223 豊葦原の花祭
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[こん、こん。 狐の指先をまるで交わす口づけのように合わせてご挨拶。]
ふふ、ありがとう、狐さん。
[向けられる賞賛には、素直にお礼をひとつ。 その視線の先を感じれば、抱えた手毬を差し出して。]
私、言霊という精霊。 誰かの存在を願う人の言葉に応じて姿を見せるの。 その人が、名前と役割をくれたなら、一生を見守る。
[着物は殆ど真っ白になり、紅は残り襟元を残すのみ。 それでも袂に裾に、蝶がきらきら舞い踊る。]
もうすぐ私、まっさらよ。 私に名前をくれた人、もういないんだもの。 でもこの蝶々は、私のものよ。 約束の印、くれた人がいるのだもの。
(136) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[少女は歌うように言って、くるりと回る。 少女が再び狐のお嬢さんに向き合った時、襟元に残されていた紅はすっかり消えていた。 少女の唇が何かの言葉を紡ぐ。 同時に、その姿が僅かにぶれた。
少女は誰かの娘であり、母であり、隣人であり、恋人であり、そして友人であった。 今狐のお嬢さんの前に立つのは誰だろう?]
ねぇ、あなたはだぁれ?
[尋ね頬笑んだのは、誰だったろうか。*]
(137) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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ー屋台の並ぶ道ー
[「んっほほほほにょほぉ〜〜〜!」
賑やかな景色雑踏の中から奇特な声>>49が何処からか聞こえた頃と、同刻。 桜の薫香に包まれた道の端にて、座り込んだままうつらうつらと夢を見ていた。 もう桜の盛りがいつ終わるか分からないという時に呑気なものだ、と–––––思えれば良いのだが。
すぅと身体の影が薄くなる。 折れ曲がった背を透かして池で跳ねる魚が見える程に。
夢を見ていた。 桜の木の上から、人と人が肩を寄せる夢を。]
(138) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[くるり、廻る刹那、脳裏に浮かんだのは少年。 友達が欲しい、と泣いた小さな小さな少年。 その姿が白い光の中に消えてゆく。]
さようなら、ゆうちゃん。 さようなら、ーー…。
[少女は最後、自身に花の名を与えてくれたかつての少年と、その名に別れを告げた。]
(-70) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[生まれて初めて目覚めた時に見たものは、おさげの女学生が饅頭を二つお供えしている所であった。 「恋愛成就」。そんな言葉も添えて。 女学生がただほ桜に願いを込めたその時に、桜はひとの姿を持った。 まだぴかぴかの手を振り、振り。]
おぅい。
[などと呼んでみたりもした。 聞こえる筈はないのに。
数日後には女学生が男を連れてきて、桜の下に住む池の魚のように真っ赤な顔で口をパクパクさせていたものだから。
楽しくなってしまって。
枝を揺らして桜の花びらを落としたのだ。 なぜだか、向き合った二人は互いの髪を払いながらタコの顔で笑っている。 次の日からお供えが増えた。 人もまた増えた。 真っ赤な顔が来るたびに、桜は枝を揺らしていた。]
(139) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[何十年が過ぎた頃にはとっくに寿命を迎えていたのに、桜は未だ枯れる事なく咲き誇る。 木の根元には祠が建ち、桜は自身が人の願いを浴びて生きている事を知った。]
おぅい、また今年も来てくれたのかね。
[若い男の姿を象った桜は、聞こえもしない声で眼下ではしゃぐ子供に呼びかける。 時折、何かを感じて振り返る人の子が嬉しくて。]
おぅい、おぅい。
[ また来いよぉ。 何度も、何度も。
しかし人は減って行く。 ひとり、ふたり。 桜の近くに灰色の煙を吐き出す鉄が通るようになった頃には、遂に誰も来なくなった。 声も、もう出なくなってしまった。
"いよいよ、今年で最後かなぁ"
(140) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[ただの通りがかりの人が放った言葉が何を意味するのか、気が付かない程愚かにはなれず。 ああ寂しいものだ、と。
ただ、それだけ。]
(141) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[桜色に照らされた足元。 目が覚めた。
ふと上を見れば、人で賑わう巨木の中心で咲きに咲き誇る白光の桜。 月は、もう天を越えてしまいそうで。]
(これはいけない。)
[別れた女児が何処かで紙を探していたこと>>131など梅雨知らず、 されど立ち上がった老木は一本道を急ぎ出す。 ふと自身の身体が透けている事に気が付いた。 もはや意識をしなければ人の身になることもままならないのか。
否、これは好都合。 ふっと消える身体。
その代わりに数枚の薄桃色の花弁がそよそよと薄桃色の方角へと舞い、運ばれる。*]
(142) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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/* 昨日は来れずにすみませんでした!!!!! iPhoneを握りしめたまま…寝落ちして…(震え うう、薄墨様が散ってしまう…
(-71) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 23時頃
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手伝う…? あ、うん、受け止めるよ!
