84 戀文村
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あ、……いえ、そんな。 こちらこそ、ご無理をお願いして、ごめんなさい。
[と、当初本屋を気にした理由を、ベネットから告げられ、 女は慌てたように首を横に振ると、ぺこりと頭を下げる。 外だというのに、かっと顔が熱く感じられるのは、 急かしてしまったということと、 預けた本の内容も相まってのこと。]
(107) 2012/03/23(Fri) 16時半頃
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― 自室 ―
[ブローリンからもらった絵は、一つの箱にまとめられている。 貸した本の数とは比例しないけれど、それでも少なくない枚数があった。 その中に新しい一枚を重ねて、箱のふたを閉じて元の場所にもどした]
……ああ、そうだ、ホレーショーに確認するって言ってたの…… うん、夜でいいかな。
[忘れないようにメモにかきつけて机の上においておく。 別れ際>>43にまた髪をくしゃくしゃにされたことを思い返し]
次でかけるときは帽子もかぶっておくべきかな。
[そんな呟きが零れ落ちる。 けれど、親しみをこめて触れてくる手は嫌なものではないから、帽子を出すことはしない]
(108) 2012/03/23(Fri) 16時半頃
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→村の中 [自室での用事を終えれば、また防寒着を着込んでいく]
母さん、それじゃ、またいってくる。
[母親に声をかけて、村の中をまたゆっくりと歩き出した。 先ほど家を出たときとはまた違う道を行く。 本屋がある通りは通らずに、ゆっくりといけば村はずれの墓地に近づいていた]
――
[幼い頃より墓が増えている。 それは必然ではあるけれど、戦争が始まってから増えたものが多いのを考えれば納得できるはずもない。 徴兵された父はまだがんばっているようで――それでも、便りがなくとも生存が絶望視されている人もいるから、数ヶ月に一度、戦地から届く父の短い手紙だけがよりどころでもあった。
墓地の中、銀灰の髪をした女性>>56が墓石を磨いている姿が、見えた*]
(109) 2012/03/23(Fri) 16時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/23(Fri) 16時半頃
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[ベネットとクラリッサの話を聞きつつ、店に目を向けると、集会場で見張りをしていたブローリンの姿が>>105 ベネットが入り口にいたのはこのせいかと察しがついたが]
あ、ブローリンさん、お仕事終わったんですね。 お疲れ様です。
[笑顔で話しかけた。 軍に偏見を持つ者も多い。 …しかし、セレストは誰に対しても分け隔てなく接している。それがセレストにとっては自然な行動である。]
(110) 2012/03/23(Fri) 16時半頃
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[僅かに頭を動かして会釈する。軍が来て仕事…もとい作業が増えた内の一人だろう 良く名を呼び挨拶している姿を見る。よもや一人一人の名をすべて覚えているわけでもなかろうが… そうなのだろうか。こういう人が居る反面、この本屋の主人や、 村に来て日が浅かった自分に対してのクラリッサなど、 警戒と他の感情が入り混じった様な目を向ける者はいる。]
[自分とて、猟師であり続けていれば、当たり前の生活に聞きなれぬ軍靴の音を鳴らしてやって来る者を歓迎はすまい。 何にせよ、きっかけは徴兵であれど、自ら望んで軍人になった自分には文句の言いようがない]
(111) 2012/03/23(Fri) 17時頃
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ブローリンは、会計を急かすつもりはないので、詩集をカウンターに置いて、栞を手に取った
2012/03/23(Fri) 17時頃
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[>>79首をかしげてつぶやくクラリッサの言葉に。 かすかな胸の痛みを感じるが。 曖昧にほほ笑む。
悲鳴のような自転車のブレーキ音が響いてから。 控えめに手紙を頼む様子に。頬をふっと緩ませ。]
書くよ……クラリッサのためだけに。
[差し出された小指。 指切りでの約束をしたかったのだろうか。]
(112) 2012/03/23(Fri) 17時半頃
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[>>80その指に自分の小指を絡ませようか。 ためらう間に。スッと引っ込められてしまい。 ホッとしたような、残念なような。
下心を警戒されてしまったのかも知れない。
クラリッサから促されて。]
……じゃあ、また。
[と、ナタリアの家へ向った。]
(113) 2012/03/23(Fri) 17時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/23(Fri) 17時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/23(Fri) 17時半頃
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ーナタリアの家ー
[友人というよりは恩人である老女へ。 いつものように。 旅先で聞いた手紙にまつわる話をする。
"とある戦場で、敵対していた陣営の2人の兵士。 彼らはひょんなことで出会い、意気投合して友人になるが。 敵同士と知り、殺しあうこととなる。 最後にかわした約束は……。"
その結末を伝えると。 ナタリアは、目頭を押さえてしばらく黙った。]
(114) 2012/03/23(Fri) 17時半頃
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[>>106外の寒さに、青年は普段着のままである]
嗚呼、貴女が謝る事はありませんよ 新しい仕事をくださったのは、うれしい事でもあるんです。 それに あの本は……大切なものでしょうから 尚更、丁寧に直させて頂けたらと思いますよ。
[クラリッサの謝罪に青年は首をふり セレストが軍人に声をかけているのを口元笑み浮かべて見遣る]
あっ……お会計ですか?
