191 忘却の箱
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シー坊も、そろそろ絵を見に来る頃かね。
さあどの絵を描こうか。 この黒と青の花は、ペラジーのお嬢ちゃんだな。 今日はまだ会ってなかったな。おはよう。
そうだ、クリスのお嬢ちゃんに見せる中庭の絵はどこだったか。
[重ねられたキャンバスを、一枚。また一枚を眺めながら。 ふと、横に倒れた人物画が目に入った。>>0:53]
(154) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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……あのこは、歌が好きだったね。 そうだろう、マーチェ。
[顔のない未完成の絵。 片膝をついて倒れたキャンバスに描かれたその輪郭を。 もうほとんど動かない右手の指先でなぞり、微笑む。
もう、顔も忘れてしまったというのに。 ただ感覚だけが覚えている、愛おしさが溢れるままに。
枯れ木のような右腕に、黄色の花が咲く。 一つ、また一つ。 倒れた絵の上に、顔を埋める様に花弁が落ちる。]
(155) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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[ノックの音に、ゆるりと顔を持ち上げる。>>141 聞こえて来た声に目を細め。]
セシルの坊やかい? どうぞ、開いてるよ。
[クリスが一緒だとしても、穏やかにその名を呼んで招く声を掛け。 扉を開けて招き入れようと立ち上がろうとして。
足が、動かないことを知る。]
(156) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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[目を瞬かせ。 落ちた花弁の量にようやく気付けば、再び傍らのキャンバスへと視線を戻し。 目尻にくしゃりと皺を寄せた。]
(157) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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[ ハラリ、 ヒラリ、 ]
(158) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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[絵に伸ばそうとした左手は届いただろうか。
扉の外の声が遠くなっていく。 ゆっくりと視界に靄がかかる中。
顔のない絵の中の 『彼女』 が微笑んだ気がした。]
(159) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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[一向に開かない扉。 待ちくたびれたか異変に気付いたか。 彼が扉を開ければ、サァ、と白い風と共に舞う黄色の花弁が頬を撫ぜるだろう。
そこには彼が部屋を訪れた時のまま。 仲間外れの未完成の絵が床に倒れて。
ただ、違うのは。
絵に散らばる黄色の花弁と。 まるでその絵に額のように、蔓の巻きつく枯れ木と。
画材の匂いに混じる、淡い花の香りだけ。*]
(160) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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…おやすみなさい
[中庭の花々に視線を移して呟いた]
雪の女王様…
[まだ開かれていない物語と 枯れも萎れもしない紫のスイトピーを手に 書庫へ向かった
あそこなら、多分誰もいないだろうから*]
(161) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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