[手伝って欲しいと頼まれ。>>135 両手を広げて、ばっちこーいの構えを取る。 まあ、体格は貧相ではあるが一応動体視力はいい方だとミツボシは自負している。 取りこぼすことはないだろう。
多分、きっと。……おそらくは。]
(143) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 23時頃
釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 23時頃
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―淡墨桜・枝の上―
[下から数えて四番目。 ひときわ太い枝に腰かけて、男は片膝に乗せた包みを漁る。今朝は固い蕾だった枝々も、今ではここが花霞だ。]
炒飯に箸って。鬼かよ。
[気が利かねえんだよなぁ。軽口叩いて手の内でくるりと箸が回転する。再びその手に収まった時、箸は木製の匙に変わっていた。]
こんな手品もあと数刻か。 まったく、さみしいねぇ。────ン、うま。
[もしゃもしゃと包みの中身を咀嚼する。遠くの木の上で、猫が地面のほうを見詰めているのが見えた。>>119随分高い枝だ。 大丈夫かなぁ。うっそりとした呟きは、地にも月にも届かない。
神様、なんて御大層な呼び名は、未だに尻がむず痒くなる。 沢山の人や、けものや、あやかしなんかが、きらきらした瞳でこちらを見上げてくるのは、とても、とても好きなのだけれど。
大勢が立ち入ると根が傷むから、と幹の周囲に張られた縄は、まるで向こうとこちらを隔てるようで。 下の喧騒を見詰める男の表情は、どうにも不満げであった。]
(144) 2015/04/21(Tue) 23時頃
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[差し出された手鞠の質感は、懐かしい記憶を呼び起こす。薄れ遠のいた、たわいない幼子の遊びの記憶。けれど、もう決して帰ることの無い日々]
ことだま… 精霊?
[先刻は、二尾を生やした甘酒売りのおねえさん。その前と、その後の二人は、ひとだったのだろうか。会ったその時は、考えることすらしなかった] [まっさらと言葉通りに、次第に陽は燃え、七竃の七度目の後のような上質な白い灰を後に残すばかり。 名前、言霊、ことのはに宿るもの?名前を失った言霊はどうなるのだろう。 蝶が明滅して、灰燼が、揺らめく]
わたし、は あや あやという名前
……、ねえ!
(145) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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[少女の両腕が広げられたのを見れば のそりと細い木の枝に立ち上がる。 また一段と地面との距離が遠くなるが、そうもいってはいられない。 無意識に震えのくる手足から尻尾まで神経をピンと張り詰めて。]
では、参る!
[己への叱咤も込め、叫び、 淡雪のような花弁が舞う宙へ――――跳躍した。]
(146) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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[上擦った声に、綿がひゅうと鳴く] [頬が、紅潮するのがわかる]
わたしと、お友達になって
[誰かの存在を願うとか、難しいことはわからないけれど、風に揺られて消えてしまう前に、幸せな夢が覚める前に。 狭い世界から逃げ出して、うまれて初めて口にした言葉は、望みに望んだ叶わぬ夢は、普段の調子とはうって変わって情けなく震えていた]
(147) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* 沼太郎翁とこ行きたかったけどこれたぶん行かん方がいいやつや
ぐぎぎぎぎ…
(-72) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* お猫さんごめんwwwwwwww
(-73) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* アーサーwwwwww メモで殺しにかかってくるのやめてwwwwww
(-74) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/*ふぉぉ!! 村中で次のご主人見つかればと思ってはいたが諦めてたんだがこれは着いて行ってもいいのだろうか(そわぁ
(-75) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* >>138 これ一行目引用だってわかるんだけど、わかるんだけど、わろてまうやろ!
