191 忘却の箱
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[言葉を発せばそれは陳腐になりそうで。 なにかシーシャが言葉を発せば、目を見てそれに頷いた。
それからさほど時間はかからなかったろうか。
扉の開く音がまた。]
―――ペラジー?
[そこにいた少女の、瞳があった場所から咲いた花に、一瞬息をのむ。
少女には、しかし恐怖の感情はすでになく。]*
(120) 2014/09/08(Mon) 20時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 20時頃
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-いつか-
[ここに来た日は、雨が降っていた。 雨の中、濡れる緑があまりにもきれいで]
『ちょうど、みんな変わっちまったところだが―――明後日また新しい患者が来るだろう。よろしくな。』
[前任者の白衣の男は、そう言って自分の荷物をまとめた。]
『―――一つだけアドバイスだ。「彼らを治そうと思うな」』
[老齢の男は皺深い目を少しだけ細めてそうつぶやいた。 その声は静かだが、どこか重さがあった。]
あの―――それは。
[問いかけた僕の目の前で車のドアが閉まる。 彼はこちらを見ずに、窓から1度だけひらりと手を振って、丘を下って行った。]**
(121) 2014/09/08(Mon) 20時半頃
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[繋いだ右手の指先を擽る、感触>>110>>111。 見なくても分かる。咲いているのだ。 彼女の"何か"が。
診察室に辿り着くまでその手をしっかりと握って。 扉を開ける時でさえ離さず、無作法にも足でこじ開けただろう。
開けた瞬間に飛び込んできたのは、地に膝をついた知人>>98>>99と、傍らであやす仕草をする医師の姿>>118。]
……スティーブン先生。
[言葉少なのまま、繋いでいた手を離すと、男は数歩下がって少女の背中に優しく手を添えた。 視線はシーシャとペラジーの間を行き来しながら。]
(122) 2014/09/08(Mon) 20時半頃
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[男の足で開かれる扉>>122。 足を、導かれるように踏み入れ。
シーシャ。スティーブンせんせい。
せんせいが気付く。息を飲む音。>>120
少女は笑う。 背に添えられた手が温かい。]
こんにちは。
[そう、いつも通りに挨拶した]
(123) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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[顔を覆った指の隙間からはらはらと花弁が落ちる。 俯いたままでいると、ふと感じる他人の体温。>>118 いつもそうだ。青年は両手をそっとおろす。この人の手は、いつだってあたたかいんだ。]
……センセイ、
呟いて、視線を上げる。 穏やかで、哀しい目がこちらを見詰めていた。青年は、途方に暮れた子供のような表情で。それでも、医師がゆっくりと頷くのを見れば、少しだけ安堵の色が浮かび。
ごめん、小さく呟いて、また少し俯いた。喉奥に引っかかった言葉を、吐き出そうとして。]
…オレ、へいきだから。 マーチェの。ジーサンのとこ……行ってやって…
[下げた視線は再びは上がらず。 結局、言いたい言葉は、他の懸念とすり替えられた。]
(124) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[戸惑うような、迷うようなヤニクの視線。 半ば花に埋もれかけた少女は笑う。]
―――こんにちは。
ペラジー、ちょっとだけいいかな―――?
[そう言ってその頬に手を伸ばす。 ヤニクには、ありがとうと小さく微笑み。
瞳に成り代わった花を少しだけ揺らし、その生えている場所を見る。 手の甲で少し潰れかけていた花が、その花弁を揺らす。]
……ペラジーは、好きな場所はあるかい?
[そう言って優しく頬をなでた。
恐らく―――それはあと少しで。]
(125) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[心の中でマーチェに少しだけ謝った。 ペラジーを手当てしたらすぐにマーチェの身体も日の当たる場所に映してあげないと。
みんなを、安らかに、望む場所で。
ただそれだけ。 ただそれだけ。 ただそれだけ。
本当にそれだけ?]
