165 【突発村】bouquet
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[手前に見ていたのは。 遠くて近い―想い出。] ――――………
―――どうだい。もうやめにしねぇか?
―足を洗って。
―元手はあるんだ。
―ほら、そうだな。南の島にでも逃げて…
―――どうだい?
――――……… [そして、発砲音で。我に返る。
ちがう。こいつらは暗い。―――より。―――より。 堅気。しかし、深い闇をたたえている。 反応が返るまで、酒瓶を鳴らし、皺を顰めて、見ていた。
(62) 2014/03/03(Mon) 22時頃
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[ここに集った。こいつらを。]
(63) 2014/03/03(Mon) 22時頃
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……貴方は?
[こちらから名前を名乗った上で大柄な男に問いかける。 どこか、自分と同じ様にグレーで生きてきたような匂いもする。 そんな男を見据えて。
やはり、本名を告げるのは危険な気もしたが。 今更と言えば今更ではあった。]
(64) 2014/03/03(Mon) 22時頃
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[鼻をひくつかせ、瞳を眺めた。この女は。]
―草の焦げた匂いだ。
[淵叢に居れば、厄をばら撒く。]
―しかし。軽い。まだ、軽い。
(*5) 2014/03/03(Mon) 22時頃
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[入ってきた男性は五十代、いや六十代だろうか。 どこか漂う。くらい、影の色。 既視感。そして何よりも感じるのは異物感。]
――――――……。
[微かに唇が動く。 声は出ずとも。意味を成さなくとも――。]
『はじめまして』
[一応挨拶として紙を見せたが、何か反応はあっただろうか。]
(65) 2014/03/03(Mon) 22時頃
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――――――あなたも、おなじ?
[誰にも届かない。声に乗らなかった呟き。 彼も自分と同じなのだろうか。人としてあるべき道を外れ。
闇や影の色を纏った 災厄の]
(*6) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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[眠りについていたのはどれほどの時間か。 首を傾け、上体を起こす。]
政人くん? おかえりなさい。
貴方は?
[壮年男性に問いかける。 もうこれ以上人は増えないだろうから、 改めて自己紹介でもする必要があるだろうかと思案して。]
(66) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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―ん?…名前、どっかで聞き覚えがあるな。
[此方も名を名乗るが、しかし、胸に閊える物がある。 すんと、嗅いでみた。]
嬢ちゃん。あんた、えらくクセェじゃねぇか? 躯から滲んでやがるぞ。
扱ってた闇と、壊した心が。
(67) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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[風の噂にでも聴いたのだろうか。 しかし、自らを信じるに限る。この女は―]
まぁなんだ、酔狂なこって。 お前さんも、やってたんか?
[何かを察した顔で、 言にはせず、ふんと笑い飛ばした。
そして、ぴらと音を聴けば。ぴらと響めく切っ先の音を聽けば。]
おぅ。
[妙な既視、感?]
(68) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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[吸込まれる。存在の叫びが。 悪魔を秘めた、曼理皓歯。 八重の牙が見えた気がした。]
――へっ。
[眼光にて、威圧を。 人死に関わる恐怖を発しても、尚この女は立つのか。]
(*7) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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/* しょ、処理やべえええ!(
(-19) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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/* そしておっさんRPが色々アレでやべえええええ!(
(-20) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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……。
[勘違いの呼び掛けを受けて笑顔を強張らせる女性>>60は否定を口にする それは事実であり当然のことなのに、彼女に見つけてしまった姉の面影故に落ち込んでしまう]
……ええ、戻りました
[おかえりなさい>>66それに微笑みを浮かべてみせどもただいまとは返さない。 ここは自分の帰る場所ではない、そんなものもうこの世に無いのだ だけど何故だろう、ここの人々はどこか廃村の外の人間とは違う。姉さんがいないのに居心地が良いわけがないけれど、少しはましなことに気付いていた]
(69) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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あら、これでも黒の商品は扱ってなかったんだけどな。
[そう言って笑う。
覚醒剤・コカイン・大麻。 そう言った品物の方が利益が出るのは確かだったが、その分摘発されればどうしようもないと言うリスクはあったのだった。]
壊した心、ね。
[眼の色に少しだけの後悔は滲む。 尤も、妹以外が壊れた事にはあまり責任は感じて居ないのだけれども。]
(70) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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『あなたはどうしてここに?』
[また一枚、紙をめくる音。綴られた文字。 男性の放つ言葉。闇、心――不思議な人。]
『私は久音 沙綾です。くおん さあや。』
[その名前を書いた紙は、まだ名乗っていない面々にも見えるように大きく書かれ。 座ったままも失礼だと、立ち上がった。]
(不思議な人、………それでいて、どこか)
[“ ”のする人だ。]
(71) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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[眼光に灯る威圧。 立ち上がった少女は、彼にしか見えない位置で。メモをのぞかせた。]
『貴方も同じ?』
[暗い色を宿し、まるで底なしの奈落のような瞳で。 じっと男性を見つめる。]
(*8) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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さあ、どうでしょうね。
[彼の問いかけにはお茶を濁した。 そして、笑顔で微笑むのだ。]
もし欲しいなら、用意できるわ。 ……鼻が良い貴方なら分かってるだろうけど。
[鞄の中にあるそれは、彼女が小さな店で扱っていた品々だったから。 結局、持って来てしまったそれを……請われれば目の前の男には渡すのだろう。]
(72) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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[それからまた部屋の隅に座り込んで、人形のように微笑みを顔に張り付かせた 普通にしなければ、普通に。]
……?
