73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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──回想・医務室──
折っちゃったの?
[ノートを取りにきたときのエリアスの反応を思い出して、あれはそういうことだったのかと一人納得した。]
……それくらいならだいじょうぶじゃないかな?
[特にそれで体調崩したということはなさそうだったし、と思い出して。]
……ヴェス?
[話す最中、くらり、と。黙り込んだヴェスに気がつく。揺すってみるけれど起きる様子はなくて。]
……こんなふうに、眠るんだね。
[その髪を撫でた。連れて行く人は薔薇が選んでいるわけではないのかな、とも。]
(45) 2011/12/31(Sat) 09時半頃
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モリスが!?
[しばらくの後、サイラスが訪れて、その腕に抱えられた相手に動揺した。]
じゃあ、エリーは……
[運ぶのを手伝って、結局傷つけっぱなしだったその顔を見る。モリスが眠ったということは、この歪んだ空間もとけるのだろうか。けれどまったくそんな気がしなくて。思わず呟いた。不安で胸が苦しい。]
……それは、モリスと?
[モリスをベッドに横たえたとき、はだけたサイラスのシャツと、そこに記された赤に気づく。特に驚きはしなかったのは、この空気に自らもまた影響されているゆえか。 そして、その唇がヴェスパタインに落ちるのを黙って見ていた。]
……サイラスは誰が好きなのか知らないし、俺が言えた義理でもないけど。 ……好きじゃない人との過去は辛くなるよ。
[それだけ言い残して、医務室を出る。今何が起こっているのか知りたいと思って。**]
(46) 2011/12/31(Sat) 10時半頃
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──廊下・少し前──
……レオせンぱい。
[眠りに落ちた人々と、モリスを運んできたサイラスと……歪みだらけの医務室を、なんとなく背で隠すようにした。]
……ヴェスと。オスカーと。ジェフ先輩と……。
[ベネット。ノックス。ヨーランダ。埋まったベッドを指折り数え。]
……モリスも。
[あの時見られていたから。最後の一人は言いづらそうに。]
(112) 2012/01/01(Sun) 14時頃
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あァ、平気じゃないですよ? 今だって貴方に抱かれたいくらいだ。
[倶楽部で何度か顔を見かけた、この元会長と直接遊んだことはあったかどうか。ちらり見えた青い痕に抱いた秘かな憧れは、口にしたことはないはずだけれど。]
……でも、ねェ。もう痛いのは、俺は嫌です。
[知らぬうちに傷つくのも、知らぬうちに傷つけるのも、その傷に気がついてしまえば、どうしてあんなことができたのか分からぬほど。]
この香りは嫌いにはなれないですよ。俺はどうしたって。 いっそ全員眠ればきっと覚めるんでしょうね。 ……あの薔薇が咲けたら。
(113) 2012/01/01(Sun) 14時頃
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[眠りの中で繋がった想いを、意識だけの身から眠る身体に落とされた口付けを、知覚することは叶わない。 けれど無意識の部分がその空気を感じ取ったのか、無性に切なさを感じた。エリアスに会いたい。自覚してしまった想いは、どんどん自分を弱くする。]
……失礼します。
[二人の部屋に、エリアスはまだ寝ているか。向う身体は足早に。]
(114) 2012/01/01(Sun) 14時頃
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──廊下→自室──
……ちょっと疲れた、かな。
[それよりは空腹なのだろうか、それとも薔薇の香りのせいか。不意に立ちくらみのようなものを感じた。 だいぶ動き回った覚えがあるのに、眠気や空腹は強くはならない。外の明るさも変わる様子なく思えて。なんだか不安になる。]
[トトトン、と軽くノックをして、ドアを開ける。]
エリー?
[開けた部屋は、がらんとう。悲しげに眉を下げた。今はどちらなのか。無理に動き回っていなければいいが。]
っ、……!!
[何気なく触れた毛布から、エリアスの匂いがして、それでもう駄目になってしまった。おいていかれた子供のように、目頭がじんと熱くなって。]
なに、なのかな、もぅ、これ……!!
[怖い。薔薇が言っていた通りモリスが眠ったのに、このおかしな時間は終わらない。あの薔薇は本当のことを言っているのか。エリアスは本当に戻るのか。]
(120) 2012/01/01(Sun) 14時半頃
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[部屋のドアを開けたエリアスが目にするのはきっと、ベッド傍でくしゃくしゃの顔を抑え、声を殺している姿。]
(121) 2012/01/01(Sun) 14時半頃
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エリー……。
[人と深く関わらないことで平穏を保っていた報いか。ひどく脆い心は、縋るような手を伸ばす。]
怖い、よ。 薔薇は、モリスが眠ればこれは終わるって言っていたのに。 なんで終わらないの。なにをすればいいの。
……エリーと、一緒にいたいよ。薔薇に取られてしまったりしないよね?
