191 忘却の箱
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[男は気づいていない。 気づいたとしても、端から花が綻び、咲き、消えてしまうから。
右の枯れ木には毎日新しい花が咲き。 足元に花弁が絶え間なく落ちていることに。]
(74) 2014/09/06(Sat) 14時頃
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[そのまま、暫く隣り合ってベンチに座っていた。 背を逸らして遥か頭上の晴天を見上げる。白い箱に切り取られてはいても、なお広いその蒼穹を。]
外、出てえなあ……
[ぼやいて、溜め息。隣で身じろぐ気配に、視線だけちら、と向ける。]
…つか、クリス。オマエ日焼けすんぞ、こんなとこで寝てると。 あとさ…
[目覚めていようが無かろうが、お構いなしに。 だから何と言うことは無い、一方的な会話。けれど少しだけ、語尾が詰まる。逡巡。]
…………さっき、ごめんな。怒鳴って。
[滑り落ちた謝罪。 言いたかった「ありがとう」は、結局、声にはならなかった。]
(75) 2014/09/06(Sat) 14時頃
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/* まーさんいらっしゃる…! 実はお話したかった……
(-13) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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そうだ、前に中庭で描いていた絵が出来上がったんだった。 今度見せてあげるよ。
じゃあおいしいご飯を食べにいってこよう。
[そうして食堂へ向かおうと左手を緩く持ち上げた時、騒がしい物音が廊下に響いた。>>1:83>>1:74 あれは、と小さく呟き動かしかけた足をまた止める。
次に気づいた時には、若く反応も早い彼女が怒声のする方へと駆けて行く後姿。>>1:83]
お嬢ちゃん、あれはシー坊のいつもの……
[走ったらあぶない、と。 不安がる背中へ声を掛けようとして。]
(76) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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[ ハラリ、 ヒラリ、 ]
(77) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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[足元に、淡い紫色の小さな花弁が落ちた。]
……いつもの、なんだったか。
[すっぽりと抜け落ちた記憶の空間。 彼女の背中が消えた廊下の先を見つめ。 緩く首を傾ぎ、ああ、と無意識に呟けば。
廊下を歩き出す。 人の気配のする食堂の入り口を通り越したその先へと。*]
(78) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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本草方士 麻雀は、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 14時半頃
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/* まあさんが素敵過ぎる
(-14) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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ん…よく…そぉ、ですね、夢も、見ずに。 ベッドからも落ちずに…ん、ぐっすり…です。
[夢を見ないのは、それを作り上げる記憶が、随分と失われてしまったからかもしれないけれども。 少し中空を見て唸ったが、すぐに大きな双眼はスティーブンの方へ戻る。]
…はい、あの……すんません、先生。 帰り方を、教えてくだ…ヤニク、さん?
[ヤニク。相席の男の名前だろうか。 首を傾げて一度、魔法使いの顔を見る。 それから、トレイを少し脇に寄せて。差し出された手を、自分の彫刻の様な手で緩く握る。 ぐずるようだった顔が少し綻ぶ。端から見れば、いや、以前のズリエルの情報を持つ人間からすれば珍妙どころではない光景であるが。 だが、例え凶漢でも、善人でも。 この病の前では、等しく、花の苗床でしか無いのが事実]
(79) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 14時半頃
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―午後の中庭―
[ぽかぽかとした陽光は、なんだかとても心地よくて。 傍らの男性が目覚めるのを待っていたはずが、いつの間にか眠ってしまう。 微睡の中、あの人の声を、聞いた気がした。]
――…。
[吐息のようにその名を口にすると同時、ふっと意識が浮上する。 浮かびかけた意識の中、別の声>>75を聴いて。
――外、出てえなあ…――
ぴくり、肩が揺れた。
日焼け。日焼け? 構わない。 多少日に焼けたところで、気にする相手もいない。 招来のお肌がーとか、気にしてもしょうがないし… そんなことを口の中でうにゅうにゅと返しつつ。]
(80) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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[ごめんな、と謝罪が口にされれば。]
いいんだよぉ。 機嫌が悪い時なんて、誰にでもあるじゃない?
[そんなことを返す彼女が怒ったところを見た事がある者は、このサナトリウムに約一名しかいないのだが。 寝起きで少し呆けたまま、ふんわりと笑うのだった。]
もう、大丈夫?
[あまり大丈夫そうには見えなかったけれど、一応聞いてみる。 この男性は、怖い人ではないことを、彼女はよく知っていた。 いや、怖いこともあるけれど、根が悪い人じゃない。]
あんまり思いつめちゃ、ダメだよぉ?
[くふりと笑って見せた彼女は、彼の目にどう映ったろうか*]
(81) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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ヤニク…さんも、病室の方、戻ります?
