18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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― 集会所 ―
[集会所へは何事も無く辿りついた。 途中飛び出した影――ドナルドにも気がつかが、護るべき情報がある以上は三人を置いてまで追い掛けるべき人物にも思わなかったし、ドナルドならば一人でも大丈夫だろうと判断して始めから気がつかなかった事にした]
恙無く到着したヨ。 それじゃあ皆で見つけた情報交換でもしようカ。
図書館組はそこそこの収穫があったヨ。 教会組はどうだったカナ?
それと――居残り組はサイモンから情報聞き出せた?
って言うかサイモンとドナルドはどこに行ったのカナ?
(0) 2010/07/01(Thu) 01時頃
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さすらい人 ヤニクは、集会所内をキョロキョロと見回してサイモンとドナルドを探した。
2010/07/01(Thu) 01時頃
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僕、サイモンさんとドナルドさんを探してくるよ!……じゃないヨ、テッド。
[テッドの後ろに回り込み、小さく結われた髪を掴んで引っ張った]
お前みたいなお子様にこンな危ない状況は任せられないヨ。 武器は使えるのカ? 人狼に襲われたら戦えるカ?
傍目にはそう見えないし、今お前を行かせる方がより危険が増すから大人しくしとケ。
……ただ、今夜はゆっくり休みたいから俺もパスネ、ガストンかヘクターに任せておけば大丈夫だヨ、きっト。
[昨夜からの疲れが出てきたのか少しふらついて椅子に腰掛ける]
(22) 2010/07/01(Thu) 02時頃
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ドナルドは、あれで結構使い手の空気感じるから、一人でも多分平気ダヨ。
俺とやり合って良い勝負できるかも知れナイ。
(それに、ドナルドが人狼に襲われて死ぬなら力量を図る上でも使えるしな…… 人狼も怪我でもしてくれりゃ御の字か?)
[机に突っ伏して自らの思惑に笑いが漏れそうになり口を強く噤む]
――それより、問題はサイモンでショ。 あの状態でうろついてるのも信じらンないケド、ガストンも居たのに逃げられるなンてネ。
サイモンの処遇、どうすンのサ?
[気だるげに顔を上げて一座を見回す]
(30) 2010/07/01(Thu) 02時頃
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[ふらりと立ち上がり、集会所の二階によろよろと登って行く]
ダメダ頭が働かナイ……悪いネ、サイモンに関して言い逃げする形になるケド、俺も限界ダ。 起きたら食べるから夕飯は俺の分残しといてネ。
[壁に手をついてゆるゆると階段を上り、空き室へと入り鍵はかけずにベッドに倒れ込む]
人狼が来たら鍵はかけるだけ逃げ場を失うだけだネ。 このままで、一旦、休まないと…… 剣だけは、手の、届く場所に……
[ただベッドに倒れ込んだ体勢、腰に剣を帯びたままですぐに眠りの淵へと落ちて*ゆくのだった*]
(41) 2010/07/01(Thu) 02時半頃
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― 集会所2F ―
[倒れ込み死んだ様に眠っていた身体をゆっくりと起こす。 ベッドから抜け出して肩を回す、眠る前に感じた胸騒ぎは未だ残っている]
誰か死んだカナ、こういうときはいつもそうだシ。
ま、そういうのは飯食べてからにしよウ。
[腹部を押さえて部屋を出て階段を降りて行く、集会所に泊まったメンバーは既に起きていただろうか]
おはよう、サイモンかドナルド、多分死んでるヨ。 予感がするンだ、生き死にの場を潜ってきた者にしかわからない予感がネ。
それより昨日の夕飯まだ残ってル?
(69) 2010/07/01(Thu) 11時半頃
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どーでもいいカラ隠しなヨ、ソレ。
[全裸のテッドに苦笑しつつコートを投げ渡す、腰に帯びた白銀の鞘に気付けなかった者はそれを目にするだろう]
人間の腕……決まりダナ。 問題は誰が死んだカ?
サイモンは人狼に怯えていた上、もしかしたら何かを知っていたのかも、ソレが人狼にバレて殺された可能性が一つ。
あとは他の村人がたまたま人狼に出くわした可能性だネ。
ここに集まッてるメンツは人狼の疑いが濃いんだからドナルドが襲われるのは低そうだッて思いなおしたヨ。
ま、十中八九サイモンが死んだカナ?
(75) 2010/07/01(Thu) 12時半頃
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昨日集会所に居なかった人が犯人……なンて陳腐な推察は俺はしないヨ。
ここに居ようが居まいが、例えば集会所に泊まった人だって寝てるとこを一晩中監視されてた訳じゃないンだから誰だって容疑者なのサ。
一昨日の夜ヘクターが抜け出したみたいに二階で寝てたって抜け出す事は出来るンだからネ。
さて、愉しくなッてきたなァ……
あ、ご飯ありがとネ、割れた食器には触れない方が良いヨ、火傷しなかっタ?
