24 明日の夜明け
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[先程まで人影のあった場所を、まだ呆然と眺めて]
(ああ、わたしはこのひとを知っている)
[豊かな銀の髪を靡かせ、自らの願いを叶えてくれた]
(――伝説の樹の、守護神)
[頭の中に響く言葉。すぐには飲み込めるはずもないもの。 それでも守護神が告げるのならば、それは真実だから。 ...は誰にも気付かれないように息を吐き、手を握り締める。 だんだんと現実感を取り戻す頭の中、 この声がどこかへ届くような気がして、"誰か"に問いかけた]
(*0) 2010/08/02(Mon) 09時頃
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わたしの声、聞こえる――?
(*1) 2010/08/02(Mon) 09時頃
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ひたり。
ひたり。
[あの日飲み干した、契約の水のように。 身体の奥底に満ちていく"チカラ"が感じられ、微かに手が震える。 視線の先の伝説の樹。 いつも傍に寄り添い、時に音色を響かせたそれを見つめた]
(*2) 2010/08/02(Mon) 10時半頃
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"空虚な悪"って、なに。
"命の実"って、なに。
――"死の世界"って、何なの……っ。
[押さえきれない感情が心の声となる。 まるで、お願い誰か答えてと、助けを求めるかのように。 そこにいつもの...の面影は感じられないだろうか]
(*3) 2010/08/02(Mon) 10時半頃
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――誰かが死ぬのは、嫌。
[小さな小さな呟きは、闇に飲み込まれていった**]
(*4) 2010/08/02(Mon) 12時頃
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[ふと頭に問いかける声が響いて>>*1。 そして一緒に強い心の叫び>>*2・>>*3が届けば]
……ホリー先輩?
[屋上でよく空を見ながら、語りあった声を思い出して。 そして守護神の言葉を思い出す]
先輩もだったんですね。私も。 ……私も居ます。
[悲痛な声に泣きそうな声で、返した]
(*5) 2010/08/02(Mon) 13時頃
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[頭の中に響いてくる泣きそうな声。 それは星の輝く夜空の下、星座の説明をしてくれた少女のもの]
……メーちゃん。
[声が届いたという安堵。同じ気持ちという共感。 そしてこの世界に彼女まで来てしまったことへの、――]
どこにいるの? わたしたち、離れてても話せるみたいだけど。
……他の人は、そうじゃないから。
[先程までの動揺が嘘のように、落ち着いて聞こえるだろう声で]
(*6) 2010/08/02(Mon) 19時半頃
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(考えなくてはいけない)
(敵から逃げて。命の実を大きく育て。皆が生きて帰れるように)
(……ひとりずつ、だけれど)
(*7) 2010/08/02(Mon) 19時半頃
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[自分の仲間であるメアリーに、そして"もう1人"に語りかける]
だいじょうぶ。きっと、大丈夫だよ。
[なんの根拠もない。それはいつも通り。 それでも魔法の言葉であるように繰り返して]
わたしも、まだ落ち着けてない。混乱してるけど。
[触れられない。それでもメアリーの頭を撫でるように]
(*8) 2010/08/02(Mon) 19時半頃
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(でも、もう頼ってばかりじゃ駄目)
[自分が"願った"あの日の、守護神の姿を思い出す。 力をなみなみと蓄え、気圧されそうだった。 先程見た灰に染まっていく髪を脳裏に描き、目を伏せる]
(ありがとう、守護神様)
(わたしのあの願いを叶えてくれて)
(――もうきっと、……だから)
[力を託してくれたことに感謝するように、窓に額をつける。 メアリーも何かを願い、そして叶ったのだろうか。 今はそこまで考える余裕もなく、すぐに通り過ぎた思考]
(*9) 2010/08/02(Mon) 20時頃
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[『メーちゃん』と呼ぶ声が聞こえれば、声の主は確信に変わり。 涙が溢れそうになった]
今、屋上に居ます。 ズリエル君……えっと、同じ学年の友達と一緒です。
[そして姿を現していたなら、フィルと]
先輩は? 先輩の傍には誰か居ますか?
(*10) 2010/08/02(Mon) 20時半頃
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[そうして続く言葉>>*8には]
ありがとうございます。
……先輩? 身体は傍に居なくても、先輩の声、いつでも届きますから。 何かあったら、言って下さい。ね?
[その声が、優しくて、切なくて。 涙を抑えて笑顔で返すように、話す。
例え姿が見えなくても、いつでもそこに居る。必ず*届くから*]
(*11) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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[メアリーからの問いには>>*10]
わたしは、いまはひとり。購買に向かってるの。 図書館には会長と彼氏…サイモンくんと、水泳部のマーゴちゃん。 そちらにはズリエルくんもいるんだね。
[そうして、状況を報告しただろう]
(*12) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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そう、ですか。 ……そんなに、居るんだ。
[ホリーが一人でなくて良かったと思う反面。 名前を聞いた人達は死の境界に居るわけで……]
……全員、助けられるんでしょうか?
