247 満天星躑躅の宵闇祭り
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…何か気になることでもあるのか?
『……人型やないせいか、力繰り難ぃねん。 ほんまやったら、胡蝶の舞も扇子使ぅて動き作りよるかんな』
扇子で? こう、扇いだりとか?
『まぁそないなとこや。 ふぅむ、これはあれやな。 お前に一時的に付与するんがやりやすいやろか』
………はい?
『ちゅーわけで、ほい』
軽っ!?
[斎の頭の上へと駆け上った琥珀は、その額にてち、と手を当てる。 ぼわっと熱を受けたと感じた直後、宙を舞ったままだった蝶がゆらゆらと纏まりなく動き始めた]
(44) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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『ほれ斎、集中せんと胡蝶散らばってまうで』
なんか違う特訓になってるけど!?
『お前に素手で木霊は捕まえられんやろからな。 先にこっちや』
[わちゃわちゃとしながらも青年は扇子を繰り蝶を纏めようとする。 その動きが胡蝶の舞の基礎になるとは青年は思いもしなかった]
(45) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 22時半頃
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[少女は木刀を構え、そこに己の力を纏わせる。 近くにいれば、パリリ、と僅かな音がしたと同時、木刀が淡い光を纏ったのが見えたかもしれない。
古の昔、母神を焼き殺した火の神は父神によって斬り殺された。 その際にも雷神は誕生したが、少女に宿った闇星の力はより死に近しい性質のもの。
黄泉の国に住むようになり、変わり果ててしまった女神の身体に纏わりついていた、蛇の姿を取った八柱の雷。 冥府の軍を率いて、妻の姿を見て逃げた父神を追った神々だ。
とはいえ、落雷から身を護る神、雨を齎す稲作の神として信仰されてもいるので、一概に悪しき力とも言えないのだが。]
(46) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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――伏雷。
[選び取るのは、雲間に隠れる雷の名前。 目の前で雷が光ったら驚いて咄嗟に動けなくなるのではないか、という作戦。]
…よし。
[うっかり触れても痺れる程度に出力を落としたのを確認すると、少女は人垣から飛び出した木霊に向かって駆け出していく。]
(47) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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そこ!
[少女は悪くしても木霊にかする程度の軌道を狙い、上段から木刀を振り下ろす。]
(48) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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/* [わらうしかない背後が居る←]
(-10) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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アカリは、木刀に寄り添った雷光が瞬く。4
2016/05/22(Sun) 22時半頃
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/* …低いw
(-11) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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――チカッ。
[雷は確かに瞬いたが、出力を落とし過ぎた所為か芳しい効果はなかったようで。 少女の脇をするりと抜けて木霊はまた人込みの中に逃げて行ってしまう。]
くっ、なかなか難しいな。
[少女は眉間に皺を刻むと、唇を尖らせた。]
(49) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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/* な…アキくん1です、と。 ラ神めー。
(-12) 2016/05/22(Sun) 23時頃
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/* ふむむ。 出力の大きそうなのは、2dに回したい、かな。(大雷、火雷、裂雷)
後は、鳴雷と若雷辺りかな。 一回くらい、素手で捕まえにかかってもいいかもしれない?() 黒雷と土雷はそのままだと使いどころに迷う。(土雷>黒雷の順で使いやすい?)
(-13) 2016/05/22(Sun) 23時頃
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/* 古事記ベースだけど、 日本書紀の八色雷公(やくさのいかづち)にも心躍るものが()
(-14) 2016/05/22(Sun) 23時頃
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[辺りを見回せば、>>33アキも挑戦をした後のようで。]
…む。 格好悪いところを見せてしまったかな。
[ぽつりと呟く。]
…あぁ、しかし。 やっぱり力を使うと腹が減るな。
[腹を摩りながら少女は口の端を下げる。]
(50) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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な、なるほど……。
[囁く声には目をまんまるにして。 にっこりと微笑む表情には何故か胸の奥がどぎまぎするのを感じた。 ああ、こんな人にわたしの飴を食べてもらいたい!ーーそう思ったところで、気付く。]
あれ、飴籠は?……もしかして、落とした?
