159 せかいのおわるひに。
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このまま死んだら書けなくなってしまう。
トレイルが最後にどうなったのか。
デメテルが最後にどうなったのか。
街が最後にどうなったのか。
[自分が書き残せなくなるのが怖い。 そして書き残せたとしても醜いものなら残したくない]
(*4) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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俺がエンドを決めてやればいいのだろうか。
[死への恐怖に醜くなる前に。 誰かを思いやる優しい姿のまま。
いつの間に、自分が壊れていったのか。 もう誰も知らない**]
(*5) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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僕はこっちです。 ちょっとまってて…。
しっかしさっきのお姉さん。 えっと…知ってる気がするぞ。誰だ。 大人の女性の声だからクラスメートではない。なら…。
[方角が解ると、まずは歩みを当初の目的に向ける。 たどり着けば>>34どこか曲がる人影を見ることが出来ただろうか。
そして声の主は反響で微妙に判断が付け辛かった。 誰か誰かと思い出せと一人思い出そうと顔を顰める。 顔を顰めるのは考え事をすると出る癖のようなものだ。]
(39) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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[家に人気はないらしく、家人が飛び出してくる様子はない。近所からカーテン越しに覗かれる視線があったとしても気付いているようには見えない。土足のまま、室内に上がり込む。]
ん…あン。
[懐をまさぐって、緑色の駄菓子の瓶容器を取り出すと、蓋を開けて振って手のひらへ中身を取り出す。一部端の欠けた白い錠剤を選んで、残りを容器に戻しながら、その錠剤を舌の上に乗せた。じんわりと舌の上で溶けていく感触を目を閉じて、暫し受け止めていく。]
(40) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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はい、フランクさんと一緒だから美味しいです!
[嬉しそうに美味しいと口にして 自分との食事でも美味しく感じてくれているのだろうか。それが嘘で無ければいいななんて思った]
……書き上げたら読んで聞かせてくれますか? 僕、フランクさんの小説大好きですよ。
[口許に微笑を浮かべながら静かに言えど、残された時間の短さからきっと叶わないのだろうと分かってはいた それから沈黙が流れて]
……僕は
……デメテルに会いたいですね。 連絡が携帯に来て会話したんですが、僕を探してくれるそうなので
[少しだけ何かを考えるように口を閉じてから、そう返す]
(41) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[返ってきたのは、若い……少年のような声>>39だ。 何処で聞いた声だろう。
友人の弟か、それとも仕事先での客か。
仕事先。 折角就職できた、楽器店。 売るだけではなく、修理も兼ねた店だ。
楽器職人。叶えた幼い頃からの夢。 もう、意味はない。]
急がなくて良いよ。 私は此処にいるからね。
[立ち止まり、其処で待つ。]
(42) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[それからまた食パンをちまちま食し、何か言葉を交わせばころころ笑って楽しそうにしている 仮染めの安らぎを感じていた**]
(43) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[ふと気がついて、鞄に手をやる。 教科書に混じって楽譜が見つかった。]
…あーそっか! >>42そうだよ、モニカさんだ!
[古めかしい素振りで拍手を打つ。中学の終わりごろから友達に誘われて始めたクラシック・ギター。友達は高校で違うところに行ってしまったが、自分は続けている。]
僕ですよ、僕! さっき別の人影が見えたんですけど、見えました?
[あの声は、よく行く店の店員さんのはずだ。 名前も一度位は言ってるはず。]
(44) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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ススムは、あっ名前言ってなかった、進です!と付け加えて。
2014/01/19(Sun) 02時半頃
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― 個人宅 ―
ふぅ…。
[目指す相手は不在だった。元々、目指していたかどうかもあやふやだ。気付けば見慣れた景色があり、歩き覚えのある道を歩き、気まぐれに訪れてみただけに過ぎない。]
おいおい、ふざけてンの? 折角きてやったのにそれなンだってんだ。
[階段を昇り、二階にある個人部屋に勝手に押し入ると、ズボンのポケットから、チェーンのついた長財布を取り出す。使い込まれているせいで、表面の一部が禿げ上がっているそれを開き、中から一束の札束を取り出した。]
(45) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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[待つ間、記憶を手繰る。 もう少しで思い出せそうで、思い出せないでいたが。 顔は思い出せたとき、姿が見えた>>44。]
ああ、やっぱり、君だったんだね。 こんにちは……進くん。
ギターは、まだ続けている?
