287 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア2―
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…おねーさん あれから夢を見なくなっちゃったわ。 でも、── そうしたら、どう生きたら良いか、 分からなくなっちゃった。 別の意味で 夢の中に居るみたい。不思議ね。 ……夢から覚めた気がするのに。
[ スティックシュガーをおひとつ、 不揃いな左手でつまみ上げる。 ]
(284) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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[ 血なんて、もう出ない。 切り離された愛の証は、綺麗に塞いでもらった。 …きっと、腕が良いのだろう。 まるではじめから無かったみたいな一本。
シンクに凭れ、 きっと出来上がっていた、カフェオレのカップの隣、 スティックシュガーを 置いて。
空いた左手がおとこへ伸ばされる。 ]
(285) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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おねーさんの 愛の証は、 貴方に向けられない愛の証は、 …きっと舌には合わなかったでしょう、坊や?
百年以上、ちゃんと両目で見られないで、 他の男をずぅっと見続けていたおんなの指なんて、 きっと "下手物"よね?
(286) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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[ 年上の吸血鬼は、 ましてや"坊や"の"母"でもあるおんなは、 おとこのくちびるに左手を添えた。
其処にあるのでしょう、と、見透かすように。 亡くした薬指で、在処をなぞるように。
あの日、あの夜、 "あなた"とうたったくちびるは、弧を描いて、 ]
(287) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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─── キスして欲しいなんて、言ってあげない。 貴方が泣いて請うてくるまで、 もう させてなんてあげないわ。
[ こんな言い回しでも、怒っている、とは違った。 "怒っている"という表現じゃあ しっくりこなくて、 じゃあ一体何なのだろうと言われても、わからない。
わからないから、先ず、 誰のために作られたかも分からないカフェオレを、 奪い取って持ち帰ってしまおう。
赤色をけしてしまって、 染まったシーツだって取り替えてしまった、 そう 何事も無かったかのような、おんなの部屋で。
右手で取ってしまうのは、 ……ほら、"全部"揃っているから。 ]
(288) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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[ 指の間にスティックシュガーを挟み、 カップを持ったおんなは、
去り際、 またね、とも、おやすみ、とも。 良い夜を、とも言わなかった。 ……あいしてる なんて、とても言えない。
夢の世界で眠り続けたおんなは、 現実に引き戻されて、未だ、きっと、 宙ぶらりんの状態だから、 ……言葉の意味もよく分からなくなって、
きっと、うまれたての"ひとでなし"だった。 ]
(289) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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[ 蛹と蝶は、同一足りえるか。 生者と死者は、同一足りえるか。
夢の中の生き物と、 現実に戻った生き物は、同一足りえるか。
── こうなる前と、こうなった後は、 果して、同一足りえる のか、
おんな自身は、分かっていなくとも、 きっと、このときに限っては別人だったのだと思う。 外見はこの先戻ろうとも、 調子だって、"おねーさん"に戻ろうとも、
こころのうち とか。他だって そう。
おとこが何時か聞いていた *足音だって* ]
(290) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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/*
たぶんこんなことがあったんじゃないかなあ みたいな 元気だけど元気じゃ無いというか
多分現実に戻って ちゅうぶらりんが暫く続いているような?かんじで…? ぼうやはありがとうございます(拝む)
そういや ろいえ 左利きだったらいいな…って思うなどしてました バランスが取りにくい生活を していると いい
しめも ゆるっとかんがえつつ きょうはゆっくりみられるはず
(-361) mayam 2018/11/11(Sun) 11時半頃
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―― いつかある夜に ――
そう。
[男は片眉をあげ、 「隔たり」があると言ったジェレミを見た。 机一個分くらいの距離しかないそこに、 2000年の時間を経た吸血鬼は隔たりを見出すという。
あるいは。 頭蓋を隔てる骨は、 あらゆる時間よりも距離をもっているのかも。
男はふとそんなことを思ったけれど、 相手が別のいきものである、ということに まだ、楽しみを見出せるほど老成していないので 少し怪訝そうにジェレミを見つめ返すばかりだ。>>271]
(291) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時頃
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あんたの行動は、想像に難くないけどね?