[ふと、その彼が机の前に立ち止まっている事に気づき あわてて店の中へ向かう。 栞に目を留めている姿に気づいて、自然な笑みが浮かんだ]
細かな細工が美しいでしょう。 ご一緒に如何です?
(115) 2012/03/23(Fri) 17時半頃
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すみません、俺そんなつもりじゃ……
[老女の様子に狼狽えていると。
彼女は一通の手紙を見せてくれた。 恐る恐る手にして目を通した後に。
ナタリアはその手紙を書いた人物と。 受け取った人物の話を聞かせてくれた。
村に長くいる者なら、誰でも知っていること。
そして、クラリッサにとって。 手紙というものがいかに重いものなのかと。
だからといって、自惚れてもいけない。 そう自分を戒めて。]
(116) 2012/03/23(Fri) 18時頃
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/*>>114結末考えないと……(目そらし
(-19) 2012/03/23(Fri) 18時頃
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あ、そろそろ戻らないと。 ダーラさんが待ってる。
[老女に会釈をすると。急いで店に向かった。]
(117) 2012/03/23(Fri) 18時頃
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[墓地の中にまでは入らない。 それは、幼い頃から体の弱いエリアスが墓地にいくと死に近づきそうだと恐れた母親の言いつけでもある。 だから墓地を管理しているヨーランダとは、町の中で擦れ違ったときに挨拶をするぐらいだった。
いまも、墓地の中にいる彼女に声をかけることはなく。 手伝えない作業をかんばっている姿を見るだけで]
――いつか、手伝えるかな……
[健康になれば役場で働いているセレストや、いろんな家に手伝いに行って親しまれているクラリッサのようになれるかもしれない。 そんな夢のようなことを小さく呟き。 ヨーランダと視線が合えば軽く会釈をして、あわなければそのまま静かに墓地の傍から離れた]
(118) 2012/03/23(Fri) 18時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/23(Fri) 18時頃
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ーナタリアの家→酒場ー
[店に戻る途中、誰かに会っただろうか。
もし呼び止めされたなら。 簡単なあいさつをかわして。 少し話したかも知れない。
そうでなければ。 そのまま真っ直ぐダーラの待つ店に。 戻っていっただろう。
元々女主人がひとりで切り盛りしていた店だが。 頼りないながらも、自分という男手は。 力仕事や雑用程度には役立っているらしい。**]
(119) 2012/03/23(Fri) 18時頃
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[微かに会釈するブローリンに微笑む。 彼の態度はいつも変わらないので気にしていなかった。]
その栞、可愛いですね。
[世間話をするように近づき、カウンターに並ぶ栞を手に取る]
綺麗…ミッシェルさんの作かしら?