[名乗られれば、思い出す。 店に来て、初々しくも真剣にギターを選んでいた姿も。
微笑んでみせて。]
人影?見てないかな。 けど、ガラスが割れるような音がしたね。 若しかしたら、その人が割ったのかも。
[首を傾げる。]
(46) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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ほらよ。
[札束の封を切り、絨毯の敷かれた床に放り投げる。羽毛のように舞う万札は、基本的にピンクに統一された女子部屋の絨毯の上に撒き散らされる。壁に貼られたアイドルのポスター、クローゼットの上に並べられたファンシーなぬいぐるみ、小奇麗な学習机と椅子。淡い桃色のカーテンは閉められていた。]
ったく…。
[そのままベッドの上に仰向けに倒れ込む。異常のない部屋に見えていたが、天井には本来あるだろう照明器具の類が見当たらなかった。枕元にスタンドは存在していたが。]
(47) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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お久しぶり…ってわけでも無いですね。 続けていまし―いますよ。
[今となっては―の言葉を伏せる。死にたいと思うことは幾つもあるが、それとは別にせめてギターは最期まで続けてやろうと思っていた。
微笑を受ければ、僅かな反応と知り合いにあえた安心感から緩みを見せる。]
まあでもギターは家を出るとき流石に持って来れなかったです。身を守るためのものじゃないですし。
[ロックならありえるかも?と呟いて。]
うーん、弾きたいっちゃ弾きたいなぁ…。 学校に一本はあるのですが、無事かどうか。 後で行ってみようと思います。
(48) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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不法侵入でしょうか。 この状態ですし、ガラス割る気持ちもわかりますけど…。
[何か音があったようだが、それはガラスを割る音だったのか、と話を聞いて頷く。]
従兄弟の友達とかこの辺多いんですけど、大丈夫かな。 まあ、居るとは限らないし僕は接点少ないので…。
(49) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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/* 遺影! 安価忘れた。
(-14) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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そう。それは良かった。 続けたら続けただけ、楽器は応えてくれるから。
[続けている>>48のなら、嬉しいと思う。 楽器のことを話す時は、柔らかな笑みを浮かべたまま。]
まあ、それは仕方がないよね。 ギターよりも、優先すべきことはあるのだろうし。
どうしても弾きたくなったら、店に行くと良い。 こんな状況でも楽器は無事だからね。
[今なら高価なものも、弾き放題だと笑う。 食べ物でもない、楽器は奪われる対象でもないはずだ。]
(50) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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不法侵入かもね。 ……今、その法があるのか分からないけど。
[反する法が機能しているのかわからない状況。 ならば、不法だと責めることもできない。]
従兄弟のお友だち。 君はこの辺りに住んではいないのだっけ? 危ないかもだけど、見に行ってみる?
[音が聞こえた方向は、自宅の方だったかもしれないが。]
(51) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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>>50本当ですか? いい物に触れるワンチャンがあるのは嬉しいな。 [普通の曲から酷いネタ曲まで、色々演奏してみたいと素直に思う。緩やかな言葉から、息が漏れた。]
>>51…そうですね。 無理せず様子だけ見に行ってみましょうか。 法が無いなら、少しくらい食べ物を拝借―
[と、少し本音が漏れた。]
(52) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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[緩やかな雰囲気。 久々に感じたような気もする。]
楽器は食べられないし。 売ったとしても……もうお金なんて、ね。
折角だから、弾いたことがない楽器も試してごらんよ。 楽しいかもしれないしね。
[お金なんて、だなんて。 言うことがあるなんて思ったことがなかった。]
様子見に行って、そうだね。 何か食べ物があれば、貰っちゃおうか。
[漏れた本音>>52に、微笑んで頷く。]
(53) 2014/01/19(Sun) 04時頃
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>>53―ですね。
[客観的な価値の有る無しはなくなっている。 後は自分がどう感じるかと、食べ物くらいだろう。]
さいですな、へっへ頂いちゃいましょう。
[というわけで価値のあるものには時代劇風の正直な言葉を返して、歩き出す。]**
(54) 2014/01/19(Sun) 04時頃
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[楽器職人の祖父に憧れて、叶えた夢。 それももう意味がなくなってしまったが。
客観的な価値はなくなり、主観的な価値が判断基準になる。 それは、良いことなのだろうか。 わからない。]
スーパーとかはもう、根こそぎやられているらしいし。 野菜とかの生鮮食品は結構早く消えたからね。
最後なら、美味しいものとか食べてみたいよ。
[高級な食材を手に入れても、調理はできない。 それでも、言うだけならばただなのだと笑い。
音の鳴った方へと歩き出した。**]
(55) 2014/01/19(Sun) 04時半頃
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[どんな状況でも、お腹が空く。
それはつまり、生きたいということ。
悲しいくらい単純な欲望。 生命が持つ、欲求。 もう、終わるのに。すべて、終わってしまうのに。
どんな状況でも変わらない、本能だ。]
(*6) 2014/01/19(Sun) 05時頃
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皆、人間をやめていくよ。 アイリス。あなたは、どうかしら?