[ニイィと凶悪な笑みを浮かべてから、スープ入りの食器を落としたヨーランダを見て柔和な笑みを見せる]
(76) 2010/07/01(Thu) 12時半頃
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[腰に帯びた曲刀に触れようとする少年の動きが止まり、己を畏怖の目で見ている事に気が付いて柔らかく微笑んだ]
コレには触れないでネ、俺の大切な相棒だからサ。
[コートを受け取り改めて曲刀の存在を隠す様にそれを羽織る。 ペラジーの問いにはそちらへ楽しそうな無垢な笑みを向けた]
そりゃあ愉しいヨ! すッごくネ!
漸くダ、漸く俺より強い奴と戦えるかも知れなイ。
ずッと探してきたんダ、俺の敵を、宿縁をネ。 人狼と死力を尽くして闘うなンて戦士としての誇りだヨ。 誰に信じてもらえなくてもネ。
(85) 2010/07/01(Thu) 18時頃
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[我が身を震わせるのは恐怖ではなく狂喜] (吸血鬼なんて呼ばれてる者の血が混じってちゃ、そりゃあ人間は相手にならんよなぁ)
[吸血鬼と呼ばれた父と、その父に愛された母、流血の領主たる父は敵に怯えたのではなく人狼と呼ばれた存在を駆逐すべく良民・敵国問わず粛正を繰り返し、恐怖をばらまいた末に革命にて滅んだ]
(これが吸血鬼の性なのか。 人狼を、敵を殺せと血が命じるんだよな…… 厄介だ、けど愉しい)
[口元を抑えて零れる笑みを必死に隠した、これ以上父のように余計な恐怖を撒く訳にはいかないから]
(-22) 2010/07/01(Thu) 18時頃
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[はたと自らの行動を振り返って口元を抑える]
アァ、別に俺は誰彼構わず斬りたいって異常者ではないからネ、異常性は自覚してるケド。
あくまでも闘いたいのは人狼ダケ。 尤も人狼にはまともに闘うつもりなンてないだろうけどネ。 だから、誰でもいいから人狼を見つけたら俺に教えてネ。
この剣を振るうのは敵にだけにしたいからサ、皆で疑心暗鬼にならずにきっちり敵だけ探して殺そうヨ。
それが一番村のためになる事でショ?
[口元を覆った手でポンポンと腰元の曲刀を労るように軽く叩きにっこりと笑顔を見せた]
(87) 2010/07/01(Thu) 18時頃
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/* ヴァンパイアハーフ、それなんて跡付け
(-23) 2010/07/01(Thu) 18時半頃
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[ヨーランダとテッドが逃げるように立ち去った出入口から聞こえる女の声にそちらへ視線をゆるやかに巡らせる]
ヤァ、おはよウ!
それがどうもネ、テッドが川で水浴びしてたら人の腕だけを見つけたらしいンダ。
俺が推察するに多分サイモンが殺されたンじゃないかなって思ッてるンだけど、タバサはどう思ウ?
ンで、人狼が居るッて確信出来たら嬉しくてサ。 愉しくなってきた、なンて言ッちゃッたカラ、テッドには恐がられて逃げられたちゃッタ。
[苦笑しつつ肩を竦めてみせる、その動きは道化じみていただろう]
(89) 2010/07/01(Thu) 18時半頃
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/* 人狼が居るんだから吸血鬼が居たっていいよな!
(-24) 2010/07/01(Thu) 18時半頃
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[ドナルドについて追求するタバサにキョトンとして見送った] 行ってらっしゃイ。 さて、せっかくヨーランダに準備してもらったしご飯を頂こうかナ。
こういう行動もやッぱ異常に見えるのカナ。 戦争やってりゃ当たり前の感覚なンだけどネ。
……あ、サイモン探しに行くつもりの人はご飯食べない方が良いヨ。
見慣れてないと死体を見るだけで胃がひっくり返るからネ、しかも腕だけ捨ててあるなんてかなり酷い状態だと思うからサ。
[既に犠牲者はサイモンと決め付けてその場にいる人物に告げて*食事を始める*]
(90) 2010/07/01(Thu) 18時半頃
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[スープの一滴も残さないようにパンで器を綺麗に掬ってから最後の一口を頬張り、腹部をさする]
――ン。 オッケー、これで万全ダ。 ま、今日中に闘えるとも思えないケド、体調管理は戦術上大切だよネ。
[椅子から立ち上がり、ヘクターを見る]
誰がやられたのかはわからないヨ。 ただ俺はサイモンだと思ってル。
……彼女、追わなくていいのカイ? 人狼に襲われちゃうかも知れないヨ?
