223 豊葦原の花祭
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/* なんとなくそんな気はしてたけど、華月斎さんがろきさんか。 もふちゃんはどこだろ…亀吉さん?
(-0) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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/* はっ、ということは、雪ん子と薄墨桜の奇跡のコラボはすでにできていたのですね(予想外
(-1) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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/* その点では沼太郎さんとももっと絡みたかったなあ…
(-2) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[人の子とかわした約束が果たせなくなってしまう。]
(-3) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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/* 頭が回らぬ、回らぬ… 亀吉さんと花月斎さんのやり取りに心凪ぎすぎて、もっと見たくて屋台の方に行ってしまいました 今です!!!という声が聞こえた気がした
心穏やかになるロルっていうのは凄いなぁ、好きです (メアリーちゃん可愛い乱舞しているのでとても穏やかな心持ちではありません)
(-4) 2015/04/20(Mon) 03時頃
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―――何が嘘で、ほんとう、だというの。
(-5) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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[答える声 は ない。]
(-6) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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[ 漠然と、 おなじ だと、思った。 ]*
(-7) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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――おかあさん。
振り返ると、“娘”が気恥ずかしげに立っていた。 どうしたの、と尋ねると、えっとね、と言いよどんでいる。 そのどこか困ったようにも見える様子を見ていて、気づいた。
「もしかして、大事なお話?」
笑みと共に尋ねれば、暫くの間の後、娘はうん、とうなずいた。 緊張しているのだろう、切れ切れに話す内容は、何某に好きだといわれたというお話。 お嫁さんになってほしいと言われ、つい逃げてきてしまったのだという。 私はにこりと笑みを深くした。
「おめでとう、――。貴女も、彼のことが好きだったんでしょう?」
さっと頬を朱に染め、なんでわかったの、と目で訴えるけれど、貴女はもし、彼が気に入っているのでなければその場で平手打ちをやっているはずよ。 逃げてしまったということが、貴女の好意を一番はっきり示しているじゃないの、と言えばますます顔を赤くした。
(-8) 2015/04/20(Mon) 09時半頃
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愛らしい娘だった。 幼いころに母親を病で亡くし、父親は残っているものの娘の心などわからない。 寂しさが高じて、“母”を求めた哀れな子。 現れた私は本当の母ではなかったけれど、あの子の望むままに愛情を与え、慈しみ、育てた。 とはいっても、私ができることは限られていて、あの子の母がこの子に教えたかったであろうことを想像して伝えたに過ぎない。 それでもあの子は、偽りの母を愛してくれた、と思う。
祝言を上げるのを見守り、嫁いだ先でもずっと見守っていたけれど、あの子には私が見えなくなった。 それもそのはずだ。 母親は、嫁ぎ先にいるはずがないのだから。
決して幸福とは言い難い生活だったのではないかと思う。 娘と一緒になった男は、酒も博打もほどほどにやっていたし、稼ぎも決してよくはなかった。 その日の食事に頭を悩ませることも一度や二度ではなかったし、度々内職をせざるを得なかったのも知っている。 けれど…誠実では、あった。 あの子は最期のその瞬間、先に逝った旦那を想い、子供達に囲まれて、穏やかに息を引き取ったのだから… きっと、幸せだったのだろうと思いたい。
(-9) 2015/04/20(Mon) 09時半頃
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―20XX/5/XX―
[ くるり。
中途半端に伸びた髪がクセになっていた。 鏡に映るぼくの姿は、萎れた花弁みたいに覇気がなくて。 今日も今日とて違う花々を束ねた贈り物片手に、白けた面をしていた。
ライラック。やまぶき。矢車草。アリウム。芍薬。かすみ草。鈴蘭。苧環。
この季節に根を植え付けては世界を彩る彼ら。
でも、ぼくが手にしたのは 勿忘草。紫蘭。金瘡小草。
どれだと思う? ]