『彼らを治そうと思うな』
[耳の奥で老医師の言葉が鳴る。 でも、ああ、彼らは、彼女らは、まだ生きている。人として、生きている]
(126) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[男は感情を殺し、ただ微笑みながら少女を見つめる。
柔らかく、微笑みながら。]*
(127) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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/* 既に泣きそうです 先生素敵だなあ…
(-32) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[ふわふわと。 左の腕に緩やかに咲いていた小さな花は、少しずつ咲く速度を増していた。 少女の腕を色とりどりの花のベッドにしようと。 それと一緒で、気持ちもふわふわのベッドのようで。
半ばまどろむような心地で、その声と、頬に触れる温かさ>>125を受け取る。]
好きな場所…… あたしは、みんながいる場所が、好き。 みんなといて、お話しして… それで、明るくて、ちょっと広い、 ……そんな所が好きだな。
[その問いが意味するものに思いを繋ごうとする前に、問われた記憶がふわりと咲く。 異形のような花に飾られながら、その笑みはどこまでも明るく。]
(128) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[言った直ぐ後に、扉の開く音がした。>>120 振り向いた医師が呼んだ名前。その、声色に。>>120>>125 どうしても、振り返ることが出来ずにいた。
声で、ヤニクが近くに居るらしいのが分かる。>>122 連れてきてくれたのか。彼女の、異常に気付いて。]
……は、……ッ、なん、で、
[唇から、乾いた笑い声が漏れた。 『無理難題を乗り越えて』。だけど、それには幾らなんでもハードルが高すぎるじゃないか。『真の恋人』になんて。到底なれそうもない。今更、先刻までこの場にいた男の言葉を呪った。]
──── 待って。
[けれど。 けれど、医師の言葉>>125に、ほとんど反射で声を上げる。身体を起こして振り向いた。その、年齢よりも幼い姿の変わりように。飲みそうになる息を、耐える。耐える。
できるだけ、いつもみたいに。 立ち上がって、少し首を傾げてみせて。動揺なんて見せないように。そして、──いつもの調子で。]
(129) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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よォ、なにしてんだよ──チビ助。
[笑って、呼んだ。 だって彼女は、彼を呼んだのだから。>>123]
(130) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[医師>>125がペラジーに微笑みかける。 この人は、いつもそうだ。 患者と医師という枠の外で僕らと接してくれる。 その言葉で、いつでも花の苗を人間たらしめてくれる。
だから、その彼が、少女に問い掛けた言葉は、喉奥から心臓を塞ぐように息苦しい。]
(131) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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それでも彼は微笑んでいる。 男も、一瞬目を見開くことはすれど、すぐに落ち着いたものに代わった。]
…………、
[ふわり、ふわり。 少女の左腕>>128に柔らかく芽吹く、花。 呼吸を忘れた。
思わず、奥にいたシーシャ>>129>>130を見た。 いつものように発作を起こしはしないかと。 それでも、彼は、笑う。
息を飲む。 ただその様子を静かに見つめていた。 背中に当てがった手が、指先が震えることには気がつかないまま。]
(132) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[言葉を、出し終えて。また、ここにいる事を不思議に思う。
でも。]
シーシャ。
[笑って、呼ぶ声。>>130 それを聞いて、少女は溢れんばかりの笑顔を向ける。]
なに、…してるんだろね? ………シーシャに会いにきたのかな。 きっと そうだね。
[とてもしあわせそうに。そう、答えた]
(133) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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/* いまね、帰ってすぐ箱立ち上げて鳩開いて更新かけながら箱でロル打ってついでに鶏肉解凍してる これでも全速力だぜ!おせえ!
あっレンジ鳴った!ちーん!
(-33) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[背中に触れる手。
それが、震えているのを感じる。>>132 それが、感情によるもの という 回路の先端には花が咲き乱れて。
だから、少しだけ、首を傾けて、問うた]
……寒いの?
[後ろの姿はそれだけでは見えない。 見えないから…わからない。後ろにいるのが誰なのか。]
(134) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[呼べば、何時だって返るのは花が綻ぶような、満面の笑顔で。 今だってそう。それは変わらない。>>133]
なんだよソレ。言い切れよそこは。オレに会いたかった、ってよ。……おいで。
[喉で低く笑って。いつもみたいな苦笑いひとつ。 微かな声の震えは、ヤニクやスティーブンには悟られてしまったかもしれないが。 構わず、扉の近くに立つ彼女を手招いた。]
(135) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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["どこか痛いのか" そう、かつて少女>>134に聞かれた時の事を思い出す。
理解するしかなかった。 もう彼女に手の震えの意味は分からない。 目元の赤さの意味も、シーシャの笑顔の裏も。]
………ああ、とても…寒いんだ… 君のおかげで、だいぶ温かくなったよ。
ホラ、次は彼の…シーシャの番だ。
[首を横に振って、小さな、掠れた声で呟いた。
それは彼>>135も同じようで。 少女の頭をくしゃりと撫でた後、いつも通りの笑顔と少し震えた声の主の方に、彼女の背中をそっと押した。]
(136) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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そっか。温かくなったなら、良かった!
