204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[こわい。 こわい。
――熱が、痛みが。
笑う、トレイルが――こわい]
――っ、は……
[息が、できない恐怖を感じて。
けれど、ふと、優しい手が触れてくる。 撫でられる感覚。 あたたかい]
……フィリップ……
[怖さが、遠くなる。 ほっとしたように、その手の持ち主を、呼んだ]
(*80) 2014/11/20(Thu) 14時頃
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― 三階/個室 ―
[夢の中、恐怖に魘されて呻く。
苦しげに眉を寄せて、息ができないほどの恐怖を感じて。
けれど、フィリップに頭を撫でられて、 夢の中、恐怖が遠のく
フィリップのすそを掴む手は離さないまま、ほんの少し、安らいだ様子になる]
(371) 2014/11/20(Thu) 14時頃
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[そばにいる。 そのことにほっとする。
優しい手が、恐怖をおいやり。 伝わる思いに、じんわりと、 冷えた心があたたまる]
……うん……
[ほう、と安心したように、吐息をこぼし。 優しい手に導かれるまま、また眠りに落ちる]
(*82) 2014/11/20(Thu) 14時頃
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[撫でる手を感じて。 安心したように、呼吸が落ち着く。
目覚めかけた意識は、まだ休息を必要としているようで。
まだしばし、眠ったままだった**]
(374) 2014/11/20(Thu) 14時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 14時頃
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[ドナルドの、フランシスの話し声がする。
ゆらゆらと意識が戻りかけて。
目覚めるのは――三人の話が、終わりかけるころ**]
(394) 2014/11/20(Thu) 15時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 15時半頃
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― 三階/個室 ―
[眠っている間のことは、知らないまま。 ゆるりと目覚めかける意識。
フランシス>>402の声、ドナルドの気配。 そして、握ったままの、服のすそ]
……おは、よ……
[熱を持ち、かすれた声。 張り付いた喉に咳き込みながら、ゆるゆると、部屋の中にいる人を確認した]
(411) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 20時頃
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/* PTが801である。
(-107) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[火傷の、痛み。 けれど、熱がでているのはそれだけではなく――
食われることへの本能的恐怖からの、自己防衛。 燻る衝動。
少しでも動けるのであれば、誰かれなく、 食らいついてしまいそうな、それを感じている]
(*83) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[ドナルド>>416に、熱に浮かされた視線を向ける。
くらくらと、眩暈がする]
……ドナル、ド……大丈夫……
[かすれた声で囁き。
呼ばれる名前。 見えた笑み>>421に、小さく、笑みを返す] ……あ、フィリップ……
[ほっとしたような、吐息をこぼし。 痛みと熱を堪えるように、眉を寄せた]
(422) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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……う、ん――
だ、いじょうぶ……
[返る声は弱い。
喉が渇く。 飢えを感じる。
抑えきれない衝動が、いつ鎖を引きちぎるかわからない]
(*85) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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――っ、は、……
[ドナルド>>426の問い。
肉を食らう、それを想像して、息を呑む。 喉が、渇く]
ドナルド…… それ、は……わかん、ない……
(429) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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― 三階/個室 ―
[くらり、眩暈がする。 血肉を食らうことで、回復するかどうか。
食らったことがない身ではわからず。 試すかと、近づいてくるドナルド>>431に、こくりと喉を鳴らして]
……ためして、いい、の……?
[問いかけ。 フィリップのすそを掴んでいた手が振るえ、するりと離れる。
求めるかのように、ドナルドへと伸びて――]
(433) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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…………ん。ごめ……
のどが、かわいて……
くるし、い――
[苦しくて。 差し出されたものが、とてつもなく甘美なものに見えて。
くらりと、目が眩む]
(*87) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[フランシス>>436の問いかけに、ゆるりと頷いたけれど。
いまは、近づいてきたドナルド>>437に視線が釘付けになって]
……ドナルド……
[ドナルドの手を、握り返す。 熱を伝えるかのように、体温が上がっている。
近づく。 こくり、と喉がなり。
必死な、フランシスとフィリップの声。 しがみつくフィリップはそのままに、 差し出された手、袖口から肌をたどって、唇を寄せた]
(447) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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だめ……それは
フィリップは、きっと……
のんだら、がまんできなく、なる……
[ドナルドは、途中で我慢できても。
フィリップは――]
最後の、一滴まで……じぶんのに、したくなるから、
だめ……
(*89) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[しっかりと筋肉のついた、いつも頼りにしている腕>>452。
それに唇を触れて、ちろりと肌を舐める]
……ん……
[ドナルドに頭を撫でられながら、 フィリップの叫び>>448とフランシスの声>>454を聞く]
……同じが、いい。 おなじに、なりたい。
[味を覚えて、衝動が抑えきれなくなるのか。 それはわからないけれど。 フィリップと同じなら、悪くないと、かすかに笑みが浮かぶ]
(456) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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とちゅうで、がまん、する、し…… きっと、ドナルドなら……
食べ過ぎる前に、止めて、くれる……
[そんな、信頼も、ある。