(-10) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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君が拾ってきたあの子、もう…三歳になるよ。
[ 水を張った小瓶に花を生けながら、ぼくは今日も語りかける。
冬の静けさはもうすっかりとなくなっていて、代わりに芽を出し始めたのは微かな夏の気配。
カーテンで覆うことのない窓からは眩しい日差しが君を照らす。 ]
雪みたいに白い猫。 だからって雪ちゃんなんて名前、どうかと思ったけど。
[ 底冷えする寒さの中。
困った顔をしてぼくの元へ訪れた君。 両手に抱えた小さな塊を差し出しては、ぼくの元で飼えないかって声をかけてきた。
幸いぼくの両親は、動物が好きだったから快く迎え入れることになって、でも現金なことにぼくは君と会える理由が出来たことに喜んでいたっけ。 ]
(-11) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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…あれから、二年か。
[ ちいさな子供だったぼくらは。
今年の冬を迎えれば大人になる。 でも君の時間は止まったまま動かない。
植木に根付くようにして、君は眠っている。
甘い、花の香りに包まれた箱庭の中で。]
(-12) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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[ くるり。
視界を覆う黒髪。 僅かな隙間から、乾燥した白い指先を覗いた。 ]
読まなくちゃね。
[ 頁を捲る間際、そっと重ねては熱を伝えて。
いつか、君が触れてくれた時に感じた柔らかさに想いを馳せる。 ]
(-13) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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/* 華月さんパワ欲しいなーと思ってログ見たらもうあっちいた #ちゃんと読もう
(-14) 2015/04/20(Mon) 11時半頃
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壁に耳あり障子にメアリー!
(-15) 2015/04/20(Mon) 11時半頃
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庭の桜が花をつけた。 ゆうちゃんが嬉しそうに、お花見だよ、という。
「お花見?」
それは、桜を見ながら催す宴のことらしかった。 普段は静かな庭に、大人も子供も集まって、馬鹿みたいに騒いでいる。 私は庭の片隅で、そんなかれらをそっと見守っていた。 この桜は、近所でも随分と有名な、立派なものだったらしい。 ゆうちゃんが、内緒、と言いながら三食のお団子を持ってきてくれたけれど、“夕顔の精”である私は当然食べることはできなかった。
(-16) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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それから幾年。 桜の花が満開のころ、ゆうちゃんはお嫁さんをもらった。 小さくて泣いていたゆうちゃんは、ほかの誰よりも立派な、たくましい体つきの大人の男になった。 きれいだけどちょっと気の強い、しっかりもののお嫁さんをもらって、ゆうちゃんとっても嬉しそう。
「おめでとう。」
囁いた私の声は、ゆうちゃんにはもう、聞こえない。 近所のおじさんにからかわれて、照れたように笑ってるゆうちゃん。 お酒飲まされて酔っぱらって真っ赤なゆうちゃん。 仕方のない人ね、ってお世話をしてたのは、ゆうちゃんのおよめさん。 ゆうちゃんの頭をなでるその人の手が、うらやましかった。
(-17) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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…――私はもう、ゆうちゃんに触れることすら叶わない。
ゆうちゃんの日常は、穏やかに過ぎてゆく。 見えなくなった“夕顔の精”の存在なんて、忙しい日々の隙間に零れ落ちてしまう。
ゆうちゃんに、子供ができた。 男の子と女の子の双子ちゃん。 奥さん、とっても大変そうだったけれど、ゆうちゃんが泣いて喜ぶものだから、それだけでとっても幸せそう。
「ゆうちゃん、もう、一人じゃないね。」
さびしくないね。
(-18) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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家族が増えて、ゆうちゃんのお家が少し狭くなった。 少し大きくしようか、と話をしていたのは知っていた。 だから、お庭が狭くなっちゃうのは仕方ないんだ。
すでに老木となり、盛りを過ぎたらつける花の数も減った桜の木が、伐り倒されてしまった。 燃やすと良い匂いがするんだ、とか言ってたけど、煙の臭いは多分かがないよ、ゆうちゃん。
あら、こんなところに雑草。
奥さんが指差したのは、花の時期ではない、夕顔のつるだった。
(-19) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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――あぁ、それは、夕顔だよ。
