191 忘却の箱
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[視線は床下。 何故こんなにも床が近いのだろうか。 確かめるように手を伸ばせば、容易に触れるリノリウム。 そこでやっと自分が膝を下り、蹲っていたことに気付く。]
……あれ。
[辺りを窺いながら、視線を凝らし。 そこに誰かいたのなら、“何故自分はこんなところで膝を折っていたのか”そう尋ねただろう。
疑いを知らぬ無邪気な子供。 そんなまるい瞳で周囲を眺めながら容易に立ち上がれば、胸元へと手をやって。]
…花、咲いてる。
[淡々と、呟き。 躊躇いなく服に手を差し込めば、ぶちり。 左胸に広がる花弁を捥いだ。ただただ気怠そうに。 身に纏う白に滲む色は、赤*]
(25) 2014/09/05(Fri) 05時半頃
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/* 忘れたもの 全体的に感情全般は気薄 記憶に関する事柄(音楽関係)に触れた時のみ、感情の揺れあり 音楽を聴き続けている→自身が作曲した=忘れないようにそんな願い 怒り痛みについての記憶無し 患者同士の記憶も恐らくかなり曖昧
勿忘草の花→涙 鴇色→特別な感情に対する記憶(好意や友情など) 胸元の花→痛覚(※痛いを痛いと感じること)
元はその辺によくいるであろう明るく快活な青年
(-2) 2014/09/05(Fri) 06時頃
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―食堂―
[目的を何回も思い出しつつ、食堂に辿り着く。 …と。目的のスティーブン医師… と、 そのそばに。見慣れない… 『クマみたいに大きい』…と、言えるかもしれない、 そんな男を見かけた。
ぺたぺたと、そちらへ向かう途中、席に座っている白衣の男>>22の姿を認め、声をかける。]
あっ、セシルだー。 なに見てるのー?今日のノートはー?
[視線がどこかへ向けられてるのに気付き、>>23問いかけながらそれを追う。]
(26) 2014/09/05(Fri) 06時頃
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[それはまさに今向かおうとしてた人物の元へ注がれている。]
…セシル、あのひとのこと、知ってる? シーシャがクマみたいに大きい、あたらしいひとが来たって言ってたけど。やっぱりあの人だよね?
[声はわくわくとした響きを纏う。]
あのね、あの人とね。あたし、いっしょに飴たべるの!
[――相手と特に約束したわけでもない。しかし、そうと決めた事に対して、少女の中に疑いはない。 聞かれてもいないのに、嬉しそうにそう語った**]
(27) 2014/09/05(Fri) 06時半頃
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/* カメラ使おうと思ってたけど、読み返したらクリスちゃんと丸被るから記憶だけにとどめておこうか
映像記憶、のが表現が一般的かもしれないけど、写真記憶、のほうがシーシャにはしっくりくるので、敢えてこちら。
(-3) 2014/09/05(Fri) 10時半頃
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―廊下を通って―
[向かった先は、コミュニティスペース。 定期的にレクリエーションが行われたり、そうでない時は何となく誰かが集まって、何ということも無い話をしたり、卓上ゲームをしたり、あるいは何もしなかったりする場所。 ここなら誰かがいるだろう、と思ってやってきたのだが…]
…あ。
[いつも同じ席で、何事か談笑している4人組を見つけて、歩み寄る。 しかし、二歩歩いたところで気づいてしまった。 4人組じゃない。 3人しかいない。 …1人、足りない。]
…。
[しかし一瞬気づかなかったのは。 いつもと同じような調子で、同じように言葉が交わされていたから。 彼女は思わず黙り込んでしまう。]
(28) 2014/09/05(Fri) 18時頃
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[消えた1人はどこへ行ったのかだとか。 何故3人がいつも通りなのかとか。
一瞬にして脳内にはじき出される仮説に、息が詰まる。
それは、もしかしたら初めて見る光景ではないのかもしれない。 けれど、記憶にないから。 彼女の胸に動揺が広がる。
踏み出しかけた足を、くるりと反転させて。 彼女はコミュニティスペースを後にする。 クリスちゃん、と後ろから呼びかけてくる声を振り切るように。 まるで何かから、逃げるように。]
(29) 2014/09/05(Fri) 18時頃
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[たったった、と足早に刻まれる足音が、だんだんとゆっくりになる。 そして…
彼女の通った後に、色とりどりの花びらの道が続いた。
その頃には泣きそうになっていた顔から歪みが消え。 どこか呆けた様な気配さえ感じさせる、けれどいつも通りん表情だけが残っていた。]
…私、どこに向かっていたんだっけ?
