194 花籠遊里
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月、ですか……──ふふっ。
[僕は思わず、袖で口許を多います。 銀花にお誘われになった『蝶』なのでしょう。
長らく此処に在る身です。 『花』に魅せられた『蝶』も、幾度となく見てまいりました。 目の前の彼がそうかは知れませんが 「花より月が」と答える姿に、微笑ましい笑みが零れたのです。]
ペティンガーさま。
[名をお聞かせ頂けたなら、その微笑を見上げます。 『蝶』同士、ご挨拶なさるのならば 『花』は『花』らしく口を噤んでいることでしょう。]
(25) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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[お二方の握手を見守っていれば>>17 次にはこちらに向いて下さったベルさまの手に 種を預けることを許されました。
涙のような雫型、不規則に入った縦縞。]
はい。 向日葵の花の種でございます。 少し前まで、大きな花を咲かせていたのです。
僕が育てたんですよ?
[少し自慢げに、僕は笑顔でお答えします。 和やかで、柔らかな『しあわせ』を 確かに今日も、僕は感じていたのでございます。]
(26) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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はい。 今宵も佳い『花』と出逢えるとよいですね。
[『蝶』は移ろい行くもの。 引き留める手も術も、『花』にはないのでございます。
ベルさまが廓の中へと戻るのをみつめながら>>23 『花』たる櫻は、微笑みを携え 恭しく少し頭を下げて見送るのでありました。]
(27) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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[夜が耀るころに蝶は黎明の中に消え。 まるで、夢幻のように陽下を知らず、朝日が差す。
翅を削いで、成り代わるは花の知らぬ外世界の住人。
明々とした眩しい世界で、男は今日も、夜の帳を待っていた。]
(28) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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― 花籠遊里 ―
[そしてまた、夜が訪れる。
遊楽街に明りが灯る頃、ふらりと光に誘われる夜蛾。 昼の世界で剥離していた翅を備えて、 今宵も花の引力に辿り着いたのは、昨夜と同じ花籠。
悪い人相に、着崩しただらしない服装。 武骨な耳飾りも、きらりと輝いて妖しい。
門扉を潜ると酔狂な花主は、今日も謳うよう蝶を出迎える。 おうやおうやと奏でる音色は、今日もまた夢の蓋を開いた。*]
(29) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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/* >>19 拾いたい。
めもめもめも。 これはペティンガーさま宛かな、もしや、僕宛なのかな…!? (そわそわそわ)
(-33) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 19時半頃
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[気も漫ろに館の中を歩いて居れば、綴りは違うが鈴の名を持つ揚羽蝶が館の中を歩いている>>23 櫻子に逢いにきたのだろうか、それとも他の花を見に来たのだろうか
淡藤、吾亦紅、八重桜そして朧月 色とりどり百花繚乱に咲き乱れる花々
明朝にはもう、自分にとって幻になる光景 蝶には笑顔で応対するものであれ、と教わっているものの何故か話しかけられそうになく それはどこか幸せそうに見えたからだろうか
眩しい夕日を見つめる様にひらり舞う揚羽蝶を眺めていた]
(30) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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[廓を巡る廊下は長い。
男が花籠を訪れるのは決して宵の口ばかりではない。 寧ろ、夜も暮れた頃、ふらりと姿を見せて花を購っていく。
今宵もそんな日常と同じように、 男が楼へ脚を踏み入れたときには既に蝶の気配がちらほら。 逡巡めいて乾いた唇へと指先を添え、 数度擦れば、罅割れてしまいそうな口唇を癒す。
不意と窓に視線を投じれば、秋月に照らされる庭が広がる。 整然と並べられた花は、色とりどり。 何処か、皮肉げなものを察したのは男の気のせいか。
美麗ばかりを並べた末で、季節はずれの櫻色も揺れていた。 狭い狭い、区切られた箱庭の片隅で。]
(31) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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―――盛況哉、盛況哉。