答えたゆうちゃんが、なつかしそうな顔をする。
――それは、取っておいておくれ。
精霊が住んでいるから、なんて、それじゃ奥さん、冗談だと思うよ。 ほら、子供たちも笑ってるよ。 馬鹿。
目尻から頬を伝う滴は、地面に落ちる前に消えてしまい、染みひとつ残すことはなかった。
(-20) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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/* あや様のこんこんって咳だったのか…! ウワアアア 会いたい 名前をお呼びしたい
(-21) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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/* 最早灰を使う暇がないのでコンスタントに反応できないのが悔しい。
華月斎様やっぱりかーーー! やっぱりというか 淡墨桜だとは分からなかったけど 読み返せばフラグばんばんでむしろ何故気付かなかっただけど 桜様って呼びたかったーーーうおーーー というかどうしよう 実は咲いて人気が少なくなったあたりで淡墨桜に縋って「このまま死にながら生きるならせめて貴方の養分となりて死なせてください」的なことやろうかなと思ってたのですが これやると完全にあの ゆるゆるRP村で何薄暗いことやってるんだと すみません 当初は死にたがりにするつもりなかったです
(-22) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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/* おもん様かわいい #最早定期
(-23) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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/* おーっと回想見出しだすの忘れてた
(-24) 2015/04/20(Mon) 14時頃
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/* まじか 俺奇跡起こせんの>>37
(-25) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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/* 他の神へのつなぎ≠付ける意味合いで贈り物してはいた かきごおりとかわたあめは食べたらお終いだけどさ、神様からのおさがり、は一応縁起物なのだ
ところで俺にも願い事がある 温水洗浄便座の温度を下げて欲しい切実に尻が熱い
(-26) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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[ひどい混乱が少女を襲う。 それは知らない感覚だった。
いつだって、その時に自分を呼び出した誰かが少女の中では唯一で絶対であったはずだった。 今は、ゆうちゃんも亡くなって、唯一絶対の誰かはいない。 それでも、ゆうちゃん以上の誰かなんているはずがないし、いてはいけなかった。 それは、次の誰かに求められ、姿を変えるまでの誠意だ。 それなのに…
こんなにも暴力的に惹かれ、本能が欲する存在は。 これが、神さまというものか。
人間の願いを叶えるという意味で、少女の本質は神と名のつくものに限りなく近しいのに、その存在は人間に近すぎるため、神には至らなかった、それが言霊という精霊だった。]
(-27) 2015/04/20(Mon) 17時頃
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―――最早死んだも同然のこの命、 せめて愛する村の糧となりて尽きたいと。
(-28) 2015/04/20(Mon) 17時頃
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/* ねえ待って、うすずみさま、「男に見える」じゃん、植物って一株で雌雄同体じゃん、つまり脱がせたらおtintinとおmanmanが同居してる可能性あるってこと…!!?滾る!!
(-29) 2015/04/20(Mon) 18時半頃
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/* 雪ん子というより地球上のいたるところに冬を運ぶ雪の精のイメージ。 日本限定じゃないから外見も無国籍な感じ。
(-30) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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/* うー、鳩だと更新がやりづらいごめんなさい それでも鳩から全角スペース技身につけたから少しは見やすくなったはず
(-31) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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/* あっ ごめんね飴ちゃん欲しいの亀吉さんだったかな?