[きょろきょろ、きょろきょろ。 辺りを見回しても見当たらない。 まあ四足歩行に戻って全速力で走ったのだから落とすのは当然といえば当然だ。]
……むう。おねえさ……おにいさんに食べて欲しかったのに。
[がっくりと肩を落とす。 心なしか、尻尾もぺたんと垂れている。]
(51) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[灯里が雷を迸らせる。>>46 >>47 >>48 一瞬、アキは目を細め、驚いた表情になる。 結果、逃げられはしたが、それでもアキに取っては驚くべき事であって。]
……それが退魔の力、かい。 なんか、すごいんだな。
[そんな、僅かの感動と共に。]
(52) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[どうやら、力を使うと腹が減るらしい。>>50 アキは、手元にあった、五、六ある残りの鈴かすてらの方を見る。]
……食べるか? ふらんくふるとのお礼、だけど。
[妙な感じがしたとはいえ、 あのふらんくふるとは面白い感じもした。 先程、煎餅を囓っていたのも見えたが、>>39どう応じるだろう。]
(53) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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/* 食いしん坊キャラで押していこうと思います()
(-15) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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/* Σぼうっとしていたら(灰落とすのも忘れてた)拾われてたですと。 喜んで食いつく!
小鈴ちゃんかわいい。ウトさんは男性か。
(-16) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[>>52アキから声が掛かれば、やはり見られていたのだと知る。 これで木霊を捕まえられていたなら、格好がついたのだが。]
あぁ、雷があたしの持つ力だ。 …逃してしまったが、な。
[僅かに眉尻を下げながら応じた。
腹が減るのは少女の燃費の悪さが原因だ。 若いし鍛えているが故に新陳代謝がいいのだと言い張ってはいるが。 >>53鈴カステラを、と言われれば]
――む。 …いいのか?
[少女の瞳はきらきらと輝く。 お礼、とは言われたが、食べ物を恵んでくれるとは彼はいい人だ、と。
それに付随するように、ぐぅ、と腹の虫が鳴いた。]
(54) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[眉尻を下げられながら言われる>>54。 どうやら逃したのが残念だったらしい。 それでも。]
雷の力……凄い。 そんなのを喰らったら……。 考えるだけで恐ろしい。
[頭を横に振りながら、答える。 アキの世でも、雷は恐ろしい災害として知れ渡っている。 その力がどれ程の事か、アキにも想像がつく。
鈴かすてら差し出した事については。]
うん。 ……よっぽど腹、空かしてたんだね。
[瞳を煌めかせる灯里。 其れを見て、少しだけ、笑みが零れる。 アキの所でも、食べ物の恵み合いが度々ある為、こういうのは慣れっこだ。]
(55) 2016/05/23(Mon) 00時頃
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[>>55喰らったら、という言葉には雷に対する畏怖の念が感じられた。]
先刻のなら、当たっても少しの間身体が痺れる程度だがな。 大丈夫だ。 振るう相手は間違えない。
…確かに、雷は何処に落ちるか分からないからな。 あたしの時代でも人が死んだり、火事になったりもする。
[加えて己のは闇星だから――とは言わずに。 余程腹が…という言葉には]
…う。 減るものは仕方ないだろう。
[少しだけ羞恥心が芽生え、眉尻を上げた。]
(56) 2016/05/23(Mon) 00時半頃
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おや、落とし物かい?