俺はサイモンを探しに行くヨ、出来ればガストン辺りについてきて欲しいンだけどネ。 俺を信じてくれるかどうかだけどサ。
(100) 2010/07/01(Thu) 21時頃
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[腰元の曲刀に触れながらふと表情を曇らせる]
誰彼構わず斬るのはもう十分なンだヨ……
生きるか死ぬか以上に、地獄だッた。 そういうところから生還した俺は英雄か悪魔か、どッちなンだろうネ。
……そういや、ドナルドが人狼事件が起こる時には見分ける事が出来る能力者も居るッて言ッてたッけナ。
ま、もし見ることが出来てもしばらくは黙ってた方が安全かも知れないけどネ。
しッかし、地道に狼探しかァ。 どうやッたら良いンだろうナ。
あ、サイモンの家に行けば何かあるかもネ、ついでに家に寄ってみよウ。
(105) 2010/07/01(Thu) 22時頃
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/* 今日誰吊るんだろ? あと墓下はどうなるの?
(-28) 2010/07/01(Thu) 22時頃
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アッハッハ、ま、そうだよねェ。 こういう事態じゃ下手な事言う方が怪しまれるもンネ。 以後気をつけるヨ。
[快活に笑ってから肩を竦めてガストンの忠告に応える]
遅く来た人はペラジーちゃンにでもあらまし聞いてネ。 あと女の子ばッかで危ないからガストンの言うように絶対に外に出ない事、いいネ。
テッドとヨーランダちゃンが先に戻って来るようなら二人にももう出歩くなッて伝えてネ。
ンじゃ行ッてきまス。
[身体を曲げておどけるようにピッと小さく敬礼をして見せてからガストンの後を追って外に出る]
(119) 2010/07/01(Thu) 23時半頃
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[サイモン宅への道が分からずに両手を頭の後ろで組みながらダラダラとガストンの後ろを歩く]
自信があるッてのはどッちの話? 死んでるのがサイモンだッて推理のほウ? それとも剣の腕のほウ?
[ガストンに話し掛けられるとフッと小さく笑いを漏らして]
返り討ちには逢うかもねェ、正々堂々ならともかく、姿形で油断させての奇襲じゃ正直勝てる気はしてないヨ。 正攻法だけ、それが男の世界サ。
反社会的かも知れないケド、公正なる決闘だけが俺を更に高めてくれると信じてるからネ。
守る、なんて今更だヨ。
(134) 2010/07/02(Fri) 00時半頃
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……俺はサ、生きるためだけにそうしたとは言え、多くの人を殺し過ぎタ。
――もちろん人狼ッて意味じゃないヨ? 俺の素性は知ッてるダロ?
流浪の剣士なンてカッコイイ言い方はしてるケド、ドナルドと同じただの傭兵みたいなもンサ。
俺は強いカラ、沢山の屍を乗り越えても生きてル。 ケド、俺と一緒に戦った戦友は皆死んだヨ。
仲間すら守れない俺に、何が守れるッて言うンだイ?
同じ事サ、この村の皆は好きダ。
でも、村人が一人死んでも悲しくも恐くもない、ああそうか、ッて思ってるだけなんダ。
(136) 2010/07/02(Fri) 01時頃
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/* リンゴォやら田村玲子やらが混じる それだけ刻まれてる台詞
(-38) 2010/07/02(Fri) 01時頃
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それを見たいから高みは目指すモンなンじゃないかナ。
[迷いなど微塵もないといった風にニッと満面の笑みを見せる]
そー思った事は何度もあるヨ。
そう、何度も、ネ。 その度に必ず生き残ろうッて、必ず後で酒でも飲もうッて約束した奴が、隣で死んでいくンダ。
だからもう、諦めたンだヨ、神様は俺に、俺なンかに、何も守れないッて、守らせないッて、そう言ッてるンだヨ。
[俯き、震える声は常の道化たる態度とは異質なもの、大きく深呼吸をしてから上げる顔にはいつもの笑顔]
……そろそろ着くんじゃないカ?
(152) 2010/07/02(Fri) 01時半頃
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[ガストンが駆け出すと視界に入る赤・緋・朱、ズキリと頭が痛むような、クラクラと眩暈がするような感覚、嗅ぎ慣れた臭い、死の匂い]
――へェ、六つに分けて、食べたのカナ。 縦に六つは凄いね、それもこンなに綺麗に…… 力任せなのか、それとも鋭い何かで切り裂いタ?
……ふッ、やッぱりサイモンで当たり、カ。 じゃあ部屋の中に人狼にとッて見られたらマズイものでもあッたのカナ。 それをサイモンは探しに来て、鉢合わせタ?
……どうする、ガストン、中を探してみるカイ?
