314 突然キャラソンを歌い出す村5
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チトフは、ヒイラギに撫でられて、ぐすっと鼻を啜り上げた。
2022/09/08(Thu) 22時半頃
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/09(Fri) 00時半頃
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─ 昼休み/桃園学園:屋上 ─
じっ、自力で手に入らない 、とか 先輩は、どこでそんな限界を自分に決めたのさ!!?
僕の知ってる柊木先輩は、 そんな限界蹴とばす人です違いますか!!!!
[ぽふ、と頭の上に置かれた手が暖かい。 その手を跳ねのけることはないままに、先輩に向かって言いつのった。 声がくぐもっている。それでもやめることはしない。>>493]
(552) 2022/09/09(Fri) 01時頃
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〜〜〜、じゃあ、もう満足しましたか? みんなを驚かせて、怯えさせて、怒らせて、 こんな風に混乱させてですけど。 僕はやっぱり、先輩がこんなのは嬉しくないですけど。
でも、先輩が満足したならいいです。 もう終わりにしてくれますか?
[柊木の笑顔>>494に、涙顔でそう答えて。 他にも目当てが、と言われれば首を傾げた。>>495]
(555) 2022/09/09(Fri) 01時頃
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目当てって何ですか? こんなことしなくても、先輩のことなら手伝うのに。 僕もずりやん先輩だって、芝原もきっと手伝ってくれますよ。
[その頃には睨むのをやめて、 でも口はへの字に曲げられたまま。 頭をわしゃわしゃされると、 急に恥ずかしくなってごしごしと袖で顔を擦った。]
…――――― 理想 …
[ぽつ、と呟く。>>510 そう、確かに色とりどりの花火はとても綺麗だ。 それは分かる。これが理想というのも。でも、]
(556) 2022/09/09(Fri) 01時頃
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理想は(本物は)、 これから自分の手で創り出していくんじゃないですか?
[これは見本だったということだろうか。 ずりやん先輩への返答に、そんな顔で柊木を見上げて…]
……、柊木 、先輩 ?
[はっとしたように、その名前を呼んだ。 ふ、と。再び触れた手が熱い。>>539 思わずその手を掴み返した。気のせいじゃない。]
(558) 2022/09/09(Fri) 01時頃
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/* ずりやん先輩格好いいんだけどさあ。 いいんだけどさあっ!!!www 五十鈴先輩どんまいすぎんよwww
(-353) 2022/09/09(Fri) 01時頃
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柊木先輩。
[もう一度、はっきりと案じる声色で彼を呼ぶ。 心配げに見上げて、先輩の傍に寄った。 背もたれにしていた手すりは今はない。>>539 良く良くみれば不安定にも見える先輩の腕に手を添えた。]
先輩、具合悪いんじゃないですか?
[いつもとは違って、ぼんやりとした様子に心配の色が濃くなっていく。]
(571) 2022/09/09(Fri) 01時頃
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ずりやん先輩、てるる先輩!
柊木先輩が――…
[支えるまではいかず、腕に手を添えた状態で先輩方を振り返った。その隙に、傍らの人が崩れ落ちる。>>570]
――――― 柊木先輩!!!
[慌てて名前を呼んで、頭を打たないように咄嗟に肩を支えた。倒れた先輩の体温は不自然なほど高かった。]
(576) 2022/09/09(Fri) 01時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/09(Fri) 01時半頃
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ずりやん先輩、柊木先輩が。 なんでこんなに具合悪くなるまで無理したんですか。
〜〜〜〜………
[顔をくしゃっと歪ませて柊木を見、 そして助けを求めるように刷屋を見上げた>>582 自分では難しいけど、彼なら柊木を運べるだろう。]
保健室に連れて行きましょう。 先輩、お願い出来ますか?
(588) 2022/09/09(Fri) 01時半頃
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― 屋上 ―
…―――、はい。
起きて、元気になったら聞いてみましょう。 それに先輩がいないと文化祭の花火も出来ないから。 早く、一緒に作ろうって、……
[柊木先輩をずりやん先輩に渡して、こくと頷いて。 自分よりずっと大きな手を目に映しながら、 少しだけ迷うように言葉を継いだ。>>601]
… ずりやん先輩も、手伝ってくれませんか?
[先輩は化学部をやめると言ったけど。>>543 きっとあれは本心じゃない。 だからと、やっぱり心配げに先輩を見上げて、]
(612) 2022/09/09(Fri) 02時頃
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先輩がいないと、僕だって寂しいんですからね!
