92 【バトルRP】歴史英雄譚
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[封印石に、ぴしり、と一筋のひびが入る。]
『封印は、弱まっている』
[恐ろしいほど優しく、悲しいほど朗らかな声が、遺跡いっぱいに響く。]
『―――人の子よ、この世界は本当に守るべきか?
人を憎み、恨み、殺し合い、血が流れ、涙が落ちる。
そのような人の世は、果たして本当に守るべきか?』
[声は遺跡の石壁に反響し、不思議な響きとなって満ちてゆく。]
(#0) 2012/05/23(Wed) 00時頃
『争いの元凶さえ失くせば、最初から不幸は花開かない。
これは、新しい世界への救いなのだ。
この世界は――――』
[一瞬、声の反響が、物音が、すべて吸い込まれるように消える。]
『 滅びよ 』
[声に呼応したかのように、壁から闇のように黒い泥があふれ出てくる。
あふれ出た泥は人の形となり、兵士を模す。
それは黒い、十字軍。]
『封印を解け――我とともに、この不幸なる人の世を、救おうではないか――』
(#1) 2012/05/23(Wed) 00時頃
[その声の余韻を切り裂くかのように、別なる声が響く]
「封印を、守ってくれ!!!」
[それはユダと呼ばれた男の、か弱く、切実なる叫び。]
(#2) 2012/05/23(Wed) 00時頃
「封印を壊してはならない―――!
人が…この人の世が"無くなってしまう"のだ!
未来が、過去が、愛した人が、培った喜びが、消えうせてしまう…!
頼む…封印を守ってくれ!
封印を破壊しようとするものを討ち、滅ぼそうとするものを滅してくれ…!
封印は4つ、すべて壊れれば…この世界は滅ぶ…」
[しかしその声は徐々に弱く、掻き消えていく。]
「頼む…あの人を…止めてくれ…」
[やがて声は、鈴の音のように祈りを残して、途切れた。]
(#3) 2012/05/23(Wed) 00時頃
[ずるり。
泥でできた兵士がぎこちなく動き始める。
それは回廊のどこかで。
それは庭園のどこかで。
それは広間のどこかで。
けして多い数ではない。
しかし、その「人のような泥人形」は禍々しい動きで、封印を探し、それを守るものを襲うため、動き出した。]
(#4) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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