251 【誰歓RP】鬼渡し
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[カツン>>31 枝のような軽いものが鳴る音。それから茂みが鳴る音。 そろり、歩み寄って距離を詰めてから 静かに腕を振りあげる。]
そこ…かっ!!
[勢いよく降ろした腕は空を切って茂みに潜る。
そのことに盛大に舌打ちして悪態をつく。]
(48) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[ひっそりと吹き抜ける風>>38が、小指に絡みついて遊んでいく。 まるであの時の冷たさを思い出させるように。 彼女を傷付けてはいけない、と忠告めいた冷たさで。]
(49) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[この逡巡は誰のもの。 否、そんなことはどうでもいい。]
ならばよかろう。 逃げ惑う童は一人ではなかろうて。
[そう吐いて、来た方向へ引き返した。]
(50) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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/*あれ。書いてたロルどこいった…?
(-27) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[実代子は引き留めてくれただろうか。 もしかしたら、その言葉を待っているのかもしれない。 けれど、もし引き留めてくれなかったとしても、 櫻子は走り出す。 社務所前、辰次が残した物を取りに。]
ライター、あった…!
[煙草と、車の鍵と渡し賃。 車の鍵はここに車がないし、渡し賃なんて縁起の悪いものは手にしたくない。 だから、ライターと煙草を手に取る。
そして、左手に煙草、右手にライターを持って、カチカチと火を付けようとライターを弄る。]
(51) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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[最近のライターは子供が簡単に使えないように重くなっているらしい。 焦りと不慣れな手つきでライターに火を灯そうとする。 そうして、煙草にも火を灯せば、辺りには煙草の煙が漂うだろう。 辰次が好んだ銘柄だ。 例えオニとなっても、その身が好んだ匂いは忘れえぬはずだ。]
辰っちゃん、どこにいるの!
[煙草を吸わぬ櫻子に、煙草の火がどの程度持つのかわからない。 それに、それを辰次に向けるつもりはないのだ。 辰次を傷付けるつもりはないのだから。]
(52) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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――オニさんこちら!
[そうして思い出した。 あの時もこうして辰次はオニを呼んでいた。>>1:64]
手の鳴る方へ!
[大きな声を出せば、煙草など必要なかったのかもしれない。 それでも、ただのオニではなく、このオニが辰次である証明をしたかったのかもしれなかった。]*
(53) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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智花ちゃん。 俺……俺さ。
[地面に座り込んで、あぐらをかく。 櫻子の叫びは、遠かったせいで聞こえなかった。>>36]
ちょっとだけ、いけないこと考えた。 誰かを差し出して、辰おじ、助けられないか、って……
[やはり縁の薄いカタツムリ兄貴の顔がよぎったのは秘密だ。]
でもさ、……無理だよね。 そんな風に誰かを犠牲にするのなんて…… 想像したら、怖くて。 俺、そんなこと出来そうにないや……
[自分には辰次は助けられない。 誰かを差し出したり、まして自分を差し出すのも無理で。 結局、何もかもから逃げることしか出来なさそうで。]
(54) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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/* みょんちゃんお返事を待たずに申し訳ないです…! 私、文字打つの遅いので、ちょっと先に辰っちゃんの方に行ってしまった…! すみません…!
(-28) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 22時頃
櫻子は、辰次の煙草を見て顔を顰めた。
2016/07/20(Wed) 22時頃
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─→拝殿─
[社務所から本殿の時へ向かった時同様。 櫻子はどこにいるかすぐにわかる。>>36>>40]
恩返し…かぁ。 いい心掛けだっけ。
やーっぱり、櫻子は優しいなあ。
[晶や智花がしたように茂みに身を隠して実代子と離れたのを見計らってから、辰次は櫻子に声を掛けようと社務所の方へ追う。]
(55) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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/*ごめん、ちょっと突っ込みが追いつかないんだけどね…
車の鍵捨てたことになってうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww車にはね!乗るの!!www
そして煙草は吸いながらでないと火はつかないよ?
(-29) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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[ 遠のく鬼の足音を聞いて、ほっと息が漏れる。緊張が解けて冷や汗が肌を伝った
地面にあぐらをかく晶くんの横にしゃがめば、晶くんが話し始める ]
うん、いけないこと…だね でも考えちゃうことでもあると思うよ
私たちみんな、辰次さんのこと大好きだもの 明るく笑って、私たちを元気付けてほしい
[ なんども聞いた笑い声が、頭の中で再生される。何か悩んでいても笑い飛ばして大丈夫だって言ってくれるその声が、私はとっても好きだったんだ ]
私も、怖いよ それにきっと…そんな事して戻ったって 辰次さんが知ったら、悲しむと思う
[ 自分を助けるために他の誰かが犠牲にされたなんてあとで知ったら、私だって嫌な気持ちになっちゃうもの ]
(56) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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[櫻子の声がした。>>53 あれは鬼と遊ぶ呪文だ。]
そういや、初対面の明日香さんのことも助けようとしたくらいの人だし。
[再び、木の枝を手にすると、先程と同じく、右に左に不規則に曲がりながら、そっと移動を開始した。]
(57) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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今は、逃げて逃げて……それだけしかできないけど それでも、いつかは…みんなで帰る方法 見つけたいなぁ
[ そんなの、全然わからない。ただの願望だけど ただ暗く気持ちが落ち込むよりは、なにか希望をもっていたくて。みんなが助かる方法がきっとどこかにあるんだって、そう…自分に言い聞かせるんだ
その時の私にはまだ、櫻子ちゃんの声>>53は届いていない ]**
(58) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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うん。喜ばない、と、俺も思う。 でも、そんな辰おじ、助けられないんだな。
結局、どうしようもねーのかな。 情けねーや。
[はあ、と溜息をついて下を向いた。>>56>>58 きっと情けない顔をしているから、見られたくなくて。]
皆で帰る方法、か……
[あればいい。だけど、爺さんの友達もずっとここに居た。 そんな方法、あるのだろうか。 どうしても弱気になってしまう。]
なんでこんなことになったんだろなあ……
[嘆いても仕方ないことをぼやいた。*]
(59) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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/*助かる方法捏造しないといけませんな!
