102 あの、秋の日
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うん?チャッピーがどうかしたんでしょうか?
[ちら、とヨーランダの視線がチャッピーへ向けられると 両者を見比べ首をかしげた後、促されて張り紙を見る]
……なるほど。 ここだけでなく放送で周知したほうが良いのでは? 脱衣所ではち合わせて覗き扱いはごめんですよ。
[既に犠牲者が一名いることをまだ知らない]
(86) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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/* 心の底では神に感謝しますけどね。
(-28) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/09/26(Wed) 22時半頃
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男性陣も風呂を済ませてから焼き芋でしょうか。 なら俺男風呂の順番までふらふらしていましょうか。
……芋の数が多くて、いくらお腹をすかせても 足りなそうですよ。
(87) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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そういえば……結局、レティは何入れたん? って、聞いてもええんかな? あ、嫌やったら無理して言わんでもええよ。
[タイムカプセルに入れたものを覚えていた二人。 他の人たちにも思い出してもらいたかった二人。 けれど、中に入れたものについて、話したことはなかった]
(*13) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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玄関前にあった箱……あれ、もしかして、お芋なんですか? わぁ……。
[箱には気付いていたが、男子寮のオブジェだと思って意識に入っていなかった。]
あ……ちょっと、怖くなってきたので。 確認してきます……。
[すぐに戻ると告げてから、脱衣所に荷物を置いて廊下を見に行く。]
(88) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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― 回想:自室にて昼寝中に ―
[ふと、顔が歪んで]
のっくん… お前さん、
…えるん、 嫌ぇだった…… のかい?
[そんな寝言がぽつりと漏れた。*]
(89) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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あ、扱いって……もう。
[耳に届いたのは笑い声>>75。安心する心半分、違うと主張したい心半分。]
まるで?
[バーナバスの言葉は不意に途切れる>>76。繰り返して問うも、それは続かない。 それでも、直接嫌になったわけでないと>>78聞けばどっと力が抜けるような気がした。思っていた以上に緊張していたらしい、掴まれたままの手が微かに震えた。]
……よかった、
[唇から滑り落ちる小さな自分自身の呟きには気がつかず]
(90) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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褒めたって何も出ませんよ。
[ようやく少女の表情に燈るのは朗らかな笑み。その中に微かに過ぎるは大人びた、切なげな表情。 「現実の」バーナバスの言葉と、それは綺麗に重なって]
バーニー先輩。
これからもあの、 ……色々やらかしても、怒りませんか?
[振り返る過去。ありがとうございます、とそれだけで切り上げたはずの過去。 けれど現実をしる大人のレティーシャは、少しだけ我侭だった。我侭な願いを、少女は口にした。]
(91) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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/* ウッ……。 遠い未来から、早くヨーラ先輩から離れろとの、 強制力を感じるッ!
……だがすまない、ノック…。 俺の脚は、既に俺のものではなくなってしまった…ッ!俺の、俺の脚を、誰か止めてくれッ 手遅れに、なる前に…!
……。なんちゃって。
(-29) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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盲目などでは、ありません。 ちゃんと目を開いてます!
……今は寝てますけど。
[まだ少し愚痴愚痴とクラリッサに対して>>*12続けながらも、ふと息を吐く。]
私が、何を入れたかですか? 嫌ではありませんよ。
[ただ今までなんとなく口にしていなかったそれ。忘れることもない、タイムカプセルに埋めた想いは]
(*14) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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楽譜です。 合唱の、楽譜です。
[そんな単純なもの。けれど込めた想いは単純ではなくて]
……一緒に歌いたいと思った、曲なんです。
[恥ずかしげに小さく笑った。いつもの大胆さがあれば押し付けることも出来たのに、それはどうしてもできなかった。そうして10年間、暖め続けた。]
クラリッサ先輩のものは、お聞きしても?
(*15) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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[小走りで玄関まで向かい、そこに並んだ箱を確認する。]
うわぁ。ホントだ。 お芋いっぱい! 安納芋……?聞いたことないけど、美味しいのかなー。
[嬉しそうに箱に書かれた説明と、数を確認する。 残された受領書と領収書を見て。]
……お芋ってこんな高いんだ……。 予算とか大丈夫なのかな。 こうなったら、ベネット先輩に身体で払うとか言った方が良いかも?
[この金額、生徒会の仕事を手伝った方が良いのかもしれない。]
(92) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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[生徒会に出すのは領収書だけで良いはず。 受領書をポケットにしまい、また浴場へと向かった。]
(93) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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………。いやなんでもない。
[>>86目をそらした。 世の中には知らないほうがいいこともあるからな、うん]
あー……ここに残ってる面子はだいたい知ってると思うぞ?
