22 共犯者
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 01時頃
|
―夜の森―
……あ、テッドさん。
[森の奥へと進む道のりで、テッドが自分よりも早い足取りで進んでいくのを見た。しかし未だ森に不慣れなせいか、イアンはそれに追いつくことができずにいた。
しばらく、森をひとりで歩く心細さと「かれ」を見つけられるのではないかという淡い期待が交互に入り交じる感情を抑えながら、イアンは柊の木のある場所へと進んでゆく。
そして――…ひとりの女の悲鳴が森の中にこだました。]
……何?
[音のする方へと走り寄る。その惨劇が発生した座標は、わりとすぐ近くにあったことに気づいたのは、仄かに漂う血の臭いのせいであった。
イアンの眼下にあったのは、ひとりの女の遺体。 そして、返り血を浴びたテッドの姿だった。]
(19) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
|
―夜の森 >>12―
テッドさん……
[鉈を手にして佇む若者に、控えめに声を掛ける。]
……いいんです。私は貴方を咎めません。 貴方は村の「祭」の役割を担っただけ。 貴方がこれをしなければ、他の誰かがしただけのことです。
他の世界のことは考えなくても良いでしょう。 少なくとも、この村の祭では、貴方の為したことは間違いではありません。
それがこの祭の「儀式」というものです。
[涙を流して遺体に取りすがる娘――マーゴのことは視界に入れないかのように、淡々とした口調で告げた。そこに「部外者である自分が判断することの是非」が含まれることはなかった。]
……冷たい物言いだと咎められても、仕方ありませんけれども。
(20) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
|
―夜の森―
[それからイアンは、森の奥を目指して歩いて行く。柊の葉を摘む人々の群れが、その木に背を向けた頃、イアンもまた1枚の葉を摘んだ。]
……これに一体何の意味があるというのだろう。
[それが指すのは、村の祭の意味であるかもしれぬし、或いはイアンが葉を摘むことかもしれぬ。いずれにせよ、彼が今宵もまた柊の葉を摘んだという事実だけはそこにある。
そして、村の広場へと戻ってゆく。 今宵も月が綺麗だが――…]
――…月の光が、少しだけ違う。 どうして今宵のあなたはそんなにも凡庸な光しか放てぬのですか?ああ、教えてください。
[ポケットの中で白い石が、布越しに熱くぼんやりとした熱を帯びている。今宵は「御使い様」――人とも獣ともつかぬ「かれ」が姿を見せぬことがただの予感ではないと察知し、心の中に苛立ちの渦が巻いていることに*気づいていた*]
(21) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 08時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
−明け方−
[森の奥で叫び声が聞こえる。急いでそちらに向かうと、木の下で血まみれになって遺体に取り縋るオスカーと、バラバラになった女の遺体があった。]
オスカーさん、それは……! もしかして……ホリーさ…… まずは落ち着いて。村の人達を呼んで、ちゃんと運んでもらわないと……
[だが、祭で「森に還った」人々の埋葬方法は他と違うということを、彼は以前ちらりと聞いた気がした。つまり彼女の遺体は……]
………っ!
[眉をしかめて、口許を手で押さえた。 もしそれが本当ならば、彼女は弟と同じ場所では眠れないということになる。]
(29) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
−明け方:森の中−
まずはお家の方に連絡を取りましょう、オスカーさん。 そして、彼女のご遺体を安全な場所に運んでもらいましょう。
さあ、立って。 苦しいでしょうけれども、貴方は村役です。祭を「滞り無く終わらせる」ことが、貴方の役目のはずです。
ですが……もしおつらいならば、私が一人で連絡を取りに行ってきます。
(31) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
>>30 運びやすい……ように? まさか、そんな、何の為に。
ミッシェルさん。申し訳ありませんが、オスカーさんのことをお願いできませんか?いくらなんでも心配なので。私は広場に行って、事の次第を報告してきます。
それから……
[ポケットから護り石のネックレスを取り出し、ミッシェルに渡した。]
やはりこれは、祭の「部外者」である私が持つべきではありません。この祭の中で生きる人々が持つべきものです。
ですが……ありがとうございました。 貴女のお気持ちだけで……嬉しかったです。少しだけ、この村での心の孤独が癒されたような……そんな心地がしました。
[そう言って一礼すると、イアンは広場へと向かって行った。]
(32) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