[空いている方の手を、兄弟の手を取るよう言われた子供の様に。ヤニクの方に差し出してみる。 ヤニクは少し黙ってから。患者達の住居区である病室方面に用がある事を、思い出したのか。一度外したベルトをまた肩にかけようとしたか。 大男が伸ばした手は、それを手助けする動作を取る。 きちんと感じた首周り、人間の体温。ふ、と吐き出した息。
そうしているうちに手を取ったまま、医師が食堂を見渡す。 つられてその流れを追う。隣には片腕の魔法使い。向こうには…誰だっただろう。 知らない訳ではない、と思うのだが、わからない。そんな男と…]
………は、ぇ?
[こちらをそわそわと、期待する様に眺めている少女>>27と目が合い……思わず、拳ひとつぶん、頭を下げた。]
(82) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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/* 招来て…
将来な、将来。
(-15) 2014/09/06(Sat) 14時半頃
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綺麗な薔薇には棘がある…だわ
[サミュエルの反応>>66にぽつりと返す]
植物園とか…宮殿の庭園くらい? あと、温室くらいでしか見ない花だったもの
薔薇は主に夏の花なのでしょう? 夏もほんの一瞬だったし 故郷は…春も秋もない国だったから
[北の国、雪に覆われた長い冬の多い地域 そんな環境で育つほど、薔薇は強靭な植物ではなく ましてや、それほど裕福でもない小役人の家 鑑賞するためだけの花に注ぎ込めるほど財もなかった
北半球ではあったから 野生種は自生していたかも知れないが 家と学校と、たまに街中に出るくらいの生活で それを見ることなどは、叶うはずもない]
(83) 2014/09/06(Sat) 15時頃
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…名前、さあ?
[思い巡らすサミュエルの力にはなれず>>67
しかし、彼は自分の名前を「ジリヤ」と呼んでいた だとするなら、教師か医師か 「それに準ずる誰か」であるには間違いなかった
分かるのはそれだけ、何故なら──]
(84) 2014/09/06(Sat) 15時頃
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/* >>83 素で間違えた 綺麗な薔薇には棘があるって打ったつもりだったのに何故毒と打ったんだ…(真顔)
あと皆様に気を遣わせて申し訳なく 特にクリスさんズリエルさんには頭が上がらない 一人でオチつけられるので本当無理しないで
(-16) 2014/09/06(Sat) 15時頃
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…ご機嫌よう、先生 顔見せついでに、怪我人です
[診察室のスティーブンにはそう告げ>>69 サミュエルには首を横に振る>>68]
この先生には、花がないもの
[決定的な違いはそこであり 唯一の違いもそこくらいの認識
他の違いはどこで何だろう? 名前で他人を区別する術を失った自分には かなりの難題だった]
(85) 2014/09/06(Sat) 15時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 15時半頃
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[診察室での治療が始まったのを見届けて]
…じゃあ、また
[窓から射す陽は気づけば真昼のもの まだ手にした本を読む時間はあるだろう 診察室を後にして、部屋へ向かう]
(86) 2014/09/06(Sat) 15時半頃
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あ…
[スイトピーは忘れていなかったが 本を置き忘れたらしく 廊下を歩いているうちに気がつき踵を返す
再び、診察室に戻っていくと 強くなった花の香りと 淀みないサミュエルの言葉が>>71>>72]
…あの、本を…取りに
[他に言葉が出ず、気まずい空気が流れていた*]
(87) 2014/09/06(Sat) 16時頃
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…そう、だっけ。 なら、あんたの薔薇にも棘があるのかな。
[首を傾げつつ、呟く。 自分の右手にある紅鳶と少しい色合いが似ているような気もしたけれど、その薔薇の花を綺麗だとは思わなかった、が。]
夏の花なんだ。あんたはよく覚えてるね。 ……へえ、所謂雪国ってやつなのか。…多分、植物園や宮殿なんか行ったことない。
[白い肌を彩る真っ赤な花。 故郷を語る彼女の装いを見て、一言。]
──あんたみたい。
[温室で咲き誇る薔薇を咲かせた彼女に、小さく呟いた。]
(88) 2014/09/06(Sat) 16時頃
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[彼女の言葉>>84から“先生”の名を知ることはなかった。 だが、それに落胆する素振りは見せず。]
…そう。なら、その花好きな先生にこれ、あげようかな。
[右手にあるやや萎れた紅鳶を眺めて呟いた。]
(89) 2014/09/06(Sat) 16時頃
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[怪我人として診察室に入れば、一人の白衣の男の姿>>69 問いかけに対しての答えには頷く。
その後身体を横たえつつ、女性の声>>86を耳にしたのなら。]
………また。
[花の匂いが蔓延る小さな箱の中で、いつになるか分からない挨拶を彼女へと送った。 結局紅鳶は、鴇色と同じく右手で花弁を散らしつつも、命を落とすことはなく──*]
(90) 2014/09/06(Sat) 16時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 16時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 16時頃
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[それ>>90を皮肉だと。 歯が唇に食い込む。だが依然として痛みを感じることはなく。 そもそも痛みとは何なのだろう。 色とりどりの花が頭へ、胸元へ、手のひらへ根を下ろす身体。 一つずつ吸い取られる何かが何なのか、やはり分からず。
戸惑うまま、吐露した言葉>>71>>72
扉は引き戸だったか。スライド式だったか。それは分からずとも、ふわりの薔薇の香り>>87を感じれば]
──……ッ!
