24 明日の夜明け
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……はぁっ。 ……っ。
……できた。
[その種を、再びフィルへ]
(*12) 2010/08/06(Fri) 13時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 13時頃
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―三階 2-C―
ソフィア。
[消えた姿を探して訪れた教室はやはり無人だった。 行き先の心当たりと言えば、教室か生徒会室、あとは部室。 余り一つ所に落ち着かない性分の後輩だから、 もっと別の場所もあるのだろうけど。
子猫を探すような、そんな気分で]
……この曲。
[大音量のギター演奏は、すぐ近くから。 教室を出て、足は自然とそちらへ向かった**]
(71) 2010/08/06(Fri) 13時頃
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[ぎゅっと心臓の当たりを押さえて、そして]
……フィル!大丈夫!?
[うずくまる背を撫でながら>>42フィルが回復するのを待つ。そして]
大丈夫?……それなら私、行くね。 さっきの話だけど。 やっぱり私、フィルが危なければ追っちゃうし。 だからさ。 ここからは、私一人で大丈夫。
フィル足速いし。 私がいなければそもそも、そう危ない目に遭わないと思うし、ね。
……気をつけて。
[そう言って、校舎の中へ走った。 強引にでも止められたならきっと、行き先だけは*告げるだろうけど*]
(72) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[自分が居ない方がきっと、安全だとか。 それは勿論、本当の事だけど。 でも、それだけじゃない。
……感じた温もりが。 もう会えないのなら、もう少しだけと。 そんな気持ちが育ってしまいそうで、恐かったから。
何度も何度も別れを覚悟できる程、強くない。 だからもう、傍に居られない――……**]
(*13) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[>>3:47唐突にラルフに抱き締められて、放心しているところで彼の温もりを感じればソフィアが居ない事も本当なのかなと頭をよぎり、じわりと涙が浮かぶ。
>>3:41ホリーの謝罪が聞こえた、とにかく友人は無事らしくてほっとしたけれど、今は複数の事を考える余裕がなかった。
>>3:51,>>3:68程なくして、ラルフが捜すと言う単語を呟き抱擁を解いて去る、どこに行くのだろうかと思いながらもその後を付いて回る]
‥‥‥。 ラルフ、どう、するの‥‥‥?
‥‥‥腕、もう大丈夫? ラルフは、真面目だから、心配だよ。 色々背負っちゃうんじゃないか、って。
[はたと、先ほどの抱擁でラルフの腕が動いた気がして、もう怪我は平気なのか等も尋ねて。
彼が今どれだけ冷静を装っても、ソフィアの消滅に大きいショックを受けていると言うのは常に寄り添って彼を見ていたからこそ分かった]
(73) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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/* 常について回る事で付け狙うという表現にしたいんだけど。 ラルフソロで動きたいのかなぁ。
(-46) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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うーん。元気ないのかな。 まあ、こーもあっつくちゃねー、みんな引っ切り無しにお願いに来るし、バテちゃうかー。
[燦々と照りつける太陽を、手で陰を作って見上げる。 暑いばかりのそのひかりが、懐かしくも思えるのは、何故だろう]
よっし、お水汲んできてあげよう。ホースは……、ぁー、使ってるか。 んー、裏庭にひとつくらい転がってないかな。ちょっと待っててね!
[木陰から飛び出せば、未だ高い太陽が、容赦なく照りつける。 途中で、白線引きを蹴飛ばして粉を撒き散らし、ぶつかりそうになったサッカーボールを咄嗟に蹴り返したら、タイムをとっていた陸上部のストップウォッチを直撃し。
いくつかの怒声を浴びるも、もう自分のお騒がせぶりには慣れてしまったのか、本気で怒るひとも、本気で追いかけてくるひとも、そして本気で名を呼ぶひとも居ない。
明るすぎる太陽から逃げるように、駐輪場へ滑り込み。 校舎の陰に滑り込めば、ふぅ、とひとごこち]
(+9) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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……? ……すー、はー。
[そうして深呼吸した空気が、ああ、いい空気だなー、なんて。 空気と水が美味しいのは、今更なのに、やけに感慨深い。 さっきから何なのか、と首を捻りつつ]
ひえっ、自転車っ! ……いやいやいや。駐輪場に自転車あるの、当たり前じゃん……。
そんな、メアリーじゃあるまいし……、 …?
[てか、メアリーって誰だったか。 本当、何なのか。アネットの言うように、寝ぼけたままなのだろうか。
夢にしてはリアルで、でも現実には到底昇華されそうもない、儚い記憶。 ぼんやり浮かぶ光景は学校のそれなのに、空に映える月のいろも、幽霊よりまだ不確かに居る人々の姿も、まったく知らないものばかり]
(+10) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[ただの夢だ。 リアルさに感情移入し過ぎただけの。 いつまでも気にするようなことじゃない。 そう、思うのに]
わっ、
[ぐだぐだ考えていたら、足元が疎かになって。 壁に手をつく暇もなく、べしゃっと転んだ]
いったー…… ?
