216 宵闇駆けるは天つ星
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時頃
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[風使い>>31が影使いと交わした言葉はわからない。 二人が擦れ違った後、見る間に男は接近し間近の空に身を置いた>>32]
そうだねえ。 先も何やら、こちらの邪魔をしてくれたようだけれど。
[ゆっくりと地に降りる男を、妖は鋭き眼差しのまま迎える]
言わなかったかえ? 次会う時は容赦しないと。
[ふわり、朽葉の髪を、身の内の妖力を示すが如く逆立てる。 根の檻の更に向こう、まだ根は届いておらぬが伸ばせぬでもない位置に、男は迂闊にも降り立とうとしている。 その足許向け、更に根を伸ばすが――]
(36) 2015/02/12(Thu) 23時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時頃
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― 村外れ ―
くっ、……鬱陶しい風じゃのう!
[地に足をつけた状態で、中空の退魔の者とほぼ同じことを言う。>>30 気がつけばずいぶんと移動してきていた]
おや、……だいぶ集まっておるではないか。
[その先に見えたのはどいつもこいつもこの廃村で一度は顔を見た面々。 人喰らいの樹の芙蓉に陽炎のように揺れる妖、それと広場にいた退魔の者。
だが、今の今まで追ってきた風を操る退魔の者と同様に、 この妖の意識も琵琶による楽の音の方に逸れて、>>27]
…なっ!?
[直後、急に速度の上がった相手をなおも追おうと、>>31 単純に速度を早めて駆け抜けようとする。相手が通った道程をなぞるように]
(37) 2015/02/12(Thu) 23時頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時頃
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……気軽に言うてくれますなぁ。
[擦り抜けざまの耳打ち>>31に、零れ落ちたのはこんな一言]
ま……アレはいつかどつくと決めたモンだし、別に構わんけどなぁ。
[小さく呟き、甲高い音色を一つ、奏でる。 直後に感じたのは、風の力の広がりで]
(38) 2015/02/12(Thu) 23時頃
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……たぁく。 人巻き込んで陣張るなや。
[ぼやくように言いながら、巧みに撥を動かし旋律を奏でる。 風に逆らわず遮らず。 けれど、その存在を主張する影の力の広がりを織りなして]
さて。 とりあえずは……深紫、舞!
[鋭い声と共に、楽を奏でる。 その音色に応じて、深紫の鴉が風を追おうとする地の妖へ向けて、飛んだ。*]
(*6) 2015/02/12(Thu) 23時頃
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/* 実はログが動かない間に太鼓についてぐぐっていた 見た目イメージだけははっきりしてるのに名前が浮かんでこないから大変だった……あれでんでん太鼓っていうのか……
(-31) 2015/02/12(Thu) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時頃
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[意識を戻した妖が向ける警戒の色>>+2。 そこに訝しげなものが混じるのを見て、余四朗は視線を外しながら、ふん、と鼻を鳴らした。 仕留めるのはいつでも出来る。 その自負があるため、今は己の中の疑問を解決することを優先した。 ただそれだけのことではあるのだが、言葉にしなければ伝わるまい。 しばし間を開ければ、たどたどしくはあるが妖から答え>>+3が返って来る]
……別種の妖、てぇゆうことけぇ。
[ふよう。さや。 少ない単語の中で、ふようが別の妖であり、さやがこの妖を示すことは知れた]
なんぞ妖か、知っとるけぇ?
[警戒の色を見せながら、問いには答えた。 ならば何もせずに問えば答えはするだろうと推測し、何の妖かと問いを重ねる。 太刀は手から離れていたが、身の傍にある。 余四朗もまた警戒を解いては居なかった*]
(*7) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[風が渦巻き。 妖気持つ髪すらも、激しく揺らして吹き過ぎる]
悪いけれど。 あたしにも、放っておけないものが出来たんでね……!
[無造作に振るわれる腕。 見えぬ力の鋭さを、妖は既に知っている。 隙間なく突き出した根の防壁に身を隠すが]
く……
[刃はその壁を斬り裂き、圧し折った。 刃としての威力は減じたものの、妖の頬に一筋、くっきりと傷が走る]
(*8) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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随分と久しぶりだよ、こっちを傷付けられたのは。
[傷から朱色は流れない。 代わりに樹液に近しき褐色が、どろりと滲み伝ってゆく。 それを拭うこともせず、妖は両袖を地に向け振るう]
――そおら、
[隠し武器の如く地に落ちるは瑞々しき茨の蔓。 片腕につき十を超えるそれを]
お返しだよ!
[両腕を前方へ振るい、相手の頭上にて交差する軌道で投げ掛ける。 それらが重なり出来るは歪な網の目*]
(*9) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[男の心情など解らない。 沙耶に解るのは、現状の不可解と、このまま時間が過ぎれば沙耶の命は尽きるだろう事。 けれど、男が沙耶に話しかけている間は芙蓉の元には行けない事も解る。 男に答える理由をあえて作るなら、それが理由だ。 >>*7続いた問いかけに、微か顔を横に振ってみせる]
…しら、ない。
ただ、おなかま、だって。
[それ以上沙耶には解らぬから、答えは同じ言葉を繰り返すだけ*]
(+4) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[風の刃を放つと同時、その結果も見ずに、鬼丞は再び地を蹴って、風の力を借りて跳躍する。 風刃ひとつで倒せる相手とは思っていない、跳んだ頂点から重ねて風を放とうとした時、伸びて来た茨の蔓が目前に迫る]
ちっ!
