207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[甲板の血穢れの痕跡から、 それはずるりと血肉を蠢かせた。 その容だけは人に似る、
剥きだしの臓腑と血肉に、 申し訳程度に皮膚の張り付いたような 赤黒い、呪詛と怨念の塊。
それは“絶望”を冠する男の行方を見守るように、 あるいは己を屠った男の“絶望”を望むように、 血塗れて伺えぬ面の奥、その双眸を爛と持ち上げた。
澱んだ水底の碧]
(@0) 2014/12/15(Mon) 22時頃
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[かつて獣の力を恐れるがゆえに生贄を捧げた者たち、それが異端者たちの始まりだった。その国では人狼は支配者であり、神の子として敬われ、望む望まざるに関わらず血肉を捧げられ、敵対者たちを食い殺すことで恐怖と圧制により版図を広げ、そして歴史の常として自滅し崩壊していった。
今ではまつろわぬ神として、名さえも知られぬ狼頭の女神。
異端の神官たちの中には極稀に、 人の世に紛れる狼の眷属を嗅ぎ分ける者がいた。
古く獣に傅くその徴は、――碧の瞳]
(@1) 2014/12/15(Mon) 23時頃
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[すでに存在亡き者に、 裡なる声の響いたはあるいはその男の中に、 眠れる獣の血のせいか。]
“その望み、 幾度も絶ってきたのだろう”
[>>+39 絶望を与えてきた者たちに、 今度は自分が絶望する番が訪れただけだということに相違ない。
絶望が絶望を食らう、 この船は蠱毒の箱のよう。
芽生えた願いの摘み取られる。 その願いの切なるものであればこそ、 刈り取られた傷口から零れる血は、甘く。]
(@2) 2014/12/15(Mon) 23時頃
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[この船の血が流れつくした後には、 深く澱んだ水底のように凝縮された絶望以外に、 無音の静寂以外に残るものはあるのか。
>>+45 張り上げられた男の声に、 蠢く肉塊は、赤く裂けた三日月を、 嗤うように歪め]
……、この船に、
[>>+47 現し身の無き紅い瞳、 神官たるものに見分けられぬはずがない。 赤黒い人型の肉塊は、生前の面を見出せる程度に貼り付ける]
(@3) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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この船に、 我らが仕えるべき獣が、 これほど多くあられたとはな。
生きていたのならば、故郷に連れて行くものを。
[血塗れた神官は儀式めいてヴェラーヴァルに傅く。 形ばかりの礼法であったが、確かにそこには惜しむ色]
……我が同胞は、有能なようだ。
[かつての生贄の少年をゆると見やり、 またその姿は何とも見分けのつかぬ肉塊に――、 数多の怨嗟を纏う呪詛の塊へと蠢き戻っていく*]
(@4) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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