[わざと冗談めかして笑顔を作って。 階下へと向かうドアを開いた。>>604]
(613) 2022/09/09(Fri) 02時頃
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― 屋上から ―
[ずんずん、と音がしそうな風体でずりやん先輩が行く。 既に先ほどまでのお祭り花火の幻影は消えている。 戸惑ったような生徒たちのざわめきの中を、 僕らは意識を失った柊木先輩を抱えて保健室へと向かった。
時折視線が向けられるけど、直接来る者はいない。 それはきっと、ずりやん先輩のおかげだろう。
さっき、屋上に来る前。 チトが諫め切れなかった生徒たちを、 ずりやん先輩が鎮めて来てくれた。>>520
そういうことだったんだろうと思ってる。 あの時、目を見交わしたから。 言葉ではなく、ちゃんと意思が通じたと思った。]
(623) 2022/09/09(Fri) 02時半頃
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柊木先輩が起きたら、 さっき先輩が見せてくれたやつを実際に作る相談をしなきゃ。
それに、いつの間にかユウさん消えちゃってたけど。 ちゃんと変な「願い」だとかって消すように言わなきゃ。 だからこんな無理をしたんでしょ? 先輩。
[運ばれていく柊木の横で、あれこれと言う。 刷屋や五十嵐に聞かせるようでもあり、柊木に言うようでもあり、チトの独り言でもあるようだった。]
(624) 2022/09/09(Fri) 02時半頃
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てるる先輩。 柊木先輩は確かにプロジェクションマッピング花火をしてたけど危ないものはなかったし、(実はいっこだけあったが…)屋上で上がった花火は僕のです。 だからTLNには、そのように流しておいてくれませんか?
[てるる先輩、と呼んで五十嵐先輩を見た。 実のところ、この先輩とはそんなに馴染みのあるわけではない。が、愛称呼びは当たり前のように柊木の影響だ。 柊木経由でTLNにも入れてもらった。>>2:288
だからきっと五十嵐には、「化学部のちっちゃい後輩」くらいの認識をされているんじゃないかと思ってる。]
変な噂を流されても困りますし!
[いくら柊木自身が気にしないといっても、チトが嫌だ。 だからと願って、保健室へと向かった。]
(636) 2022/09/09(Fri) 02時半頃
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― 保健室 ―
けいちゃん先生ーーー?
[呼んでも今は、いつもの保健の先生はいない。 先程までの騒ぎだ、保険医も駆り出されているのかも知れなかった。
仕方なくベッドの一つを借りて、帳簿に名前を書き込む。 そうして柊木を寝かしつければ漸くチトは息をついた。]
(637) 2022/09/09(Fri) 02時半頃
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僕、もうちょっとここにいます。 先輩、熱で苦しそうだし。 せめて、けいちゃん先生が戻ってくるまでここにいなきゃ。
[そう告げれば、二人の先輩方はどうしただろう。 どちらにせよチトは、昼休みが終わっても動く気がなく。 ただスマホを取り出すと、化学部のグループラインを開いて
『柊木先輩が熱を出して倒れちゃった。』 『保健室で寝てるよ。ちゃんと無事。』
と、書き込んでおいた。 これはもちろん、華道部の部長が思った通りに>>488、化学部の部員だって部長の身を案じているのだから。*]
(638) 2022/09/09(Fri) 02時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/09(Fri) 02時半頃
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/09(Fri) 03時頃
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/* 歌ってる場合じゃない場面なんて、存在しない。
なにをいってるんだ
(-372) 2022/09/09(Fri) 03時頃
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― 回想/禰多君とのある日 ―
えっ、僕の名前??
[それは彼を起こすことが日常になって、どれくらいたってからのことだったろう。名前を褒めて貰った。>>166 ただ名前を褒めて貰ったけど、きっとそれ以上に。 似合うと思うよって、その名の意味を言葉少なく褒めてくれた。
禰多を起こし始めて、時に一緒に移動して。 物静かに喋る彼は考慮深くチトには思え好ましくて、だから余計放っておけずにお節介にも彼を起こし続けた。]
(650) 2022/09/09(Fri) 03時頃
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あんまり知人、って呼ばれることはないんだけどね。 ふふ…でも嬉しいな。ありがとう。
[実際のところ、少し照れた。 照れて、でも嬉しかったから照れながら嬉しそうな笑顔でお礼を言った。
チト、と言うのは実のところ随分古いあだ名だ。 小学生くらいの頃には、もう呼ばれ始めてた気がする。 そんな雑談なんかも披露して。
そうして流れるように化学部へ誘いもしたのだが。 何度目かの断りを貰ってしまって、ふふふと笑った。 何気なくて、あったかい、友達との大事な思い出**]
(652) 2022/09/09(Fri) 03時頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/09(Fri) 03時半頃
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