18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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[夕食を、と用意をするヨーランダを手伝おうとも思ったが、タバサがいまだ戻らないことに気付くと外に出た。]
……どうした。戻らないのか。
[扉のすぐ横に立っているタバサをすぐに見つければ、声をかける。 『終わった』と、信じたいと願うタバサ。一人に出来ないと中へ入るように促すが、果たして。]
(29) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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[ペラジーの笑い声が、キッチンで膝を抱える少女の元にも届く。
自分が殺すも同然なペラジー。 その笑い声は、少女の心に突き刺さる。
やがて彼女が集会所を出るまで――否、ヨーランダが夕食を作りにキッチンへきても。
ずっと動くことなく。
欠けた月の照らす少女の横顔は、何を想うか。]
(30) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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[ふと、窓をみやれば。
視界の先にひとつの影。]
……姉さん。
[ぽつり、呟いて。
そっと椅子から立ち上がると。
窓から月夜へと身を躍らせた。]
(31) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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[ぱたぱたと、スカートが風に煽られる。
舞う髪を押さえれば、手に触れるは赤い花。
足を向けるは赤い大切な、華の元。
少女が傍に佇むこと、華はいったい何を想う。]
(32) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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―深夜・集会所前―
[ 紅い林檎の幻を手の平の中で転がすと、小さな光が走った。 夢だろうかと、ぼんやり思う。いつの間にか寝てしまったのか。ガストンが中に入れと言ってから、どれほどの間外に座り込んでいたのだろう。
林檎の紅の皮の上を、光が走って軌跡を作る。 くるり、くるりと光が踊り、林檎の上に紋様を描いた。]
――これは。
[ 見慣れない模様、いや見慣れた模様。 占い師の腕の入れ墨の形に似たカタチを、林檎の上に浮かばせて光は穏やかに瞬いた。]
(33) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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…ヘクター…… ヘク、タ――
[ 月夜の幻は、現れたときと同じように唐突に消えた。 何もなくなった手の平を食い入るように見つめて、ふらりと、立ち上がる。
ペラジーが歩き去った森の方へ視線を流して。]
傍に、いたいの。 ずっと傍に。いれたら――
[ だからまだ死ねない、と心の中で呟いて。 現れたフランシスカの方を、振り向いた。]
(34) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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[ドナルドの言葉>>+13に慌てて距離を取り]
う、つ、次は返り討ちなんですから!
[自分を守るように身を抱いていつかも言ったような台詞を吐く]
(+14) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時頃
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― >>28 ―
[ヤニクに叫ばれ、ぽりぽりと首を掻いた。]
ああ、すまん。 そんなに強く叩いたつもりはないんだが……。
[血の滲んだ包帯を見て、謝る。 そして。]
俺は、終わっていないと信じてる。 油断はしないさ。 だが……タバサは。疑っていない。 襲われても、それでも信じていたら……。
[そう静かに告げた。]
(35) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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/* がすとん。
ちょー疑ってるw疑いまくってるよw
だって真っ黒だもん!フランシスカは確黒よ!
(-10) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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― 深夜・集会所前 ―
……――いい加減、中に入れよ、タバサ。 護れるもんも、護れなくなるだろうがよ。
[ふらり、と影をはらませ。 いつもとは違う、夜の顔。 目に光るのは、静かな。本来の、いろ]
[自分の名を呟く女の隣には、踊るように、佇むひとりの少女。その名を、二人の名を、引き裂くように、静かに。]
なぁ、お前もそうおもうだろ? フランシスカ……なんで、逃げねぇだよ、お前は。
なぜ、消えてくれなかったんだっつってんだよ、お前は。
[手の中の黒い石を、ぎゅっと握り締めて。]
(36) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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[聴こえた呟き。
そっと、瞳を閉じて。
何かを、決意したように、華と視線を絡ませる。]
……思い出す、ね。小さい頃、よくぬけだして、月夜に遊んだ。
[懐かしむように、慈しむように。
華から月へと視線を向けて。
幼き頃へと、人間だった頃へと、意識を飛ばす。
丘へと視線を向ければ、小さな華が歌い、小さな花が舞う――そんな情景が、脳裏に浮かび。]
姉さん。お願い、きいてくれる?