(-32) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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/* メアリーさんはナギさん(確信 はぁかわいいメアリーさん抱き締めたい
(-33) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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/* なんだかんだゆっくり見れてなかったから今読み返してる おもんさんの品物の書き方とか小物の使い方がね、すごく好き これ>>0:91とかこの>>1:32麦酒の表現とか笹の包みの説明の仕方とかね なによりこの>>1:33>>1:34良い物″って言い方堪らんこれちょっと出て来ないなぁすごくいい
(-34) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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/* なぁ、のっさんなんなんだろう?<◎><◎>ジッ
(-35) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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/* うーん メアリーさんにこう、ピタッと返せてない感がやばい この既視感はやはりナギさんしかいない
(-36) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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/* ミツボシさんのはおもんさんが来てから返そうかなーと 一歩待ちたい気持ち。返してもいいのだろうけれど、うーん
(-37) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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/* 雪ん子ちゃんはこう、保護欲そそる感じが懐かしさを覚える…と、トニー…?(保護者の目)
ここらへん>>0:75おさがりの説明の持ってきかたすごくナチュラルでうまいなぁって 私(というか優男垢のほう)がミツボシちゃんに説明した時のクソっぷりときたらもう( あとねメモの反応の可愛さとかがね、なんかやっぱりトニー…?ってなるよね
(-38) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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/* ミツボシちゃんはもう0:71で透けたよね一瞬だったよね この>>1:46>>46>>1:94後半でオトしてくる感じどっかの村の家政婦を思い出した >>50>>52ここの文の緻密さとかこういうギャップで情緒煽ってくる感じ好き
(-39) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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/* あ、まめごめんね灰で挟んじゃった
(-40) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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/* そうだよね、ポーラちゃんはまめさんですよね(上の無意識だった)
>>0:62OMATURIでマグロの幻影を見たがそうじゃない どちらかというと匂いフェチのほうだ
(-41) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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/* 完走した感が凄いけれど淡墨桜の綺麗さをもっと書きたかったんだとやはりいつだってどれだけ見直しても後悔が残る うなんまむ
(-42) 2015/04/21(Tue) 04時頃
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/* 亀吉乱舞w かめらぶ…
(-43) 2015/04/21(Tue) 08時半頃
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時が流れ、ゆうちゃんはおじいちゃんになった。 小さかった坊やにも、お嫁さんができて、子供が生まれた。 双子ちゃんもそれぞれ家族を持って、なんとお姉ちゃんの方はそろそろ孫もできるんだとか。 ゆうちゃんの家には、家族がいっぱいになった。
縁側に座るゆうちゃんに、奥さんがお茶を持ってくる。 何見てるの、と聞かれたゆうちゃんが指差した先は、蕾の膨らんだ夕顔のツル。 あぁ、精霊が宿るって。 小さく笑う奥さんに、ゆうちゃんは穏やかな笑みを見せた。
(-44) 2015/04/21(Tue) 10時頃
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ーー夕顔が咲いたらな、また会える気がするんだよ。
そう言ったゆうちゃんに、奥さんは、まぁ、と笑った。
夕顔の花、咲いたらゆうちゃんに会えるのかな。 お話できるのかな、手をつなげるのかな。 がんばったね、って、頭撫でてあげられるのかな。
私は夕顔の蕾をそっと撫でた。 がんばれ、がんばれ。 早く、早く咲いておくれ。
(-45) 2015/04/21(Tue) 10時頃