[−−それから。 イアンは事の次第を広場で待つ村人に告げ、今日もまた祭が終わらなかったことを知らせることになる。
アレクサンデル家の人々の様子を見て、イアンは宿を借りるのは翌日からでも良いという旨を告げ、広場を後にしたのだった。
朝、教会の礼拝堂でメモを纏め終えた後、一睡もしていないイアンはまるで何かの魔力に誘惑されるように、独りで森の中へと行った。
そして木陰でぼんやりと太陽を眺め、物思いに耽っているうち、いつしか睡魔の闇色にその身を引きずり込まれたのだった**]
(34) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 18時半頃
|
−真昼の森−
[何かが頬を擽る心地がして、目を覚ます。]
ん………
[男はひどく淫靡な夢を見ていた。 おそらく若い娘のものであろう清らかな白い柔肌に舌を這わせ、肉の合間を己の身で穿ち、牙を突き立てる夢を。
夢の中の娘の顔はわからなかった。 それは郷里に残した婚約者のようであり、この村に住む娘のようであり、また誰にも似ていないようであった。]
あ………
[短い声とともに、身をよじらせる。 その拍子に、枕代わりにしていた鞄から頭がずり落ち、その身が寝床代わりの朽木から転げ落ちた。]
(85) 2010/08/04(Wed) 19時頃
|
|
―真昼の森 >>84―
[朽木から転げ落ちた拍子に目を覚ますと、そこには天から使わされた宵闇色の川が流れていた。ぼんやりとした視界の中では、赤い赤い三日月が真っ白な光の渦の中で輝いており、さらに奥を覗くとそこには黒いクレーターが2つほど鎮座していた。]
――…んー 何、これ、どこ?
[少しずつ目を開けると、それはどこかの風景ではなく、ひとりの男の顔であることが分かる。かれはどこか独特な薫りを放っており、まるで媚薬を嗅がされたようなくらくらとした感覚が脳を支配するのだった。]
あ……インキュバス? いやいや、そんなはずはない…… 男である私の元を尋ねるのは、サッキュバスでなくてはならないはず……
[草むらに転がり、土まみれになりながら、男は麻痺した思考回路をなんとか動かそうとする。だが、かろうじて動くのは思考回路だけで、それ以外の感覚――例えば四肢や腹筋といったような箇所――はほとんど動く気配が無く、ひどく無防備な状態であった。]
――…寝不足だったからかな。こんなに動かないのは。 昨日も一晩中歩き通しだったし……
(86) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
|
|
―回想:夜の森のできごと>>36>>37―
[まるで自分に言い聞かせるように、これが儀式の一環であると繰り返すテッド>>37の目をじっと見つめる。]
テッドさん……くれぐれも気をつけてください。 足元や目の前のこと、貴方の後ろのこと。
そして無事に柊の葉を摘めたら、今日は後のことは何も考えずに、家に戻ってください。
[そう言うと、逃げるようにして殺害現場を去るテッドの背を黙って見送った。]
(89) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
|
|
―回想:夜の森のできごと >>25―
[イアンは突き刺さるようなマーゴの視線>>25に気づいた。]
秘祭と呼ばれるものの儀式の中には、本来犯罪行為と言われるものに「儀式めいた言葉」を与えて正当化し、それを為した人間の罪を赦すことがあります。そして、それにはイニシエイション……例えば、大人になるとか、正式に村の一員になるといった機能が付加されるものもあります。
この村のように、殺戮をもって「信仰の為の儀式」とすることは極めて稀ですが……例えば「姦淫」……つまり村の娘にレイプまがいの行為をすることで、男を「大人」と認める習慣もあるそうです。
貴女が私に言いたいことは、多分違うということは分かってます。
けれどもし彼に私が何も言わなかったとしたら、彼はどうなったのでしょう。彼は己の罪を許せず、自暴自棄になっていたかもしれません。
記者とは、傍観者であるとともに、人間なのです。あの場で何も言わずに、ただ彼が自分の為したことを後悔するのを私が黙って見ているのがお好みならば、私は何もしませんが……そうでないのならば、たった今、口出ししたことはお許しください。
[そう言うと、マーゴの元から離れていった。]
(90) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
|
|
―回想:明け方の森 オスカー>>33―
……そうですね。 安全な場所など、無いかもしれません。 ならばせめて、ホリーさんと最後のお別れができる場所まで行かれると良いでしょう。
[捲し立てるオスカーを、淡々とした言葉で受け止める。]
「御使い様を殺す」というのが、村役である貴方の選択なのですね。 それについては、私は貴方に口出しをする権利はありません。
[張り付いたような笑みを、厳しくも優しくもない目で見つめる。]
それでは行ってきます、オスカーさん。 私は貴方の選択を、見届けさせて戴きます。