[ブツブツと呟いて顎で中を指した]
(158) 2010/07/02(Fri) 02時半頃
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[サイモンの遺体を越えて中へと入る、どの部屋も荒らされた形跡は特に見られない]
あのねェ、むやみに触るなッテ、調べ物するのに触らなくてどーすンだヨ。
[書斎に着いた時、違和感を覚えた、荒らされては居ないものの引き出しが少し空いていたのだ]
今までどの部屋も綺麗に整理されてたのに、気になるナ。
……これハ……
[近づいてゆき引き出しを引いて、サイモンの手記を見つけて目を通す]
……これの通りだとするト、こっちに疑いがあって封鎖されたンじゃなくテ。 麓の村で既に暴れた後みたいだネ。
(162) 2010/07/02(Fri) 15時半頃
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大概、人狼事件が起こると人狼を逃して他の村に被害を及ぼさないように封鎖するもんだって噂に聞いてたカラ、今回のケースは真逆でおかしいと思ったンだヨ。
だから居ないのかとも思ってたンだケド。
麓の町から逃げて来ているのが居るとすると数自体はそんなに居ないだろうネ。 予想だと1,2匹カナ。 封鎖が続いてるッて事は麓の町でも対処中ッて事だろうしネ。
大した情報にはならないかも知れないケド、この手記は持って行こうカ。
[手記が書かれた羊皮紙をクルクルと巻き、肩をポンポンと叩きながら書斎を出る]
(163) 2010/07/02(Fri) 15時半頃
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[ガストンがサイモンにシーツをかける様を見て更に考え込む]
人狼はなンでここ、サイモンのとこに来たのカナ。 たまたま通りすがる、にしちゃ偶然過ぎるよネ。
人狼はサイモンの怯えた様子から何かを知ってて情報を隠し持ってると思ったのカナ。
それにしては部屋が荒らされてないのが不思議なンだよなァ。
……そもそもサイモンもなンで敢えて危険な単独行動なンてしたンダ?
サイモンは、やっぱり何か知っていてそれを取りに来たのか、そしてそれを予測した人狼に家を出る際に襲われタ。
ッてのが順当カナ。
(165) 2010/07/02(Fri) 15時半頃
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……つまりはヒント無しのお手上げ状態カナ。 サイモンが何かを知っていたとしても俺達がそれを知る術は既に無しット。
人狼もただのケダモノじゃなくて知恵も働くのカナ。
余計やりにくい相手カモ、頭悪いからなァ、俺。 頭脳戦に持ち込まれたら確実に負けるナ、きッと。
[悔しげに舌打ちをしてガストンを追って外へ]
俺も帰るヨ、ここで得られそうな情報はもうなさそうだしネ。
[ガストンから「人狼でないなら力を合わせればいい」と言われて目を瞬かせてから笑う]
信用してもらえるナラ、力は貸すヨ。
(166) 2010/07/02(Fri) 15時半頃
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[集会所への道の途中、不意に声をかける] ――なァ、ガストン、さっきの昔守れなくても今は違うッて話サ。
やっぱり、俺には誰かを守る事は出来そうにないヨ。 皆を守るなンて、そンな力は俺にはナイ。 でも、目の前で襲われる仲間は今度こそ救えるように努力はしてみるヨ。
……人狼を見たら我を失って人狼に切り掛かるかも知れないけどネ?
……蜘蛛は誰に教わるでもなく巣の張り方を知ってイル。 蝿は誰に教わるでもなく、飛び方を知っていてイル。 いわば本能、俺が人狼との闘いを欲するのも俺の血の本能なんダ。
(167) 2010/07/02(Fri) 16時頃
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/* NG テイク
すなわちこの種を食い殺せ
(-44) 2010/07/02(Fri) 16時頃
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[などと話ながら歩いていると集会所が見えてきて]
暗くなる前に着いて良かったヨ。
それと、さっき守る守らないの話は皆に内緒にしといてヨ。 良い人ぶるのは主義じゃないシ、あくまでも助けられるように努力するだけだからサ。 出来ない約束はカッコ悪いダロ?
皆には不気味がられてるぐらいでちょうど良いンダ。 今までの俺の生き様だッテ、決して普通の人に誇れるような正道じゃないしネ。
……しかし、アンタッて不思議な奴だナ、喋りたくもない事ベラベラ喋らされたヨ。
……頼んだヨ、ガストン。
(168) 2010/07/02(Fri) 16時半頃
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さすらい人 ヤニクは、森番 ガストンの胸を軽く叩いて笑った。
2010/07/02(Fri) 16時半頃
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― 集会所 ―
[サイモンの手記を手にガストンより先に集会所へと駆け戻る]
タダイマー、皆いい子にしてたカイ?
お兄ちゃンからお土産ダヨ。
[出入口で一際大きな声を出してから中に入り、広間の中心にある机のガラクタの山を腕で除けて手にした羊皮紙を投げ落とす]
ガストンとサイモンの家に行ってきタ。
テッドの言ってた腕の持ち主はやっぱりサイモンだったヨ。
……死体の状態なンて気持ちの良い話じゃないからそれはさておき、サイモンの家を家捜ししたらソレを見つけてネ、まあ読ンでみなヨ。
(169) 2010/07/02(Fri) 16時半頃
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/* なにこのスーパーヤニクタイム
(-45) 2010/07/02(Fri) 16時半頃
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/* テスト>>0:#3
(-46) 2010/07/02(Fri) 16時半頃
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/* 関係ないけど今日のだめの夢見たな、千秋が俺だった
(-47) 2010/07/02(Fri) 16時半頃
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[皆が手記を読む間は黙って、大体の者が読み終えた頃に口を開く]
――思うに、この村に人狼の噂が広まったカラ封鎖されたンじゃなくテ、麓の町で人狼が出たカラ封鎖されたンじゃないカナ。
まだ麓の町でめ人狼の対応中だから封鎖が終わらないだけでサ。 けど、実際こっちにもサイモンって犠牲者が出タ。
麓の町から逃げてきた人狼が居るんじゃないかッて思うンだよネ。
だから数自体はまだ少ないはずダ、更に昨日サイモンがここに怯えて逃げ込んできた事で彼が何かを知っていると見てサイモンが殺されたンだと思ウ。
(171) 2010/07/02(Fri) 16時半頃
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早い話が昨日のサイモンの狂乱っぷりを見てた奴の中に人狼が居るって事ネ。 つまり疑惑者の集められてるここ集会所のメンバーの誰かが人狼なワケダ。
で、これからどうするかが問題だよネ。 この中の誰かが人狼、それは間違いない、けどどう対処スル?
