60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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―自室― [芳香はひどく胸をざわつかせた。 足早に自室へと戻れば、花の香の2種、 かすかに混ざり合ったような匂いがする]
……外からくるのか? そういや、薔薇はどうなってるかな。
[窓から覗く荒れた中庭、夏は薔薇の時期じゃない。 もし蕾がついたとしても、剪定してしまうのが普通だ。 案じるのは嵐にやられていないかということ、 折れていたら添え木でもして、固定してやらないとならない]
見に行くか……、 ん、
[少し、くらりとしたのは、窓から差し込む強い日差しのせいだろうか。思わず、寝台の上に寝転んだ]
(341) 2011/08/04(Thu) 08時半頃
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[それから、カメラを持って昨日の嵐の爪あとをまた撮ろうと、場所を模索する。 しばらくは、寄宿舎の周りをうろついたりもしつつ、中庭の薔薇もはじめとする樹木が傾いているのを確認すると、この光景を上から撮りたいな、とやっぱり思った。]
――…やっぱ屋根裏はベストポジションだよなぁ。
[そして、そこに先客がいるとは知らずに、足は階段に向かった。]
(342) 2011/08/04(Thu) 08時半頃
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あー腹減ったなぁ
[ベットの側で濡れていた衣服を脱いで新しいジャージへと着替えていると
『 が…たい』
何か聞こえた気がして ノックスへ近寄る]
どうした?
[声を掛けると 今度は『水』とはっきり聞こえて]
ああ、水ねぇ、たしかしっかり飲ませろって言ってたなぁ。
[寮母かロビンが用意していてくれた水差しからコップへよく冷えた水を継ぐとノックスへ差し出すが…まだ意識の戻ってないノックスはうわごとのように『水』とくりかえすばかりで]
(343) 2011/08/04(Thu) 08時半頃
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― 屋根裏物置部屋前 ― >>323 [そして、屋根裏の物置部屋についたとき、その中に人の気配を感じるのは容易だったのかもしれない。]
(誰かいる?)
[それを感じると、息を止めて、そっと中を窺う。 それからしばらくは、はっと目を丸くするイアンの姿があったけれども、
次には、ニヤと笑みを作って、そうっと一度シャッターを押した。
もしかすると、その音、誰かは気づいたかもしれないけど、 一度きりの音をたてて、あとは、また息を潜めてそっと屋根裏の物置部屋から遠ざかる。]
(344) 2011/08/04(Thu) 08時半頃
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イアンは、何を撮ったかは、まだ胸の内・・・。
2011/08/04(Thu) 09時頃
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[今日何度目かの溜息をつくと水をいったんベットサイドのテーブルに置いてベットの端に腰をおくとノックスを片腕で支えて体を起こす。
次いで、水を口に含むと顔色を変えることもなく、ノックスの口を塞いで口移しで水を飲ませる。]
(345) 2011/08/04(Thu) 09時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 09時頃
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[そして、そのまま下に降りて、ふうっと息をついた。]
ええと、まぁ、まぁねー。
[何かごまかすようなそんな独り言をいいつつ、 ふと、見えたのは、医務室のドア。]
あー、ヤニク先輩にシャツ返してもらおっと。
[さっき、ヤニクが医務室うんたらって言ってたのを思い出して、そのまま足はヤニク部屋のほうへ。]
(346) 2011/08/04(Thu) 09時頃
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― ヤニクの自室へ ―
[そして、コンコーン、とヤニクの部屋をノックする。]
やっちゃんせんぱーい。 シャツかえしやがれー、にきましたよー。
[能天気な声はちょっと興奮しているからかもしれないけど…。]
(347) 2011/08/04(Thu) 09時頃
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[ノックスの咽喉がごくりと動いて飲みきれなかった水が唇から喉元へつたい落ちる。 ぺろり…舌で舐め取った。
ノックスはまだ眠っていただろうかわからないが またそっと寝かしつけて、ノックスが起きた時には何事もなかったような顔をしてるだろう**]
(348) 2011/08/04(Thu) 09時頃
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―自室― [同室者が不在なことでもっとも気楽なのは、 おそらく気兼ねなく発散できることだけれど。 冷たいシーツの肌にざらつくような感触が、やけに気持ちよくて。 少し、熱いため息が零れる]
あれ? ……なんだ。 ――んなたまってたっけ?
