25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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門下生 一平太! 今日がお前の命日だ!
2010/08/08(Sun) 05時半頃
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…霞。
[彼は目覚めているだろうか。 解らないが、声にしてみる]
/* ひどいたいみんぐで おちて ごめんな さい (正座。
昨夜本当に申し訳なかったです! 酷いタイミングで寝落ちるとかあり得ない…orz
(*0) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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…本郷?
夜光は手筈通り、天満月の傍から話して喰らったが…
[そちらは行けなかったと知るか。]
(*1) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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…すまない。
[其れが総ての答えとなる。 捕えることすら叶わなかった]
私は、無能だな。
[狼として。 人としてなのかもしれないが]
弱い。
[溜息と共に]
(*2) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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…彼は、人目のあるところで、派手に発作を起こして倒れたらしい。 それでは流石に、仕損じても仕方なかろう。 [わずかため息が、それに交じるか。]
喰い残しで多少満たせるならば、勝手口横の空の桶の中へ少し…
(*3) 2010/08/08(Sun) 14時半頃
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…そうか。 つまりは運があれに味方したと。
[ぽつりと枇杷の音を聞きながら呟く。 何処かへと届けようとしているような音。
己が最期を約束したものへと届けられるかのように聞こえた]
余り気が多くては、小鳥に喰われても何も弁護してやれん。 大切ならば、きちんと手間をかけて育ててやるが良いよ。
[少しだけ声はわらう。 花主であることを辞めようとしている己が何を言うのかと そう思えばこそ零れたかすかな自嘲]
(*4) 2010/08/08(Sun) 15時頃
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気をつけるが…こればかりはわたしの本質故仕方ない。 あちこちに分けて散らさなければ、一人に重ねれば壊してしまう。
雛鳥は…鷹にでも鶴にでもしてみたい。 だから、その前に喰らうわけにはいかぬでね。
(*5) 2010/08/08(Sun) 15時頃
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随分と重量級の愛をお持ちだことよ。 まあ、私の関わることではないがね。
[小さく吐き出す息が少し震えた。 悲しみでも喜びでもなく。
まるで薬が切れたことに耐える兆候の如く]
(*6) 2010/08/08(Sun) 15時頃
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…喰らいたい、か?
[今見つかればどうなるかなど、分かりきってはいても。 餓えは耐え切れぬと己も知っている。]
(*7) 2010/08/08(Sun) 15時半頃
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…。 センター飼いの花が。
[とんでもないことをしてくれた。 獣ではない、人による人殺し]
喰らう前に、気が狂いそうだ。
(*8) 2010/08/08(Sun) 15時半頃
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…もう、送ってやるよりほか…ないのだろうか。
[旧く、共に競った友故に…。 言葉に滲むものは伝わってしまうか。]
(*9) 2010/08/08(Sun) 16時頃
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…どうしてもそれ以外に、手立てがないのなら。
[声は、震える。 何故かはわからないけれど、泣きたい気持ちでいっぱいだった。 できるなら、己の命を代償にしてでも、 こちら側へと呼びもどしてやりたいと男は願うけれど]
(*10) 2010/08/08(Sun) 16時頃
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[そんな声を、そんな思いを、彼から感じたは久方ぶりか。 彼の…蓮の浄土の舞手を枯らせてから、彼の心も枯れてしまっていたようにみえていたから。]
貴方をこちら側へ呼び戻したは、彼故に…?
(*11) 2010/08/08(Sun) 16時頃
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…そうかも、知れん。
[一度枯れてしまったのは己の中の蓮の花。 種を蒔けど芽吹かぬのは心の硬いから。
鑢をかけて泥の中で芽吹き。 そしてまた花をと。 今思えば、そういうことだとわかるのだけれど、 結局男が聲にしたのは微かなわらいごえだけ]
(*12) 2010/08/08(Sun) 16時半頃
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[獣ではない。なら人なのだろうか?]
[獣たれ、獣たれ、獣たれ。獣より、獣たれ]
[そうやって、己の人間性を殺し 舞い続けた青年は果たして人なのか?]
(=0) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[心に不安が過ぎる。
ただ、殺せばよいと彼は習ったのか?
一人でなく二人な理由。 それは、片方が狼に落ちてしまった場合、 その処置もできるか?]
(=1) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[ともかく、様子を見に行かねばならない。]
(=2) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[殺すものの取捨選択][殺す理由、理念] [そう言ったものは、舞い手の本懐の外]
[望まぬ舞も、 ただ、ただ請われれば舞った舞い手の外。]
[そうして、対が獣に堕ちればまた舞い殺す。] [それで己が獣に堕ちて、終われるなら、それも道]
(=3) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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おい、何やってる。
[とりあえず話しかける。]
(=4) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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[また、中空から声が聞こえる。誰?]
……何って……看取って、いる
[小さく鼻を鳴らして。呟く]
(=5) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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看取る?
誰を看取っている?
(=6) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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[微かな頷きと、静かな嗚咽が 暫く、通信に伝えたあと、小さく呟いた]
……本郷、碧………
(=7) 2010/08/08(Sun) 20時頃
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何?本郷?
[眉を寄せる。]
死んだのか。
(=8) 2010/08/08(Sun) 20時頃
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……うん、俺が……殺めた。
[呟き返す声は、呆然と 何処か、歩いているのか、足音も聞こえた*]
(=9) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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お前……。 本郷の正体は知りえたのか?