[妖に向けて放たれるはずだった刃は、茨を切り裂くことに役目を転じるが、いかんせん、元が広域を狙ったものではなかったから、網の目のように繰り出された茨全てを切断するには至らない]
(*10) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[風の力は退魔の者自身でなく、この場所を取り巻くように広がっていく。
だが一方で、風の力に逆らわずにある別の力の広がりも感じており―――]
(39) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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陣、じゃと?
[どうやら己が取り込まれたのは影の力によるものの方らしい。 出られるか否か。 そんなことを考えるより先に影が動く。>>*6 とっさにまだ残っていた土団子のひとつを投げつけるが、 とっさすぎて精度は甘い]
いいから散れい!
[小石と違い爆ぜさせることで広い範囲は賄える、のだが]
(*11) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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………、邪魔する気かのう?
[影の力の使い手に向けて鋭い視線もまた、飛ぶ*]
(*12) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 23時半頃
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ほぅけ。
[知らぬ>>+4と言うのなら仕方が無い。 何が何でも吐かせようと言うような雰囲気は出さず、余四朗は直ぐに引いた]
ほぃじゃあ……
おんしとそん妖が会うたのはこん村でけぇ? おんし、いつからここんおる。
[紡いだ問いは二つ。 少しずつ、疑問の解決へ近付けんと問いかけを続けた*]
(*13) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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/* 感知能力が低いゆうことで、結界展開を感知しとらんわし。 [単に感知描写忘れただけです]
目がええんは、雷=電気=神経伝達が強化されている、ちいう理由付けんしよう思うたが、目ん良さは神経やない気ぃしてきよった(爆 水晶体(ひいては筋肉の伸縮)が優れとることになるんよなぁ、確か。 視神経強化、じゃろうか。
(-32) 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[投げつけられた土団子>>*11は、精度の甘さもあって鴉の翼を捉える事はなく。 深紫は鮮やかな舞でそれをすり抜け、それを操る青年自身も、軽く飛び退く事で爆ぜるそれの余波を避けた]
……ま、そーゆー事やね。 あちらの旦那はあちらの旦那で、忙しいようやし……何より。
[鋭い視線>>*12を真っ向受け止めつつ、けれど、口元に浮かぶのは笑み]
お前はいつかどつく、ってぇ決めとったんでな。 ……その機会、みすみす逃すわけにはいかんのよ。
[口調は軽く、笑みも一見すると穏やかではあるが。 巡らせた陣の内、紫影揺らめかせて立つ姿はどこか危険な艶やかさを帯びていた]
(*14) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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……てぇ、わけなんで。
[撥が四弦を弾き、紡がれるのは妙なる音色]
紅緑、暁鼠、浅紫!
[同時、呼ばれた式たちが地を蹴る。 兎は正面、狐と野鼠が右と左から回り込み、その爪と牙を妖へと振るった。*]
(*15) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[自身と同じ高さに会った男の体は、こちらが刃を受けている間に高く跳躍していた>>*10。 咄嗟に上方へ広がる攻撃を選んだは好手だったようだ。 茨が切り裂かれ、ぷつぷつと断続的な痛みが腕へ伝わる。 しかし風の刃は全てを切り裂くには至らず]
そうら!
[腕を引く。 男を絡め取り、地へと引き摺りおろすために*]
(*16) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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………?
[>>*13男が何を知りたいか解らず、怪訝に見つめるまま問われるを返す。 何でこんなこと聞くのだろうと、隠さぬ表情はやはり見目より幼いもの]
…ここに、ずっと、いる。
いたら、さかな、くれるって。
にんげんと、やくそく、した、のに。
さかな、こない、から。
おなか、すいて、まってた。
…そしたら、ふよう、きた。
[男の求める答えに足るか解らぬも、沙耶に解る答えを返した**]
(+5) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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ッ...!
[折り重なるようにして交差した茨の蔓が、風に弾かれながらも鬼丞の腕や肩を掠め、その刺で皮膚を裂く。 浅くとも、幾筋もついた傷からは赤い血が滲む。 引き摺り下ろそうとする、それを、風ではなく両手で握って引きちぎる]
やってくれるじゃねえか...
[飛び下がりながら、ぐい、と着物の袖で、紅く染まった両腕を拭い、鬼丞は嗤う]
そう来なくちゃつまらねえ...!
