3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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――回想 虚ろな少女――
[―――……それでも? と、濃紺は問う>>213]
それでも 貴方がほしい 貴方を私のものにしたい
[希い願う虚ろな少女に セシルの叫び>>215など届かなくて]
寂しいの 貴方で私を満たして
[満たされようと一歩近づけば >>228虚ろな少女を殺そう(壊そう)と 愛しい人の腕が伸ばされる]
(+0) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[その闇を切り裂こうと 振り下ろされた鉱石の腕でさえ 触れられれば甘い痛みが ぽかりと開いた胸の穴を満たす]
もっと 触れてほしい もっと 私を求めて
[もっと 触れて――私を 求めて 虚ろな少女は願う やがて薄紫の少女の命が摘まれ、世界は暗転した]
(+1) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[光が 白が 消えた]
[残っているのは もう 夜明けの色]
[夜明けを必要としてるのは ―― 。]
(*5) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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あ。
ぁ、… ッ
[――フィリップの。 搾り出すような 劈くような、 悲鳴が 嘆きが慟哭のような あかをふるわせる ふるわせる――
あのひとは、 もう いない]
(*6) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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/* ふぉお キャロライナ合わせてくれてる ありがとー><
(-5) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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やみ…… 心地いい
でも
あのこの こえ が…… [ きこえてしまう ]
(+2) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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せんせ
[ 闇の中で 呼ぶ声 ]
[ 苦痛を与えるように 魂を喰らう ]
[ 闇が魂を 侵食して くろく染める ]
(@1) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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−小ホール− [佇む、彼女の消えた場所。 暫くして、息を吐く。]
あーぁ、かっわいそー。 センセは俺に唆されてただけなのに。
誰も 殺 してないのに
また 殺 した な?
[ゆっくりと、貌を 黒髪の二人へ向ける。 わら う。今までと違う、晴れ晴れとした、笑み。]
(6) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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――――……っ
[左眼が痛んだ。 左手で押さえると、切り口が昔の傷に触れる。 裂けて あか が瞼の上から、頬を伝う。 見えるビジョンは、嗚呼、白銀のようなビー玉が転がる様か。 闇に消える間際、それは本来の色を見せる。 裡に黒を抱いた―――人影は、グロリアの姿。]
担任は、鬼役、だったのか……―――
[キャロライナの言葉を思い出し、痛みにでなく顔を歪めた。
右眼が、セシルを捉える。 呆然と何処かを視る 薄紫。
―――……嗚呼、何処(誰)を視ている?
たった一瞬見せた、狂気(嫉妬)に、ずぶりと闇は心に染み込んで行く。抗いがたい衝動に駆られた。「左手」がセシルに伸びる。その喉元に。]
(7) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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−小ホール−
[グロリアが闇の中へ消えていったのを、ただただ見つめていた。 その向こうにいたオスカーに、名前を呼ばれれば、 手をついて膝で歩いて、近づいていった。]
…オスカー君。ようやくさわれた。
[差し伸べられた右手にそっと手を重ねる。
痛みに耐える様子に、表情を曇らせるが、 胸の内には安堵が広がった。
けれど、まだ終わったわけではなくて。]
(8) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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/* ドナっちの狂気うめー 僕は、だめな子でした。えふん。
(-6) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[一つ、人として残された瞳に もう青碧 は 無い。 あるのは、闇で形成されたからだと、闇色の瞳。]
…… それにしても、人一人、殺せないなんて 役立たずだなぁ。
[首を傾げて、尋ねるように、二人へ向ける。 笑い、細めた闇色を。]
―― な、そーおもわねぇ?