[人間が持つはずの、理性や倫理観。 皆、そういったものが剥がれている。 隠していた本性を曝け出している。
微笑みの向こうで、本音を隠していた彼女。 日記にしか漏らせなかったそれ。 彼女は今、どうしているのだろう。]
(*7) 2014/01/19(Sun) 05時頃
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[世界が一変したあの日から。
人々は本能のままに、奪って。 人間をやめてしまったようだと。]
いっそ、清々しいほど醜くて……美しいね。
[ 笑う。**]
(*8) 2014/01/19(Sun) 05時頃
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/* ごめんなさい寝落ちしてた……orz ログみてきます……っ
(-15) 2014/01/19(Sun) 06時頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 06時頃
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―自分の店舗前(あんまんとかの店)― [しばらく悪戦苦闘してはみたが、どうやら店舗の修復どころか、調理器具の用意自体が非常に困難だった]
……学校帰りに寄ってく子とか、結構いたのにねえ。最後まで、日常過ごしたいだろうに。
[失望のため息をついて、思い浮かべるは常連たちの顔]
……あの病気がちの子、元気かな。あの子にだけでも、渡してあげたかったんだけど。もう、お代とかいらないしさ……好きなだけたべていいのに、ね。
[名の知らない病弱な少女を思い浮かべ、彼女が品物を受け取って幸せそうに微笑むところを思い返して、女もまた自然と微笑んだ]
……まだ、諦めるのよくないな。古いのも探せば、少しくらい蒸せるのあるはず……!
[最後まで店員の勤めを果たしたいと思ったのか、再び店内を捜索し*始めた*]
(56) 2014/01/19(Sun) 06時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 06時半頃
地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 13時半頃
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>>56ああ、いいですね。僕もバリャンスアップは飽きました。それに商店街で買い食いとかもっかいしたかった。
[一つ一つ庭を覗いていく。見える家の中には、矢張り廃屋のような風体になってしまったものも少なくない。]
こうしてると刑事ドラマみたいですね、古いので最期に銃でパーンされちゃうみたいなやつ再放送で見ました。
>>34この家かな? モニカさんこの家知ってる?
[今さっきガラスが割れましたですと言うような雰囲気の家を見つけた。]
(57) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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ー 公園 ―
[自分と一緒に食べるから美味しいと言ってくれた トレイル>>41にへらっと笑いながらパンを食べた]
そうかそうか。 俺もトレイルと飯が食えるとか思ってなかったな。 ガキんちょのイメージまだ残ってるからな。
[よく転んで泣いていたり、迷子になり掛けたのを 連れて帰った覚えがある。 1人で何か出来ないかといつも頑張っていた姿を思い出して、 彼が何かを成し得る前に終わる事を憂いた]
出来上がったの読んだら俺の喉潰れちまう。 アラビアンナイトになるのは覚悟しろよ。
[終わらない物語をそう言って。 彼の願いを聞けばそうかと]
(58) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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じゃあ一緒に探すか? お互い動いてたら迷子になるなら俺が探して来るか?
[デメテルに会いたいと言うトレイルの願いを叶えるべく、 提案したが果たしてどうだろうか。 パンの食事が終わるまでは今考えている小説の話を して彼が動くなら共に、待つと言うなら自分が動くつもりで**]
(59) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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― 女子部屋 ―
[紙ふぶきの跡のように辺り一面に散らばった一万円札を他所に、ベッドの上で天上を眺めている。学生気分に戻れたような錯覚。]
そーいや、メシ食ったっけ?
[昨晩から真っ当な食事に覚えが無かった。]
(60) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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ん、なんだお前ラ。 連れ込みか?
[部屋の中か、家の別の場所でか、訪問してきた二人にはちあえば、充血した眼差しで睨みつけるように声をかけているだろう。]
死ぬ前に盛りたくナるんは、動物の本能らしーからな。 恥じるこたぁ、ねぇだろ。若いしな。
(女三人目。男、一人目か。)
[無駄に心の中でカウントする。つがいを見つけたのは初なので別カウントにすべきかなどと、思いつつそう言いながら]
若しくは騙して連れ込んでる最中だったりしたか? だったら、悪ぃな。 手足ぐらいは押さえてやっから…。
[ススムの方を見てから、モニカの方を見てそう締めくくった。とは言いながら、何か自分から行動を起こす風でもなく、家の人間かと問われれば否定ぐらいはしただろう。]
(61) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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