255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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いや
俺ではなく、スザンナが優しいのだ 貴女が貴女で在ってよかった
ありがとう
[巧い言葉が見つからないから、少し困った貌になっているけれど。 ただ、そう零したスザンナの表情(>>1)が、浮かんだ微笑みが、幾分やわらかいので。 己の足りない言葉をもどかしく思いつつ、こちらも救われた気持ちになる]
(3) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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[気づけば翌朝になっていた。
昨日はどうやって部屋に戻ったんだっけ。
父と母のことは覚えてる。歌も、忘れていない。 ニコラスとロダートのことも覚えている。 昨日響いていたスージーの歌も、 ガストンが用意してくれたミネストローネも ブローリンの体温も、覚えてる。
なのに、その後は― どうやら気を失ったていたようだ。 彼は、ロダートはどうなってしまったのだろうか。 ちゃんと起きて、身体を動かして、真実を確かめないと。
ただ一つだけわかること。 昨日よりも、ずっとざわめく風の音が穏やかになった事**]
(4) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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落ち着いたところで、食事をしてくれると嬉しい 極限状態の時にしてはならないことが、ふたつある
独りでいることと、空腹でいることだ
[彼女が食事をするまでは、ちゃんと食べるのを見届けるまでは、己はこの部屋にいるだろう。 だから、大広間での顛末を知るのは──もう少し、後になる]**
(5) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
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/* !!!
今気づいた!!赤窓がない!!
(-14) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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/* >アシモフ あ、サーセン。
(-15) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
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―― 薄靄の中の混濁 ――
[幼少期の記憶が蘇って、シャボン玉のようにぱちりぱちり一つずつ消えていくのがわかります。 小麦畑の真ん中で立ち上がった彼女は 獣のようにしなやかでした。 その姿を化物だと思ったことも。]
ああ
[村を出ていくと決めた私に、 彼女が言ったイカナイデという言葉も。 数年後、私が言った同じ言葉も。ぱちり。ぱちり。]
(+6) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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すまない、すまない…
[貴方の手を、取らないままで。一人で踊らせてしまった事も。 ぱちん、ぱちんとはじけて――]
僕も君と踊りたかった
[何故言ってやれなかったのでしょうね。 後悔しても遅いのなら、どうぞこの後悔ごと召し上がってくださったら良いのです。]
きみと わるつを
[最後に、紙がちりちりと燃えていくように消えていったのは。 寂しそうに僕を見ながら、小麦畑で踊る、君の姿でした――。*]
(+7) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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―― そして地下室へ ――
[混濁した意識の中で流した涙の意味には、目を覚ました頃にはわからなくなっていました。 恐怖したのか、緊張したのか、そんなことだろうとあたりをつけて涙を指先で拭います。 ゆっくりと体を起こして、ここが広間で無いことに気づけば]
…後悔は、しませんとも
[自分が選んだ道ですから、後悔などは口にしません。 けれどぽっかり心に穴が開いているこの感覚にはまだ慣れることはできそうになく――]
ああ、ショコラさん ご無事で…、よかったと一口には言えませんが それでも、無事でなによりです
[掛けられた声>>+5に反応して、瞬きをいくつか。**]
(+8) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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/* ロダートさん身長いくつですか 160+19
(-16) 2016/10/12(Wed) 02時半頃
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/* ちっちゃいおっさんじゃないだと!? #寝ろ
(-17) 2016/10/12(Wed) 02時半頃
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……そう?
