95 File.2:Do you Love me?
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アイリスは、リンダに話の続きを促した。
2012/06/30(Sat) 03時半頃
アイリスは、レティーシャに話の続きを促した。
2012/06/30(Sat) 03時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 03時半頃
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[負傷し力の入らぬレティーシャの身体を支え 名を呼びながら案じるようなチョコレート色の双眸を向ける。 思いのほか傷が深いのか途切れ途切れの彼女の声に 不安は色濃くなるけれど、一つたりとも聞き逃すまいと 彼女の声だけに娘は耳を澄ませる]
――…ん。うん。 ワンダにも、レティーシャの宝物、あげればいいの、ね。
[言葉は最後まで聞こえない。 けれど彼女の言わんとすることを受け取り何度も頷いた]
わかった、から。 もう、無理しないで。 喋ったら、傷に、障る、から……
(333) 2012/06/30(Sat) 10時頃
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[此処ではない何処かでレティーシャの手当てをしなければ、と 娘の足が彼女の部屋である個室へと向かおうとする、が]
――――… え 、
[ごめんね、と。 其の声に驚いたような声が漏れた。 彼女の顔を覗き、少しだけ困ったような表情]
ど、して。 レティーシャが謝る、の? レティーシャは何も悪くないよ。
[言い募る言葉は彼女に届くだろうか。 思い当たる事がないという風にゆるゆると首を振るった]
(334) 2012/06/30(Sat) 10時頃
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[レティーシャの後悔の理由を知らぬのは あの時見せてしまった表情を自身でも知らなかったから。 あの時の自身の感情を正確に受け止めきれていなかったから]
レティーシャ ……
[名を呼ぶ。 けれど、声はもう返らない。 頽れる小さな身体は更に重みを増し]
――…レティーシャ ? 眠っちゃった、の……?
[そう思いたくて娘は声を重ねるけれど不安は増すばかり。 泣きそうな顔をした娘は震える声を彼女に向けた]
(335) 2012/06/30(Sat) 10時頃
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――――…ッ 、
[ふるふる、と首を振れば レティーシャがチョコレートの色と称した髪が揺れる]
レティーシャ
[ワンダの声が近く聞こえるけれど ラルフと彼女が動く気配がして、娘は顔をあげる]
部屋に、戻ろ、っか。 ね、……レティーシャ ……、……。
[動きを止めたレティーシャの身体を抱き支えた娘は 彼女の部屋へと歩みゆき、静かに彼女を寝かせる**]
(336) 2012/06/30(Sat) 10時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 10時頃
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[寝台に眠るレティーシャは動かないまま。 徐々に失われてゆく体温。 止血しようとシーツを傷口へと宛がうが其れはもう意味がなく 彼女が再び口を開くことは無かった]
……レティーシャ。
[名を呼んで、願うは彼女が眠りから醒める事。 眠りではないのだと何処かで感じながらも 其れを認めたくなくて彼女を呼ぶ]
レティーシャ、一緒に食べようと思ってもってきたの。 チョコレート……、ねぇ、……いっしょに……
[鞄から銀に包まれたチョコを一つ取り出し彼女の手に 其れを握らせようとした]
(379) 2012/06/30(Sat) 22時頃
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[不意に背後で扉を叩く音が聞こえる>>348 ピク、と娘の肩が震えた。 振り返ればオスカーの姿があり、微か警戒の色を滲ませる]
――…あってるよ。 あなたは、オスカー、だったよね。
[確かめるように名を紡ぎ、続く言葉を待った]
(380) 2012/06/30(Sat) 22時頃
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[オスカーの言葉に、同意するように頷く]
隣同士で、時折顔を会わせていたから ――…私は親しかったと思ってる。
[レティーシャがどう思うかは知れず主観でそう告げ]
――――― …… 仇 ?
[娘はオスカーの申し出に首を傾げた]
(381) 2012/06/30(Sat) 22時頃
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――…“仇”って、誰の事を言ってるの?
[緩やかに声音でオスカーへと問い掛ける]
ねぇ、あなたは――… 何を考えているの ?
[オスカーの真意を量りかね問いを返す]
(382) 2012/06/30(Sat) 22時頃
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― レティーシャの部屋 ―
[濃い色の髪が揺れるを涅色が映した。 オスカーの返事に娘はふっと笑みに似た表情を浮かべる]
――…テストをクリアする為に私を使うの ?
[じ、と見詰める様は真意を図りかねてのもの。 武器らしきものを認めるが娘が構える様子はない。 鋏はお守りのように利き手に握られているが 其れは自らを守るためにもつもの]
(388) 2012/06/30(Sat) 22時半頃
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“モリス”――… 嗚呼、あのひと、リンダの加勢をした……
[納得したように一つ頷く。 オスカーが何故自分にそんな事を持ちかけるのか。 其れを疑念に思い、娘は口を開く]
オスカーは…… 仲の良いお隣さんとは組まないの?
――…“仇”を討つための、一時的な、協力、を あなたはしようというの ?
[踏み出される一歩。 娘はピクと肩を震わせる]
(389) 2012/06/30(Sat) 22時半頃
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――…相互、なんだ。
[オスカーの言葉にゆると涅色が細められた。 娘は情がわきやすい性質がある。 目的を共有するうち、オスカーに対して情がわく可能性も高い。 本人はそれを自覚はしていないが 本能でそれを警戒するように言葉を重ねた]
あなたの真意が如何あれ――… 声を掛けて呉れたのは嬉しい。 でも、私は、きっと、あなたを「使う」事が出来ないわ。
[きっと情がわくのはこちらが先だから。 レティーシャとピエールに敵か味方かを問うたのも 既に二人に対して情があったからに他ならない]
(407) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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片方は――…嗚呼、そうなんだ。 それは、寂しい、ね。
[選ばれなかった己が一瞬過ぎる。 痛みを覚えながら、レティーシャが向けた言葉と宝物を思う。 次に感じるのは彼女が失われてしまった痛み]
もう、片方は――… オスカーにとって、「使う」ことが出来ないほど大事なの?
[オスカーは問いを如何感じるかは知れない。 娘にとって言葉は相手を知る為の手段。 知りたいと思うからこそ言葉を重ねる]
(409) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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――…、……。
[娘はピエールの名を音なくくちびるのみで紡ぐ]
(410) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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[オスカーの言い分に一つ頷く]
私も、そんなのはイヤよ。 無謀な事をする気も、ないもの。
[痛いのもこわいのもイヤだった。 けれど欲しいものが手に入らないのなら 仮令テストをクリアしても何が残るのだろうと思う。 近づく気配に、揺れる濃い色の髪を見遣る]
――…ええ。あなたのいう通り、ね。 あなたが私を油断させて――… 標的を減らそうとしているのでないなら 私にとっては、悪くない話、だと、思う。
[臆病な娘はオスカーの眸へと視線を合わせる]
(411) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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[オスカーの手にある細い棒が、重力に従い落ちゆく。 はたり、驚いたように涅色が瞬いた]
―――…。
[娘は少しだけ困ったような表情を浮かべる]
ずるい、わ。 そんな事をされたら、信じたくなるじゃない。
[鋏握る手は緩み、泣きそうな笑みが一瞬過ぎる]
(412) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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使うといいよ、と思いつつロール打ってるね。 死ぬ前にワンダにあわなきゃというのと ピエールにも会いたいと思うんだが ワンダのとこいくとピエールに会えないかもしれないなぁ。
(-234) 2012/07/01(Sun) 00時頃
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