[狼の可能性はある人物の一人だった。 狼と知って殺したのであれば、 それは、仕事にみなされる。]
(=10) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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本郷は……獣。 でも、本郷は……本郷
[とぼとぼと、歩き、抱えた本郷の頭を 2度も己を殺さなかった 獣の頭を時折なでながら返す]
(=11) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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――……?
[やはりよくわからない。だけど、本郷は狼だったようだ。]
そうか。
[足音は落ち着いてるかのようにも聞こえた。]
処刑する場合は、事前に報告しろ。
(=12) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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処刑…………? 報告……??
[報告するって幻聴に??] [それに、これは処刑なのだろうか?] [己を苛むいくつかの幻聴のうち 会話になっているような、居ないような幻聴の 返す言葉に青年は首をかしげて]
(=13) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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お前、わかってないのか?
[心底困ったような声]
どこにいる。答えろ。
(=14) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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ここは……主の棟に向かう、 渡り…廊下。
[ぽつり、ぽつりとこぼす]
(=15) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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主の棟になにしにいってる。
[そこにはセシルがいる。 急に心配になった。]
(=16) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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……高峰殿か、霞を探しに…… 高峰殿は、見た、けど……
[高嶺は視線の先にいるのだけれど まさか、幻聴の発信源も そこにいると思わないまま]
(=17) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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高嶺と霞に何用だ?
[その時、ふと気配を感じるか。]
(=18) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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本郷に…邸宅を託されたが… どう、受け取れば、いいのかがわからん……
高峰殿や霞なら、詳しいと……
[どうして聞かれるのだろう?そう思いながら]
(=19) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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は?
[一瞬なんの話かわからず]
(=20) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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[は?と、言われれば困ったように]
……蓮を育てるのと、舞うのと、 約束をしたから……
[さらに、相手が分けわからなくなりそうな]
(=21) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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[またますますわからなくなったが、 殲滅、の話とは縁遠いのは、ありがたいのかどうなのか。]
そうか。 それをやる気があるんだな?
(=22) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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約束をしたから……約束は守る、為にある
[本郷は叶えてくれなかったけど 叶えてくれようとはしたから。 なら、自分もなすべきだと]
(=23) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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約束か。 約束ならば仕方ないな。
(=24) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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そう、約束なんだ。大事な。 だから、どうすれば良いかを知りたいんだ
(=25) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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仕事が終わってからにしろ。
(=26) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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……やだ。
(=27) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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仕方ないやつだ。
(=28) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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[反対されずにすみほっとしたのか笑みが零れた]
(=29) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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代わりに一つだけ頼みごとがある。 高嶺はここにいる。
このあと、高嶺が誰に会うか教えてくれ。
(=30) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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ああ、ここにじゃわからんな。 高嶺は庭にいる。 今、お前が…
[とチラリとイアンの姿を確認し、 血に染まった本郷を連れているのにはぎょっとしたが]
見ている方向だ。
(=31) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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……かまわないが… 花、二つないから、霞ぐらい、だとは思うが…
[きょとんと、手からのみ出血した 本郷を抱えたまま、その幻聴に頷いて
高嶺の場所にはコクリと頷いた]
(=32) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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霞ならば、どんなことを話しているのか。 わかればもっとよい。
頼むぞ。
[正気出ないことは知っている。 声の調子からも、まるで幻聴のように聴こえているのだろう。
なるべく、興奮させないように、それだけ言って、あとはなるべく通信機の音を小さく…。]
(=33) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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んー……
[あの二人の会話の間に入るのは なんだかとってもお邪魔無私な空気になるので とても、とても避けたいのだが]
まぁ、聞けたら、の範囲で……あまり期待するな
(=34) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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無理せずともよい。 親しき仲なら、そう教えてくれればよい。
[そして、庭から去っていく。]
(=35) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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……血縁だしなぁ……
[色々複雑ではあれ親しいんじゃないか? 幻聴なのになんぞこれ?と 不思議そうに思いながら、わかったと頷いた]
(=36) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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血縁で、その片方が狼であったら、 どうするかのう?
[なるべく、話させるように、相槌を打つ。]
(=37) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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……庇う、といいたいのか? そこが不安なら二人とも切るしかないではないか?
[きょとんと]
(=38) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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霞。
[時は大分遡る。 まだ、男がかろうじて息をしていたころの時間。
呼びかける声は、小さくもあり けれどはっきりとした意思を以て]
やはり、力不足だったらしい。 後は、お前に任せることになるだろう。
……すまん。
(*13) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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…そなたがその命かけてでも取り戻したかったものが、いつか還る日が来ると良い。 [返す言葉はただ静かに。]
片割れが、未練を絶って来たそうです。 わたくしは、欲張りですから、 逝くなら色々連れて行ってしまいそう…。
(*14) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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…ああ、願っている。
[いつか。 其れを間近で見ることができないことだけが心残り]
片割れ?…高嶺のことか?
[そう言えばよく似ていると、そんな事を思う]
高嶺がそれを望むなら。 …お前がそれで良いと信じるなら、道を選ぶとよいと思う。
慾張り、か。 イビセラが聞いたら、何と言うだろう。
[ふと思い出して、笑った]
(*15) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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……ごめん、やっぱり、わかんないや
[背が消えるまで見送りはしたが 尾行する気には何かなれなくて 青年は幻聴にそう呟いた]
(=39) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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