7 百合心中
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長老の孫 マーゴは、桜並木の道を誰かが走ってくるのが見えた気がした。
2010/03/24(Wed) 03時頃
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いえ。 ………そう、ですね。
貴女の仰る通りだと、思います。 私にはあの子を支える覚悟なんて、無い。
[確りとタバサの目を見据え、首を左右に振った]
だから。 もし、彼女が今後、傷ついてしまう事があれば
[其れは自分の"言葉"で彼女が傷つく可能性がある事。]
………御願いします。
[勝手な言い分を、深い辞儀と共に、願う。]
(96) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―――…。
["Lilium" それが人々に死を齎すのか。 どれくらいの規模で? どのくらいの人数を? ――彼女は謂った、 "沢山" 、と ]
……そう。
[余りにも突然過ぎた、死の予告。 彼女を気狂い呼ばわりして否定してしまえればどんなに楽か。 けれどそれが出来ないのは、彼女がとても、悲しそうだから]
……教えて呉れて有難う。
私は、イリスと謂うわ。お名前を訊いても? …これが最後の会話ではないことを祈って。
[そう告げると、絵本の入った紙袋とバッグを持って立ち上がる]
(97) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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そう? 私はよくやるよ。子猫とキス。ちゅーって。
[絵葉書なんかでもよく見ると思うけど。 と、続けて。]
晴れた日が絶対条件なんだね、OK。
随分と箱入りな娘だったね、あの子。 ちょっとからかいすぎちゃったかな。 明日、からかってごめんねって言付けておいてくれる?
(98) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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>>94 ヨーランダ [意外そうな、どこかうれしそうな声。]
ああ、確かにリンダだと言っていたよ。 奇遇だな……。 ふふ、世の中、意外に狭いのかもしれないな。
[促されるままに助手席に座る。 やがて、ヨーランダが入ってくると申し訳なさそうに]
わざわざ私のために? だとしたら、本当に色々とありがとう。 恩返し、何か出来ればいいんだけどな…
(99) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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[わき目もふらずに住宅街を抜け、あまり新しくは無いが清潔で、こぢんまりしたアパートへ戻ってきた。 ここにケイトは母親とふたりきりで住んでいた] ただいま。
[へとへとになって帰れば、電灯はついているのに、母親の姿はない。代わりに、濃い花の香りが漂っていた] お母さん? もう、電気をつけっぱなしで……これは何かしら?
[ソファに降り積もる……、 真っ白い……、 花弁めいた物のことを……、 ケイトはまだ、知らない]
[なぜここにこんな土があるのかと、不思議に思いながらも、窓を開けて、それをベランダに掃きだした。 そして、帰ってこない母親を、待ち続けた**]
(100) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 03時頃
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どう見ても、感染の拡大です。 というわけで、皆様、おやすみなさいませ〜。
(-40) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―公園のベンチ―
――… 、 …… …信じなくても、いいの よ。
[そのほうが、幸せかもしれない。 なのに口にしてしまったのは、 黙っていることが自分で思っていたより、 辛かったのかもしれない。]
……ごめんなさいね。
[三回目、今度は少し俯いた。]
…イリスさん。……――虹の名前ね。きれい。 わたしは…マルグリット。
大丈夫…きっと、逢えるわ。きっと、明日も晴れるもの。
(101) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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最良の事態より 最悪の事態を把握して動くべきだわ。
[謝らないで。と彼女に告げて、芯のある瞳を細める。]
…有難う。 マルグリット。貴女の名前も綺麗。
……ええ。 "また" ね。
[淡くマルグリットに笑み掛けると、 重い荷物を手に駆け出した。
会いたい。 あのひとに、あいたい。]
(102) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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するかなぁ? 確かに、飼い猫とかにしてる人は多いみたいですけど… 野良ちゃんにします?
[そう、首を傾げつつ問いかけて]
はい、折角休むんだから、外に出て気持ちの良い日の方が良いじゃないですか。
[小さく頷くと、あはは、と困ったように頬を掻いた]
本読むのが好きな、真面目な子…で、シャイ?かな。 うん、そう伝えておきますね。
[其処まで言った所で、は、と]
…えっと。私にはそーゆーお言葉とかは…
(103) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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>>99 コリーンと、先日――…再び出会えたのも、ね?
[目の見えないコリーンの顔を、女は熱い瞳で見詰める。 でも、それは一瞬。 次には、同意するように、そうそう狭いものね、と楽しそうな声で笑い頷く。
助手席にコリーンを座らせれば。 後部座席のドアを開き、彼女から手渡された荷物は後部座席の食材の隣に置いて、運転席へ。]
恩返し、だなんて――…。 コリーン、私達の仲じゃない、気にしないで。
[心の中で―――…紡ぐ言葉。でも、口に出す事がどうしてもできなくて、喉の奥に飲み込まれる。]
出発するね。運転は安全運転で行くから、ね。
[それを誤魔化すように元気よく微笑んで、車を出発させた**]
(104) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―― 喫茶店『Dears』前 ――
…
[結局。 それから二人の間で話が弾む事は無かった。 件の話を終えて、沈黙を嫌うかのように 自分が先に清算を済ませ席を立ってきたからだ。]
……
[虚ろな眸で、辺りを見遣る 不意に、視界に入るのは、ゲームセンター 吸い込まれるように、中へ]
(105) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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野良は……うーん。 でもそんなこと言うと、飼い猫にしちゃうよ。
[いいの?と、意地悪く尋ねる。]
まあ、確かにね。 天気がいい日の方が、気持ちも良いけど。
[ローズの最後の言葉にはしれっとした顔で]
君は逃げなかったじゃない。だから、いいの。
(106) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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/* ローズがめちゃくちゃ可愛い件。
(-41) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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――PL×PL前――
リンダさ、ん……?