[優しい、と言われれば、心底不思議そうな顔をして首を傾げたでしょうね。そんなこと、言われ慣れていなかったから。 どうしても食事を摂ることを促す彼には、仕方なく笑って。]
じゃあ、すこしだけ。
[そう言えば、お皿に半分くらいのそれを盛ったわ。こうして見られながら食事をするのも恥ずかしいんだけど。それでも、ガストンは私が食べ終わるまで立ち去らなかったでしょうね。]
……ご馳走様。美味しかったわ。 お皿、厨房まで運ぶわね。
[もし、ガストンが嫌がらないのなら、私が。もしくは一緒に。 きっと時間が経ってしまったので、大広間には誰もいなかったかもしれない。だから、「そのこと」を知るのは翌朝になるのよ。]
(6) 2016/10/12(Wed) 08時半頃
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―翌朝―
[そのあとは厨房でお皿を洗い。残ったミネストローネはそのまま蓋をして置いておいたわ。しばしガストンとは話をしたのかもしれないけれど、その日は夕方にはまた、部屋に戻ってしまったの。
そしたら、いつのまにか、寝てしまったわ。 気づいたら、朝だった――
さすがに眠りすぎたのかしら、早朝から眠れなくなって、しん、とした窓の外を眺めるのよ。深い森。ちいさな鳥が鳴いているのを聴くわ。そんな「変わらない景色」を目に焼き付けたら。ゆっくり、大広間に向かいましょうか。 もしかしたら、また。あの手紙があるかもしれないから。]
(7) 2016/10/12(Wed) 08時半頃
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―早朝・大広間―
[誰もいない――と思ったわ。静まり返る大広間。やっぱり「それ」は置かれてた。「変わらない文面」のそれが。]
……いつまで、続くのかしらね。
[それでもこうしてまだ、「手紙を読むことができる」状況に、感謝すべきなのかもしれないけれど。 優しい大男のガストン、明るい白いフードの“彼”、猿を連れた彼。郵便やさん。ニコラスという男。今日は「誰が」いなくなってしまったのかしら。]
ああ…………はぁ。
[大きくため息をつくわ。「誰かがいなくなる」ことに、慣れきってしまった自分に、心底辟易としてしまうもの。*]
(8) 2016/10/12(Wed) 09時頃
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[伸ばされた手が空を切る。>>2 同胞の最後の晩餐だ、邪魔をさせるわけにもいかない。 彼が身を擲ってまで、その先の未来に賭けるというなら、その道の枝払いぐらいやってやるのが"年長者"の努めというもの、だろう。]
これ以上、犠牲者を増やすわけにはいかないからね。
[宥めるように背を叩くけれど、混乱したその耳に届いたかは解らない。 そうして二人の姿が見えなくなってから、ペラジーを解放して小さく嘆息した。]
(9) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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大丈夫? 立てる?
[立てないなら支えて、部屋へ送り届けようと。 どの部屋?と問うて扉の中に押し込んだら、そこで任務は完了だ。
自室の扉を開く前に、鍵のかかる部屋のある方を一瞥して――そのまま、小猿だけが待つ部屋の扉を潜った*]
(10) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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―翌朝―
[最初に集まっていた人数分指折り数えて、"居なくなった人間"の数だけ伸ばしていく。 自分を含めて、あと4人。 一体何人になるまで、この癪に障るゲームを続けるつもりなのか。]
……最後の独りになるまで、かなあ。
[ねえ?と小猿に問いかける。 野菜を頬張っていた相棒は主人の声に顔をあげて、首を傾げた。]
(11) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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こっちもなりふり構ってられないな。
[さて、とはいえ、連中に気取られては困る。 まずは一人"密告"して、――もう一人は、贄にでもなって貰えばいい。
それを表立って扇動する必要も――ない、だろう、今は。 食事を終えた小猿が膝の上に戻ってくるのを抱きとめて、そっと頭を撫でる]
(12) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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[大広間に下りたのは、それから少し経ってからだった。 まだそこに、スザンナの姿はあっただろうか。
顔を合わせたなら、少し曖昧な微笑みを浮かべて、朝の挨拶を述べただろう**]
(13) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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―朝、大広間―
[幾日か過ごす間に、いくつかの成果もあったの。倉庫で見つけた乾燥されたハーブは、ハーブティーにするのにぴったりだった。残念ながら、ハーブの名前まではわからなかったけど、すこし甘めのそれは、心を安らげてくれるのに最適だったわ。
――そうでもしないとこの異様な環境は。 乗り越えられそうになかったから。
だから、今朝も早起きして1人。ハーブティーを飲んでたわ。そこに、ブローリンさんが、現れた時も。>>13]
……あら、おはようございますわ。 手紙、なら、そこに。
[そうしてテーブルの上の手紙に視線を向けましたの。 相手は曖昧な微笑みを浮かべていたけれど、こちらはすこし、安堵の表情を浮かべたのよ。だって少なくとも「ブローリンさんは無事」なのを確認できたから。*]
(14) 2016/10/12(Wed) 18時半頃
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……ロダートも。 自分の名前は、覚えてるみたいだね。
[>>+8それから、わたしのことも。 目を覚ましたロダートの目元には、うっすらと涙の痕があった。 見てはいけないものを見たような気がして、ふっと彼の顔から目を外す]
ったく、ブローリンってば。 わたしや……ヴェスパタイン、さん? そこの人はともかくとして、
親友のラルフやロダートの記憶まで食べちゃうなんて。 ほんっと、失礼しちゃいますよねぇ。
[へへ、と笑う。参ったなぁ、と言うふうに。 ニコラスのカムアウトなど、自分は知る由もない。 これでも、友人がショクだと判明してしまったラルフを慮っての発言だった。 本当なら、「ブローリン、なんであいつ捕まんないんだよ。誰だか知らないけど投書ちゃんと見てるわけ?」ぐらいは言ってやりたい気分である]
(+9) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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[こんな風に情けなく笑っていると、母親を思い出す。>>0:17 父親に殴られて、「てへへ」と情けなく笑う姿が最強に魅力的だった母親。 彼女は今どこで、何をしていることやら
わたしはこんな性格だから、母のように殴られてもなお笑って済ませるような心は持ち合わせていない。 けれど故意にでもこんな表情をしていれば、それは母親と似て魅力的に映るかもしれなかった]
……ここがどこなのかは、まだ分からないです。 間取りが館と似てるから、地下じゃないかって思ってますけど。
[これは、ラルフとロダート、ついでにヴェスパタインの三人に向けて言った]
ごはんとかは、蓄えがあるみたい。 すぐに飢え死ぬってことはなさそうですよぅ。
[部屋の外を歩いてみて分かったこと>>4:+2を伝える。 しばらくはここで暮らせそうでよかった、と自らも胸を撫で下ろした。
……あれ?]