[普通に知った者たくさん、身をもって知った者約一名]
ノックスとかまだ知らない気がするから、会ったら適当に伝えといてくれ。 女子の方はオレがやる。
(94) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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いっしょにふらふらできなくてごめんなー。 オレには風呂場で身だしなみを整えあいっこするという大事な役目が残されているんだ。 あとマッサージ!
[>>87する側じゃなくてされる側、だけれど]
あはは、夕飯から焼き芋かー、悪くない。 あれはさすがに多すぎる。ちょっとでも消費してやらねーと。
[力をこめて頷く。 やがてそのまま会話を切り上げて別れるのだった]
………思い出っていいもんだよなー。
[振り返り際に、そんな呟きを残して]
(95) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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― 脱衣室 ― [玄関から戻ると、手早く体操着を脱ぐ。 掃除は簡単にしていたとはいえ、あまり汚れていない。]
お待たせしましたー。 って、まだ他の方は来ていないんですね。
[浴槽に沈みかけているクラリッサ>>83に声を掛けた。]
(96) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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楽譜、かぁ。 そっかぁ。 ……歌えたら、ええねぇ?
[ふふ、と笑う声に、もうからかうような響きはない。 優しげに落ち着いた、28歳のクラリッサの声。 けれど聞き返されると、少し言葉に詰まった]
うち? うち、は……、 手紙と、写真やの。 写真は、春のお花見大会の時、みんなで撮ったやつで。 せやけど、手紙がね……。
[はぁ、と小さく溜息を吐く]
(*16) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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/* オレが狼ならピエール捕まえて襲撃してみたというのに……
しかしおまかせだと狼まわってこぬぇ
(-30) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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タイムカプセルを開ける頃には、とっくに別れてしもてると思て、ジェフに宛てた手紙なん。 まさかまだ付き合うてたやなんて……。
[別れているからこそ、懐かしんで読めると思ったのだ。 若気の至り、なんて笑い飛ばせると]
……自分宛ってことにして、隠滅せなあかんねん。
[そう語るクラリッサは、ジェフもまたクラリッサ宛の手紙を書いているとは知らない]
(*17) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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クラリッサは、ミッシェルに声をかけられて、慌ててじゃぼんと浮上した。
2012/09/26(Wed) 23時頃
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その調子ではノックにはまだ会っていないようですね。 学校のほうに向かったようですが……。 会えれば伝えておきますよ。
思い出ですか? 唐突になんですか。そうですね、いいものです。 いいものであれ悪いものであれ……。
[ヨーランダのつぶやきに返し、 その姿が見えなくなったところでつぶやいた]
マッサージ。身だしなみ。 ………………………………………………いいなあ。
(97) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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ピエールは、何か飲もうと、台所方面に向かうことにした。
2012/09/26(Wed) 23時頃
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[洗い場で頭からお湯をかぶり、身体を洗う。]
そういえば、クラリッサ先輩はタイムカプセルに何を入れるか決めましたか? なんか沢山入れたい物とか浮かんできて、決められないんですよね。 お芋入れたら怒られそうだし。
[女子浴場から持ってきたシャンプーで頭を洗いながらそんなことを聞く。]
(98) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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……あかん。寝てしまうとこやったわ。
[ああでもないこうでもないと頭を抱えて考えているうちに、体が温まって眠気に誘われていたらしい。 ぷるぷると頭を振る]
お芋、どうやったー?
[まさか500kgの大惨事とは知らないので、話題を変えるべく明るい声で聞いてみた]
(99) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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――台所――
[戦いの後だというのに、それを感じさせないくらい 綺麗に片付いた部屋は、流石ベネットの几帳面さ。 部屋の中央で瞑想する男だけが異質である]
……なにこれ、なんなの?
[ベネットの横にチャッピーを置いて、手をひらひら振って みたが、彼の瞑想は深いようで、気づいてもらえない]
……むなしい。 あー、俺何やってんでしょうね。 ボンノーとか無縁の顔して。会長。ねー。
(100) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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お芋は……やめといた方がええやろねえ。
[開ける頃には腐っているか干からびている。食べ物は大切に!]
うち? 一応決めたかなぁ。 ベタやけど、お手紙と〜、あと写真やねんけど。 春のお花見大会の時のにしよか、夏の大花火大会の時のにしよか迷てるんよ。 やっぱり綺麗に撮れてるお花見の時のんがええかなぁ。
[浴槽から上がって、洗い場へ。いつもよりたくさんシャンプーを泡立てた。 まだ髪にもちょっぴり泥が残っている]
(101) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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[――「よかった」。>>90 零れた言葉を聞いて、くくくっと小さく笑った。」
……なんでい。 不安になりましたかい?