[ふと、足を止めた場所は、どこだったろうか。]
(30) 2014/09/05(Fri) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/05(Fri) 19時頃
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[廊下を歩いていると見知った姿に遭遇して>>25]
…ご機嫌よう
[いつものように声をかける 手にした花が目に止まり、頭を見てから]
…それは、贈り物なの?
[彼が先ほどまで蹲っていたことも 胸からそれを引き抜いたことも それが新たに増えた花とも知らない故に問う]
(31) 2014/09/05(Fri) 20時頃
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[自分の持つ紫色のスイトピーを問われたなら]
…ええ、さっき先生から
[書庫でセシルが自分の左手から手折り>>20 差し出されて受け取ったことを簡単に告げる
白衣を纏い、自分よりも長く生きていて さらに、自分よりも多くの知識を持つのなら 医師でなくとも、先生だった
目の前のサミュエルからすれば もしかしたら、違うのかも知れないが]
(32) 2014/09/05(Fri) 20時頃
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…大丈夫?
[気怠げな様子と白い服に滲む赤 それに気づいて尋ねてから、彼を促した]
…怪我? 診察室へいきましょう?**
(33) 2014/09/05(Fri) 20時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/05(Fri) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/05(Fri) 21時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/05(Fri) 22時半頃
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―食堂―
[“ZURIEL” …白いシャツには、堂々とした主張。 されどその大きな体躯に似合わぬ、まごまごとした様子。 それはつい先日、この左手を見た時の反応を思い出させて。
この顔は、声は、記憶に新しい。 それに…そう、彼の行動は実に興味深かった。 だから、覚えている。]
(34) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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―回想・青い鳥を探して―
やぁ、はじめまして。 ……マイペースなクマさん?
[くすくす、くすくす。 笑いながら、病室の扉、その影から姿を現して。 突然の訪問者に声をかけられ、彼はさぞ驚くだろうと思いつつ、 その反応は気にせず話し続ける。]
もう、治療は終わったかな。 ずっと待ってたんだ。 ここに”探しに”来る機会を――
[――この病室を訪ねる機会を。君と話す機会を。]
(35) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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[毎日、毎日。何かを忘れては、新しく得ることの繰り返し。 忘れてしまうから、既に知った事実さえも、時には新鮮に感じられて。 何度でも発見がある。同じことを何度も尋ね、何度も好奇心が満たされる。
しかしそれはやはり、同じネガを焼き直すのに似た感覚があって。 知らないのに、知っている。知っているのに、知らなかった。
……そのデジャヴは。 せっかくの発見を少し、つまらなくする。]
(36) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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[けれど、本当に新しいものには、それがないから。 全くの未知、一切の予備知識がない。 この閉鎖された空間では非常に珍しいもの。
だからいつも、“新入り”には積極的に会いに行った。
新しい何かに触れること。それは心躍ること。 ――見つける喜び、その充足感が好きだった。 …たぶんそれは、昔から変わらない。]
(37) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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青い鳥をね。探しているんだ。 知っているかい?幸せを謳う鳥がいるんだよ。 君の病室に。……来てないかな、と思ってさ。
[ぐるり、周囲を見渡して。 たくさんの付箋。付箋。付箋。>>0:64 そして瓶詰めの花弁。花弁。花弁―――
―――嗚呼、見つけた。]
……これ。 これは全部、君の?
(38) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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[窓際に並ぶガラス製品、その中身を指し示す。 色別にきっちりと分けられたそれらには、きちんと重さも示されていて。]
――すごい。すごいな、これは! ねぇ、全部? 全部、最初から?
…あぁ、これは思い付かなかったなぁ…… 悔しいね。僕のは今からではもう遅い、 捨てた分は戻って来ないからな…
失った記憶の内容は、量は、体積に換算されるのか? 実に興味深いテーマだ… 花弁の大きさ、重さ、いや他にも要因が……
(39) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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[眼前の男など居ないかのように延々と呟き続け。 その興奮が醒めてようやく、 息を詰め左手の紫を見つめる男に気付く有様。]
あぁ、ごめん。ごめんよ。 驚かせてしまったかな? 僕はセシル。セシル・ヒポクリティスだ。
…”思いがけない出会い”に感謝。 これからもよろしく。
[彼の目の前で、紫の束から一輪摘んで。 手渡したのはセンテッドゼラニウム。 ――それが、ズリエルとの出会いだった。]*
(40) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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―食堂―
[ズリエルとの出会いを思い返していれば、声をかける少女の声。>>26 振り向けば、そこにあるのは疑い知らぬ純真な瞳。]
やぁ、ペラジー。 何を見ているのかって?それはもちろん――
[自分の視線をペラジーが追うのと同時、]
――"ズリエル"さ。
[問いかけ>>27には、全部纏めて"名前"で答えた。]
(41) 2014/09/05(Fri) 23時頃
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[右手の内で揺れる紅鳶色。 親指の付け根に根を下ろす鴇色>>86 と重なれば、ツン、と目の奥を刺激する。
何を忘れたのだろうか。 その忘れたことすら忘れている男は、自分の手のひらに咲く花々に視線を落とすしか出来ず。
ふわりとこちらに漂う香りが、近くなるまで気づかなかっただろう。]
………御機嫌よう?