[だからわからないのだと笑う。>>272 男から見てジェレミは地続きの未来だったから。 きっと、言葉にされない断絶が、 そこにあるのだろうと知りつつも]
(292) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時頃
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[ 「好き嫌いしてたら相手の好みも 知れないでしょう?」と 舌がすこし馬鹿になったバーテンは 一笑に付した。>>273 ようやく、零された一言に耳を傾ける。
随分と遠い昔まで遡ったという彼は>>273 男がジェレミへ向けるものを、「情」だという。>>274 けれど、「分からない」ものであると。]
ざまあみろと言ってるあんたは見てみたいけど 相当似合わないだろうな
[相手の痛みをせせら笑うだけの感情が、 鈍磨した心に芽生えるかが疑問だ。 ジョークとしていうなら、さまになるだろうが>>275]
(293) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時頃
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[――いっそ、自分がハンターであったなら。
ただしく、彼を憎めただろう。 ただしく、彼の遠い頭蓋に銀の弾丸を撃ち込んだだろう。 ただしく、死んだ生に生を自覚させただろう。
その鼓動が誰のためにあり、何のために続いていたのかを 自覚する瞬間も、齎せたかもしれない。
けれど男はハンターではなく ジェレミの見つめる 「城の皆」の領域の中にあるものだから それは、できないのだ。]
(294) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時頃
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[男はその言葉を聞いて、肩を竦める。>>276 少し動揺したような、嫌悪したような表情で]
……愛なんかじゃないよ そう、愛なんかじゃない
[言葉でグラスは揺れない。 けれどたかだか100年程度しか生きていない心は 簡単に言葉で揺れてしまう。 続く言葉に、黙って耳を傾ける。>>278>>279 男の顔は、笑ってはいない。]
[見返りもなく、見守って、好きだと思い続ける。 それが愛なのだと思う。 例えば、いましがたジェレミが見せたこれを。]
(295) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時頃
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俺はあんたが嫌いだよ、ジェレミ どうやら見透かしていたようだけれど
[反抗するように呟いた。 多分、きっと、その日のどの瞬間よりも 男は「傷ついた」顔をしている。
ゆっくりと、笑顔をつくった。]
だからね、あんたが俺を好きだと思おうが思うまいが 俺はあんたを憎み続けるよ あんたのようにはならない、って思い続ける
そのくせ、多分、視界の端に あるいは俺が吸血鬼である瞬間に あんたを、思い出すんだろうね
それがとても とても 忌々しくてたまらない
(296) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[本当は、 この心の裡に、あなたを住まわせるスペースなぞ つくりたくはないのだとごねる。
いっそ殺せてしまえればいいのに。 殺せないから。 殺すには、あまりにも言葉を重ねすぎたから。]
――死ねる日を心待ちにしているよ。 あんたの愛から逃れるその日を。 あんたが俺をがらくた以下にして、忘れる日を。
その日に初めて思えるだろう。 あんたを愛してたんだなって
*
(297) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[きっと彼は生き続けるのだろう、と思う。 吸血鬼の生の中にはきっと、 明確なラインが存在している。 そこを踏み越えてしまったひとたちは生き 踏み越えられなかった連中は死に そういう、もののように思えるから
あそこまで遠くを歩いてしまった彼は、 これから先も生きつづけてしまうのだろうなと思う。
吸血鬼の保護者のように仲間達をみつめるまなざし。 それがこれからもあるだろう、ということに どこか安堵を覚えながら 彼が死んだ時に 「おめでとう」を言ってやれないだろう自分を 男はせせら笑った。]
(-362) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[誰かいってやれ、 生きているのに、死んでいるような彼が 死ぬ瞬間がやってきたなら 「死ねておめでとう」と、 いってやれ、と思うのだけれど。
――どう考えても彼より先に死ぬ男には、 かける言葉が見当たらない。 去るものが残せるものは、言葉しかないのだけれど。]
(-363) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[――>>280]
はは、いいじゃん。 あんただってよっぽど「寝てる」ようなものでしょ ちょっと頭痛で目を醒ましたほうがいい
ちゃんと飲みなよぉ、その酒 薄めないでさ
[男は軽薄に笑って、まとめた荷物を運ぼうとする。 それから、投げかけられた言葉に ぱち、と瞬きをして、
ふふ、と小さく笑った。]
(298) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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――のたれ死ね、クソ野郎
(299) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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くらいパンチがきいた言葉でいいんだよ? いわれもしないのに 勝手にあんたと同じ食卓を囲んだ若造だ 別れの挨拶なんか、似合わない