[苦笑を浮かべながら、握りこむ手の力が熱を送る。 その手が冷たく震える理由には一切気づかないまま。
そうして、茶化すように笑う]
別に褒めたつもりなんかねぇですよ。 俺は本当に可愛いと思った子にしか可愛いなんて言わねぇです。
[それは事実だ。 ただ、可愛いと思ったのもたった一人だが。]
(102) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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お芋、いっぱいありました! 安納芋?とかいうお芋で。
注文した時、焼き芋大会するって言ったのでお店の人が美味しいのがあるよ、って教えてくれたんです。 せっかくなら美味しいのが良いなーって思ったのでそれお願いしたんですよね。
[残念ながら値段を聞く前に即決してしまったのだが。 嬉しそうにそう報告した。]
へぇ、お手紙とか写真ですかー。 それも良いなぁ……お手紙って、誰宛なんです?
[勝手にセレストの下着を入れようと思っていたなど言えるはずもなく、やはりそういった物が良いのだろうと考える。]
(103) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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[ひとつため息をつくと、 ミルクを沸かして、ロイヤルミルクティーを淹れた。 ベネットの分も注ぐと、その傍に置いておいた]
タイムカプセルなんて思いつきません。 考えるのもめんどうですよ。
[ぶつぶつ言いながらロイヤルミルクティーを啜る。 ポケットにある封筒に入れたもののことは、 気になりつつ気にしたくない]
(104) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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―隠滅されるかもしれない手紙―
ジェフへ
そもそも、タイムカプセルを開けるのって、何年後なんやろう? 10年後? 20年後? ようわからへんけど、その時まで、うちらが一緒にいると思えるほど、うちはおめでたくはないねん。 せやけど、だからこそ、タイムカプセルに入れる手紙にやったら、うちの本心が書けると思ったん。 面と向かっては絶対言えへん、手紙かてリアルタイムで読まれるかと思ったら耐えられへん。 せやけど、いつかもようわからへん未来やったら、若気の至りで笑い飛ばせるんとちゃうかな、懐かしめるんとちゃうかな、そう思ったから。
ジェフは身にしみてようわかってると思うけど、うちは気が強くて可愛げがあらへん。 ジェフにしつこく口説かれて、根負けして、絆されて付き合うてる……って、ジェフは思てると思う。実際、そういう部分もある。 せやけど、それだけやない。うちは、ちゃんとジェフのこと、好きやった。 何回断ってもめげへんジェフに、呆れてた。呆れてたけど……同時にちょっと、ほっとしてたん。 諦めんと、うちのこと好きでいてくれるんやって、嬉しい気持ちが、確かにあったん。 そんなこと、よう言わへんかったけど。
(-31) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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ジェフ、言うたやん。自分よりいい男はいっぱいおるって。世の中どころか学園にも寮内にもごろごろおるって。 まあ、身も蓋もないこと言うてしもたら、実際そうなんやと思う。客観的に見たら、ジェフよりいい人はごろごろしてるんやろね。 せやけど、少なくともうちにとっては、ジェフはいい男やったよ。 ほんまにその、女の子が大好きで、やらしいとこだけはなんとかしてほしいけど。 それでも、ジェフのこと、好きやった。 うちも大概可愛げのない嫌な女やと思うし。 やから、おおきにね。
タイムカプセルを開ける時、うちらはどうなってるんやろう。 高校の時の恋愛が、大人になってからも続いてるやなんて、そんなん現実的やない。そんなんが信じられるほど、うちはおめでたない。 せやけど……せやけどね、続いてたらええなぁって、思ううちもやっぱりいるんよ。 それくらいには、うち、ジェフのこと、好きみたいやわ。 ジェフのこと、あほあほ言うてたけど、うちも大概あほやねぇ。
クラリッサ
(-32) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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ええ、そうですね。
[歌えなくてもいいと、その想いは口にしなかった。ただ閉じ込めた想いを、懐かしめればいいと。 けれど、言葉に詰まる様子のクラリッサ>>*16に、つと首を傾げる。
手紙と写真、とてもいいものではないか。 零されたため息に首を傾ぐが、どうやらそれは別の意味のため息らしく]
……10年、長いですものね。
[その理由>>*17に、ああ、と苦笑を漏らす。その考えももっともだと一人頷く。
楽譜を埋めた想いが未だ、心の中で燻っているとは思っても居なかったから]
(*18) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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