[不意に湧き上がったような感覚の訪れに、 軽く首をふりながら身を起こせば、扉をたたく音と少しばかりやかましい声]
……開いてるから入れよ。 っていうか、その呼び方は独創的だな。
[オリエントな花の香る白い寝台の上、座ったまま開くだろう扉の先を流し見た。切れ長の眼差しには、少し気だるげな色が滲んでる]
(349) 2011/08/04(Thu) 09時頃
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― ヤニクの部屋 ―
じゃ、お邪魔しまーす。
[引き続き、パッパラーな声を立ててヤニクの部屋に入っていく。 入ると、やっぱり匂いのは、あの独特の甘い匂い。
食堂のものとは違うけど、これはこれでちょっとだけくらっときた。]
って、すごいなんか今日は匂いますねぇ。 …やっちゃん先輩?
[独創的な呼び方を続行したのは、その姿がやけに艶めかしくみえたわけで…あれ、とまた妙な声をあげた。]
ええと…。
[今見てきたもののせいか、それとも、香りのせいか、それともその表情のせいか。 自分でも意識せず、ちょっと慌てた表情。目が泳いだ。]
(350) 2011/08/04(Thu) 09時半頃
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イアンは、なんとなく、ドアをかっちりきっちり閉めた。いや、なんとなく
2011/08/04(Thu) 09時半頃
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/* かっちりしめたのはあれか、 自分が とうさt してきたからk
(-118) 2011/08/04(Thu) 09時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 09時半頃
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条件……? はい。
[瞬きを繰り返し、ふっと力を抜いて何を言われても黙って頷いて、従う意思を見せる。
その後、少しふらふらしながらもゆっくり足を進め秘密の扉へ。 珍しい二人組みをロビンは見ただろうか、だとしてもこちらには気づける余裕は無くて。 目の前の相手にだけ夢中になっていれば、シャッター音にも同様に**]
― 物置き場 ―
(351) 2011/08/04(Thu) 09時半頃
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[落ちかかる髪をかきあげる。 気だるさはわずか感じた熱さから、 テンションの高低の激しい下級生を見やる]
なんだろな、……あんま落ち着かない感じ。 窓閉めといたほうがいいのか、なんか外から――…、 ……なんだ?
[慌てたような眼差しに気づいたけれど、 こちらも結構上の空だ。朝、脱いだシャツを拾い上げて、億劫そうに口を開く]
で、なんだっけ、脱げばいいのか?
[変わらず手にしているカメラ見て、冗談に似た一言]
(352) 2011/08/04(Thu) 09時半頃
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/* ディーンが拾ってくれている。 よし目撃だ!
(-119) 2011/08/04(Thu) 09時半頃
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>>352
え?!
[なんかこうやばいなーってのは、その、アレでそのだったわけで…。]
あ、いや、脱ぐ…って、 ああ、そう、ええと、
[カメラを手にして、脱ぐのなんだの、で、ますます、ちょっとこう……]
――……やっべ、たった。
[ぽつり]
(353) 2011/08/04(Thu) 10時頃
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イアンは、でも、照れ隠しにか、カメラでカバーとかしている。**
2011/08/04(Thu) 10時頃
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[やたら焦った様子からの告白に、ぽかんとした。 猫の目は少し笑って、狭められる]
おい、今の会話どこが反応するとこなんだよ? ……なんだ、お前も発情期?
[座ったまま視線で促す、 来る気があるなら、近づくことを許すように]
――で、 俺は脱ぐべきなの? それとも、お前に脱がされてやるべきなの?
[そこにまだからかうような気配は滲んでいて、 けれど風に運ばれる薔薇の香は、誘うような色もその声に潜ませた]
(354) 2011/08/04(Thu) 10時頃
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―医務室―
う〜んう〜ん。
[のぼせた少年は、乾いた夢を見ていた。 本の挿絵で見た異国の地、じりじりと焼けつける太陽、ラクダで行く旅……砂漠だ〜]
み…水……
[飲まないと死ぬ…と夢の中の少年は焦っていた… そんな所に、現実世界から振舞われた水。>>345 あ〜、オアシス発見〜]
んん……
[かなり安堵した表情になっていた。*]
(355) 2011/08/04(Thu) 10時頃
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―食堂―
[傾ぐ体。 寄せた顔は一層近くなり]
――……あ、っ……?