芽吹けば育つ以外を知らず、育てば枯れる必然。 落果としても、越冬に難……、
[独り言を漏らして、半分だけ瞼を下ろすように嗤う。 脚は止めず、廊下の板張りを細く鳴かせ、歩を刻む。
今日も悪辣な夜蛾が花を求めて、羽ばたいた。]
(32) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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へえ、向日葵かあ。 太陽の花だね。ありがとね。
[太陽か…そういえば昔自分のことを太陽に喩えられたこともあったかと思い出す。誰にでも好意を照り、照らした相手にも好意を照り返させる太陽だと。]
へえ、櫻子さんが?それはすごいなあ。
[藤之助が櫻子は花を育てていると言っていたのを覚えている。 今中庭にいたのもその軍手を見れば分かる通り、花の世話をしていたのだろう。>>26
そこに咲いている花々を見やり、僕は一言。]
綺麗な花たちだね。
[自慢げに笑う櫻子の笑顔もまた可愛らしい。 綺麗な花たちの中でも一等美しい櫻子の笑顔を胸に刻んでから、僕はその場を去ったことだろう。]
(33) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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[食事などを軽く済ませると、廊下を歩く。
今宵はどのような蝶がやって来るのだろう。
館が客人を招き扉を開く頃合。 廊下から窓の外へと視線をやれば、櫻が蝶と会話している様子が見える。
其方へと向かうべきかそれとも。 思考を伴う歩みはゆるく。]
(34) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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/* 1.丁助さんに遭遇する 2.藤之助さんに 3.ヘクターさんに 2
(-34) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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/* 現在地サーチ…サーチ…
玄関付近?:シーシャ 中庭:櫻子、トレイル←(見てる)―丁助 廊下:ニコラス、←(見てる)―藤之助 書斎:亀吉
どこか?:朧
亀ちゃんがお一人かな?
(-35) 2014/09/17(Wed) 20時半頃
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…あ、藤之助さん?こんばんは。
[廊下を歩けばどこからか視線を感じたので、キョロキョロと辺りを見回してみると、艶やかな黒い髪を優雅に結った花の姿を見つけることが出来た。>>30
藤之助といえば昨晩隣の牢で見せていた艶姿を思い出す。が、別に気にすることもないだろうと臆することなく声をかけた。]
今日は朧さんとは一緒じゃないんですか?
[特に他意なくそう尋ねた。]
(35) 2014/09/17(Wed) 20時半頃
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[脚を進める先などこの館では余り多くない。 地下に降りる以外は、花の選定に彷徨うばかりだ。
さて、今宵も色めくまでは暫し時間があると見る。 余暇を自覚すれば、喉が煙を求めたが、 生憎喫煙具は持ち合わせていない。 常より紫煙を嗜む手合ではなく、 精々シーシャより、一本、また一本とくすねる程度の愛好。
その女衒の姿は今宵、まだ見ていない。 唇を弄っていた指先で顎を撫で、渋みを飲み干し気を紛らわす。]
(36) 2014/09/17(Wed) 20時半頃
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─ →書斎 ─
[そうして、無意識の内、歩みは昨夜と同じ順路を辿った。 目の前に迫り立つは硬質な木製扉。 花を仕舞う箱にしては聊か墨の匂いが強い。
短い無精髭を掌で掻き、数秒の逡巡を挟んで双眸撓め。
それでも、月明かりに誘われる夜蛾は、 キィと物音を立て、書斎の扉から身を滑り込ませたのだった。]
(37) 2014/09/17(Wed) 20時半頃
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ああ、ベルさんこんばんは。
[声をかけられ>>35藤之助であってますよ、と微笑み返せば他意なく尋ねられた言葉にビクリと身体を震わせる 気まずさで逢いたくても逢えないなんて。云うのも気が引けてしまい思わず苦笑が浮かぶ]
少しばかり1人で散歩したくて。
[口を衝いて出たのは無難な言葉、でも少し、本の僅か袂で隠した手の指が震えていたろうか]
(38) 2014/09/17(Wed) 20時半頃
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本当は咲いたものをお渡しできればよかったのですけど。
[季節の移ろいに枯れた花を渡すわけにはいきません。 花は咲き、咲けば散ります。 散った花を渡すわけには、いかないのでございます。]
太陽の花、ベルさまみたいでしょう?