[敵の時間が終わる刹那に返せるのは一人。 そんなペースで、全員逃げ続けて帰せるのだろうか? 命の実は熟してくれるのだろうか? 不安は沢山襲うけれど]
……ううん。でも。頑張りましょう……ね。
[ぽそりと、そう言う]
(*13) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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夢じゃ、無いなら――。 まさか。そんな。
[意識した瞬間。ここまでの二人の声が、囁き声のように、心に直接響いて来るのを感じた]
(*14) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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……。その声。 メアリーちゃんと。ホリー先輩、ですか? マーゴです。 これ、夢じゃない、のかな。……。
わたし、ひとまず着替えてきます。 ルーカス先輩が一緒なので、多分またすぐに、図書館に戻ります、ね。
[こうで良いのかな、と思いながら、心に言葉を思い続けた]
(*15) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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…シャワーの水はちゃんと出るみたいですね。 へんな色とかもしてないみたい。
……まだ、信じられないです。今もこれ、夢なんじゃないかなって思ってます。 でも、水浴びしていると少し落ち着きます。
……アレ、守護神様、ですよね。 本当の事、言ったらダメって、言ってましたけど。 ……いえない、ですよね。こんな――重い、話。
(*16) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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……でも。 わたし達が、皆を助ける事ができるのなら。 わたし達にしか、できないのなら。 わたしは――あきらめないです。一人でも多く。助けたい、ね。
わたし、独りじゃなくてよかった。 わたしも……頑張ります。
(*17) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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[再び聞こえてきた声。 メアリーではない、柔らかなこれは――]
マーゴちゃん。……起きたんだね。
[安心したように、息を吐く。 そして更衣室に向かう説明を受けて]
いつ敵が来るか、わからないから。 ひとりにならないように。 会長が一緒なら、一安心だけど。
[ふふ、と、優しく笑う。 そして最後、ふいに真剣な声音で言ったのは]
一度に、ひとりだけ。
……わたしたちは選ばなければならない、ね。
[それは真実を知る者にとって、あまりにも残酷で]
(*18) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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マーゴ……?
[友達の声が頭に響いて>>*15]
うん。メアリー、だよ……。 うん。気をつけて、ね。
[今は青い色の月。『敵』は襲ってこない様だけれど。 シャワーを浴びるというのには、そう言って]
そうだね。3人で、がんばろう、ね。 [そう頷きながらも、ホリーの言葉が重なれば>>*18 心臓がズキリ、とした。気がした]
(*19) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[>>*18、声が聞こえてくる]
ご心配をおかけしました。…ありがとうございます。 はい。わたし、でも一応、脚力には自信ありますから、最悪逃げるのは出来ると思いますけど、可能な限り、一人にならないようにしますね。 ホリー先輩も、気をつけて。
[少し、真剣な雰囲気を感じれば]
……はい。重い、ですけど。それでも、誰も救えないよりは、いい、ですよね…。
(*20) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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メアリー、大丈夫?
[>>*19 その声は、いつもより、少し力無く感じられた気がした]
わたし、今シャワー終えたところ。 図書館に戻って、様子を見るつもり。
頑張ろう。うん。落ち込んじゃうと、運が逃げるっていうし。 ……元気、出していこう、ね。
(*21) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[マーゴの言葉>>*17に、やはり真剣な声で]
わたしも、諦めない。独りじゃなくて、よかった。
……ありがと。頑張ろう。 メーちゃんも言っていたけど、何かあったら言ってね。
[そして>>*20には、ふふ、と小さく笑って]
足速いんだね。じゃあ、安心だ。 会長を引っ張ってもらわないとね。置いてかないように。
[その後の台詞には、うん、と頷いて。 裏庭に入る直前、仰ぐように青白い月を見上げた]
(*22) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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うん。大丈夫だよ。 ごめんね。
[元気な声(と思う声)で返す] うん。私も今、下に降りてる所だよ。 うん。そうだね。ありがとう。
[そう言うマーゴの声が、先程の自分と同じく力ない声に感じて。 会ったらぎゅーしようかなと思った。 『貞子攻撃』に*阻まれなければ*]
(*23) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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はい。ホリー先輩も、お気をつけて。 ……敵ってのがどんなのかわからないし。 無理はしないで、くださいね。 わたしも、基本的に逃げ回るつもり、ですから。
(*24) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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(一度に、ひとりだけ)
(ふたりには偉そうに言ったけれど、誰を選ぶの)
(それは、大切な人?)