[細やかな細工を施す職人というとミッシェルがまず思い浮かぶ。 おもわず鳥の形の栞を買い求めた。 クラリッサが何か買うのであればそれを待ち、 ヨーランダの家に向かうことにした。]
(120) 2012/03/23(Fri) 18時頃
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有難う御座います、セレストさん お察しの通りですよ。
[彼女を交えれば多少は空気も和らぐ。 烏を選んだ彼女に、何故と思わず言葉が出かかったが 頷き、簡単な包装を済ませて渡す]
……クラリッサさんも、またお越しくださいね。 そのときまでには、きっと元のように直しておきますから。
[そんな声をかけて、二人を見送る事にする]
(121) 2012/03/23(Fri) 18時半頃
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/* ベネットさん、烏は選んでませんが… 鳥ですよー。 …でも、これはもしかしたら手紙に使えるかも。 私は貝になりたいならぬ、私は鳥になりたい。
(-20) 2012/03/23(Fri) 18時半頃
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/*>>119「呼び止められたら」ダヨorz
(-21) 2012/03/23(Fri) 19時頃
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[墓地から離れてゆっくりと道を歩く。 のんびりと足を進めていれば、こちらに向かってくるセレスト>>120とクラリッサの姿が見えるだろうか。 同い年の二人の女性。 病弱ゆえに幼い頃に遊んだ思い出は少ないけれど、それでもなんやかんやと、一通り幼馴染であるといえるイベントは過ごしてきたはずだ。 もっとも今は子供の頃とは違い、忙しくしている二人とはあまり時間もあわず。 散歩の途中だったり、家に手伝いにきてくれたりするときに話す程度だった]
やあ、セレスト、クラリッサ。 二人そろってお出かけ?
[挨拶の声をかけてしばしの立ち話。 ヨーランダの家に向かうところと聞けば、後にしたばかりの墓地のほうを振り向いたりした]
ヨーランダさんなら、墓地にいるのを見かけたよ。
(122) 2012/03/23(Fri) 19時頃
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/*>>117この単発系台詞がいかにも俺臭すぎるwwww
(-22) 2012/03/23(Fri) 19時頃
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[村人二人見送った後で、青年は軍人に向き直った]
失礼しました、すっかり遅くなってしまって。 [栞はどうするのだろうと、ちらと視線を向け]
……その、差し支えなければ お伺いしても?
[一言断りを入れてブローリンの返事を待った]
(123) 2012/03/23(Fri) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/23(Fri) 19時頃
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[ベネットに頷く。綺麗に出来ていると思う。手に取った栞。 動物、犬を象った物があればそれにしただろうが… 一番落ち着いた色合いのものを一つ、 そして緑と花の様な模様があしらわれたものを一つ選んだ]
[セレストとベネットが話しているのを聞き流しながら、 栞を本の上に置いた。用意しておいた代金と合わせて栞の分も追加しようと、 懐に手を入れる。先ほども会ったクラリッサの姿も認め、髪の奥からじっと見やる]
[会計を済ませ、詩集と栞の入った袋を懐に入れる。 襟を整え、また銃を担ぎなおして通りに出た。兵舎に戻り、 着替えるにはちょうどいい時間かも知れない。 先ほどよりは足早に戻っていった]
(124) 2012/03/23(Fri) 19時半頃
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ブローリンは、ベネットに、栞を二つ置いた本を少しだけ押しやった。
2012/03/23(Fri) 19時半頃
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[ヨーランダの家に向かっている途中、出会ったのは病弱な幼馴染>>118]
あらエリアス、今日は調子いいのね。よかった。
[エリアスに話しかけられ、満面の笑みで答える…が]
ヨーランダさんのところに書類を届けに…ね。
[ちょっと表情が曇る。渡す書類が書類だけに、神妙な顔になるのは仕方ない。 本来なら、ウェーズリーに頼むのだが、彼が役場の郵便物を取りに来るのは午前中だ。 しかし、書類が出来上がったのが遅かった。明日にすればいいのだろうが、早く届けたかったのと、ヨーランダに会いたいというのがあり、セレストが自ら届けると言ったのだ。
ともかく、ヨーランダが墓地にいるという話を聞くと]
そっか、ありがと。 あ、そうだ、今日ミッシェルさんが作った栞を本屋で買ったのよ。鳥の栞。
[クスッと笑って栞の包みを見せる。]
(125) 2012/03/23(Fri) 19時半頃
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[二人の近くで立ち止まれば、頭一つ分低い彼女たちを見下ろすことになる。 背だけはそれなりに伸びたのが幸いというもの。 明るい笑顔を浮かべるセレスト>>125に、一つ頷きを返し]
きっとこれからましになっていく……はず。 冬の間寝込んでたりもしたけど――
[これからは大丈夫、と根拠の無いことを呟きつつ。 セレストの用事を聞けば、薄水色の瞳を伏せた]
そうなんだ…… ――おつかれさま。
[役場からの書類、しかもセレストの表情が曇るのを見ればそれがどんなものか理解して。 セレストを労う言葉をかける。 話をかえるように、姉の作ったしおりを買ったと聞けばきょとりと瞬き]
(126) 2012/03/23(Fri) 19時半頃
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へえ、姉さん、本屋に置いてもらってたんだ。 姉さんがつくったやつは試作品しかみたことないからなあ……あとで本屋覗いてみるかな。
鳥の栞を買ったんだね。クラリッサは何か買ったの?