[振り返れば、淡い花の香りと共に現れた色素の薄い髪と、白い頬。 雪のような女性>>31には、瞬きをしつつオウムのように返す。 彼女の“いつものように”が男には物珍しく映ってしまったから。
「贈り物」そう問われれば、今の男は首を傾げる。]
(42) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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……違う、と思う。嬉しくないから。
[先程自分の胸元から芽吹いた花を毟ったことなど既に記憶にない。 ただ、眼下の花を見ていると自然と手のひらに力が加わり。 きっと、花があまり好きではないのだな。なんて自己完結しようと決めた男は、ふと彼女の左手の紫のスイトピーを見やり、]
……そういうあんたは、誰からか貰ったの?
[意趣返しのように問いかける。
さすれば彼女から、“先生”の左手から手折り差し出されて受け取った>>32のだと、伝えられたか。
もし、彼女の口から“先生”とのやりとりを聞くことが出来たのなら、その顔を思い浮かべてみようと視線を宙へ。
きっとその記憶の中に浮かぶ人の顔は、このサナトリウムへ訪れる際に、少し言葉を交えた一人の男性。 確か名はスティーブンといったようであったけれど、彼はこのように腕に花を咲かせていただろうか。
セシルが彼女の先生であることを知らない男は、暫し逡巡させたけれども、それはやがて意識の外へと掠れていき…だんまり。幾らかきっと交わした筈の言葉は、何も思い出せなかったから。]
(43) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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[気遣いの言葉>>33と、滲む赤の存在に気付けば怪我だと気付けば小さく唸って。]
……痛くないのに。
[変だな。呟きながらも促されるままに診察室へ向かおうと足を動かして。 ふと、思い出したように彼女に視線を向けつつ、会釈をする。 けれどすぐに首を傾げて]
………診察室は、何処だっけ?
[尋ねてみたが、彼女の反応はどうだっただろう。]
(44) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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ふぅん?彼と飴を? いいね。きっと、喜んでくれるよ。 行っておいで。 ……たぶん。楽しいことになる。
──お兄ちゃんが、保証するよ。
[やわやわとその髪を撫でては微笑み。
……ペラジーには、小さな嘘を吐いている。 小さな…いや、小さい、のだろうか?
自分は"歳の離れた兄"などと。 ──嗚呼、なかなかに酷い嘘ではないか。]*
(45) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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診察室は…ここに
[近くの壁に建物内の案内図 迷路と呼ぶには些かシンプルなものだったが 迷った時には頼りになる地図である]
もしかして、それも…忘れたの?
[顔をわずか曇らせ、彼の言葉を聞いてから それは、明らかな不安を滲ませる]
まだ、先生に診てもらっていないし ついでだわ、一緒にどう?
[脳裏に茨の冠を被った雪の女王が蘇る*]
(46) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 00時半頃
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––回想・紫色––
[やぁ、はじめまして。
白衣を纏った忍び笑いに、無言で跳ね上がった寝台の上の巨躯。 大袈裟に震えた振動に、壁の付箋が何枚か舞い落ちた。 『ホワイトハウス』『ビニル傘』『断崖の水たまり』『チワワの遠吠え』 『雨の中でぐちゃぐちゃになって、ひらひらした雨の中』]
…せんせ……あれ、顔、ちが… 鳥、は、えと、鳥は…とり…… あ、鳥…は、分かる…です…けど。あのう?
[楽しげに、何処か怪しげに煌めく瞳はぐるりと回る。 服装は、今現在、己に起きている事が分かっていない自分の世話をしてくれる人間…医師、のものと似ているが。 何か、何かが違う気がする。喋り方だろうか、振る舞いだろうか。 それを探ろうとして、踊る様にはためく白衣をじぃっと見詰めているうちに、袖の不自然な紫に、気付いて。]
(47) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/06(Sat) 00時半頃
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……!?