(――わたしの大切な人って、だれ)
(*25) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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うん。合流できるといい、ね。 ……。
[何となく、心の声のさらに心の声が聞こえた気がした。この守護神の力の、ある意味で弊害だろうか]
(……髪、準備しておこうかな)
[>>*23の少し元気が出た様子に、*くすりとした*]
(*26) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[そういえば、マーゴはどこに居るのかと]
もう、図書館に戻ったのかな。
[肯定の返事が返って来ただろう。それならば]
テーブルの上の飲み物、飲んでいいからねー。
[いつもの調子でそう言う。 まだ自分の渇きがない異常には気付かずに]
わたしも、逃げるよ。 みんなを帰すまで、絶対に生きていなきゃ。ね。
[何となく彼女の"貞子姿"を思い出し、笑っただろう]
(*27) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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あ、これ先輩が用意してくれたんですか? ありがとうございます。いただきますね。
[そう言って、何度か口をつけているだろう**]
(*28) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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どういたしましてー。
[マーゴにそう返し。決意を込めるように、手を握った]
(*29) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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そういえば自動販売機、破壊したなー。 弁償させられたらどうしよう。
[この状況に似つかわしくない呟き。 それは空気を明るくしようという作戦だろうか]
よし。生きて帰って、みんなのせいにしよう。
[しかし、どこまで本気か分からないのがスタイルなのであった]
(*30) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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外の渦巻きにだけは、触れては駄目。
……嫌な感じが、するから。
[心の声で、ふたりに警告を送った**]
(*31) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[なぜか不穏な気配>>*26・>>*27を感じて、ゾクリとした。 心の中で両の手を頬にあてて、再び級友の言葉を借りる]
(『逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。』)
(*32) 2010/08/03(Tue) 09時半頃
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……て、先輩。破壊しちゃったんですか。 この力じゃ、自販機の再生はできませんよね。
そうですね。生徒会費で予算組んでもらいましょう。
[>>*30なんて笑いながら、冗談で返す。 渦巻きの話>>*31には『何かありました?大丈夫ですか?分かりました』と答えて。そして]
(*33) 2010/08/03(Tue) 09時半頃
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赤い月が来て、『敵』が来て。 『敵』が諦めた境界に押し戻せる、って言ってましたよね。 ……赤くなるまで、どの位時間、残ってるのかな。
[そうなれば、逃げて。逃げて。 あまり話す余裕はないかもしれないとそう思って、*きり出した*]
先輩とマーゴは、一番に帰したい人、決まっていますか?
(*34) 2010/08/03(Tue) 09時半頃
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[メアリー>>*33の提案に、ふむ、と頷いて]
生徒会費、か。 ソフィちゃん、そこはしっかりしてるからなー。ううん。
まずは会長を抱き込むのが、先だね。
[ふふ、と笑う。自動販売機の話はそこで終わりにして。 渦巻きは北門で感じたことを説明しただろうか]
(*35) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[青い月。それを見上げながら>>*34に]
どれくらい時間があるのか……。
[説明されなくても、方法は身体が知っている。 隣のサイモンに気付かれぬよう、そっと掌を見つめて]
"その人"が見えている時しか、飛ばせない。 それだけは覚えておかないといけないね。
[質問の問い。なかなか返答をしないまま、時は過ぎる]
(*36) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[ズリエルに会ったなら]
メーちゃん、裏庭でズリエールくんに会ったよ。
[と、伝える。右手の傷については、何も言わずに]
(*37) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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[そっと、そっと、メアリーに問いかける。 マーゴのことは深く知らないけれど、彼女は屋上仲間だったから、 色々な話を少しは聞いていたのかもしれない]
……メーちゃんは、1番に誰を選ぶの?
[脳裏に甦るのは、まだ新しい記憶。 夕方の自習スペースで、仲良さげに会話するふたりの影]
フィリップ、くん――?