[セレストが栞の包みをだせば、なるほどと頷いて。 クラリッサにも問いかけてみた]
(127) 2012/03/23(Fri) 19時半頃
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─ 村はずれの墓地 ─
[墓地は何日かに一度、丁寧に手入れをする日がある。 いつもは草をむしり周辺を掃いてゴミを取る程度だけれど、今日はひとつひとつ濡れた布巾で墓石を磨き、土や埃を落として行く。
身寄りのなくなった人や村を離れて墓を面倒見れなくなった人に変わって墓を管理するのが女の仕事だった。]
(128) 2012/03/23(Fri) 20時頃
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[兵舎で装備を片付け、身体を拭く。ゆっくりしたつもりだが、 今から酒場に向かっては若干早いだろう。 詩集に一つ栞を差して、カーゴパンツのポケットにいれ、ボタンを留める。 セーターの上、ホルスターに下げた拳銃を隠すようにジャケットを羽織り、ハンチング帽を被ってネックウォーマーをずり上げて外に出た。]
………
[明日は雨か、ともすれば雪か。空を見上げて、村の酒場へと歩き出した。 分隊長を待って共に行ってもいいのだろうが、酒場で待った方が確実だろう…]
(129) 2012/03/23(Fri) 20時頃
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[粗方清掃を済ませてしまってから、女は墓地の隅の緑濃い一角へと足を向けると、優しい緑に囲まれた小さな墓石があった。 女は木の皮を編んで作った籠から野草の花束を取り出し、『Gillian』と刻まれた文字の横にそっと置いた。]
養父(とう)さん───、 今日も無事に仕事が終わったよ。
さっきエリィが通ったけれど、 あまり顔色が優れないように見えた。 こないだ山で滋養の付く貴重な薬草を見付けたから、 後で薬湯にして飲ませてあげようと思う。
[育ててくれた養父の影響か、男のような口調で訥々と墓石に向かって語る女の声は、女にしてはやや低く掠れている。 花束の入っていた籠には、裏の山でとれた沢山の薬草も。]
(130) 2012/03/23(Fri) 20時頃
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養父さんが逝ってしまってから、もう三年。 生活は楽ではないけれど、役目は何とかこなせているよ。
一人では任せられないなんて口癖のように言っていたけれど、 私もそろそろ一人前だと認めるかい?
[女は赤ん坊の時に村はずれで発見されてから、墓守のギリアンの手で男手一つで育てられて来た。 墓守の仕事以外、女らしい教養も知識も何も身についてはいないが、唯一趣味とする野遊びが高じて、山に生える野草の中から薬効のある物を見分け、煎じて薬にして、身体の弱い青年や年老いた老人等に届けるのが日課となっていた。]
(131) 2012/03/23(Fri) 20時頃
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/* Σ(゚Д゚;エーッ!
(-23) 2012/03/23(Fri) 20時頃
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