[ただ穏やかに、常の笑顔を、浮かべられただろうか。]
(37) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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歌って?
.
(38) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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/* ぇΣ
はさまれた!
どうすればーどうしたらー
(-11) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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/* あるー日ー 森の中ー 熊さんにー 出会ぁったー 花咲くー もーりーのーみーちー くまさんにーでーあーあーたー
(-12) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[フランシスカが椅子から立ち上がるのを横目で見ると曲刀を腰元に密着させて席を立つ]
サイモンが占い師だッた、ッて考え方は頭になかッたのは認めるケド、俺、ヘクター信じてるしネ。
そンでガストンも信じてるカラ――
ちょッと行ッてくるヨ。 タバサが危なさそうだからネ。
[席を離れる前にヨーランダの耳元に口を寄せ]
傷開いたら後で治療してネ、二人きりデ。
[と囁き口許に笑みを作って見せたか]
あ、タバサ守るつもりで下手打って死んだら後は頼むヨ?
[振り返りそれだけ告げて、駆ける――]
(39) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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/* 歌ってみたおヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ シリアス展開ぶち壊し!☆(ゝω・)vキャピ
(-13) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[ 距離を離しつつ強がるアイリスに大声で笑う。>>+14 そのまま、背を向けて逆方向へと。]
じゃあな! アイリス!
[ 手を頭の上で振り、目の前の下り坂――生者にも、踏み入れる必要のないものにも見えない、地の底へと至る道。]
さあて……行くか。
[ 肩を一度回してから、踏み入れた。]
(+15) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[ かけられた声。 先に聞こえたのは、フランシスカのものだろう。 月を見上げる視線と笑顔を見る。
そして、男の。]
……えぇ…
[ どちらに向けての返答なのか、自分でもわからなかった。]
(どうして、居て欲しいときに、いつもそこにいるの)
[ フランシスカは、ヘクターの言葉に応えただろうか。やがて、首を傾けて掠れた声で囁いた。]
何の歌がいい? …言っとくけど、きっと聞けたもんじゃないわよ。
(40) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[入口側にヘクターが居れば音もなく彼に近寄り囁く]
ペラジーは人間だッたンダロ。 今日も例のまじないは使ッたのカ?
――結果なんてどッちでもいいケド、ちょッとどいてもらえるカナ。 人狼から無実の人を守ッて欲しいッて、お姫様に命令受けてるンでネ?
[投票をガストンに任せたのは彼が自分が人狼と考える者に投票してくれると信じていたから]
ミッシェルを殺したのはペラジーなンかじゃないヨ。 彼女が殺人鬼なら、昨日からじゃなくて、アイリスちゃンが死んだ日からやるでショ。
だから人狼の仕業だヨ。
(41) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[増えた気配。 振り向けば、姉が呟いていた名を持つ影。
彼が姉へと向けた言葉に、人知れず、くすりと笑む。]
………。
[自分に向けられた問いには。
応えられなくて。
きっと、彼はもう、自分の正体にきづいているのだろうと。思うけれど。]
…祭の時に歌ってたあれ。名前、忘れちゃったけど。
[姉の問いに、昔を想いながら。 そう、応えた。]
(42) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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え?じゃあなって、こんな状態で何処へ――
[何処へ行くのかと聞こうとすると、ドナルドの前に下り坂が見えた気がして目を擦る。]
あ、あの!