麓の町の人狼騒動が収まって助けが来るまでじっと待つカ?
けれどこのままだとこの村にも犠牲者はまだまだ増えるかも知れない、なら先手を打って――
[シャリンと鋼の擦れる音が響き曲刀を引き抜いて、天井に掲げ振り下ろす]
――こちらから処刑して行くかダ。
(172) 2010/07/02(Fri) 17時頃
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さすらい人 ヤニクは、振り下ろした曲刀を鞘に*収めた*
2010/07/02(Fri) 17時頃
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ぁ、ヤバ、ガストンに下手に騒ぐなッて約束したの忘れてタ。
[ミッシェルに曲刀を指差されると申し訳なさそうに頭を下げて]
ゴメンゴメン、脅すつもりじゃないンダ。 それに間違って人間を殺してしまう危険は避けるべきだッて言うのも俺は全面同意するヨ。
ただ、もう日も暮れタ。 今日も誰かが襲われる可能性はゼロじゃナイ。
ならどうするべきなのかダヨ、ミッシェル。 俺の剣はあくまでも人狼を裂くための剣ダ、これで人はもう斬りたくナイ。
[ふっと目を伏せて鞘に収めた曲刀を撫でながら悲しげに呟く]
(206) 2010/07/02(Fri) 20時半頃
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[タバサの疑いの言葉には笑顔を向けて頷く]
――そう、ダネ。 俺は怪しまれてしかるべき人間だと思ウ。
ただもう少し落ち着いテ。 俺を怪しむのは皆の自由だケド、とにかく今は焦ってどうこうするべきではないンダ。
ある日突然一緒に暮らしてきた仲間に逃げてきた人狼が襲い掛かッて姿に成り代わッた、ッて推理だッて成り立つダロ?
俺もタバサもヘクターもドナルドも、皆人間だッたらそれこそ今選択肢を狭める意味はナイ。
唐突にこんな事を言って混乱させた俺が言うのもナンだけどとにかく落ち着いて考えよウ。
(208) 2010/07/02(Fri) 20時半頃
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俺は本が読めないからよく分からないンだケド、今までの事例ではどういう能力者が人狼騒動の鎮圧に役立ったンだイ?
[パラパラと年代記に目を通しているミッシェルを見ながら白銀の鞘をコートの下にしまい込む]
人狼を見分ける者だけじゃ勿論見分ける者が集中的に人狼に狙われてしまうだろうから他にも手助け出来る能力とかないのカナ。
……あ、それと見分ける者の言うことを皆が信用出来るかどうかも重要だよネ。
例えば俺は恋仲の人が人狼だったりした場合、見分ける者は嘘をついたりしないのかとか心配なンダ。
(213) 2010/07/02(Fri) 21時頃
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[タバサの言葉に叱られた犬のようにしゅんとして]
いあ、う……まァ、その通りだけどサ。
……出来るだけ、自分の命は大切にして欲しいンダ。 命は一つしかないから大切だダ、なンて綺麗事を言いたいンじゃなくて、思ってくれる人が居る限りは捨て鉢になッたらダメなンだッて――
――死んだ友達が言ッてたヨ。 残された俺には辛さだけが残ッてる、だから友達や恋人が居るナラ、自分から怪しまれようとするナ。
軽い命なンてない、皆平等ダ、死も、生も、ネ。
でも命を奪う人狼はなンとかしなくちゃ、ダロ?
(221) 2010/07/02(Fri) 21時頃
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[ヘクター白い石を取り出し、タバサを人間と呼んだ事に首を傾げたが、その後から入ってきたテッドが自分が占い師だと告げる言葉には眉を顰る]
テッド、君が占い師だッて言うなら誰を占ったのかを先に言うべきなンじゃないのカイ?
[それからミッシェルに守護者の話を聞けば帰り道ガストンと語り合った事を思い出してガストンと見つめ合い、噴き出した]
――ック、アハハ、人狼から誰かを守れる能力、ネ。 その守護者?狩人?は複数の人を一遍に護れるのカイ?