(+10) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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[自分はなぜ、胸を撫で下ろしているのだろう。 こんなところ一刻も早く出て、元の生活に戻らなければならない。 自分には、やらなければならないことがたくさんある。 仕事をせねばならない。男に抱かれねばならない。 金を稼がねばならない。……借金を返さねばならない]
……でも、階段とか、外に出られそうなところはなかったよ。 そもそも、窓すらろくにないですし……。
[話を続けながらも、背には冷たい汗が流れていた。 猛烈な喪失の予感に、指先がすうっと体温を失ってゆく。
縋るように、一縷の望みをかけて部屋の中を見渡すも、 そこにいたのは男ばかりであった]
……っ
[ひゅ、と喉が鳴った。 脚から力が抜けて、その場にしゃがみ込んでしまう。 両腕で自らを庇うようにきつく抱いた。縮こまるようにして、うずくまる]
(+11) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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……いやだ……。
[かすれた、ごくごく小さな葉擦れのような声が漏れる。
思い出したのだ、あの時のことを。 親子三人、小さな家で夜ごと繰り返された、常軌を逸した日々のことを。
……わたしは人形だ、死体だ。
いやちがう、わたしは人形じゃない。死体じゃない。 心も肉体もここにある。
いやだ。
なんで。
……なんで。なんでなんで、]
(+12) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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……―― なんでわたし、娼婦をやっているんだろう
(-18) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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[分からない。 なんで、と問うてみても、答えがわたしの人生にみつからない。
……どこに行った。
どこに行った、わたしの。わたしの。
部品が一つ外れて、自分がバラバラに壊れてゆく。 そんな気がして、きつくきつく、自らを抱く腕に力を込めた。
……クソ。ショクが、ショクの野郎が]
(+13) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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……わたしの、何を食べた。
[からからに乾く喉。 はりつくような声で詰っても、答えはどこにもない。
ただ、マンホールの蓋がはじけ飛ぶように、硬い何かで抑え込んでいたはずの恐怖が溢れて決壊して、今やわたしの爪の一枚いちまいまでいたく怯えているのだ。
口内にすっぱい唾が溢れてくる。 胃と腸が体内で激しく蠢き、幾度もいくどもせり上がってくる。
今はひたすら鼻で呼吸をして、吐かないように抑え込むので必死だった*]
(+14) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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[目覚めて暫くは投票用紙に向かっていた。 普段文字に起す事なんて無いものだから、随分と粗雑な物にはなったかもしれない。 でもこんな物でもきっと無いよりずっとマシなのだと思う。
くしゃりと雑にポケットにしまい込み、部屋を出る。 いつものように、向かう先は広間。
既に人は集まっていたが、最初より聞こえる声は随分少ない。 日々少なくなってゆく声に少しの寂しさを覚えつつも 扉に手を掛け、息を吸う。]
(15) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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/* どーちーらーにーしーよーおーかーなー てーんーのーかーみーさーまーのーいーうーとーおーりー
(-19) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 20時半頃
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おはよ!
[いつもより多少大げさぐらいの挨拶を。]
スージー、昨日顔見えなかったから心配したよ。 ブローリン、お猿さんもちゃんとご飯食べれてるかな
えっと、ガストンは、おはよう!
[ガストンはそこに居たかどうか定かではないけれど。
広間には例の手紙が当然のように置いてある。>>#1 中身はもう見る必要も無いだろう。 少し元気のなくなってきた薔薇の水を変えながら、何でもない事のように話し始めた]
昨日さ、ボク、ショクさんにあったんだ。 でもボク馬鹿だから話したいって言ったのに何も言えなかった。 彼らにも無くしたくない記憶とか、 傍に居たい人が居たりするのかな、って。 どんな事を考えてるのかなって。
(16) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* くあああ、ペラジーかわいぁあああ…!
(-20) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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