[声にするつもりではなかったのに、つい零れてしまって]
(*38) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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[北門と渦巻きの話>>*35をこくこくこくと頷きながら、聞いて]
……そうみたいですね。
[守護神に説明されなくても、なぜか分かった事。>>*36 やはり先輩も同じ事を思ったのだと思って。そして]
携帯もおかしいみたいだから。 帰す人とは、『種』を植えるまではできるだけ一緒にいた方がいいかも、しれませんね。
[『敵』が襲ってくるというのに、それは叶うか分からないけれど。 そして、ズリエルの話>>*37には]
(*39) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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そうですか!屋上で別れてしまったので。 無事で良かった。
[月は青いから、敵に襲われたはずはないのだけど。そんな事を言って。 手の傷の事は知らず。そして、零れた問い>>*38には]
……。 ――……はい。
[ごめんなさい。謝って、済む事ではないけれど。 私はフィルを、助けたい……]
(*40) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[全員の幸せは望めない力。 フィルを苦しめていた力。なのに。 私も同じこと、するんだ……]
(……なんて、思うかな)
[胸をぎゅっと掴む]
(ごめんね。でも。今回だけは。願う事を、許して)
[ううん。例え許して、*もらえなくても*]
(*41) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[帰す人とは出来るだけ一緒のほうがいい。 そのメアリーの言葉>>*39に、心の中だけで頷く]
そうだね。出来るだけ、そのほうがいいかも。 それか、チャンスを逃さない事が大事、かな。
[ただ"敵"は対抗出来るものなのか、などと、 メアリーと同じようなことを考え込み、そして――]
(*42) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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[メアリーの肯定する声>>*40は、消え入りそうに聞こえて。 それでも強い意志を感じさせるそれに、きつく手を握り締める]
謝る事なんて、ないんだよ。
[雰囲気から、それを察して。彼女を包むように]
大切な人がいるって、――素敵、だよ。 助けたいと思うのは、罪なんかじゃない。
わたしは、そう思う。
[彼女の葛藤が、全て分かるわけでは決してない。 だから自分に掛けられる言葉はこれしかなかっただろう]
(*43) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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(でも、現実は無常だ)
(助けられる力を持つ者は、3人いるのに)
(1度のチャンスに、ひとりだけ)
(*44) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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[保健室の窓越しに、闇に浮かぶ伝説の樹を見つめる。 まだ月明かりは青白くグラウンドを照らしていた。 長い長い沈黙。そして心の中で、ふたりに問いかける]
……種、いくつ蒔いても、ひとりだけ。 どうする? 3人で1人に決めてから、植える?
それともバラバラに植えて、――運命に任せる?
[密やかで、真剣な声。それは非情にも聞こえるか]
わたしは……バラバラで、いいのかなって思うけれど。
[大切な人をこの上選択するなど、出来るのか、と。 そうして静かにふたりの返答を待ち続けるだろう。 自分自身の答えは出さない……出せないまま。時は過ぎていく]
(*45) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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ありがとうございます。 でも、いいんです。 本当の事だから。
[そうして、『種』の事には]
分かりました。そうしましょう。
[本音はどうしても、帰したい。だけど。 そう自分が思う様に、2人も誰かの無事を願うのだろう。 ぎゅっとする胸を抑えて、同意した]
(*46) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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[>>*31のホリーに答える]
外の渦巻きは、危険なのですね。 ……つまり、物理的な脱出は、やはりほぼ、不可能なのですね…。
(*47) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[>>*34のメアリーには]
一番に、か。…んふ。いまだと、メアリーとホリー先輩は、帰してあげたい、かな。 …でも、私にはそれは、できないような気がする。なんとなくだけど。 守護神様の力、二人より私の方が弱いかも。
優しくしてくれたルーカス先輩や、助けてくれたっていうカルヴィナさん…助けたい人でいっぱい過ぎて、なかなか、決められないね。
(*48) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[誰かを救う事を、3人で決めるか、という話は]
……その時、その時でいいんじゃないでしょうか。 基本的には、助けられそうなとき、助けたい人、目の前にいる人に――。 何か、この人を助けなければ、と思えることがあったら、その人を。
わたし達、こうして心で相談できるんですから、困ったら話しあえば、いいと思うんです。
(*49) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[メアリーとマーゴに、頷いて]
答えてくれて……ありがと。うん、そうだね。
[そしてマーゴには、これも伝えておく]
保健室でソフィちゃんが起きたの。 もうすぐ、図書館に戻るね。体調は大丈夫?
(*50) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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よかった。ソフィアちゃん無事なんですね。私は大丈夫です。
…じゃあ、私は多分、ここを動かない方がいいかな。 あ、こちら、メアリーも来ましたよ。
[そう、ホリーには答えた]
(*51) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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敵が、来るの? ――気をつけて!!
[メアリーとマーゴに、心の中で叫んだ]
(*52) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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そっか。ありがとう。 [帰してあげたいと言われて。それしか言えなかった>>*48。だって。 同じ力を持つ2人だから、今すぐにはとは言えないけれど。 手遅れにならない内に、2人は自分が帰したいと思っていたから。 そして>>*49]
……そうだね。
[こくりと頷いた]
(*53) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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――――!
はい。先輩も。気をつけて。 怖いけど、「敵」って言うのが何なのか……知っておかないといけない、気がします。
(*54) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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