで、こんなことして、何の意味があるんだ
[一緒にソフィアやラルフたちを埋めた彼。 今、襲ってくる彼。 一緒だとは思えず、彼の目論見どおり話に気をやって]
なっ………!?
[軽い掛け声と共に飛んでくるナイフ。 避けきれず、反射的に手を出していた。 飛んでくるものは、取る。習性]
[偶数なら指をかすめ、奇数なら掌に刺さる{2}]
(308) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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ロッセリーニ くそったれ てめ、何した?
[ナイフは右の指をざっくり切って逸れた。 動かした肩がまだ痛む]
……フォークナー、動くな。 隠れてて。俺は、平気だから。
けど……お前まで、庇えないかも、
[情けない本音。 逸れたナイフを、押さえ込もうと視線で追う]
(310) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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―― 美術室入り口 ――
……悪ぃ
[こちらを見る、ホリーの目の色。 悔しげな口調。そう思わせてしまうほど余裕のない自分に腹が立った。 目を逸らす]
背中は、任せた
[ブラウスの裾を、渡された。 サイモンと対峙して、目はそらさない。 白い布が、真っ赤に染まる]
サンクス
なあ、ロッセリーニ
[痛みに歯を食いしばりながら聞いた]
(321) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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おまえ、俺ら 殺してぇの ?
(322) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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―― 美術室入り口 ――
これしかない? どういうことだ。 言えよっ!!
[直接じゃないほうがいいというサイモンに、怒鳴った]
[背後で理科室の扉が弾けとんだ]
……っ!! フォークナー!
[恐怖が声にこもる。あそこからは、ガスが、来る。 けれど、刺激臭はこなかった。 サイモンをも傷つける可能性がある劇物は流れてこない、封じられたと、知らない]
[ただ、ホリーが壁にぶつかる音と、崩れ落ちる音だけ聞いた]
……っく、しょ……
(332) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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―― 美術室入り口 ――
[サイモンの自嘲的な笑み。 いやだ、と呟く声音]
[何だか悲しくなって、唇を噛み締めた。 力の抜けたホリーの横にずりずり下がる。 襲い来る薬品瓶を、素手で、払いのけるしかない。 傷口に薬品がかかって染みる 何とか、意識のない彼女にはかけないように]
(337) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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1人 ?
[サイモンの自問は、詳しくは分からない。 けれど、考えて、考えて……1つ思い当たった]
銀の、あの糞野郎に、いわれでもしたか。
誰か1人、殺せ、って
[銀の守護神への憤りが蘇る。低い声だった]
(338) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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―― 美術室入り口 ――
内容は否定しねぇのか
[だらけたサイモンの姿。少し力を抜いて、薬品を拭うとホリーを片手で抱き起こした。もう、大分なれてきたように、モップで薬品瓶を叩き落とす]
何を持ち出されたか知らないけど、信じるなよ、そんなん。
それに、フォークナーは、やめとけ。 戻れたとこで、女殺したら、きっとすげぇ寝覚め悪い
[後がない、とさっきこの後輩は言った。 その意味から類推できることに、全力で意識を逸らす。 殺すなら俺にしろ、そういいたいのに。 言うべきだと思っているのに、言えない自分からも目を逸らす]
(343) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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―― 美術室入り口 ――
……悪ぃ
[毒気の抜けた相手の様子。 ゆっくり瞬きして謝った。死ぬことについての、会話を思い出す]
きっと、大丈夫だ。
[深呼吸した。手早くホリーの止血をやりなおし、前で抱えた。 どうすればいいのか迷う。彼に自分の背を向けた。 自分の無責任さに涙が出そうだ。 後ろから、はさみが来るなら来ればいいと思った]
ああ。本当に、腹が立つ
(345) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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ばぁか
あきらめんなよ
[刺激臭がした。慌てる。ホリーを抱えたまま、窓へと走る]
……やばい。おい、逃げるぞ。 はやく、来いよ
(349) 2010/08/10(Tue) 00時頃
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