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その3日後、ゆうちゃんは永眠りについた。 ゆうちゃんは、ひ孫さんの顔は見れなかった。 …私の顔も、見れなかった。 季節外れの冷たい風に凍えた蕾は、最期まで開くことがなかった。
「おやすみ、ゆうちゃん。」
もう動くことのない、節の目立つ指をそっと撫でて、私は呟く。 集まった家族が、隣の部屋で賑やかにお話ししている。 おじいちゃん、あんな人だったよね。 こんなこともあったよね。 そんな、楽しい思い出を語り合いながら。
ゆうちゃんは幸せだ。 たくさんの家族に囲まれて、こんなにも、想われて。 そう思うのに、やっぱり私は笑いながら涙が止まらなかった。 そしてやっぱり、落ちた雫は布団に着く前に消えてしまった。
(-46) 2015/04/21(Tue) 10時頃
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―――ぼくが、いるよ。
(-47) 2015/04/21(Tue) 11時頃
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/* うすずみさまに恋しそう(真顔
夕顔の性格だから言わなかったけど、名前をくださいくらい言いそうな勢いで惚れてた
(-48) 2015/04/21(Tue) 15時頃
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/* う、ぁぁあ(机だんだん うすずみさま、ずるい、ずるいよ(褒め言葉
(-49) 2015/04/21(Tue) 16時頃
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/* おもん様うわぁぁぁ 夕顔ちゃんかわいい うすずみさまいけめん メアリーさんとうとい
ねむい 案の定寝坊して遅刻しかけました間に合ってよかった
(-50) 2015/04/21(Tue) 16時半頃
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/* 村楽しい 亀吉乱舞は本当にすみません もっと遊びたいーー早く帰りたいーー でも頑張る 村をたのしみに頑張ります 更新明日の一時だよね ふぁぁぁ ところで亀吉の着地点どうしよう
(-51) 2015/04/21(Tue) 16時半頃
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/* テンションあがりすぎて危ない子になってるね、よくよく読んでみると(真顔
(-52) 2015/04/21(Tue) 17時頃
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/* 仕込み予定だったネタはほぼ消化したけど… うーん、残してる分はあるんだけど、これは未来のロルにとっておこうかな…でもちょっと鬱いなぁ…うーん
うすずみさま好き好き
(-53) 2015/04/21(Tue) 17時頃
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/* 今晩エピ入りだよね。。。体調整えてこ…
(-54) 2015/04/21(Tue) 17時頃
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[ふと上げた眼の先、一見すれば紅地に蝶々、よくよく見れば白と緩やかな階調を織りなす着物を纏う童女>>93がひとり] [顔の色も窺えず、然し寂寞を背負ったように映る其の姿は丁度、春の憂愁を残花の孤独が体現する様に見える]
[こんこん]
[小さな姿と、纏う空気と、均衡の不完全さはそこだけとりわけ異界の香を強く放つ。 一枚の絵画のように完成された静寂が、そこにあった]
[こんこん]
[踏み入ってはいけない、声を掛けたい、板挟みの最中、一歩一歩身体はそちらへ近付いて]
/* 供養じゃ!(うっかり落としてたらあかんかったやつ)
(-55) 2015/04/21(Tue) 17時半頃
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/* 夕顔ちゃんにお友達なりましょって言うところまでいけたらいいなぁ。そしたらぼく喜び勇んで血反吐吐いて死ねるのに。ふすんふすん。
(-56) 2015/04/21(Tue) 17時半頃
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/* こっちのIDで村建て、白、赤の窓みっつになってたら僕たぶん誤爆してた(確信
(-57) 2015/04/21(Tue) 18時頃
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/* この方はプロで戦いに身を投じていたのでは 少し見ぬ間に何故このようなことに
(-58) 2015/04/21(Tue) 20時半頃
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―20XX/6/5―
[ じめり。
湿り気を帯びた外気の空気とは裏腹に、 空調管理の行き届いた君のお城は相変わらず、綺麗に整えられ過ぎている。
君と世界を隔離する厚い硝子窓。
鵐に降り注ぐ雨粒が叩きつけたとしても、まるで遠い出来事のように君の瞳が覗くことはない。 ]
…おはよう。 今日は、少し遅くなってしまったね。
[ ごめん、と口にしながら荷物を下ろす。 時刻は夕暮れ時…よりは遅い夜の気配を迎えつつある頃。
リュックを下ろせば、露わになる水袋。 そこに閉じ込められた朱色を君に見せびらかすように掬い上げたんだ。 ]