(91) 2010/08/04(Wed) 20時頃
|
|
―回想:明け方の森 ミッシェル>>35―
[ミッシェルの方を見て、微笑む。]
……なんて言ってますけれどもね。 本当は私も怖いですよ。この祭で取材中に命を喪う可能性はあります。
ですが……いいえ。だからこそ私がこれを持つ権利は無いのです。この村の人を護る為に創られたものは、どうかこの村の人を護る為に使ってください。
まあ、既に私はいろいろ口出ししすぎて、あちこちから怒られてしまいそうですけれども……やっぱり人間ですから、恐ろしいものは恐ろしいし、見ていてつらいものはつらいです。
ただのお節介のことは、放っておいてください。 貴女は貴女の役割に、忠実であってください。
[――そしてイアンは広場へと去っていった**]
(92) 2010/08/04(Wed) 20時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時頃
|
−真昼の森>>98−
[寝返りをうっても動けない。生暖かい感触と、緩い拘束感が全身を支配する。
客観的に見れば、上に覆いかぶさっている男が笑う度に息が掛かっていると判断できるのだろうが、イアンは訳がわからず唸っているだけだ。
逡巡した後、イアンは目を開けた。 そこにはなまめかしい肉体を持つ男がいた……いや、イアンの身体の上に乗っていた。]
ここは……いえ、貴方は……? いや、どっちも分からないのですけれども**
(102) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
|
−真昼の森>>101−
[だらだらと状況を分析しては単語の群れを吐き出すイアンの唇が、生暖かい感触に封じ込められ、止まった。]
……あ……
[手首から指先までの力が抜け、イアンの手の甲が草むらに着地した。その感覚は全身へと行き渡り、呆然とした表情で頭上にいるインキュバスを見上げる。
かれは何も纏っていなかった。]
(114) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
−真昼の森>>116−
……………
[唇を奪うという言葉が最も適切な口づけに、息をすることすら忘れて相手をじっと見つめる。]
さめ、まし、た。
[森の中で風がそよぐ音が耳に入る。 そして、己の鼓動の音も。 己に覆いかぶさる相手の熱が、布越しにじわじわと伝わり、自分の身体も熱くなってきた気がした。
青年記者は、ひどく無防備であった。]
(119) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
−真昼の森>>121−
欲しいもの……、そうです。 こと……ば、……
[太股に添えられた手の重さと熱に、小さく息を吐いた。]
……っ、……
[茫洋とする意識の中、自分の肉体が男の手と身体の容のせいで徐々に熱くなっていることに気づく。身体の力は抜けているのに、太股の近くにある芯は妙に熱い。
頬に、首筋に、宵闇色の髪が触れる。その微かな感触に、ごくりと唾を飲んだ。]
(125) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
−真昼の森−
[イアンの上に覆いかぶさり、その肉と熱をもってイアンを拘束する「かれ」は、まことに生命力に満ち溢れていた。木漏れ日の隙間をぬって地上におりた太陽の光が「かれ」の膚で踊るのを、イアンは黙って見つめている。
熱と重みを帯びた「かれ」の膚に直接触れたら、そのまま焼き殺されるのではないかという恐怖に襲われる。膚の下にある血管はどのような脈をうっているのだろう。筋肉の軋み方はどうなのだろう……嗚呼、全てが己に被せた理性のヴェールの向こうにあるものなのだ。
その熱に触れたいと願わずにいられない。だがイアンは、それをできずにいた。]
(129) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
−真昼の森>>127−
[「かれ」の小声が、耳の縁から穴へとこぼれ落ち、鼓膜を震わせる。]
………はい。
[小さな声で、短く応える。 まるでそれ以外の返答など持ち合わせていなかったかのように。]
(132) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
−真昼の森>>134−
[自分の身の上から、膚と熱が離れてゆく。 その感触の寂しさに、心の中で手を伸ばす。思念の渦は、まるで縋るような目の色になった。
月のような宵闇色の「かれ」の双眸に、己の顔が映る。欲望にまみれた己の表情を見せ付けられることになり、羞恥で全身がかあっと熱くなった。]
(138) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
−真昼の森>>137−
え……? 人として生きることを……すて、る?
[その言葉に、はっと目を見開く。 掠れるような声で、問いを投げかける。]
則ち貴方と同じものになれと……そうおっしゃるのですか?