[触れる唇。 ぬらつく舌の感触。 肌が粟立つ]
あ……わ、私……
[無意識に漏れる声は普段と違うそれ。 娼婦の様に色めいた音。 薔薇の毒が脳髄を溶かす。 黒曜の瞳は光を失い。 ただ求める]
(356) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
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[欲しい]
[欲しい]
[抱いて]
[壊れる程に]
(357) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
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[一瞬。 此処が何処かも忘れる程。 自分を見失い。 弾かれるように身を起こす]
…………あ…… は、は。ジョージ君は、おませさんですね。
[乾いた、乾ききった笑いを漏らし。 微かに震える手で癖の強い髪を撫でる]
(358) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
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あ、えと、俺…… ご、ごちそうさまでした。
[せわしなく動く視線。 落ち着き無く片付けをして、食堂を立ち去る。 熱い。 体が異常に火照っていた]
(359) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
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―シャワールーム―
[足早に駆け込むシャワールーム。 何もせずともぷくり、膨らんだ胸の蕾。 震える指を伸ばす。 男としての欲の証には触れず。 ただ其処だけを摘み、指先で転がす。 シャワーの音に混じる嬌声も。男のものには聞こえぬソプラノ*]
せ ん ぱ い …
(360) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 10時半頃
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/* ホモ村で女々しいのってどうなのと思いつつ耽美なら許されるかな、と思っている。 どうなの?
(-120) 2011/08/04(Thu) 11時頃
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『良い匂いだね。良い匂いだよ』
『薔薇だけかな。薔薇だけじゃないよ』
『全部薔薇のせいにしちゃえば楽だからね』
(@19) 2011/08/04(Thu) 11時頃
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― 食堂 → ―
[ディーン、ルーカスと擦違い、二人の姿を目端に留める。 余り見た事のない組み合わせ。 少し眉が寄ったのは、恐らく彼を取巻く噂の所為だろう。
何処が出所かは解らないが、其の噂を知ったのは、 同室のフィリップの所に出入りするようになった後。 其の噂に関係が在るのかと興味本位で訊ねられた事による。
(…、まさかね)
二人の事はそう心に留め置いて、フィリップと食事を摂り。 食器の片付けを遣ってくれるらしい彼に、遠慮はしなかった。]
うわ、ありがとうございます はい、また後で
[挨拶をすると、食堂を出て、一端自室に戻ると、 部屋にある洗濯物を抱えシャワールームへと向かう。]
(361) 2011/08/04(Thu) 11時半頃
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― シャワールーム ―
[入り、脱衣所にておきっぱなしに為っている自分の荷物を見ると 安堵して、其れも洗濯物として一緒に抱えた。 水音が聞こえ、また誰かが入っているのが解る。]
…ん
[けれど聞こえたのは、水音だけではなく。 ソプラノの響きに、女!?と少しギクリとするけれど、 そんな訳ない、ないと自己解決で首を振る。]
誰だよ…
[思わず頭を抱えたけれど、 こんな声の響きを出せる人物の心当たりは少ししか居ない。 深く考えようとしてまた首を振って、でも、 女性にも聞こえる其の声を、聞き取ろうとしてしまう。]
(362) 2011/08/04(Thu) 11時半頃
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…
[顔が熱いのは、恐らく シャワーブースから来る熱気だけの所為ではないだろう。]
――…
は、
[少しの間そうして居て、 ハタと気付くと更に顔に熱が昇った。 バツの悪そうな顔をして片手で口元を覆う。
やばいでよう。 荷物を纏めるとランドリーへと向かう。 慌てたので、途中物音を*立てたかも知れなかった*]
(363) 2011/08/04(Thu) 11時半頃
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――――……っ。
[水音に紛れ、聞こえた音。 誰かいるのか。いたのか。 誰か……誰が?]
先輩…… せん、ぱい……っ! 行かないで……一人に、しないで…… 私を…… 抱いて……ください……ッ……!!
[水音に混ざる女の声色。 ざあざあと流れる湯に混ざる涙の雫。 求めるのは愛か肉欲か。 虚空に放つ声と共に、欲の証はタイルを穢す]
(364) 2011/08/04(Thu) 12時半頃
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/* こいつホント自慰大好きね。
まあ先輩に捨てられてからずっとご無沙汰ですから。 開発するだけしてポイされたからね。 持て余してるんですよ。うん。
感度は胸>尻>ちんこ。男として間違ってる。
(-121) 2011/08/04(Thu) 12時半頃
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あれ、ヴェスパに矢を刺したら早々に退場になる可能性が? 狼だよな、ヨラ食ってたし。 ジョージが、妖精とセシルが魚、鍵持ちまでは把握。
(-122) 2011/08/04(Thu) 12時半頃
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