(9) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[その言葉を出せるのは、闇に侵された狂気のせいなのか。]
[殺すことはもう厭わない。 闇 が残した 狂気 は確かに 在る。]
(-7) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[もの言わぬ蝶が 緋色の指先で静かに羽を震わせれば 蒼い燐粉が光を曳いて、闇の中を流れた]
(+3) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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先生
――フィリッ プ…
(*7) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[もうそこに、声はない。]
[あるのは 光 を失った 闇 と。]
[絶望と 狂気。]
(*8) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[響く声 聴こえていても 今は、返さない。]
[じくじくと 侵蝕する 絶 望。]
(*9) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/08(Mon) 01時半頃
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─小ホール─
[ようやくさわれた、という言葉>>8。 重ねられた手が、痛みを、いたみをやわらげてくれる。 大丈夫、だと思った。 まだ、立てる。立っていられる。温もりが、傍に、ある限りは]
[けれど、安堵の時間は短く。 聞こえた声>>6。 一つ、息を吐いて、ゆっくりと、そちらを見る]
ああ。 殺したよ。 殺されたくないもん。
[口調の軽さは、崩さない。狂いきれない、染まりきれないどこかが軋む。 頭の中に泣き声が響くけれど。 お前が泣くなよ、と呟く。 右手に触れた温もりがあるから。 自分は、大丈夫だから、と]
(10) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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/* あ、RP村LW初めてだ。 も、盛り上げたいなー やっぱ対立かな! か、な。
(-8) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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―北棟1F―
…、――
[ドナルドの声に、遠くを見るような 薄紫が焦点を結ぶ。]
ぁ、… ……――っ…
[――担任は、鬼役だったのか。 それで、2度目、 死 を 刻み付けられる。]
ぇ。 何、ドナル、ド ―― ッ…!?
[伸びた左手。咄嗟に払えず 咽喉に触れれば傷が、血が、滲むだろう]
(11) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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……つーか、それ、どーゆー基準。
[殺せない、役立たず、という言葉>>9。 大げさに、ため息をつく]
生憎、そっちのお役立ちの基準はオレにはわかんないから、答えようがないんだけどー?
[言いながら、周囲を見回す。 意識を失ったミッシェルが目に入る。 周囲には、蠢く異形。 行かなきゃならない場所も、ある。 どうするか。巡る、思案]
(12) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[左腕は、今はほとんど動かない。 この場で何かが続いたら。
一瞬巡る、くらい思考は、押しこめて。
今はただ、右手の温もりを支えに、闇色をじっと見据えて**]
(13) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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[蝕む闇、戻ってきた苦痛。 この身に相応しいから、心地いい]
……、――…
[はらはら零れる涙は、痛みのせいではなくて。 流れてゆく慰めのような蒼、淡く瞬く翅を静かに見つめる]
(+4) 2010/03/08(Mon) 01時半頃
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−小ホール− [>>10返す答えに、ふふ、と笑う。]
そうだよなあ、それでさくっと殺せるもんなあ。 お前のほうが鬼向いてるわ。
な、やらねぇ? 案外お前、ディーンみたいに鬼になれるかも知れねーよ。
[その声は明るい。けれど、瞳に光は もう ない。 >>12溜息に、首を傾げる。]
どうもこーも 役に立たずに死んだなって話。
お前らもあんまり後悔してないみたいだしなぁ。
[つまんねーの、と、ぼやく。]
(14) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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― 北棟1F ―
[喉に伸ばした左手、先のない二つの指が。 ドナルドの首筋に残る吸血痕と同じような2つの穴を、セシルの首筋につける。そこに寄せる頭。噛みつくように吸いついて]
―――……殺せっ
[血の味に、呻くように首筋に顔を埋めたまま願った。 まるで、最後の理性のように。
―――……左眼の視界が あか い。
衝動に耐えるように、セシルが背にした壁に、左手をついた。 砕ける濃紺。首筋から無理やり離した顔 右眼は 闇に囚われそうな……―――。]
(15) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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[>>13見据える瞳に返すのは、笑み。 もう、光も色もない 闇の。]
…… ま、いいや。 考えておけよ、今の話。
[笑いながらそう言うと 闇 は 右眼を包むように してから。 霧散して 消えた。]**
(16) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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[ 指先を動かせば 蝶の羽から蒼い燐粉が舞う ]
( クスクス )
[ 闇に 黒い花が ぽつりと咲いた ]
( クスクス )
(@2) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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― 北棟1F ―
…っ … !!
[きり、と鋭い痛みがある。 反射的に眼を閉じて息を詰めた。 触れる唇――に、]
…、 な……
[血が滲む。吸われた場所が、あかい。]
何、謂っ て
[首元で願う声に、失う恐れが滲んだ。 右目、囚われそうな色を見ても、首を横に振る。]
……厭だ……
(17) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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/* 蝶に蜘蛛に狼、黒い花 ケイトのまわりに異形が大集結ですね*/
(-9) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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― 北棟1F ―
[願う言葉に、拒否の言葉が返された。 左手に力を込めて、壁に伝う反動で、セシルから離れた。 濃紺が、散る…―――。]
セシル……――――
[愛しげに名を呼んだ。狂気も滲む声音で。 けれど]
俺は、 お前を
(18) 2010/03/08(Mon) 02時頃
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