22 共犯者
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[なにを知りたかったか考えながら、ふとテッドの腰の剣に目をやった。]
自分の身は、自分で守る、か。 [今日は、胸に昨日の布袋を下げている。 入っているのは、ブルーノから預かった銀の短剣と──]
─ →明け方の回想・ニールの亡骸の傍 ─
(271) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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>>*15 最後の祭祀……。
[……ああ、そうか。 そう言う事なのか。 頭の何処かで解っていた事なのだ。
もう無理がある、と。 「御使い様」は既に生きながら死んだ存在なのだと。 その緩やかな死は、人の子だけでなく、 自らの仲間達の手でも進行していたのだ、と。]
アンタの言いたい事は、たぶん解った。 だったら俺は…。
――いや、それでも。 俺はアンタに付いていくぜ。 やる事ァ、どっちみち、変わんねえな。
(*21) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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―夜・広場― [ミツカイサマを信じるはずもない他所の人からすればそうだろうとは思う。 いきなり言われて納得もできないだろう。]
正直に言うとわたしもわからないの。 何も証明のしようはないし… でも、マーゴは嘘をつくような子じゃないから…。
(272) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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―夜・広場―
そろそろ時間ですか?
[ 鐘の方角に顔を向ける。 日の名残も失せ、黒雲に覆われた空では星も月明かりも望めない。 森ではこれまで以上に暗く、視界が悪くなるだろう。]
(273) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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−夜:広場−
……ペンは剣より強いと人は言いますが、いざとなったらペンはひどく無力なものですね。
誰かが殺し合いをする今、それを制止することができません。
[悲しげに微笑んで見せると、一方前に歩き出した。]
行きましょう。 このまま朝まで立っていても、何も始まりません。
(274) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* >>273 相変わらず相方のこの辺の場の動かし方は上手いと思うなあ。
さて、更新1時間前なのに場が思ったより動いてないが。 ログの拾いあい返しあい、みたいなのって あんまり求められてないんかな?よくわからん…。
(-110) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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─ 回想・ニールの亡骸の傍 ─ やっと来てくれたんだね。
[村から、ニールをつれて帰るために若い男たちがやってきた。]
ごめんなさい、ニールのこれ、おいらが借りていてもいいと思う?
[彼らに見せたのは、ニールが胸に忍ばせていた、錐。
顔を見合わせていた大人たちは、まあよかろう、と許してくれた。]
─ 回想・了 ─
(275) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時頃
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>>*21 [ 僅かの沈黙。 暫しの間瞑目し、]
……すまないな。
[ それだけを言葉に。]
(*22) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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―夜・広場― [ミッシェルから預かったペンダントをポケットにいれて、森へと向かって歩く]
そう、だな。 そろそろ、いくか。
[決意と殺意を胸に。 腰の剣に手をかけて、死と血と闇が待つ森に向かう。
空を覆う暗雲ははれる気配を見せず、不吉な空気が漂う]
(276) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/* まあ、パピヨン、ホリー、マーゴと RPが特に上手い人が立て続けに落ちたからなあ…。
さて、オスカー帰ったか。よし! 霧も計算に入れつつ、本格的落ちに入ろう。 テッドは…ちょっと来るまで待ちきれんかも。すまん。
(-111) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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靴磨き トニーは、二つの得物の入った袋をそっと握りしめた。
2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/*
ていうかテッドが向かうと四肢切断系になるからなあ……
どうしたもんか……
(-112) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―夜・広場―
ペンはその場で効果を発揮するものではないですからね…。 でも、剣はその場限りしか効果はないけどペンは永遠に残る。
だからペンを取ったんじゃないんですか?
[今日、誰かが死ぬことは避けられないのはわかっている。 それを積極的に後押ししたのも確かではあるし…。]
そう… ですね。 せめて今日が最後の夜であることを願いましょう。
[言いながら空を見上げる。未だ月は満ちてはいない。]
(277) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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>>*20 [……。しばしの沈黙。 きっと口元は笑っていただろう。]
…なら、終わらせようか。 アンタは独りじゃないからよ。 俺たち二人、生きて儀式を終わらせようや。
(*23) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―真昼の森>>270― [ イアンの足元に跪き、その顔を見上げる。 身を守るための両手を離し、無防備に立ち尽くす彼を。]
お前は嘘吐きだ。
[ 全ての笑いを消した真剣なふたつの眼。 やおら、イアンの胸にむしゃぶりつくと、既に曝け出された傷口を最前よりもきつく吸い、舐め上げ、血を搾り取る。]
(278) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/* KI・RI・GAHHHHHHH!!!! やべえ、霧、超焦るww
でも誤吊りの心配が無いからまだ落ち着いてる! さて、そろそろ進めるぜ?テッドくるならHYK!w
(-113) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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>>*22 何言ってんだよ。らしくねえな。 アンタの声を初めて聞いた時、 俺がどんなに嬉しかったか、アンタ知らねえんだろ?