[と首だけミッシェルに向けて合わせて問うた]
(230) 2010/07/02(Fri) 21時半頃
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ふム、なるほどネ。 テッドはヘクターを占って人間だと主張して、ヘクターはタバサを占って人間だと主張してる訳だネ?
ええト、ミッシェル、こういう状況の文献ッて何か書いてないかナ?
[瞼を閉じて腕組みをしながら状況整理的な台詞を吐いて、目を開き困ったように眉尻を下げてミッシェルを見る]
ま、なンにせヨ、今日はタバサもヘクターもテッドも抜きでいいンじゃないかナ。
状況がまだ整理しきれないケド…… ああ、テッドが人狼なら占い師のヘクターを襲うために嘘をついてるッて可能性はあるのカナ?
(237) 2010/07/02(Fri) 22時頃
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[守護者についてミッシェルから答えをもらうと笑顔で頭を下げる]
ありがとウ、その場にいる人しか守れないッてワケなンだネ。 じゃあそれこそ今夜からは単独行動は慎むべきじゃないカナ。
特に自称占い師のテッドと、ヘクターはネ。
もし守護者もこの中に居るとしたら守ってもらえなくなるヨ。 自分は守ッてもらわなくッたッて良い、なンて言ッても無実を証明してもらえるかも知れない側からすれバ、そンな勝手は許されないンでネ。
プライバシーもへッたくれもないけどずッと監視するワケじゃないから我慢してネ。
(243) 2010/07/02(Fri) 22時頃
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[ヘクターには苦笑を返して]
まッ、寝泊まりには縛りを設けさせてもらうケド、それ以外はヘクターの言うように自由でも良いと思うヨ。
人狼探しに必要なら外にだって出た方が良いかも知れないしネ。
[次に怖い顔の人は占いたいと言ったテッドを見て意外そうな顔をする]
……アレ? テッドは俺に怯えてなかッたッケ? 俺が愉しくなッてきたッて言ッた時、テッドは怯えていたよネ?
俺の気のセイ?
[と声を掛ければヨーランダに本を手渡され、本とヨーランダを交互に見た]
えッ……あの、これハ……?
(276) 2010/07/02(Fri) 23時頃
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さすらい人 ヤニクは、墓守 ヨーランダに手渡された日記を手におろおろして小さく「俺、文字読めない」と呟いた。
2010/07/02(Fri) 23時頃
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[ドナルドとテッドのやり取りを見て、ヨーランダに預かった本を庇うように転げるテッドを避け、ドナルドを見て眉を顰る]
……ドナルド、君どうしたんだイ? 昨日サイモンに殴り掛かった時も思ったケド、君なんだか変だゼ。
何に対してそンなにイラついてるンダ?
[曲刀は構えこそしないものの、ドナルドを油断なく見据えながらちらりとミッシェルを横目で窺う]
人狼を好きになった人ォ? そんな馬鹿な奴まで居るンだとしたら、相当厄介じゃないカ。 その人狼好きサンは人狼の正体が誰なのかまで知ってるワケ?
(286) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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えッと……ヨーランダ、構わないカナ?
[アイリスに本を貸してと頼まれるとヨーランダを見て尋ねる、彼女が肯定の頷きで返せば本をアイリスに渡す]
――で、タバサもドナルドも落ち着いテ。 責任なンて誰も取れない、取れッこないンダ。 命のやり取りしてる傭兵のドナルドなら、そのぐらい当たり前に分かるダロ。
俺はテッドを処刑する事には反対ダヨ、テッドが本物なら、ヘクターが人狼好き――狂信者、だッケ?
ッて事にナル、狼の正体がわかってる狂信者に好き勝手掻き回されて皆殺しにされたらたまらないヨ。
(290) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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さすらい人 ヤニクは、墓荒らし へクターの一喝に拍手した。
2010/07/02(Fri) 23時半頃
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[ヘクターの一喝でシンとした場に笑い声を響かせる]
アハハ、ンじゃこうしようヨ。 さッきのタバサの提案。 俺、ヘクター、タバサ、ドナルドから選ぶッてやつ、これで決めナイ?
ただ、ヘクターは自称占い師だシ、タバサはヘクターから人間だッて言われてるから除外ネ。
……つまり、俺とドナルドの二人で決戦投票しようヨ。
俺としては、これ以上乱暴狼藉を働くドナルドにもご退場願いたいと思うしネ。
かたや傭兵、かたや傭兵紛いの戦争屋、ダ。 同じ外道同士どちらが皆に弾かれても恨みッこナシ、ダロ?
(298) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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/* ヤニクさん選ばれたの吊りで?! とか思っちゃった
(-73) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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[ドナルドの態度と咆哮、テッドの台詞に溜息をつきならがら近付いて頭を小突く]
ドナルドに蹴られておかしくなったのカイ。 君は占い師だと自分で告げた以上は残ってもらいたイ。 君が本物なら困るのは俺達なンだからネ。
[言ってからミッシェルの言葉に反応してペラジーの笑みを見る]
……ペラジー? 君は確かこういう状況は愉しくないッて言ッてたよネ。
なのになンで笑っているンだイ? 君も愉しくなッてきたのだとしたら何故カナ?