[昔の事など僕に知れるはずもありませんでしたが、僕は過去の御方と同じように ベルさまを太陽のような方だと喩えました。 こんなにも朗らかに笑い、美しく、そして情熱的に照らすことができる方なのですから。]
花は愛でれば、美しく咲くのですよ。
[そう、告げる言葉には他の意味が含まれたように感じられたでしょうか。 僕は、それを思って口にしたわけではありません。 ですがどこかに、そんな思いがあったのかも、知れません。
去り行く背に、僕は微笑んだのでございました。]
(39) 2014/09/17(Wed) 20時半頃
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ふうん、一人で? まあそんなこともあるよね。
[藤之助の言葉に何の疑問も持たず納得する。>>38]
じゃあ僕がいたら不味いかな。 お散歩楽しんでね。
[藤之助のふるりと震える手がチラリと見えた。 もしかしたら蝶に怯えてるのかもしれないと、 藤之助の前から立ち去ることにした。]
お喋りしたい気分になったら、またお話ししようねいつか。
[悪気なく再会を約束する言葉を口にして、 ひらりと手を振りその場を立ち去ろうと…]
(40) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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[見やった方向に赤い髪>>34が揺れるのが見えた。]
…あ、丁助さん!?
[昨日は会話を交わすことが出来なかった花の姿に思わず声が跳ねる。
昨晩は流石に隣の牢以外の様子まで気にすることは出来なかったので、丁助というこの花が誰と何をしていたのかよく分からない。
優しそうな笑顔の人だという昨日の印象そのまま、僕は丁助さんと言葉を交わしたくて 声を上げたが果たして彼に聞こえたかどうか。]
(41) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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/* はああ〜櫻子さんに堕とされるんじゃあ〜
(-36) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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[耳に入った彼の名>>17と、柔な声色には警戒する気さえ無く。 叮嚀な挨拶と共に飾られた言葉には、しぱりしぱりと大きく睫毛を揺らし瞬き。 隣で自分達を物静かに見詰めている花>>25は一体どんな気持ちで蝶の交りをその漆黒の瞳に捉えているのか、すこうし気になりはしたけれど。]
…天然たらし、だなァ。
[重ねられた手の感触が温く残る黒衣で、がりがりと頭を掻く。 然し殊の外強い力には、僅少驚きの色を隠せないけれど。
そうして暫く彼等が言葉を交える>>18のを横目に、淡藤の住まう籠へと一瞥くれ。不躾だと知りながらその襖を開いたならば、ぽちゃりぽちゃりと波に揺られる金の魚のみを視界に捉え、無性に寂寥を感じては静かに籠扉を閉める。 苗に足を付けた花が、何処かへやら逃げれるはずは無いと知ってはいるけれど。羽ばたく先に足付け場がなかった時の不安は、どうしようもないと、ただ顔を伏せては襖の木目を指先になぞった]
(42) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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……ところで、なんで笑ったんだい。
[軈て蝶の翅音が遠く>>23なれば、ゆうるりそちらへと顔を向け、蝶の背を無機質に見詰める。 「追い掛けたら、」なんて。視界の端に映っていた蝶の微笑み>>18が脳裏に張り付いていたならば、そんな言葉も投げて遣りたくはなったけど。 花がその首を垂らし>>27綺麗に蝶を見送っているのを見れば、その言葉はこくりと腹の底に沈んでしまった。
そうして何とか新しく言葉を生み出そうとして、絞り出した言葉は。 先の自分の「月が好き」との言葉に笑みを浮かべた、その理由を問う物だった]
(43) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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[またお話ししよう、という言葉に一瞬ひきつる顔>>40割れた破片を掻き集め、笑みを形作れば]
ええ、またいつか。
[上手く笑えていたろうか。ひらりと他の花を求め立ち去ろうとする蝶はどうやら赤い花を見つけたらしい ならばと彼が飛び去った方向とは反対方向へと歩みを進める
どこか秋風は冷たさを増していて。それは気のせいだったか、どうか]
(44) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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/* >>天然たらし<<
きた!人たらしの称号きた!これでかつる!