今夜の生贄は、随分活きが良い。 俺も全力で狩りに行く。 また後でな、「ヴェスパタイン」。
(*24) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[いつでも逢えるのは嬉しかった。 いつでも逢えるようになった理由を思えば哀しかった。 望んだ未来はピッパのような優しい人が笑っていられる世界。 嬉しくて哀しくて泣きそうな笑みが浮かんだ]
ピッパの一番大事な物って……
[ピッパの呟き>>+50が心に響き問うように首を傾げる。 彼女が何を考えているかまでは分からないのだけれど 彼女が寂しそうに見えたのか 若しくは、自分の寂しさがそう見せたのか 抱擁の為、背にまわした手で彼女の背を撫でる。 昔、彼女の祖母が娘をあやす時にした仕草。 一人じゃないことを伝える為の動作だった]
(+59) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[上手>>+51と言われればはにかむような笑みが浮かぶ]
ピッパの教え方が上手だから。
[此処に来たから二人で歌う事が出来た。 けれど二人とも生きていたらいつかあの村で 同じようにしてピッパに歌を教えて貰えただろうか。 もしも、――そう考えて切なくなる。 嗚呼、こんなにも、彼女に生きていて欲しかったのだ]
……ありがとう、ピッパ。
[ぎゅ、と一度きつく抱き寄せて伝える感謝。 彼女の眸を見詰めて、それから腕を緩め彼女を解放する。 聞き覚えのある声が娘の名を呼んだ。 視線を向ければ其処にはホリー>>+55が居て]
ホリーも此処にいたのね。
[懐かしげに目を細め声を返した]
(+60) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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>>*23
そう、だな。 生きて共に。
[ まるで、それが可能だと心から確信しているかのように。]
(*25) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―夜の森―
[先頭に近い位置に立って森にはいる。 最後尾のヘクターのことは気にしていたけれど。
森の深さ、暗さに視界が狭められる。
そして響いたのは、オスカーが放った銃声。 とっさにその音の元へと駆け出したときにはすでに激しい戦闘が行われていて。
手出しをするタイミングが、つかめなかった]
(279) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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双生児 オスカーは、若者 テッドの気配に目を見開いたが、銃口はヘクターに向けたまま。
2010/08/07(Sat) 23時半頃
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>>207>>226 [咆哮の後、再びオスカーに飛びかかる。]
ほんとよ…まだまだガキかと思ったのによ…! てめえら姉弟揃って…!
[負傷と出血の為か、 普段より攻撃のスピードが落ちているようだった。 接近するテッド>>279には、気が付いていない。]
(280) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―昼間の森>>278―
お前の生命の雫を。 お前の、味を、もっと知りたい。
[ 傷口から口を離し、荒げた呼気の合間から囁き。 そして、急に乱暴に身を離した。]
(281) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/*
テッドが会いに来てくれてて嬉しかった。 色んな人と話したいんだろうなぁと思って 自分から接触するのを控えてたのよね。 うん、打ち明けそびれたのはそんな訳でした。
(-114) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/* 表:えろぐ 赤:純愛
そんなヴェスパ兄貴がお届けする 『共犯者』5日目終盤! すごいっすね!すごいっすよ!
…俺?えろぐ要員じゃねえもん!
(-115) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―夜・広場― やはり、行かねばなりませんか。
[ 嘆息。 鐘がゆっくりと鳴り響く。 彼はランタンを確かめ、火を灯すと、先頭のテッドに続いて森に足を踏み入れた。]
(282) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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姉弟そろって!? ホリーが……姉さんがどうしたっていうんだ!
[避けようとして――肩の痛みが邪魔をした。 爪が身体を引き裂くのだろうか。 だが、組み合う形になってくれれば都合は良かった。仇を討てばいい、ここでこのミツカイサマを殺せば、終わる。
至近距離に銃口を合わせ、引き金に指をかける]
姉さんの仇。 森のカミのミツカイサマに、鉄と鉛の制裁を!
(283) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―夜の森in戦闘―
[オスカーに加勢するタイミングをはかるものの。 そもそもからして素人にそんなものが読めるはずがないのだった。
だから、ヘクター>>280がオスカーへと飛び掛ったときに。 とっさに剣を抜いて、そのわき腹を狙って剣を振るった]
オスカーまで殺させてたまるか!
(284) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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飾り職 ミッシェルは、オスカーとテッドの争いを黙って見詰めている
2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[傍らの彼女の笑みが、涙を孕むから 私が彼女の深い所に、感情を注ごうと想ったのに
傍らの彼女の手が、私の背を撫でるから 注ごうと想った葡萄酒は、私の心の奥に満ちる
彼女が許すなら、彼女の首筋に顔を寄せ 暫く、心の器に満ちる酒を嗜み]
私が一番、大事だったのは 私が一番、欲しかった物は
私が私になれる場所 私を私にしてくれる人
どちらも、手に入らなかったけれど
[こっそり漏らした呟きは、深い森が喰らい尽くすのかな]
(+61) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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>>*24
ああ。また後で。
[ 短い応え。ややあって、付け足すように、]
――ヘクター。 ありがとう。
[ 本物の感謝が滲んでいた。]
(*26) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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−真昼の森−
[嘘つきだと己を罵る「かれ」の言葉に、全身の血が凍り付く感覚にも似た恐ろしさを覚えた。胸を荒く吸い付かれる感触に、刹那、無防備に声を上げて身を捩らせたその時、急激に支えを失ってどさりと地面に尻もちをついた。]
生命の雫……命の味…… それを味わうには、私のつく「嘘」が邪魔をすると……私が自分をごまかすその心がそれを不味いものにすると……あなたはそうおっしゃるのですね?
(285) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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