俺は人狼を殺せるかもしれない悦びがある、けど君は何が愉しいんダ?
(313) 2010/07/03(Sat) 00時半頃
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[テッドの独白と占い師の撤回に俯き大きな溜息をつき、テッドの胸倉を掴んで吊り上げる]
――嘘を吐くのはどうだッていい…… けどナ、たかだか19のガキが自分から死を選んだりするナッ!
まだお前はやりたい事あるンだロ! 何言ってるのか俺にはよく分からないけどナ、お前がやろうとしてるのはただの逃避ダ!
[明を表にばかりだしている常からは想像もつかない剣幕でテッドを怒鳴り、苦しげなテッドに気付いて手を離す]
お前みたいなガキが生きる事を諦めるのは許さナイ。 生きてやりたい事をやりきれヨ。
(326) 2010/07/03(Sat) 00時半頃
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さすらい人 ヤニクは、若者 テッドに言葉を吐き捨てた後、頭を抑え――テッドとの過去を忘れた。
2010/07/03(Sat) 00時半頃
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[自分の部屋に来ていた人物は砥石を買い付けたボリスだけだった、テッドという青年と過ごした記憶は一切ない]
――ッ!!
それでも、お前が誰でも、ガキが先に逝くのはダメだッ!
[側の壁を強く叩いて苛立ちを紛らわす、そして「今」が楽しいというペラジーに暗い目を向ける]
疑心暗鬼になッて、皆が困ってるのを見てるのが楽しいッて事かイ?
フッ……いい趣味してるネ。 君も人狼の疑いがあることには変わりない、そうでなくても、人狼に襲われて死ぬかもしれない、そういう「今」が本当に楽しいのカイ?
(334) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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[苦しげな表情を浮かべ、聞き慣れた鋼の擦れる高い音を響かせ、曲刀を引き抜く]
……お前ガ、人狼だッて言うナラ……逃げるナ。
闘えッ! 力を見せてミロッ!
俺は貴様ら人狼を殺すためだけに親父に『教育』を受けてきたんダ!
なのに、その力で人ばかり殺していルッ! 貴様がその責を担えよッ!
[血が騒がない、本当は斬りたくない相手、自分よりも幼い存在を手にかける時の罪悪感を思い出し、手が震え、曲刀を取り落とし、その場に手をつく]
なンでダ、なンで…… 人狼と、闘いたいのにッ……!
(339) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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[最早頭の片隅にすら存在が残っていない青年を想い、床を強く叩いて涙を流す、悔しいのか、悲しいのか、よく分からない感覚]
……大、丈夫…… すぐ……に、いつも、みたいに……笑う、カラ……
[静かに声をかけるアイリスを見る事もなく床に雫を落としてゆく]
アイツ、アイツは……よく分からナイ…… 人狼だ、なンて、自分から言う必要、がどこにあるンダ…… なンのために、サイモン、殺したンだヨ……
意味が分からナイ。 目的が分からナイ。 だからイラつく、ケド、アイツの事、嫌いじゃなかッたンダ……きッと……
(346) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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/* テッド吊りは今のままだとただの問題先送りだなぁ
(-85) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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[頭に触れられると反射的に顔を上げてアイリスを見つめ、はっとしたように涙を長すぎるコートの袖で拭ってフランシスカに視線を巡らせる]
フッ……俺は、『笑顔仮面』だからネ。 笑ってなきゃ、ダメなンダ…… この村は、やりにくいヨ。 仲間が死んだッて涙なンか出なかッたのにサ。
[その呟きはフランシスカに応えたもの、 アイリスに視線を合わせるとニッコリと微笑んで]
ありがとウ。 でも、俺の事、怖いダロ?
[愉しいと笑った時、処刑を公言した時、皆から送られる視線は恐怖だった]
無理、しないでネ。
(356) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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[取り落とした曲刀を拾いゆっくりと鞘に収め、目の前に掲げたソレに頭を下げる] スマン、相棒、無駄にお前を何度も引き抜いタ。 お前は暴力の象徴だもンナ、またガストンに怒られル。
今後は人狼と対峙するときだけしか抜かナイ、決めタ、今決めタ、もう決めタ。
[一言かけるガストンを見て自重的な笑みを浮かべる]
ハイハイ、善処しまス。 ッて言うか、努力はするッて言ッたロ。
ッて言うかサ、ガストンは、アイツが、あのガキが人狼だッて信じてるのカ?
俺には信じられないンだけどナ…… それでも追うのカ?