(-37) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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[ふらり歩いていれば、知らぬ声に名を呼ばれ。 其方を向けば。]
――ごきげんよう。 ええと、貴方は――僕の名をご存知で?
[近付き頭を下げる相手。>>41 蝶たる佇まいに、明るい金糸。
記憶を浚ってみるも、顔を合わせ自分の名を告げた事は無かったと記憶する顔に、言葉を僅か詰まらせてみる。
自分のやってきた反対側。 とうのすけの背だけを見つけ、会話が終わったところだろうか、推測に答えは無い。>>44]
(45) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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─閑話・書斎にて─
[──花びらが水たまりにひらひらと舞い落ちては、水面を泳ぐ。 夢と現の狭間。覚醒せぬ思考はゆったりと遥か昔後ろへと遡る。
親の手の代わりに造花の吹雪をこの身に浴びていたのは十と少しの瀬。
生まれて間も無く異端だとこの色を嘆いた親が、唆されるまま少しの銭と引き換えに売り払い閉じ込められたその場所は、華美な装飾で造られた檻の中だった。
朝昼夜問わず、現れては食事を与えるために訪れる“飼い主” 必要以上に口を開くことは許されず、ただ脂ぎった富豪家の指にて媚びることをせがまれる。]
(*24) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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[それに嫌気が差したのはいつ頃か。 女中の同情心を煽って隙を見て脱走を試みた。
愛玩対象であった銀糸を少しばかり切り落とせば、物珍しさから門主も潜り抜けた。
右も左も分からないその場所を彷徨うことほんの少し。 頭上を見下ろす蒼白い月の美しさに唯々見惚れていた、そんな夜。
怒り狂う主人に腕を取られるまでつかの間の自由に焦がれるよう腕を満月へ伸ばしていた。]
(*25) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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[闇を切り裂いたのは怒号。 乱れた髪をほつれることも構わないというように引っ張られた先がこの遊郭。
年ももう二十近く男の愛玩としては歳を取りすぎていた玩具は、適当に売られては咲き乱れる瑞々しい花々を散らし、その代金を全てこの身につけさせた。
莫大な金。金の単価すらマトモに知らなかった青年から花へと変わり行くことも知らずに。
初めて世界にて見咎めた美しく根を下ろす花。 視線が合えば薄い桃色の花弁はそっと綻び、気づけば楼主に頷き──…*]
(*26) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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……ん、
[ギシリ、とソファの軋む音に揺り起こされるように睫毛を震わせれば、片頬に硬い感触。 それが辞典だと気付けばそっと左右へと視線を泳がせる。
意識が浮上する前、脳裏に浮かんでいた光景は昔の、花籠に束ねられる前の話。 今更どうしてあの夢を見たのか疑問に持ちつつも、断ち切るよう辞典片手に物思いに耽ること寸分。]
(誰かに見られでもしたら、面倒じゃないか)
[そんな魂胆一つで手早くソファから立ち上がることを決めれば、別所から届く物音>>37]
──…誰か、いるんですか?
[尋ねる声は恐々としたもの。 けれどもいつかの約束を思い出せば、頬は綻び目元を和らげ]
…櫻子さん?
[月を背に扉近くの影に声かける。]
(46) 2014/09/17(Wed) 21時頃
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