[こんな言葉が飛び交う空間>>67でそうしていることが既に普通ではないと気付くことはない。 何の話だろう、姉以外の人間に関心が薄い青年は不思議そうに壮年と女性を眺める]
(73) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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/* ごめんね!!おじさま無茶振りしたかもごめんね!!! 楽しい!!!
(-21) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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/* 女性陣片想いかなー誰に飛ぶのかなー殺しちゃうぞえへへ(ランダムだけど) あかん>>*8の書き方は私がガンつけたみたいだミスった
(-22) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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[座布団から立ち上がり、女性の名を見る。 朔夜と名乗った少年からさあやという響きは聞こえていたが 九音沙綾――綺麗な名だな、と思う。]
おじさんも、初めまして。 私は如月謡。 大体の人間は此処にいるって認識でいいのかな……
(74) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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段だ。段勇という。
[起きた女。>>66>>74艶めいた寝ぼけ姿も、何処か異郷の感がある。]
随分とおやすみなこって。 ははっ、まさか住んでるわけじゃ、ねぇよな?
[廃れた村にいて、やけにみな暢気なものである。 浮世の感。なにかの起こりそうな、雰囲気。]
(75) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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[後悔の色。ためらいの色。>>70>>72 どうしようのない現実を受け入れた、諦観の色香。 若い躯に潜んだどどめの色は笑みで掻き消される。]
おりゃぁ要らないねぇ。 飽きた世に残るのは酒だけ。酒さえ有ればいいのさ。
あんたが舌で転がして、 身を滅ぼす心地でも味わえばいいんじゃねぇのか?
壊れるのは最高の悦びと聞くがな。
[かははと乾いた笑いを飛ばし、誂うでもなしに巫山戯る。 こういうのは護身役でいい。実際に話をするのは上役だ。 俺は適当に流し、すげなく断わりの言葉を入れた。]
(76) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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/* 今日の23:30に更新しないと今更知る
(-23) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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[何処か、彼女に感じていた正体がハッキリと分かれば、やはり不躾だったか、と思いながら、何でこんな事を聞いたのだろう、と思いながら。しかし、自殺――、となれば彼女の何も貰うばかりだった、という言葉に深みを感じながらも、ごめんなさい、と返すばかりで]
……ッ…、すみません。 …少し…、思い出して、しまって。…義父を。
[呼び掛けられれば、また、びくり、と身体が震える。目に映るのはその何処となく感じる威圧、と彼の抱える影の色。かちゃりかちゃり、と鳴る酒瓶はまさに彼のトラウマを触発しており、血の気が引くのさえ感じれば。]
[それでも出来るだけ――抱え込んだ闇を。まっすぐに吐き出しては失礼だろうし、アイツとは赤の他人のはずなのだ。あの下郎とは、違う。真っ直ぐ、見据える。人の本質は何となく昔から見えてきた。ただ、其れに吐き気を催して、何時頃からだろうか。ずっと、目線を落としてきたのだった。恐らく、物心ついた時には既にそうだった気がする]
[勿論前を向け、と片割れには怒られたが。]
(77) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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ん、住んではないね。 昨日……?いや、さっき……? いつだっけ? 此処に来たんだよ。
[>>75男の言葉にかぶりを振る。 時計のない状態では時間の感覚すら曖昧だった。 んっ、と背伸びして、足の裏の様子を見る。 絆創膏のおかげか、消毒のおかげか、痛みはいくらか引いいてた。]
(78) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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段、勇だ。どうしてか。
[問いかけに言葉を放った。>>71]
俺は人への手向けと、もう一つ。やり残したことがあるのさ。
[言葉は、意味を通じない。 俺がわかればそれでいい。適当並べた、言葉。]
(79) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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[蒸し暑い、逃げ出した先の森の山荘の想い出。]
――…どうだい?
――…そうだな
[瞳は死んでいたが。俺は生きていた。]
(*9) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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[文字に成った声は内密に届く。 蠱惑の瞳。崩れた心。それに俺は――]
違うな。俺はお前さんとは本質が違う。
[しかし、無垢な黒の瞳。 無辜の罪でも味合わされるかのような心地。 生唾を飲み干した。]
だが、同じだ。俺とお前さんは行き着く先が同じだ。
(*10) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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[隠れた彼女にだけ向けられた表情で。 目端を拉げ皺を集め、厭らしい笑みを浮かべた。]
お前さん、飲めるのかねぇ…?
[楽しげな言葉。杯の提案。どこか嬉しげに。]
(*11) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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