(-30) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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/* 捏造も何も、大体こんな感じではあるけどな()
(-31) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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[煙草に火をつけようとする彼女>>52があの時の自分のように鬼を呼ぶ。>>53その鬼は今は自分だ、とすんなり理解できるが、それがいけないことだとは思わない。]
煙草はな、吸いながらでないと うめこと火はつかねぇぞ。
[背後からそう言うと触れぬように、櫻子の指から煙草を取ると、鬼の面を少しずらして灯して吹かす。 それをまた同じように返すと]
で、何で煙草つけようとすんだ?
(60) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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/* 珍しくリロードした!私偉い! (褒めていくスタイル)
(-32) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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――社務所――
[この世界の時の流れはどうなっているのだろうか。 オニを呼んだものの、辰次を目の前にして冷静を保っていられる自信はない。 明日香ちゃんがオニだった時とは違う。 相手は成人をとっくに過ぎた男がオニとなっているのだ。]
早く…。
[来て欲しいのか、時が過ぎて欲しいのか。 自身の呟きの意味すら理解出来ない。 辰次が櫻子と実代子が離れるのを伺っていたとは当然知らず、だから実代子が、晶が、慶一が来る前に。]
早く、早く…。
[呼ぶ。 それは、辰次のことか、それとも他の――。]*
(-33) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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助 け て
(-34) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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/* ちなみにこれを落とそうと思っていました。
せっかく辰っちゃんが頼れ甘えろって言ってくれてるからさ!
(-35) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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――社務所――
[この世界の時の流れはどうなっているのだろうか。 オニを呼んだものの、辰次を目の前にして冷静を保っていられる自信はない。 明日香ちゃんがオニだった時とは違う。 相手は成人をとっくに過ぎた男がオニとなっているのだ。 ライターの火にフィルターを炙るも火が付かない。 ただ焦げていくだけ。 焦燥に駆られていたその時、声は背後から聞こえた。>>60]
(61) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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[手の中の煙草が抜き取られる。 ぽかんとそれを目で追って。 再び戻ってきた煙草に、辰次の顔と煙草を交互に見る。]
――辰っちゃん!
[思わず目が潤む。]
だって煙草なんて吸った事ないんだもの。
[目の前の辰次は、煙草の火一つ付けられない櫻子を見かねて出てきてくれたのだ。 近くで見たその顔は櫻子が良く知る辰次のもので。]
(62) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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良かった辰っちゃん。 元に戻ったのね。
[あんな怖い笑みを浮かべていたのはきっと自分の気のせいだったのだ。]
辰っちゃんにあげようと思ったの。 煙草好きでしょう? 鬼渡しはもう終わりにして――みんなで、帰ろう?
[それは懇願。 しかし、それでも辰次に触れられないのは、どこかで知っていたからだろう。 辰次がオニであることを。]*
(63) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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/* >>60 煙草はな、吸いながらでないと 〜 火はつかねぇ
うんうん、俺もそれ思ったw 線香と違って、火を近づけただけではダメなんだ。
しかし、背後から手を伸ばして煙草に火をつけてやる辰次、男前。
間接キスフラグ…(じー
(-36) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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ケイイチは、櫻子との距離は縮まっているかもしれない。
2016/07/20(Wed) 22時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 22時半頃
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/* いつも長文傾向なので、小喉にしたいのに… 何が悪いんだろう…。 本当に…orz
(-37) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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[風が煙草の匂いを運んでくる。 正しく風下から目標に近づいているようだ。]
ニコチンは嫌いだ。 猛毒だぞ。
[口をへのじに曲げながら、物陰から様子を伺う。]
(64) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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うん…帰る、方法
[ 口にすれば口にするだけ、理想が遠のく気がして。目にたまる水分を瞬きで無理やり散らす 晶くんは下を向いてるから、私の散らした水もきっとばれないはず
なんでこんなことになったのか
そんなぼやきに返す答えなんてあるはずなくて。「なんでだろうね」なんて、私も問いで返す ]
ねぇ、晶くん 帰ったらみんなで辰次さんの用意した よく冷えたスイカ食べよう それと、花火もしよう
あと、街の話を櫻子ちゃんにいっぱい聞かせてあげるの
[ 当たり前に来ると思っていた現実。なのに、今行ってみると、まるで夢物語のように聞こえて それでも下を向くことはしない。周りをしっかり見ておかないと、危ないから ]*
(65) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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煙草、やめてくれよ。
[鬼の面の下で鋭い目つきを下げて櫻子を捉える。]
本当は別に吸いたくて吸ってるわけじゃねぇ。 こんなもんとっくのとうにやめたんだ。
[余計なことを言わないために、口に押し込んでただけなんだから。]
でもな、もう必要ねんだよ。こんなもん。 止まらねぇンだよ。 寂しい気持ちが。情けねぇと思われっかもしんねっけど…。
でも、もう我慢したくねんだ。 もう寂しいのも辛いのも。
(66) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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