[一度だけ、確かに顔をハッキリと歪めた。 空は今も尚、綺麗な青で──]
花が、咲いて る。
[視線は、足首。飴色の蕾。頭の中の音楽がプツリと、消えた。]
(91) 2014/09/06(Sat) 16時頃
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/* 自由に動き過ぎているような…
(-17) 2014/09/06(Sat) 16時頃
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-診療室-
[自らの生死を問いかける彼の言葉>>71に、躊躇する。
勿忘草病の患者は、厳密には死なない。 徐々にその体は植物となり、最後にはこちらと会話することができなくなるのだ。 ただ―――]
―――どうだろうね。死ぬ、ことはないと思う。
[―――植物になってからも意識があるのかどうか。 研究者たちが必死に調べてもその答えは見つからなかったのだ。]
少し、しみるかもしれない。
[傷口から見える根を取り除こうとはせず、そのまま消毒を行い、ガーゼを当て。]
(92) 2014/09/06(Sat) 16時半頃
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[部屋に忘れ物を取りに、の言葉>>72には少し皮肉めいた笑いが含まれていた。
男は少しだけ逡巡した。 彼の人としての終わりは近いかもしれない。 サナトリウムの医師として、本人が望むことをできるだけ―――
――後ろで微かに扉が開く音がして、肩ごしの誰かを見つめたサミュエルの顔が歪んだ。
足首に現れた蕾。]
(93) 2014/09/06(Sat) 16時半頃
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[セシルが告げる名前>>41と、その視線の先の人物のシャツに書かれた名。]
ズリエル…。 そっか、じゃあセシルはもうあのひとのこと知ってるんだ。
そうだよね!喜んでくれるよね。 えへへ、楽しみ!
―――うん。セシルが……お兄ちゃんがそう言うなら、安心!
[撫でられて>>45くすぐったそうに目を細める。 『お兄ちゃん』と言葉に出すのはまだ少し恥ずかしい。 彼が自分の兄だと、知らされたときの驚きと、喜び。
―――よく、『憶えて』いる]
(94) 2014/09/06(Sat) 16時半頃
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[…と。視線の先の相手が頭を下げた>>82のが見えて。 顔いっぱいの笑顔で応える。 きらきら、という音が似合うような顔で]
やっぱりいいひとみたい。 じゃあ、行ってくるね、セ…お兄ちゃん。
[そう言って、とてとてと、大男の元へと向かう。]
はじめまして!だよね。「ズリエル」さん! あたし、ペラジーっていうんだ。 シーシャにね、あたらしくきたひとがいるって聞いて、 仲良くしたいなーって思って!
[ほがらかなあいさつ。…ほんのすこしだけ、大男の容姿に恐れは持ったけれど。いいひとという確信があるから、屈託なく*]
(95) 2014/09/06(Sat) 16時半頃
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―――部屋に行こうか。
[そう言って、彼が動けるようならば体を起こすのを助け、そうでなければ彼の体を抱える。
彼の最期まで残っている記憶。 忘れ物。 薔薇の香り。
振り返り、ジリヤには優しく微笑む。
目の前の彼の失いかけているその糸を少しだけ手繰るように。*]
(96) 2014/09/06(Sat) 16時半頃
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/* 誤字脱字が多くて申し訳ない… >>88 俺は行ったことない >>91 ふわり、と
自室で〆よう帰ってきたら
(-18) 2014/09/06(Sat) 16時半頃
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バーカ。将来どうこうじゃねえよ、ヒリヒリすんだろフツウに。
[寝起きじみたもごもごとした返答を鼻で笑って非難。その内容は間違いなく心配なのに、本人にその自覚は全く無い。
ついで、伸ばした手の人差し指の背で、隣に座るクリスの頬をそろりと撫でた。日に当たっていた肌は、少し火照って熱い。 もう、大丈夫?問われる声に目を細めて>>81。その柔らかな空気に、強がる気も削がれてしまう。]
さァ? ……もうとっくに、駄目かもな。
[言って、立ち上がった。 暗い瞳が揺れる。何故だろう。何故こんな、やさしい、普通の、やさしい人が。自ら幸せを棄てなければいけなかったんだろう。
ごほ、と咳をして、クリスから目を逸らす。 穏やかな哀しみが滲んで、目頭が眩む。そうしてまた、短い咳。またあとでな。お決まりの挨拶で、歩き出した。
その足跡に、はらはらと散る、白い花びらを残して。]
(97) 2014/09/06(Sat) 17時頃
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