(-59) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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……三年前、君と縁日に行ったの、覚えてる? その時さ、中々上手く金魚を捕まえられなくて君、文句ばっかり言ってたね。
[ ピチピチと、酸素を求めて喘ぐ魚。 水を浴びた姿は空気に触れ合う度に乾いていって、ああ、君とよく似ている。 ]
不貞腐れたきみのご機嫌を取るために、金平糖を買ったら、同じ甘いものでも甘酒がいいだの… ああ、狐面を被ってだの、
君は本当に…我儘だった。
[ 桜色の着物を召してぼくの腕を引くきみ。 夜空を見上げて、花が灯るのをまだかまだかと待ち望んで。
薄い紙一枚に綴った願いを 括り付けたんだ。 ]
(-60) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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勝手で、気儘で、……自由で、 あの時も驚かされたよ。
[ 星に願ったお願いごと。
君は枝に飾るのではなくて、 空に飛ばしてしまった。
その時は驚いたんだ。 君には願いがないのかと。
でも君はぼくに向き合っていったね。 ]
「 願ったって、叶わないから。 」
[ 口元を緩ませて、でも困ったような表情で君は、隠そうとして。 何でも心の内に隠そうとしてしまうからぼくは、君に伝えたんだ。 ]
(-61) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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ぼくがいるよ。
[ だから、大丈夫だって。
君が、うまく呼吸が出来なくても。 手を繋いで傍にいることは出来るから。
だから、来年も「 桜の咲く晩。 あの場所で待ってる 」って。
星に、君に、お願いをしたんだ。]
(-62) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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[ でも君は怒ってしまった。
「 無責任なことを言わないで。 」
そう言ってぼくを睨み付けた。
決して涙を流すことのない目尻は 兎のように赤らんでいるのに。 強がりな君は尚も取り繕うとして、失敗して。
でも、剥がれつつある仮面を ぼくはもっと知りたいと思った。]
(-63) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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[ じめり。
薄くぼくの姿を映し出す床に、雨が落ちる。 大人しくて、小振りで、でも確かに熱を持ったものだ。
それは舌に乗せるとピリッと辛い。]
あと、一ヶ月だ。
[ 天の川が夜空に浮かぶのは。
そして、君が、二十歳を迎えるのは。 ]
(-64) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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[ 忍冬。うつぎ。梔子。紅花。萱草。百合。紫陽花。
がらんどうに咲く 染められた花は、何色?
飾られた鶴は鳴くことなく、萎れていた。]*
(-65) 2015/04/21(Tue) 21時頃
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─回想:幸せな夢の少し前─
「さてはて、次の春までもちましょうか、否、厳しいところでしょうな…」 「まぁ…」
[こん、こん] [けほん] [襖一枚隔てたむこう、瓶底眼鏡のお医者様と、今更驚く様子もない、疲れてしまったかかさまの声が漏れ聞こえる。 学校へゆきたいの、お友達と遊びたいの、我儘とわかってはいても我慢できなくて、病気なんて厭だ厭だと、目を腫らして困らせたもの。 そういえば、こんこんって空咳に、一番最初にお狐様みたいだって言ったのもかかさまだった。 それから日毎、今日は狐さんはどう?おとなしくしてくれてるよ、なんて会話が飛び交うように]
(-66) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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(春になったら、制服を着て、学校へ行って、お友達を作るの 桜を見て、たぁくさん遊んで、たぁくさん笑って…)
[掠れた喉は、音を紡ぐのも苦しい。 そうだ、お狐、お狐様。外へ出るなら、やつれた頬も、痩けた頬も、熱で潤んだ瞳も、狐の面で覆ってしまおう。 これは病なんかじゃない、テーベーという名前の狐が、わたしに憑いただけ。そう言えばきっと、お友達だって]
だい、じょうぶ お狐様には、こわいもの なんて なぁんにも…
[師走の夕暮れ、橙色の障子を眺めながらの微睡み。 麗らかな春を夢見て、目を閉じた]
(-67) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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/* んー…やっぱ体調微妙。 もっといろんな人と絡みたかった…(;_;)
(-68) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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/* あああ駄目だ全員分感想言いたいのに全然時間無いわ epで!epできっと…!