[肘をさすりつつ、起き上がれば。 何故か、焼却炉の煙突を見上げていた。
別に何の変哲も無く、焦げ付いて古びた金属が、ぎらりと太陽の光を反射しているだけで。 何の、何も。おかしなところは無いのに]
(+11) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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……ほんと、保健室いこっかな。
[首を傾げながら、スカートの土埃を払い。 とりあえずは、如雨露を見つけなきゃと、てとてと歩き出した]
(+12) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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これが、ソフィア…?
[>>68ラルフ先輩から聞いた話は信じられない気持ちになった。]
はは、ソフィアは、何に、やられたの?
[でも今の状態を考えれば、否定しきれない。]
探すって言うけど、何を?
連れ去られたなら、多分此処のエリアには居ないよね…
[歩み去るラルフ先輩達に聞こえぬように吐き捨てた。]
(74) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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[ホリーと二人っきりの図書館、後手に扉を閉める]
…ねぇ、ホリーさっき私が話した事だけど。 ロレ先生の生首がしゃべりだして、私たちの中にこの世のものでない力を持ってる者たちがいるって言ったって事。 あれ、ホリーもやっぱり信じられない?
[そう聞いたときに、ホリーはどんな表情をしていただろう。少女の背面に光る青い月が逆光となって表情は読めない。 ホリーから返事はきただろうかもし返事がこなくても続けて質問をする]
じゃあ、ソフィアちゃんが緑の液体に包まれて溶けてしまったのはどうしてだと思う?
[そして、子猫がホリーを警戒していた謎。 乾いた唇をきゅっと噛んで言葉を紡ぐ]
ねぇ ホリー ソフィアちゃんの身に起こった事にあなたが関わってないよね まさか…そんなことは無いよね
[震える声でホリーに問うと静かに答えを待つだろう**]
(75) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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/* ずりえるの演奏はイマジンで合ってるのかなあ……! PCがボーン奏者の癖にPLは邦楽にも洋楽にも疎い罠。 */
(-47) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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/* >>70 おっと!ソフィアが言ってたのか>可愛い 被ってごめんd。
昨日までの理科室の様子もチェックしとかないと。 しっかりとは読めてないんだぜ……。
(-48) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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― 裏庭 ―
お、あったあった。こりゃまた年季入ってるわ。だいじょぶかな?
[裏庭の片隅、じめりと日の光が届かない場所に、置き去られた如雨露がひとつ。 水漏れなどしないかと、手に取れば]
(―― ♪)
……え?
[揺れた水面が奏でたのは、静かな水音ではなく。 覗きこんでいる自分の顔は何処にもなく、ギターを奏でる誰かの手元が揺れ。
この曲は、知っている。 ずっと追いかけているバンドの曲だ、知らないわけが無い。
でも、ギターはこの音じゃない。 誰か、コピーバンド? いや、でも、 ……ちがう]
(+13) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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……ズリエ、 っ!
[これで、いいんだ。『今の』センス・オブ・チェリーブロッサムは。 いくつかの記憶が呼び覚まされて、その名を呼ぼうとするも]
…… ぁ…
[ちゃぽん、と間抜けにちいさな水音。 勢い込んで揺らされた水面は崩れ、ただ、泣きそうな顔で覗き込む自分を映すだけだった。
耳にはまだ、ギターの余韻が残っている。 でも、呼ぼうとした名前を、思い出せない。 そのひとが、どんな顔をしていたのか、思い出せない。
古ぼけた如雨露を抱きしめて、へたりこんだまま。 みーん、みーん、と鳴く蝉の声をひどく遠く感じながら、暫く立ち上がることも出来なかった]
(+14) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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/* ズリエルがかっこいいよ。かっこいいよ! あたしのほうは色々拾えてないのにね!・・・ごめんね。
そして日常ってこんなんで大丈夫なの、という一抹の不安。 あと、最多弁な現状とか。 は 墓下うるさくてごめんなんだよ。読みに来た人は、すっ飛ばすといいんだよ。
(-49) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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[じっと会話のないままホリーのことを見つめていると、どこからかImagineの曲が流れてくる。
ズリエルの力強い、でも哀しいギターの音に目を瞑る]
(76) 2010/08/06(Fri) 17時頃
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[ソフィアの為に祈ると深呼吸をして息を整え]
ねぇ、ホリー。 私は、もしも貴方がソフィアを襲った緑の液体に何か関係しているとしても、貴方がソフィアを傷つけたいと思ったなんて考えられないんだが。 …何か理由があるんじゃないか? よかったら話して欲しい。
[首をかしげて顔を覗きこむ]
それとも…私では信用できない?