(360) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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[ゆっくりと立ち上がり刃を収めた鞘を腰に帯びて苦笑する]
アハハ、はッきりと言ッてくれるネ。 ま、無理に取り繕われるよりは慣れてる扱いだケド。
……怖いと思う人も信頼出来るのは、素直に尊敬するヨ。 俺には真似出来ない事だカラ。
――信じてくれてありがとウ。
[少し照れ臭そうにアイリスに笑みを見せて壁に背を預けて天井を見つめる]
……出来れば、あのガキ逃げてくれればいいのにナ。
人狼とは思えナイ、あのぐらいの歳頃なら嘘だって吐くだろうにサ。 どこか強がってたところ、俺に似てたのカナ。
(367) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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そッか、一応、気を付けてネ。 俺、こう見えてガストンは信用してるンだカラ。
アンタが人狼に殺された日にはそれこそ俺の剣は俺のためにしか振らなくなッちまいそうだから、サ。
[話を聞くだけと言うガストンを見送りその背に言葉を投げる。 最後まで聞こえていたかは分からないが言い終えると天井を見つめ壁に背を預けたままその場に腰を降ろし、その場に残っている人物を順に見る]
俺の笑顔ッて、意外とモテるンだネ。 知らなかったヨ。
[フランシスカにいつもの調子でおどけ、ヨーランダを見て再び心を痛めた]
(370) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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俺は、どうすればいいんだろう。
ずっと敵を探し続けてきたんだ、人狼を。 その為に人を殺し続けた。
俺の中の吸血鬼の血。 敵を殺せと教わって、それでも俺の敵はいつも偽物だった。 本当の敵を追い求めて、その途上に生を得るためだけに仮初の敵を殺した。
あのガキが本当に人狼だとしたら、何故血が騒がない?
――俺は迷っているのか? ――何を? ――守ることを?
俺に貸せられた役割、『守護者』
なら、誰を守ればいいんだ、俺に、俺なんかに、守るべき人は、居ないのに。
誰か、教えてくれ――
(-91) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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アハハ……今まで、嫌われてると思ッてたヨ。 誰にでも愛想良くは俺の処世術だからねェ……仕方ないヨ。
[行ってくると告げるヨーランダを目だけで見る]
……後悔、しないようにネ。
[小さな呟き、きっと彼女も琥珀色の青年が人狼と信じていないのだろうと思った]
……そうだヨ、皆アイツの事人狼なんて思ってないのに、なんで自棄になるンダ。 ッて言うか、俺は素直じゃないと思われてるワケ?
[批難げにアイリスにつげ、フランシスカを見れば身体を抱いていて]
どうしたノ、寒イ? それとも――
怖いノ?
(384) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[歪つな笑みを浮かべるフランシスカに優しく微笑みかける]
俺も同じだヨ。 今までの事、これからの事、自分に出来る事、成すべき事、やらなきゃならない事、本当に出来るのかッて不安。
そういうのがグルグルしてる。
こういう時は何も考えずに寝るのが一番なんだろうけどね。
[立ち上がり一度だけ未練と出入口を見る、しかし人狼を称する青年にかける言葉が見つからずゆっくりと首を左右に振った]
フランシスカも休んだ方がいいヨ。 なんだったら一緒に休むかイ? 怖い事からは守ってあげるヨ? なんてネ。
(393) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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ブハッ……えッ、それ俺の事? ねェ、ヘクター、それ明らかに俺に向けたよネ。
[不満げに横になった男に言葉を投げるとアイリスの言葉にキョトンとする]
……無理は、してないヨ。 これが俺のいつもの姿なンだ、さっきが特殊なダケ――
[村の仲間―― そう言われると雲間に光を見た心地になった]
仲間…… そッか、仲間かァ。
……なら、今度こそ、仲間を助けなくちゃナ。
人狼なンかに、大切な仲間を殺させる訳にはいかないもンナ。
[ぎゅっと拳を握りしめて、力強く自らに誓いを立てるかの如く呟く]
(397) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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少なくとも、俺は悩んでるヨ。 自分のこれからが何も見えなくなッたカラ。
誰だって生も死も、救われることだって、平等なはずサ。 神様なンて信じちゃいないけど、人の生き死にに沢山関わってきたから、そう思うヨ。
今アイリスちゃンの言葉で少しだけ道が見えたヨ。 俺を仲間だって言ってくれるこの村が好きだ、だから俺は仲間を守ル。
フランシスカは誰か側に居てほしいのカナ? 君に何があったのかはわからないけど、君も誰かの側に居ても良いし、それを欲しがっても良いんだヨ。 一人で苦しまなくてもいいンダ。
(406) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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どういたしましテ。 ま、戦争屋のただの言い訳だけどサ、善とか悪とか、そういうのは本当はどこにもないンだヨ。
どちらも自分が善って信じてる、だから争うンダ。
きッと人狼と人間の関係も同じなンだろうネ。 そして人狼と―――の関係も……
ま、とにかく俺も寝るヨ、フランシスカも、本当に大切な人が居るならちゃんと想いだけでも伝えた方がいいヨ。 相手がすでに居なくても、伝える事が大事なンだと思ウ。 じゃあおやすみ、良い夢をネ。
[ひらりと手を振り壁際に腰掛けて曲刀を抱えたまま眠りに*着く*]
(411) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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