[きょろきょろ辺りを探す様子に、首を傾げる>>51]
飴籠?そうか、おまえさんは飴屋さんか。
[悄気た顔と悄気たしっぽに目を細め]
ほら、飴ならここにひとつある、食べて元気出しな。
[おまけにもらった、黄色いぱいなっぷるあめを差し出しながら、はたと気付いた顔になる]
ああ、そういや名乗ってなかったね。我はウトだ。おまえさん、名はあるかい?御狐の嬢や。
[妖には名を持たない者もいるから、そう聞いた]
(57) 2016/05/23(Mon) 00時半頃
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[少しの間痺れる程度、らしい。>>56 灯里ならば間違っても強大な力を振るう事は無いとは分かってはいるが、 それでもやはり、恐ろしい力である事はありありと分かって。]
……そうだね。その言葉を信じるよ。 やっぱり、雷は怖いからね。 里に落ちたら大変な事になる。
[そういえば、此処に来た時も、鳴ってたなあ、雷。 と、思い返す。 少しだけ、眉尻を上げられれば。]
……そうだね、減る物は仕方ないね。 僕の里でも、米が足りない時に分けて貰ったりするし。
[そう、答えながら、かすてらを差し出す。 人形職人の家柄上、分けて貰うことの方が多いのだが。]
(58) 2016/05/23(Mon) 00時半頃
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[狐の娘の名が聞けたなら「おや、ここにも御縁だね」と鈴をしゃん、と鳴らした後で]
あっちの方が騒がしいね。
[狐が駆けてきた方から、何やら雷めいた閃きや、知っているようないないような気配がする]
おもしろそうだから、行ってみようかねえ。 嬢はどうする?飴籠を探すなら、一緒に探してあげるよ。
[そんな風に誘いをかけた**]
(59) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[わちゃわちゃしていたのも、しばらくすれば琥珀の指導もありそれなりの形となってくる]
『こないなもんやろか。 次木霊捕まえぇ時は一人でやってみぃ』
すっげぇ……思う通りに動く。
『………聞いとるか?』
[人たるもの、過分な力を持てばそれこそ暴走しかねないのだが、そこは琥珀が居ることで抑えられているよう。 ただし、初めての異能に夢中になるのは仕方のないことだった。 太い尻尾でもっふり顔を叩くことで意識を戻させる]
(60) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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『ほれ、木霊探しに行きぃ』
へいへい……ん?
[胡蝶の群れと作ったヒョコを携え、しばらく歩いたところで青年は足を止めた。 見つけた何かを拾うために身を屈める]
…籠? 何か入ってんな。
『飴やないか? 誰かん落し物やろか』
[拾い上げた籠の中を覗けば、いくつかの種類の飴が入っているようだった]
誰のだろうな。 拾ってしまったし、探すか。
[そのまま放置することも出来ず、参道で持ち主を訪ね歩き始めた**]
(61) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[>>58信じるという言葉には頷きを返事にする。 アキ達は勿論の事、うっかり妖達に当てて面倒事を呼び込まない努力はする心算だ。 命を望まれたら拳骨で応酬する心算ではあるが。]
…家が木で出来ているだろうから、大変だろうな。
[雷が里に落ちたら、己達の住んでいる時代よりも被害は深刻だろうと。
足りない時に食料を分け合う、という行為。 少女の周辺はそうでもないが、都会となれば隣に誰が住んでいるかも分からない…という事もままある故に、やはり尊いもののように思えた。 カステラを差し出されれば。]
……ありがとう。 とても助かる。
[少女は表情を戻すと、頭を下げる。]
(62) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 01時半頃
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いただきます。
[そうして一つ摘まんで口に入れた。]
…甘い。
[口の中に広がるのは柔らかな甘さ。 思わず口元が綻んだ。]
(63) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 01時半頃
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/* おや、探しに来てくれたかな? 会えるといいねえ。**
(-17) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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わ、きれい!……いいの?ありがとう!
[差し出された黄色い飴に、しょげていたのが嘘のように瞳を輝かせる。 飴を受け取って口に含むと、広がる甘酸っぱい味に顔をほころばせた。 もともと飴はだいすきなのだ。]
へえ、ウトさんって言うんだね! わたし?わたしは小鈴だよ。ちっちゃいすずって書いて、小鈴。いい名前でしょ。
[しゃらん、と響く鈴の音に、ちょっと嬉しくなって照れ笑い。 喧騒の方に行くという相手には、ちょっと怖気づいたような表情。 でももう少しお喋りしたい。 飴籠も探さなきゃ。 あわよくば、このひとにわたしの飴を食べてもらいたい。 相手の着物の袖をぎゅっとつまみながら、暫し葛藤。]
(64) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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またあのふよふよに会ったら、助けてくれる?
[先ほど味わった恐怖を思い出してふるふる震えながら、相手を見上げる。 本人的にはとっても深刻なお願いだった。]
(65) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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