(-69) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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[くるり、廻る刹那、脳裏に浮かんだのは少年。 友達が欲しい、と泣いた小さな小さな少年。 その姿が白い光の中に消えてゆく。]
さようなら、ゆうちゃん。 さようなら、ーー…。
[少女は最後、自身に花の名を与えてくれたかつての少年と、その名に別れを告げた。]
(-70) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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/* 昨日は来れずにすみませんでした!!!!! iPhoneを握りしめたまま…寝落ちして…(震え うう、薄墨様が散ってしまう…
(-71) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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/* 沼太郎翁とこ行きたかったけどこれたぶん行かん方がいいやつや
ぐぎぎぎぎ…
(-72) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* お猫さんごめんwwwwwwww
(-73) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* アーサーwwwwww メモで殺しにかかってくるのやめてwwwwww
(-74) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/*ふぉぉ!! 村中で次のご主人見つかればと思ってはいたが諦めてたんだがこれは着いて行ってもいいのだろうか(そわぁ
(-75) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* >>138 これ一行目引用だってわかるんだけど、わかるんだけど、わろてまうやろ!
(-76) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* 言霊システム、あんまり表に出してないからね、だからご主人無理だろうなと思ってたんだけど ついて行っていいなら行っちゃうよ!?(
(-77) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* くっそwwwww 天空の城伊那村やめろよwwwwww 朱ちゃんのこれ>>147できゅんきゅんしてるのにきみたちwwwwwwww
(-78) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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/* 焦っていました、焦っていました。うすずみさま紛らわしい書き方してごめんなさい!!!!メアリーと会ってからお礼参りみたいな形でのちほどむかいますん…!!!
(-79) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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/* お前の着地点はどこだ!!!!!!!!(頭を抱える)
(-80) 2015/04/22(Wed) 00時半頃
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/* いまのうちに灰を使う 染井吉野さんウワアアアア 気になる どうなるんだ気になる あや様と夕顔ちゃんもウワアアア かわいい なるべく言語化したいけれどウワアアアしか言えないつらい アーサー先生可愛い話したかった…!ミツボシさんせつない あとちょこちょこ挟まってくるじわじわがじわじわくる じわじわくるといえばポーラさんもじわじわくる ひとりだけ月は見上げるものなんだっていうの素敵だった 雪んこさんの雪と花の表現におおおってなった 雪んこだからこそかな おもんさんも火車だったのか うおおお 普段送り届けてるのかな
(-81) 2015/04/22(Wed) 00時半頃
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/* あっ っ* わすれ た orz
(-82) 2015/04/22(Wed) 00時半頃
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/* メアリーさんとうとい 結局どういう記憶だったんだろう 気になるううううう
(-83) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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/* さぁ、土下座する準備は万端
(-84) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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―20XX/7/18―
[ 千羽折られた翼を連ねられた紙は、羽ばたくことなく佇んでいる。
ピ、ピ、ピ。 一定の速度で刻まれる心電図。 睫毛は伏せられたまま、開くことはない。
ふつり。
一輪の花の香りだけが残っている部屋で。 開くことのない一冊だけが置いてけぼりになった箱の中。
蹲る姿を見ていた。 腕を、指を、伸ばせたらいいのに。
氷に覆われたみたいに、動かなかった。 ]
(-85) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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/* 進んでくなかで想定してたのと全然変わっていって やっぱりこういうのRP村たのしい 一人だけバッドエンドというのもそれはそれでおいしいですよね とか
すみませんでした!!
(-86) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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「 これじゃ、花と変わらないね。 」
[ あなたがわたしに話しかける。
唇は笑んでいるのに、左胸は正常に動いているのに。
こんなにもうまく息が吸えないの。 ]
(-87) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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ねえ、名前を呼んで。
[ そう伝えられたら、
あなたにそれを強請れたなら、 それだけでよかった。
あなたがわたしのために嘘を吐いたこと。 子猫を飼ってくれたこと。 お祭りでわたしにくれた言葉。
全部、全部、全部、全部。 覚えてる。
なのに、この手は何も掴めやしない。 ]
(-88) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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