[窓際の花弁を詰めたガラス容器達を指し示そうと、すいと上がった腕。ひっぱられ、つっぱる白衣。そして顔を出す左袖の紫は…
花束では無く、紛れも無く「花に覆われた手」。
白衣の好奇心は、見つけた己の『身体から切り離された質量』に歓喜の声を上げ。声高らかに。呟きすらも詩編の様に。むしろ手を包む花々すらしゃんとし始めた様に見える。 しかし、彼の問いも、感嘆も、全く意識に入って来ない。『あれ』は…吸うどころか、更に、包み込んでしまう、ものなのか。揺れる紫、瞬きも『忘れた』かの様に瞳に焼き付けていると。その紫の一つが、すぐ鼻先に差し出され。ぱちくり。下瞼と上瞼が再会を遂げる]
せ…セシ、ル、ヒポ…? あ、俺、いや俺じゃ、いけな… 僕は、あのう…何でしたっけ…そうだ!
[謝罪と共に告げられる、ノック無き来訪者のフルネーム。急に、今更に慌てた様に。傍の付箋の群れをに目を滑らせ、 大きめの付箋に、赤く太いペンでしっかりと書かれた文字に触れ。]
ズリエル、です。ファミリーネームは、知らないけど、 …恐らくはっ…ズリエル、なんです!
[読み上げて、胸を広げた手で軽く叩いた]
(48) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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[その時は、過去の記憶の空白に現在の記憶を組み込んで定着させる、という手法を作れてなかったから。 セシル・ヒポクリティスの名は、顔は。 濃い紫の花となって散り、いまごろは左から二番目のボトルの中。 しかし受け取ったテンセッドゼラニウムは、押し花にされ、とある付箋のすぐ横に貼付けてある…『踊る紫の手』と書かれた白い付箋。
自分から吸い、奪い、散った花弁。 覚えてはいないが、ほぼ全てだろうと聞いている。 改めて問われたならそう答えている。熱心な研究者の手帳にも、彼なりの言葉で様々に書かれ、解釈されているのかもしれない。 記憶に無い過去の己か、他の誰かが必死にかき集めたのだろうか。その記憶も既に散っている。
…右から四番目のメスシリンダーの中。青く、ひしゃげた花として。*]
(49) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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―回想―
[それはいつの事だっただろうか。 彼との初対面は、それは酷いモノだった。
何かの用事で部屋を開けた後、部屋に戻ってみれば招いた記憶の無い客人。 何か用事か事情があったのかもしれない、何か弁明していたかもしれない、けれどその全てがどうでもよくなったのは、彼の手にしていたノートの存在だろう。 一体何がどうしてそうなったのか、尋ねるという発想も無く。 彼女は彼の頬に、平手打ちをかました。]
勝手に見ないで。 これは、私その物なんだから。
[この時のエピソードは、彼女の記憶には既に残ってはいない。 けれど、彼の写真の脇に貼られた、「セシル。(`ε´#)」という、何の説明にもなっていないメモが、全てを物語っているようだった。 なんとも理不尽な話である…*]
(50) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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[壁にかけられた案内図。 示された場所が診察室なのだろうと疑いもせず頷き礼を。]
…忘れた? …診察室、行ったことあったっけ。 ……知らない。
[「忘れたの?」わずかに曇る女性>>46の顔。 滲む感情の名前を男は理解出来ない。いや、知らない。分からない。]
………い、く。
[ぐらぐらと揺れる視界。足元が宙に浮いたままのような感覚。 どれもを振り切るように誘いに頷いて。 きっと、“先生”ならどうにかしてくれる。そんな根拠のないことを信じ込んでは、診察室へと足を動かす。]
……虫が食ってる。
[目蓋を擦りながら、小さく小さく呟いた声。彼女に届いたかは定かではないけれど。 どちらにせよ気にした素振りを見せることはせずに、足跡もつかぬリノリウムの床を辿っただろう。]
(51) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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-食堂で-
[ズリエルの突然の声>>1:153。]
―――おはよう、ズリエル。 昨日はよく眠れたかい?
[男はできる限り患者に直近のことを尋ねる。 それは、病気によって失われる記憶を少しでも引き留めるための、あまりにもかすかな努力。
どこか不安そうなその瞳。 こちらに来たときのカルテの人物とはまるで別人の、少年のような。
泣きそうな顔で自室を問うズリエルの様子を見て、ヤニクが少し笑った。]
ああ、大丈夫だよ。 一緒に部屋に帰ろうか―――ヤニクも一緒に?
[そう言って、まるで迷子の子供にそうするように、座っているズリエルに目線を合わせ、その手を取った。]
(52) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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