(140) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
−真昼の森>>142−
血に、濡れ……
[「かれ」の口内で骨と骨がかちりと鳴るのを聞き、寝そべったままの上半身がびくりと踊った。先程までとは裏腹に、全身から一気に血の気が引いてゆく。]
……つまり…… ヒトの身でありながら、ヒトを裏切れ……と。 あなたはそうおっしゃるのですね。
(147) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
−真昼の森−
[真昼だというのに森は昏くなり、大地の熱が冷える。]
あな……たは……
[人知を越えた越えたその圧倒的な力に、ただ息を飲むことしかできない。]
(ああ……「かれ」は本当に森の主なのかもしれない。恐ろしいくらいに強大で、私の想像など遥か越えるほどの力を持った……)
(148) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時頃
|
―真昼の森>>150―
[答えは返らない。 その代わりにあるのは、真っ直ぐにこちらを見つめる目。]
………。
[天を仰いで、真昼の月を探す。 だが、天文学など専門外であるイアンは、それを見つけることができなかった。
脳裏には、村の人々の言葉や、故郷に残してきた婚約者の笑顔など、現世にまつわるものが様々に浮かぶ。
「何かを為したいのならば傍観者を気取らなければいい」と告げた、古風な雰囲気を纏う娘の声(>>96)や、「お節介が居てくれないと村は変わらない」と言ってくれたミッシェルの声が(>>100)
だからこそ、イアンは迷っていた。 このまま人の世界に戻るのか。 それとも、「かれ」を知ることを受け入れるのかを。]
(154) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
―真昼の森 >>159―
[イアンを拘束していた「かれ」の熱が解け、ゆっくりと自分の呼吸のペースを取り戻す。]
「ヒト」でありながら、「ヒト」でなくなる…… もしそうなるとしたら、私は何になるのだろう……
[昏い色を落としていた木陰が、何事も無かったかのように揺れる。その向こうにある太陽を暫し見つめた後、イアンはゆっくりと起き上がった。]
……夢、なのかな。或いは幻か。
[だがその独り言が間違いであるということを、イアンはその唇をもって知っていた。血の残り香が、牙の感触が、「かれ」が纏う生命の色が、全て混じり合ってひとつの芳香を創り出していることに、イアンは気づいていた。]
(162) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
|
[森の中を、彷徨い歩く。 その表情には、迷いの色が浮かんでいた。
「ヒトの世界」に戻るか? 「ヒトならざる世界」へと飛び込むか?]
いずれにせよ……もう「傍観者」ではいられない。 私は「巡礼者」になった。
否。 私もまた……森の中を歩く列のひとり。 最初から、ずっとそうだった……
ああ、そうか…… 今年は、太陰暦で13の月がある年ということか……
[胸のポケットから2枚、柊の葉を取り出す。それをじっと見つめて、イアンは無言で*目を伏せた*]
(167) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
|
―森の中:昼から夕方へ―
[しばらく呆然としたまま森を歩くイアンの視界に、泉の縁に座るオスカーの姿が見えた。イアンは彼の横に座り、何も言わずにただじっと泉を見つめて居た。沈黙が心地良くもあり、また悲しくもあった。
そしていくばくかの時間が過ぎた頃、意を決してオスカーに声を掛ける。]
……お辛いですか?オスカーさん。 昨晩は、とてつもなく重い責を背負った貴方に、「貴方は村役なのだから」と鞭打つようなことを言ってしまって、申し訳ありませんでした。
[それから再び、暫くの沈黙を味わうと、イアンはオスカーよりも先に広場の方へと向かうことにした。
夕焼けが背に当たる。 それはひどく熱く、ひどく甘い心地がした**]
(186) 2010/08/05(Thu) 12時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 12時半頃
|
/* オスカー狼なのかなー?