(-76) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* 言霊システム、あんまり表に出してないからね、だからご主人無理だろうなと思ってたんだけど ついて行っていいなら行っちゃうよ!?(
(-77) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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[まるで全てが重力に逆らうように、 何もかもがスローモーションに見えた。
猫は跳んだ。桜は舞った。 風は止んだ。少女は構えた。
手を伸ばす。桜吹雪に霞みそうな白い腹を見逃さぬように。 目を凝らす。その小さい四肢を掴み損ねぬように。]
――――っ…!
[衝撃は軽く。 腕の中に―――小さな重み。]
(148) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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/* くっそwwwww 天空の城伊那村やめろよwwwwww 朱ちゃんのこれ>>147できゅんきゅんしてるのにきみたちwwwwwwww
(-78) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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[狐のお嬢さんは、あや、と名乗る。 私には、名乗る名前はもう無い。 次に私を求めた人に貰うまで…]
…!
[その“願い”は口にされた。 その言の葉が、揺らぎかけた少女の存在を引き留める。 本来ならば、誰かの口にした願いに呼ばれて目覚める自分だけれど、眠る前に呼ばわれ、願いを聞いた。 少女だった存在が、ゆるり笑みを描く。]
いいよ。 あやちゃんの友達という役目、いただくよ。
[それは、ひどくあっさりとした答え。]
(149) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/04/22(Wed) 00時頃
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[それがどのような世界なのか、彼女の住まう場所がどのようなところなのか、それは私には関係が無い。 どこへなりとも、着いて行く。]
いいよ。 あやちゃんの、望む者になってあげる。 だから…
[私に、名前を頂戴。
そう耳元で囁く私、どんな姿になるのだろう。 名前と役割が揃えば、私は彼女の望む姿の望む者になる。 それはまるきり新しい姿かもしれないし、先ほど消えた少女の面影を残すかもしれない。 けれど何れにせよ、服の袖と裾に刻まれた蝶だけはそのまま変わることが無いだろう。]
(150) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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怯えないで、あやちゃん。 …願いを口にすることを、怖がらないで。
[私はあやちゃんの頬を両手でそっと包み込む。 額を合わせれば温度を感じるだろうか。]
貴女が口にしてくれれば、私は大体の事は叶えてあげられる。 でも、言葉にしてくれない願いは、わかっていても叶えられないの。
[だから、言って、と。 震える声ごと包み込むように、優しく強請った。]
(151) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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アタシはミツボシ。 猫さん、貴方のお名前は? .
(152) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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ー淡墨桜ー
[辿り着いた広場には、ひと、ひと、ひと。 そのさなかを三枚の花弁がゆらゆらと舞い落ちる。
皆の頭の上から"わかった"景色には今晩見かけた者も多いよう。
桜の樹の上で手毬をついていた稚児は、淡墨桜の色が移ったかのような白の着物を身に纏って>>136>>137。 その近くにいるひとかあやかしか分からぬ者>>126は、コンコンと手遊びでもしているのだろうか。
離れた場所で、桜の木に縋るように蹲るひとの姿>>80もわかってしまった。]
(何処に。)
[おとな。こども。おとこ。おんな。 目立つのはただただ光を纏った淡墨桜。
と、白い光と重なる地面に周囲を見回す栗毛>>131。 桜の花弁はひらひら舞い降りる。 人の姿になれずとも、約束を"叶える"ために。]
(153) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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[年に一度、半月が昇る夜にだけ咲く桜の木。 皆に愛される白い光。 人の願いから生まれた桜が、全くおかしな話ではあるが。
どうか、その力を今一度貸してはくれないだろうか。
花弁が白い光を掠めようとした、その時に、 誰か>>141が、桜の枝の隙間で眼下を見下ろしている姿が"見えて"。]
(154) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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–––––––お ぅ い。
(155) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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[よく通る、低い声。 地面を伝うその響きは、果たして聞こえただろうか。]
(156) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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