[それでも――]
ここにふさわしいというなら、投げかけてよ 「See you」じゃなくて「Goodbye」の方を。
何せ、当分、俺は「起きている」予定がない ……起きてたら短いだろう寿命が更に縮まるからね あんたに「おきて」会うのは、きっとこれが最後だ
(300) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[そういって、男は踵を返す。]
じゃあね、ジェレミ
長い夜に、あんたの幸せがありますように
*
(301) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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/* なかんじで 〆ました
お付き合い有難うございました〜〜 これは……反抗期……!って感じなので ちょっときついことばも含まれておりますが 反抗期の息子ということで、おゆるしを…ごめんね…(ノンシュガーすぎる
そら2000年も生きてきたら感情しぬのでは っておもう、なかのひとです
(-364) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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/* かわいい
(-365) ghoti 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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/* はーーーー かわいい かわいい かわいい ありがとう とてもにこにこしている ありがとう、ありがとう。
(-366) ghoti 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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/* かわいいのか…!?
もうジェレミお父さまの包容力よ…とふるえながらかいてました こちらこそ、ありがとうございますー 反抗期の息子は父上のことたぶんめっちゃ好きだけど嫌い(矛盾
灰をしたためるのはもう少し後にして ロイエへのお返事もかきますね〜
(-367) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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/* >>-367 とてもかわいいとも。
訪れたその瞬間に かわいいだけ言ってしまった。 残念だ、PCに殺し得ないのが本当に残念。そういう村でない。
すこやか(語弊)にいきて、どうぞすこやかに。
では みなおしてこよう。
(-368) ghoti 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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―― 長い夜に ――
………痩せたね
[男は、手元のカップに視線を落とし、注ぎ込み 女の方を一瞥もしないまま>>283 ぽつり、と零す。
まるで すこし ひとが変わったよう―― そのようにも見える女は、 スティックシュガーをひとつ摘み取り、 男に言葉を投げかけ続ける。>>284]
何百年も生きてきたのに 赤ん坊みたいなことを言うんだな、あんたは
夢から醒めても、また夢? ……はは、
(302) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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[なにそれ、と男は笑う。 きっと、この何百年もこの女は夢に縋って生きてきたから 生き方が、わからないのだろう。
その事実にどうしようもなくねたましくもなるし それを奪ったという事実に、 暗い笑みも浮かぼうというもの。
けれど痛ましくもあった。 そういうものを、自分は奪って この人をどうしたいのだろう、と悩む心も]
[懊悩は、指のかけた手によって拭われる。 唇に添えられた左手を、男はぼんやりと見た。>>285
食った事など―― このひとには、お見通しということか。 自分を自分たらしめた、この母には。>>286]
(303) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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…… ちゃんと俺を見もしないで 他の男の夢を追いつづけた女の指?
不味かったよ。 けど、悪くは無い
ごめんね。俺が食べちゃったから あんたには取り返す術はないね
[はらわたを掻きわけたって、溶けた後だろう。 だから男は少しだけ愉快そうに笑う。 ――女の唇が弧を描く、ので 男はその表情に焦がれるように目を細めた。]
(304) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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ふふ、怒ってる? それとも憎むかい? いいよ。あんたがさせてくれないなら 勝手にこっちからするまでだ。
――大体、何年生殺しにされてきたと思ってる? あんたが好きだって思いを抱え続けてさ
[男は笑いながら、言葉に怒りを滲ませた。 けれどこれはこれでいいのだろう、とも思う。
ねじ伏せて、力のままに、女を思い通りにするなんて それこそ、後悔で陽に焼けて死んだっておかしくない。
だから、奪うのは「過去」までであって 「未来」はこれから塗り替えればいいと思っていた。]
(305) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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