[ドナルドが下り坂へと足を踏み入れると、慌てて呼び止め]
こんな事言うと変かもしれないけど… 嫌いじゃあ、なかったです。道中、気をつけてください。
[ドナルドの背中を見ながら別れの言葉を告げる]
(+16) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[闇の中から現れたヤニク>>41 に、頷くような小さなかぶりをふって。ただ大きく息を吸い込む]
歌、ね。 ……月夜に響くそれも一興、かもな。
[きっと誰にも聞こえない、小さな声。 視線をそっと、タバサに合わせて。すとんと、腰を下ろした。 目を合わせずに、銀を腰に手挟んだ剣士に、声をかける。]
まかせたぜ、ヤニク。 ……すきにしやがれ、くそったれの笑顔仮面。
(43) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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小悪党 ドナルドは、受付 アイリスに拳を上げてみせた。
2010/07/08(Thu) 01時半頃
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―坂道―
[ 下る。
下る。
先は見えない一本道。]
長過ぎだぜ……ウゼエ。
[ 進めど進めど先は長い。
進めば進むほど振り返りたくなる。]
――こんなもん、ビビったヤツから死んでくんだよ。
[ 誰に言った言葉だったか――足に力を込めて、下る。**]
(+17) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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―回想―
[包帯を巻くガストンの隣で、湯で手拭を洗う。 見るからに苦そうな緑色の薬液は、果たして使われただろうか。 背中を叩かれ反論するヤニクに、ふっと小さく息をついた]
……わたしも、信じれたら……。
[ガストン>>35の声に下を向いて。 ぽつりと漏らした言葉の、真意は]
タバサ、を、――。
[立ち上がり曲刀を携えるヤニクに、願うように。 危険な目になんて合わなければいいのに。 もう全てが終わっていて、明日になれば元通りで。 フランシスカは……。 そこまでだった。想像の続きに、心の中で首を振る]
(44) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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― 深夜・集会所前 ―
[中に入れと告げたが、もう少し、と言うタバサ。 少し考えたが、一度中へ。 そして、ヨーランダが用意していただろう夕食を手に取り、無理矢理飲み込む。 食る気分でなくても、食べなければと。
暫くしてヤニクが立つ。 >>39 それを追うように再び外へ。]
(45) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[ヘクターの口癖と、ヘクターからもらったあだ名に苦笑して肩を竦める]
……これでもご覧の通り怪我人なンだシ。 そのナイフで手伝ってくれた方が助かるンだけどネ。
人を庇いながら闘うッてのは下手だシ、この怪我だから俺だけじゃ上手く守れないかもヨ。 だからヘクター、タバサはアンタが守ってあげなヨ。
……彼女に惚れてるンでショ? 彼女としても惚れた男に守ってもらう方が嬉しいと思うしネ。
[スラリといつも響かせる鋼の音すら鳴らすことなく曲刀を抜く、言葉は道化た軽やかさがあれど表情に笑みはない]
(46) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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――あれね。
[ 本来は明るい、賑やかな祭の夜に相応しい長調の曲。 視線をそっとヘクターに向けて、またフランシスカの方へ。
唇を開く。
潰れた喉は、声量も音域もかつてとは比べるべくもないけれど。]
――晴れのこの日 丘に咲く 風の吹く 花よ 風に 歌い 揺れ――
[掠れた声は低く物悲しい調べとなって、月夜に響き風に溶けた。]
踊ってくれないの?
[ 一節、歌って喉を押さえると少女に尋ねた。]
(47) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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森番 ガストンは、さすらい人 ヤニクの囁き >>41が聞こえたが、只黙って、腰を下ろしたヘクター >>43の隣に立っていた
2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[ヤニクに耳元で囁かれた>>39なら、ぱっと離れ]
……う、うん。
[なんで2人限定なんだろう。 そんなに背を叩かれるのがトラウマに…等と納得して。 その後に続く言葉に反応する間もなく、彼は外へと]
――――っ。
[もう誰も、誰も。 その願いを口に出すことは出来ないまま、動けずに。 ヤニクを追うガストン>>45の背を見送っただろう]
(48) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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だーれがタバサを護れなんつったよ笑顔仮面。
んな美味しい役、てめぇなんかにやらねぇから安心しやがれ。
[いつものように軽口で。いつものように無愛想に。
――いつもと異なり、その右手には短剣を、その左手にナイフをひらめかせ]
歌くれぇ、愉しませろよ。 お前さんのお相手だって、きっとそこまで野暮じゃねぇだろ。
[口元には微かな笑みを。目元には微かな殺意を。 両腕には、力を込めて。
その言葉は、誰に響くのか]
(49) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 02時頃
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[坂を下り、ドナルドの姿が見えなくなると、終わりを迎えようとしている生きている人たちへと視線を向けて]
ヤニクさん。フラン…
[その場に佇み物語の行く末を見守る]
(+18) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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