フィリップの、心配が嬉しい。 フィリップと、同じのを背負えるかもしれない。 そんな、思いもあって]
……フィリップ……
(*91) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[しがみつかれる、腕>>458は、冷たくも感じられる。 怪我の熱に浮かされた体は、服越しでもきっと熱い]
……うん、ありが、とう……
[ドナルド>>459に支えられて、笑みを浮かべたまま。
筋張った腕に、歯を立てる]
ん……うん……
[問いかけ>>463に、うなずきをひとつ。 ぶち、と皮膚を破って、あふれ出る血を舐めた]
(465) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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ラルフは、ドナルドの血を、こくり、と飲む。
2014/11/20(Thu) 21時半頃
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……うん……フィリップ。
俺、呼んでて……そしたら、きっと、 だいじょうぶ……
[ドナルドの血の味にくらりとする。 それでも、フィリップに呼ばれれば、それに熱中しすぎることもなく。
だいじょうぶ、と笑う気配]
(*93) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[兄のような、家族のようなドナルドの血は、甘い。 美味しいけれど、飲みすぎることができないようにも、感じる味で]
――っ、ん……
[こくりと喉を通っていく温かい血に、琥珀が潤む。 かみ締めた筋肉を、食い破るほどの力はなくて。
流れ出る血を、舐めるように飲んでいる。
血肉で、怪我がなおるのかは、わからないけれど。 渇いていた喉が、 感じていた餓えが、満たされるのを感じていた]
(472) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[ドナルドの腕に食らいつきながら、
背に触れる、フィリップ>>471の熱に吐息をこぼす。 泣かせてしまったことに、ちくりと痛みを感じるけれど。
それでも、喉を潤す雫から、口を離すことができず]
は、ぁ……
[噛み付いた傷口から、流れ出る血を舐め続け]
(474) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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ん、ぅ……フィリップ。
……うん、……
[名前を、呼ばれる。 その声に、背に触れる熱に。
ぞくり、と悦びを感じて]
は、あ……
[熱い、吐息がこぼれる]
(*96) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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[ドナルド>>475に撫でられて、吐息をこぼす。
怪我が急激に治るわけではないけれど。
熱で消耗した体力は戻ってきている気がして。 きっと、全部食べたら、治るのかもしれないけれど]
……ん、……っ
[噛み付いた傷から、流れ出る血だけを飲むように。 肉を食いちぎることなく、自然と、血が止まるまでは。 にじみ出る血を舐めている]
(477) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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――ん、……ぁ……
[ドナルド>>478の声に、潤んだ琥珀が瞬く。
喉の渇きは、癒えて すこし、おちつき。
けれど、別の熱が、じわり] ――う、ん…… ……ここ、で、やめとく、ね……
[は、と吐息をこぼして。 こくりと頷く。
襲われたら熱を発散できるかと、ぼんやりとした思考の隅で思う]
(481) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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[背中が濡れる。 フィリップ>>479の体温を感じて、ぞくりと背筋が震え。
こもった熱を吐き出すように、吐息をこぼす]
……、……ありが、とう。
[引き止める腕が、声があったから。 ドナルドに、必要以上の傷をつけずに、すんだ]
(484) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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[呼ばれるたびに、ぞくりと震える。 覚えた熱は、衝動に近いけれど、それではなく]
……ん、フィリップ。 だ、いじょうぶ、だから……
[欲情に近い、感覚に。 震える声を返した]
(*98) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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ラルフは、フィリップのかすれた声に、ぞくりと、震えが走る。
2014/11/20(Thu) 22時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 22時半頃
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[身のうちで、疼く。 それは、衝動ではなくて。
喜んでくれるフィリップの声にすら、反応する]
……ん、ぅ……
――だから……あんまり、ひっつかれる、と。
なんだか……
[あつい、とぽつり、呟く。 暴走しないように、意識した結果。
欲望にすりかえられたせいかも知れず。 色を含んだ吐息をこぼす]
(*100) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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っぁ……ん、……
[ドナルド>>487が触れる。 唇や、うなじに、触れられるたびに、小さく吐息がこぼれて]
ん……うん……
[いいこ、といわれるのに頷いて、離れるドナルドを見やり]
(495) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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[フィリップの視線>>490を感じて。 潤んだ琥珀が瞬く。 軽く伏せられた睫が影を作り]
……うん、もう、だいじょうぶ……
[はぁ、と熱を逃がすように、吐息をこぼすけれど。
抑えがたい渇きは、癒えているから。 小さく、笑んだ]
(496) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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――……っぁ……
ん、だめ、じゃない、けど……
俺、なんか……おかしい、から……
[一人で、処理をしたことはあるし。 そういうのも、わかってはいるけれど。
いま、熱をもてあましている感覚に、思考が働かず]
ふぃり、っぷ……
[抱きしめられて、吐息と共に名前を呼ぶ。 嬉しさが、熱と一緒にあふれて。 力が抜けて、フィリップにもたれかかった]
(*102) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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