ホリーも多分狼志望の方だと思うので、もしオスカーが狼ならば…それどんな双子!?ということになりそうな予感。
てか、狼志望の方はどれくらいいるのだろう?と思った。うん。
あと、どうでもいいのですが。 以前、審問セットで双子狼やったことがあるんですが、あれは楽しかった。常にきゃっきゃしてた。あれ楽しいし可愛いな!(ちなみに私がリックね) */
(-71) 2010/08/05(Thu) 12時半頃
|
|
―夕方:教会にて―
[青年記者は、ひとりで書物を読んでいた。 教会にある書庫から借りた、月の暦に関する本を。 取材ノートの横には、この村の伝承に関する本が置いてある。もう既にメモを取り終えたのか、その本の上には愛用の万年筆が置いてあった。]
……そう、か。
[何かを咀嚼するような口調で呟き、本を閉じる。 教会を去る頃、老司祭に礼をすると、]
「もし多くの資料が欲しければ、此処よりもアレクサンデル家に頼むといいだろう。あそこの家は、代々村長の遠縁だ。村の歴史に関する資料もあるだろう。」
はい……ありがとうございます。 ちょうど今日からアレクサンデル家にお世話になる予定でしたし、家主さんにお願いして、資料をお借りするつもりです。
それでは……また生きてお会いできましたら。
[小さく一礼すると、青年記者は広場へと向かった。]
(202) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
|
|
「森を歩くのは十二人 祠へ行くのは十一人 帰ってくるのは十人 次の夜には十人 柱を廻って九人 帰ってくる八人 又の夜に八人 泉を汲む七人 帰るのは六人 寂しい夜は六人で出かけ 門をくぐる五人の中から 帰っていく四人を選んだ 最後の夜は四人 満月近づく三人 終しまいは二人 二人はお別れを言い 一人は長い永い旅に 夜明けは誰もいない」
(203) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 18時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 19時頃
|
/* つまりこれはミッシェルとテッドのえrgフラグですね(黙れ)
(-76) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
|
|
―夕刻の広場―
……ふう。
[久しぶりに紫煙を肺に入れる。 肺から心臓、そして血管を廻り、紫煙はゆるやかに身体中を走り回る。]
今宵は8人……柊の葉が戻れば、祭は終わる……
生贄は12人…… されど……巡礼者は……
[ブルーノから貰ったパンを配るトニーの様子と、パンを手にする「生贄」の様子を観察している。]
(216) 2010/08/05(Thu) 20時頃
|
|
……巡礼者は、13人。
私は最初から「巡礼者」なのだ。
あの夜、「かれ」の姿に出会った瞬間から、私は「かれ」という神像に逢いにゆくことを望んだ、巡礼者になったのだ……
(-79) 2010/08/05(Thu) 20時頃
|
|
―夕刻:広場にて―
そうだったのですか、トニー。
[少しだけ申し訳なさそうな表情をして、トニー>>217の顔を見た。]
……いえ。 先ほど教会に行きまして、司祭様から資料をお借りしたのです。この村の伝承にまつわる本と、「月の暦」の本を。
司祭様に資料を出していただいたんです。 もしかしたら、司祭様に少々ご無理をお願いしたかもしれません。
残念ながら、この祭の伝承の発祥については、よく分かりませんでした。その代わり、この祭で亡くなった――…いえ、この村の言葉で言うならば「森に還った」方のお名前や職業などを拝見することができました。
(219) 2010/08/05(Thu) 20時半頃
|
|
―夕刻:広場にて―
――…少し気になったのは。
「森に還った」方々の中には、所謂「無職」というか……あまり社会になじめない方も何人かいらっしゃったようでして。
他の資料を読まないと詳しくは分からないのですが、どうも自ら立候補したり、くじを引いたわけではない――予め村の長によって強制的に参加することが決まっていた方もいたようなのです。
そして、もう一点。 これは以前、村長夫人からお聞きしたことなのですが、「祭」の参加者は決して12人というわけではなかったようです。
その年によっては、1人多い「13人」で構成されている年もあったのです。
祭の生贄達の列をうたった歌があったでしょう?>>2:493 歌詞の中で「六人」と「四人」と「数え直し」が垣間見られることから、12人では足りなかった可能性も示唆されます。
参加者が13人だった年は、村長夫人のお話と資料から、太陰暦でうるう月があった年だと言われています。
そして――…今年は、その「うるう月」の年にあたります。
(224) 2010/08/05(Thu) 21時頃
|
|
―夕刻:広場にて―
現在では、うるう月を換算する方がおらず、「12人」が必ず祭に出るようにと決められています。そして、今年の祭は「12人」が集められた。
だから「うるう月のある年に歩く巡礼者」のルールが、今年の祭に適用されるかどうかは、私には分かりません。
……不思議ですよね。 私がこうして祭に惹き付けられて、「生贄」の皆さんと共に歩いているという事実が、まるで「13人目の生贄」が私であるような心地がするのです。
[森の闇に落ちる夕焼けの色を頬に受けながら、イアンは困ったように微笑んだ**]
(228) 2010/08/05(Thu) 21時頃
|
|
>>260 えっ? 襟……ですか?