(77) 2010/08/06(Fri) 17時頃
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―回想 グラウンド― >>74 [やはり信じられない、しかし否定出来ない様子のサイモンへ]
ひとりでにそうなったように、見えなくもなかったよ。 少なくとも、狼がその場で何かしたようには見えなかった。
[ひそかに言い捨てられた言葉は、こちらには届かなかった]
(78) 2010/08/06(Fri) 17時半頃
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―三階 2-C― >>73 [不安げに傍について回るアイリスに、小さく首を傾げる]
ん。……どうしようかな、とは思ってる。
腕はもう平気みたいだ、見た目より軽傷だったんだろうな。
大丈夫。……とは言い難いけど。 けど大丈夫、そんなに色々背負ったりしてないから。
[微笑を見せて。 流れて来る音楽に目を向けた]
(79) 2010/08/06(Fri) 18時頃
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―音楽室― >>65 [『君は、僕が夢を見てるだけだって
言うかも知れないけれど』
防音の筈の音楽室の壁を抜けて響くギター。 中はかなりの爆音になってるのが予想出来た]
アイリス、ここで待ってても良いよ。 多分中相当うるさいし。
[他の教室より重い扉を開く。耳を押さえて中へ]
……音少し下げて。
[背を向けて没頭する彼に届くか解らないが、言ってみた**]
(80) 2010/08/06(Fri) 18時頃
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―― 伝説の樹 ――
[背中にメアリーの手を感じる。 それを手がかりに、ゆっくり人形の体を自分の体に戻していった。 収まったのは、しばらくの後]
……へ、き……
[精神的にメアリーの方が何倍も何倍も辛い筈なのに。 なぜ自分はこんなにも弱いのだろう。 問われた声に少し意地を張って、それでも目じりが下がる。 続いて言われた彼女の決意]
……待てよっ 違う、そういうんじゃ、ないんだ。
[上手くいえない。まだ体が追いつかない。 言葉を募ろうとして、でも、みるみるうちにメアリーは駆け出してしまった]
……はは。
(81) 2010/08/06(Fri) 18時半頃
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[立ち上がって、その背中を見て。自嘲する]
何がしたいの、俺は。
そんなん、こんなにもはっきりしてるのに。 でもどうしたらそれが出来るのか、さっぱりわからねぇ
……ごめん。わがままで、無能で、醜くて、ごめん。
[こんなだから、メアリーに自分の気持ちを言えない。 月がまだこんなにも青いから、メアリーとは逆の方向へと樹のもとを離れた。それは、ズリエルがやってくる少し前のこと]
(82) 2010/08/06(Fri) 18時半頃
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ー音楽室ー [弾いていながら、いろんなことが脳裏をよぎった。 溶けて消えるときのあの、苦悶の表情。 ……それは、彼女が取り返しのつかないところに連れていかれた証左のようにも思えた。 一方で、あのとき、伝説の樹の根元にいた彼女は−−少なくても、日常を取り戻して居るように、見えた]
『空を見上げれば、そこには空だけが……』
[わかるはずもない。 ただ、この音が彼女に届けばいいと。そう、思った。
弾いている途中、ラルフが扉を開けたことにきっと気づいて、ふりむくだろう。だが、それだけ。何かをいっているだろう声は、ギターにかき消されて聞こえない]
(83) 2010/08/06(Fri) 18時半頃
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―― ソフィアの溶けた場所 ――
[ふらりと足を向けた場所は、先ほどソフィアがいた場所。 彼女がどろりと溶けた場所]
[集まっていた人たちは三々五々散っていた。 たどりついたのは、ラルフたちが立ち去った少し後。 その場にいるサイモンの隣にふらりと来て、緑色の痕を見つめた]
……………。
[少しの間、無言だった。 少し憔悴した様子で、ただ緑色を眺めている]
………ソフィアちゃんのさ、ダチ……?
[唐突に、聞いた]
(84) 2010/08/06(Fri) 19時頃
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/* きょうこさんの役職がわからないなあ。 人犬? あ、さすがにプロで透けてましたけど。あれ関係なく。
投票だけでもあげておいたほうがいいかな。
(-50) 2010/08/06(Fri) 19時頃
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―― 回想・伝説の樹の下 ――
[樹の根元で、一人の少女が座り込んでいた。 そこは、刹那の世界。幻にたゆたう世界。
彼女の前に立って、見下ろした]
……『会った』というと、嘘になる。
[しゃべっても、口元がかすかに動くだけだ。 声は、所詮届かない]
お前は、それで良かったのか。
[何が、とは言わない。彼女の小指を見る。 通常なら、ただ結び付けて。幸せへの道筋をつけるそれ。 常の世界で彼女が自重したことも、あの世界で彼女が望んだことも、知っている]
……すまない
(@3) 2010/08/06(Fri) 19時頃
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[最後にそれだけ呟いて、疲れたように瞼を閉じた。 ふっと姿を消す。世界の狭間。もう、居場所はない。 自分の失われ行く力の限界まで、もう少し**]
(@4) 2010/08/06(Fri) 19時頃
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そうですか、狼の仕業じゃないみたいなんですね…
[>>78ラルフ先輩の話には小さく頷き先輩を見送った。]
じゃあ、何のせい?
[狼でないなら、思案せずとも理由はある。]
色が変わるときの仕業か、誰かの仕業か…
[理科室にて泣いた影響でか、ぐすっと鼻をすする。
深くネガティブに流れそうな思考が、>>84足音が止めてくれた。]
(85) 2010/08/06(Fri) 19時頃
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