[ぽろり、流れた涙。本音を覆う力はもう剥がれ落ちて。]
(126) 2012/01/01(Sun) 15時頃
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棘は、うつるものなの。
[声の抑揚や、手の触れる柔らかさや、そんなもので彼がエリアスでないことを知る。微かな不信はまだ残り、それでも、温度はエリアスそのもので。]
……エリーに、会いたいよ。 俺の精気なんて、いくらでもあげるから。
棘だって、いいよ、そんなの、怖くないから……!!
(134) 2012/01/01(Sun) 16時頃
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もしもその、言葉が嘘だったら。 俺は中庭を燃やすだけじゃぁ足りないよ。
[エリアスを返すという言葉にはそう返して。けれども眠っているというのは本当なんだろうと思う。]
あいつは本当に、暑くても寒くてもはしゃぎすぎても落ち込んでも熱を出すもの。 妖を宿したら寝てしまうのは、わかるよ。
……でも、エリーじゃなくて、俺の身体は使えないの。俺なら貸すよ、いくらでも。
[涙は枯れることなく。情けないと思うのに、涙を拭ってくれる元凶のあやかしに甘えている。 ほろり、ほろり。しばらくそのまま温もりを感じ。]
……わかった。いいよ。 情を交わせば、いいんだね?
[欲望のままに穢れたこの身を、 恋した相手を取り戻すため捨てることに、なんの躊躇いがあるだろう。薔薇にはわからぬ気持ちなのだろうか。笑みさえ浮かべ、受け入れた。]
(138) 2012/01/01(Sun) 17時頃
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……会いたい。
[>>139本心は小さくこぼれる、けれど。]
……でも、いいよ。 俺も、エリーに負担かけたいわけじゃないんだ。
[その代わりというように、頬に当てられた手に顔をすり寄せる。]
……俺はもうよごれているもの。あと数度、何をしたって変わらないよ。
[自分の思いとしてはそうで。自嘲ぎみにくすりと笑う。]
あァ、でも……エリーが戻るまで待ちきれないっていうのなら、浮気と同じになるのかな。 ……エリーには知らせないでね。
[自分を軽く考える癖は、一朝一夕で消えるものでもなく。人差し指を口にあて、小さく笑みを作った。]
(143) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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そりゃァ咲きたいからっていきなり人を乗っ取って、無差別にこんなのに巻き込んで、信用しろってのが難しいさ。
[少しずつ落ち着いてきて、減らず口も叩けるようになった。 始まりは何だっただろう。同じ温度の『好き』を振りまくだけのつもりが、この同室者は事あるごとに体調を崩すから。 心配し、看病していればどうしたって関わりは深くなる。形だけの浅い付き合いを保つのは、難しすぎて。 いつの間にか心の、一番深い位置まで染み込んでいた。]
君に言われなくても、大事にするよ。
(145) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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……キスを。
[身体は同じだから、却って躊躇った。 二人で交わす最初のキスが、すでに済まされていたとしれたら、拗ねられるだけじゃきっと済まないだろう。]
……人工呼吸みたいなもんかな。 いいよ、精気ならいくらでも持っていって。
[けれど思い直し、くすりと笑って、エリアスに顔を近づけた。]
(146) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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前から憑いてたの?
[まさかこいつのせいでエリアスが体調不良とはさすがに思わないが、負担になっているんじゃないかと眉を潜める。]
さァ。俺だってわからないもの。
[目を閉じて柔らかな唇をあわせ、軽く遊ばせる舌は少し慣れたもの。 薔薇の香りの影響はもちろん、触れているのがエリアスの身体だとおもえば、もっと先を求めたくなるけれど。精気だけ与えるつもりだから、と名残惜しげに唇を離す。]
……おしまい。 どう?
(149) 2012/01/01(Sun) 21時頃
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……これ以上はだぁめ。エリーにあげたいの。
[わざと後輩に使うような柔らかな言い方で。流されてしまいそうで怖かった。]
……っ、欲しくなっても俺以外に頼んだりしたらダメだからね?
[身体を離して、少し距離を。整った顔が赤く染まっていて。こちらもうっかり赤くなる。]
……ほんとさ。決意が鈍りそう。
[小さく小さく呟いた。]
(151) 2012/01/01(Sun) 21時半頃
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