[笑って。頭を撫でられて>>136。向き直る。 もしかしたら風邪を引いちゃったのかな。 掠れた声に、そう思う。]
……えへへ。そだね。 うん。会いたかったよ、シーシャ。
[おいで。>>135 その言葉に、答えるように、背が押される。 そのまま、ふわりと、花を香らせて。彼の許に行く。]
(137) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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[ヤニクの片方だけ残った手が、そうっとペラジーの背中を押した。>>136 軽やかに大気を揺らして、彼女が近付く。会いたかったよ。その声と、笑った顔に、心臓が鳴く。
歪みそうになる顔を、誤魔化すように。伸びた手は、いつもよりもずっとずっと近く。 そうして、青年の腕が、小さな身体を、花の香りごと――抱き締めた。]
(138) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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[嘘を吐いた。 自分はただ寒いのだと、だから、この手の震えも掠れた声も、君には何の関係も無いのだと。
嘘を吐いている。 彼もまた、疑いを知らない少女に笑いかけて。
悟られてはいけない。 悟られてはいけない。 誰も彼女に真実を教えてくれるものは無い。
彼の腕に包まれた花の香り >>137>>138は、此処まで香ってはこなかった。 ……少しだけ、よかったと思う。
まるでその様は"真実の恋人"のようじゃないか。]
……今日は、中庭がいい天気だったよ そういえば、歌も聞こえたなぁ… 今日は人が多いのかも
[誰にともなく、独りごちる。]
(139) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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[それは どんな温度だっただろう。 ……ふと気付いたら、腕の中にいた。>>138]
シーシャ。
[顔は見えないけれど、解った。憶えている。 だから。名を、呼んだ。]
……なんだろ。……すごく。おちつく。
[そういえば、彼に会ったら言いたい事があったような気がする。 『思い出』を辿る。一番新しい思い出。 黄色の飴。びっくりしたこと。ズリエル。クマのような人。]
……あのね。飴、酸っぱかったよ。
[花の香りが濃くなる。]
(140) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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[耳に届く声。>>139 その、情景を思い描く。ああ。いいな。自然と顔が綻ぶ。]
あったかい…広い 明るい…… みんな、いる……
[その呟きはどこか夢を見るような]
(141) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 23時半頃
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ほっせえ、なぁ…
[小さな肩口に顔を押し付けて、見られないように。 華奢な身体は力を籠めれば簡単に手折ってしまえそうで、それが余計に哀しかった。
シーシャ。腕の中で、聞き慣れた声が呼ぶ。 柔らかい髪に指を差し入れて、彼女の頭を痩せた胸に押し付けた。 少しくぐもった声が、言葉を発する。>>140 無意識かもしれないそれは、繰り返された些細な悪戯の後の、お決まりの報告で。
うん。滲んだ声で答えた。背中の皮膚の下が、また、ざわつく。うん。知ってるよ。]
わざとだよ。……オマエに覚えててほしいから、ずっと。今までの。ぜんぶ。
[一度だけ、抱き締める腕に力を込めて。 彼女の身体を、常のように抱き上げた。片腕に座らせ、背中を支えて。]
(…………ヤニク、)
[>>139>>141ごく自然に彼女の思考を導いてくれた彼には、唇の動きだけで。すまん。そう。]
(142) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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/* 耐えてたのに何か>>142で涙腺が決壊した
(-34) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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チビ助。…ペラジー。 ほら。口、あけな。
[視線の少し上にいる彼女に、呼びかける。片手でポケットを漁る。 どこか夢を見るような瞳。おとなしく口を開けたなら、そこに包みを外した赤い飴玉をひとつ、押し込んでやって。]
さて。……どこ、いきたい?
[いつかみたいに問えば、涙声で笑った。 その先は、彼女の為だけに。]*
(143) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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[スティーブンと初めて顔を合わせた時>>1:33>>117 不便があるならといわれ開口一番]
…本は、ありますか?
[そう尋ねたところ、書庫を教えてもらった 誰が用意したかは分からないが よほどの蔵書家だったのだろうというくらい 読み応えがありそうな本が棚に揃っていて驚いた
中でも目を惹いたのは これまでここで暮らし、最期を迎えた人々が それぞれ残していた「日記」などの「物語」だった]
(144) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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…ん。
[頭を胸に押し付けられて>>142、甘えるように頬を擦り付ける。 わざと、というのは、よくわからなかった。 でも、その次の言葉は、よくわかった。 だから、頷く。]
………おぼえてる。おぼえてるよ。 シーシャはいつも、かっこよくて、 いつも、あたしをびっくりさせて。 全部、楽しい思い出。
その気持ちは全部……憶えてる……
[抱き上げられながら、ゆっくりと言葉を紡ぐ。心と引き換えに花を咲かせて。まだ咲いていないそれらの思いを。]
(145) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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?…… ん、
[言われるままに口を開けて。押し込まれるのは、甘い]
………おいしい。
どこでも……いいよ。シーシャがいるなら。 今。…なんだか、とっても…気持ちいいんだ。 ……しあわせ。
………また たくさん、 あそぼう …ね。
[左腕を覆う花はいつしか肩にも達し。蔓がそっと、首に巻き付いていた。]
あ。 咲く、
[―――瞬間]
(146) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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