[ヴェスパタインが手を伸ばすのを、不思議そうに受け入れる。]
(263) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
|
|
―それより以前のこと/夕刻:広場にて―
[ミッシェルの呟き>>235に、首を傾げた。]
そうですね。その人数を御使い様が決めたのならば……ですけれども。
もしかしたら、村人の方が決めたことなのかもしれません。いずれにせよ、これ以上のことは、別の資料を見ないことには……。
12は「余分な程に完全」と言われる数であり、一方の13は不吉な数とされていますから、様々な文化と融合しているうちに、「12人」で固定されてしまったのではないでしょうかね。
[とそこで、>>233ヴェスパタインの言葉に頷く。]
ええ。亡き村長がこの村の伝承について記したものです。そちらを詳しく見ても、何かが分かるかもしれませんね。先日、流し読みをしただけなので、詳しくは覚えていないのですが。
後で読んだら皆さんにお伝えしますね。
(271) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
|
|
―それより以前のこと/夕刻:広場にて―
[マーゴの困ったような顔に、つられて苦笑する>>237]
……そう、ですね。 私が死んだら哀しむ人はいます。
ですが、この村の祭を取材することが私の「仕事」である以上、その様子を外側で眺めるだけというのは赦されません。
命を喪うのは怖いです。 けれど……何故か逃げてはいけないような、そんな気がするんです。
もちろんあなた方の事を悪く書くつもりはありません。それだけはどうか知って戴きたい。
[俯き、虚空に放った溜息の音は、鳴り響く鐘の音の下敷きとなって、消えた。]
(272) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 22時半頃
|
>>265 え……?
[ぱくりと口を開いて、小さく息を吐く。]
あ、ありがとうございます。
(285) 2010/08/05(Thu) 23時頃
|
|
[なるべく音を立てないように、森の中を進む。森の中はおろか、田舎道を歩くことすら少ないイアンのことであるから、音を隠すことはできていないかもしれないが。]
「生贄」は12人――しかし「巡礼者」は13人。
「生贄」は誰に捧げられるものでしょう? 「生贄」は「御使い様」に捧げられるものです。
では、「巡礼者」は何に対して巡礼を行うのでしょう? 「森の中」を廻るから? 「柊の葉」を摘んでくるから?
[誰に聞かせることなく、ぽつぽつと呟く。]
何故「ハジャアールトゥー」……同じ言葉の中に、「贖罪の巡礼者」と「生贄」と「浄化」という言葉が付加されたのでしょうか? それは異なる機能を持ち合わせている故に、異なる言葉として分類されてもおかしくない。
「生贄」が「浄化」されるべき存在? 「贖罪」とは、何か原罪的な要素も含んでいるような気がする。
この村の祭は、誰の為に、何の為に、行われるものなのでしょう……?
(294) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
|
|
[森の中、武器を手にして走る人々の音を、そして気配を聞く。初めて森で迷った時と比べて、少しだけ感覚が鋭敏になってきた気がした。
片手にはランタン。 もう片一方の手には、2枚の柊の葉。]
ああ……今宵も「生贄」達による殺戮が始まるのですね。 「柊の葉が減らなければ巡礼は終わる」。 されど、今宵も祭が終わることはないでしょう。
[遠くに、森の中を警戒して歩くヘクターの姿を見た。>>295]
(296) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
|
|
[唇だけを動かして、微かに囁く。 それはまるで、森の支配者に聞かせるような響きに似ていた。]
(ああ、この森に棲む「あなた」。 私は未だ「生贄」になれずとも、 私は「巡礼者」になったのです。
「あなた」は私の「神像」であり、その教義に触れたくて、 私は「あなた」を求め、森の中を彷徨い歩くのです。
愚かな人間だとお思いでしょう。
しかし――…それこそが、私の答えなのです。)
(300) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
|
|
[近くの樹に身を寄せるオスカー>>298の姿を、音で捉えた。
彼は何かをしたいのだろうか。 その姿を認めても、ランタンの火で照らすことはせずにいた。]
(303) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
|
|
>>305 >>307 [昏い森の中で、仄明かりが灯る。 その白い世界で、ヴェスパタインとオスカーの2人の輪郭が見えた。
2人の語らいを、遠くからじっと見つめる。 オスカーが自分に気づくかどうかは分からないが、ヴェスパタインはおそらく自分の姿に気づくことだろう。
――…何故なら、「かれ」は「ヒト」ではないから。 それの証拠は無いものの、確信めいた何かをイアンは感じていた。
イアンは闇の向こうにある光景を見逃すまいと、目を凝らしてじっと見つめて居る。]
(310) 2010/08/06(Fri) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る