[自動ドアを開けて中に入ると、 代替のバイトとリディの姿しかなかった。 バイトには文句を言われる。元気そうじゃない、と。]
ごめんなさい、でもちょっと急用があっ……
[チカ、チカ、――]
ッ。
[見えた星は、何処だ。 バイトではない、この、きつい気配は]
リディさん……。
(107) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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リディさん、大丈夫ですか? 具合が、悪そう、かもしれない……
[そう問うも、リディは不思議そうな貌で返す。 何もない、と、華の馨りを振りまくのだ。]
……。 具合悪かったら。病院に行って下さい。
[念を押すように謂って、 それからリンダの行方はと、問いを重ねた。 有給を取って、早上がりしたと、返ってきた]
(108) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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そ、そんな事してたら飼い猫沢山になっちゃうじゃないですか。
[良いの?と問われれば、少し慌てて答える。 …答えになっていない気もするが]
あの時、そう言う風になるとは思わなかったんだもん。 女の人も、狼になるなんて初めて聞いたんだもん。
[むー、と、軽く頬を膨らませて。 最も、分かった途端に逃げ出せるほどの機敏さが有るかどうかは…謎であるのだが*]
(109) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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水商売 ローズマリーは、不思議に思いつつも、何時もと違う感情が芽生え始めていた…
2010/03/24(Wed) 03時半頃
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もう、こんな肝心なときに!
[PL×PLのメンバーにろくな挨拶もせずに外へ駆け出す。 PL×PLも含まれる繁華街で、リンダの姿を探す。 本屋で店番をしているベネットの所に寄って 見かけなかったか尋ねようとしたのだが、 本屋を覗いてもベネットの定位置には誰も居ない。]
――…!
[カチッ
見えたのは余りにも。大きな大きな星だった。]
あ、ぁ……
[分かる、分かってしまう、それが何を意味するのか]
(110) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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違う違う。 飼い猫にするのは、君。
[つんっと人差指でおでこをつついて。]
いいの…?
[と、再度問いかけた。]
あはは、ごめんね。 可愛かったものだから、つい、ね。
[ごめん、ごめんと頭を撫でて。 暫くはそうして話を続けるだろうか。]
…と、いけない。そろそろ私も行かないと。 天気のいい日に、連絡するから。
またね?
(111) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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/* リンダのことだからクレーンゲームと予想
(-42) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 ローズマリーと別れると、コートの裾を翻しながら、先生が眠る墓地へと向かうだろう。
2010/03/24(Wed) 03時半頃
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/* 本命:クレーンゲーム 対抗:格闘ゲーム 大穴:麻雀ゲーム
(-43) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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―― ゲームセンター『じょいふる』 ――
……
[ぼんやりと店内を練り歩き。 所狭しと並ぶゲーム機や、 愉しそうな声を上げ、ゲームに興じる男性、 なんだか盤面に真面目な顔で向かいあうサラリーマンなど。]
…
[その合間を縫い、隅の方に数台ある UFOキャッチャーのコーナーへ。 バッグから財布を取り出して。 暫く、景品をぼうっと眺めている。]
(112) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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/* >>112 ほらねっ!!!wwwwww
(-44) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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/* じょいふる噴いたwwwwww いきものがかりktkr
(-45) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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―公園のベンチ―
…そうね。
[イリスの眸は、つよい光が煌いていた。]
――ありがとう。 また逢いましょう。 世界は、こんなにも きれいなのだもの。
[貴方と貴方の大切な人が逢えますように。 祈りの形に組んだ手のまま、 イリスが去っていくのを見送った。
かけた後に花が散る。]
(113) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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じょいふるwwwwwww
まるとみの時も思ったけど、 こっちがぶらっでーさんかしら??
(-46) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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[覗ける店という店は覗いて見る。
喫茶店の窓から中を、 まるとみのレジのところを、 雑貨屋のウィンドウを、 ゲームセンターでリンダが好きそうな機体、―― ]
……。
(114) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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[別に景品なんてどうでも良かった。 もっと言えばゲームですらなんだって良い。 お金を入れて、]
…
[考えずに、つぎ込んでいく感覚。 其れに支配され何も無い時間が有れば、良い お金を入れて、クレーンが動いて 猫のぬいぐるみまで近づいて ………失敗。]
(115) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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/* イリスのUFOキャッチャー成功率34%
(-47) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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/* ダメな子だった。
(-48) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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[お金を、入れる。 動く。 降りて、 昇って 独りが、 戻る。]
…
[繰り返し。 只、お金が少しずつ、減っていく。]
(116) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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