[下がった場所から再び跳躍、今度は、真っすぐにではなく、中空で軌道を変えて、怪の右横手へと跳んだ]
ひゅう、ひゅるり
[今度は振り抜いた両腕から、二つのつむじ風、左右に別れたそれは、地に降りて、土を抉り、小範囲ながら樹怪の根を断ち切ろうとするもの*]
(*17) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/13(Fri) 00時頃
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/* ふむ。ふむ…? 結界は二重掛け?
(-33) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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―村外れ―
[>>24撓む根に生じた間隙。 構えた道中差しの周囲の時を速め、横薙ぎに根を切り裂く。
女怪が顔を顰めた後に浮かべたのは凄じい笑み。 表情よりも逆立った髪の方が彼女の心境を雄弁に語っているようで。 ぞくりと背中に走るのは畏れ。
と、>>16不意に風が吹く。 それは天然のものではなく、]
――ッ?
[煌星の近付く気配に男は目を瞠る。 妖の気配を察知してこちらにやって来たのだろうか。 咄嗟に浮かんだのはそんな事。]
(40) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[空を仰ぎ、>>25‘来たか’と口にする樹木の妖。 彼女と近づく退魔師の因縁は知らねど、気配が変わったのは感じられて。 再び彼女が己の方に向いた時には先程と同じ獰猛な笑みに戻っており。]
お遊びたァ随分とつれない…ッ!
[足許から両手で足りぬ量の根が突き出されれば、咄嗟に飛び退こうとしたが――根の勢いの方が早かった。 檻の方に生える根は左脛を捉え、巻き込まんとする。]
うお…っとお?!
[触れた先から力を送り込む事で、成長を僅かに遅らせる事は出来たが、その時には足が宙に浮いていた。 妖の根は打ち据えられた左脛、そして左の腕を戒め、締め付けようと蠢く。 更に右側を捉えんとする動きには付近の時を止める事で何とか抑止し。]
(41) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[>>32風の使い手が到着する。 やはり彼らは知り合いであるらしい。
己よりも後方に辿り着いた彼を見て僅かに顔を顰めるのは、 下手を打ったのを見られたからというよりは相反する星を身に宿した者が近くに現れたから。
更に増える気配と、>>29根が妖から切り離された感覚。 締め付けて来る力が止んだ気がした。
やがて風が渦を巻き、周囲に結界が紡がれる。]
(42) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[煌星の力に因る結界である所為か、少し胸が疼く。 やがて己の身に馴染んだ闇星の結界が混じれば、生き返った心地がして僅かに安堵し。]
こうしちゃあいられません、ねッ。
[味方の足を引っ張るわけにはいかない。 男は道中差しに渾身の‘力’を込めて]
うおりゃァ!
[風切り音を響かせて枯れた根に左手を拘束する根に斬りつける。 続いて時を速めた右足で蹴りあげ、枯れた根を破壊して。
拘束から逃れた男は地面に着地し、対峙する二人から距離を取った。*]
(*18) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[避けられたと見れば深追いはすることなく立ち止まる。>>*14 そうして投げた視線も問いも真っ向から返される。 あちらの風操る退魔の者が用があるのは、 芙蓉かもう一方の妖か――は今は大した用件ではなく]
ほう、誰が、わしをどつく……とな? ふっ、……ふふふっ、この期に及んで―――
[まだ“そう”言うか、という突っ込みめいた言葉の続きは、 紫影揺らめかせ立つ相手の雰囲気が常ならぬことからなんとか引っ込めた。 おのずと、笑みが深まる]
(*19) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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―――なんのっ、
[式を呼ぶ声に応じてこちらも手を打つ。>>*15 わずかに後退し地を三度踏み鳴らすとともに、 己の正面と左右、三方の地面が盛り上がり壁となった*]
(*20) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2015/02/13(Fri) 00時頃
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/* やばい赤削除できないじゃん慎重かつ大胆にいかないと
どうでもいいけど亀吉の白残ptが777のようですね まああと15分もすれば補充されてしまいますが やりおる…
(-34) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[手がかりにしようとした問いで、抱いていた疑問の答えが返ってきた>>+5]
………ほんまに棲み処じゃったんか。
[返る言葉に疑いを持たなかったのは、答える様子があまりにも幼く無垢であるため。 こちらを警戒するならば答える必要も無いのに答え続けることも理由の一つだった。 得られた情報を繋ぎ合せると、この妖は村の者達に留められていたことが知れた。 人間との約束、村人が消えるまで続いていたと思われることから、お互いいがみ合う事も無く良好な関係を築いていたのだろう]
(じゃけぇ、人喰うゆうてしもうとるしな)
[実のところ、余四朗は共存する妖への対処をしたことが無い。 故にこの妖も言葉の端々から危険であると判じ祓う心算で居たのだが、戦う間に疑問が浮かび、迷いが生じ始めていた]
(*21) 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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[身動き出来ずにこちらを見る妖の様子を見遣る。 余四朗よりも多い出血、衰弱した姿。 手を下さずとも放っておけば命を落とすやもしれない]
────だぁくそっ
[眉を寄せ、不貞腐れたような表情で余四朗は無造作に頭を掻いた。 ぼさぼさの頭が更に乱れる]
(*22) 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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