3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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演劇部 オスカーは、自身の左の腕を見る。熱はだいぶ、戻っていたか。
2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[彼らは死ぬ必要などなかったのだから。
教師としての、最後の言葉。 それはやはり生徒を思うもの。
帰りたいわけではない。 ただ、帰れないと言っていた生徒のことを、少しだけ、思い出したから。
帰りたい生徒が帰れればいいと、思っただけ]
この状況では、帰りたいと思っていても帰りたくないと言うかも知れませんけどね。
わからないなら、帰れるのかもしれないということです。 鬼も、鬼でない人も。鬼になりきれないものも。
(+75) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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スティーブン せんせ、…
[ まるで だれかのようだね
続く言葉は闇の内に 残して哂う ]
あなた達は そこで みてるだけしか
どうせ ――― できないの
――――――― …!!
[印刷室へと 入れば 不思議な感覚が 身を襲った]
(@35) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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−外− [>>155踊り甲斐がありそうと笑う男にも。 向ける 闇 は 何も載せない。蹴りを放った男の様は。]
うまいじゃん。 一人踊り。
[傷の話。]
さあ、しらね。好きに、すればいーだろ。
[言っておいて、にべもない返答。 >>156鬼役だったなら。 言葉に また、闇 が 覆い わらう。]
んぁ? はは。 テメェが手駒ならもっと 殺 せたかも知れねーなぁ。
[返す、昏い笑みを見る。 闇 色の瞳には 怒りも 何も ない。]
(164) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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文芸部 ケイトは、演劇部 オスカーの傍へと黙って歩み寄って 下―――床を見下ろした
2010/03/08(Mon) 23時半頃
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俺は男と踊る趣味はねーよ。
[>>160泥濘は 捉まえる対象が減り ドナルドに集まる。 眉を寄せる姿に 浮かべる、口元の、えみ。]
捩じ切られたい、絞め殺されたい 貫かれたい? 選べよ、セシルも同じ様に送って、やるからさぁ――
[ぞるり。首がげる様に 動いて、轆轤首の如く伸びる。 三日月に 描いた 目元 口元を 近付けて わらう。]
(165) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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ここ、…
(@36) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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−印刷室−
隙間があるなら、 さっきミッシェルから借りたナイフがあるから、 なんとかこじ開けられないかしら?
[ケイトの声は耳に入っていないかもしれない。]
(166) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[うつろう虚空、耳を澄ませば やさしい こえ たち]
……ばら色の……
[桜色と薔薇色、同じ闇に落ちていく、 2つのガラス玉をみていた気がする]
(+76) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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誰かを残せと闇が言うのなら、私が残りましょう。 私はもう、帰れるのだとしても、帰るつもりはありませんから。
[声、が聞こえた気がした。 侵蝕する闇に、かき消される]
貴女も、出られるのなら、出たくは、ないのですか。残りたいというなら、止めはしませんが。
――私は、教師です。 貴女が私より本当は年上でも。 貴女がここの生徒であるなら、貴女も私の生徒ですから。
生徒を、教師が助けるのは当然のことでしょう。
(+77) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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なぁ。
ドナルド、どうやって殺して欲しい?
首を捩じ切るか? 絞め殺すか?
それとも 串刺しにして やろうか。
[ 残酷 な響きを持たせて 訊ね わらう ]
(*32) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[肩を触り、そして背中に手を回した。 胸に耳を当てても心音は聞こえない。
零れた声>>+74を聞けば、鳶色を伏せた。 それと同時に、酷く甘ったるい幸福感を得る。]
ディーさん、やさし。 だいすき。
[ぐりぐりと額を身体に押し当てる。 ぽんぽん、と回した手で優しく背中を叩いた。]
(+78) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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―印刷室―
[マーゴの言葉には頷いたかどうか。 ケイトの呼んだ名に、僅か眼を伏せ。 印刷室の扉をくぐる。]
…―-ぶち抜くか、か。 道具があればいいが
[謂って。徐に跪き、 床に凶器の腕で爪を立てる。
――ばり、と壊れる音がした。 床を剥がせるか。――眼を眇める。]
(167) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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スティーブン、…せん せ
[闇からのことば] [ 聲が 震えた ]
「せんせ」もいたら そう言ってくれたかな。
あたしは、 あたしは ――― 出たい
ここから ずっと、ずっと
… 助けてほしかった。
(@37) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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ええ、見ていることしか出来ません。ですから、その後の事を、聞いているのですよ。
……――。
私が闇に飲み込まれる前に。 貴女の身体が見つかることを。
[願っています。それは言葉にならずに闇に溶けた]
(+79) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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っ …!!!
やめろ… !!
[――叫ぶような。]
(*33) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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─印刷室─
[隣にやって来たケイト。 黙って床を見下ろす、その視線を追って]
……ここ。 この下?
[短い言葉に、その場に膝を突いて。こんこん、と拳でつついた後]
……道具持ってきて細工する時間はなさそうだし。
[当てた拳に、力を入れる。 後一回ぐらい、何とかなれ。 そんな勝手な事を考えながら]
とりあえず、一発衝撃、打ち込むわ。
[さらっと言った]
(168) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[ 印刷室の床に ―――― 闇を走らせた ]
(@38) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[緋色が揺らげば 蒼い翅はさざめいて 舞い散る燐粉は 風に散る涙のように闇を彩る]
(+80) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[―――ビシリ、
床にひび割れが出来始める ]
(@39) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[半ば以上闇と化した体に、ピッパの手が触れる]
[手のあった場所を握ってくれるその感触。 隣に座ってくれた気配。 肩に感じる重み]
[紡がれた彼女の言葉。はらはらと、闇から剥がれ落ちるようにガラス球がいくつか転がり落ちた]
………そう思う? なら、良かった。それなら、良いんだ。
[この胸にずっとあったあの熱が、何て名前で呼ばれていたのかを知らない。あの人に対して抱いていた感情、そして、友人達へもっていた感情、ピッパへのこの想い]
[これが愛なら、いいんだ。もうそれだけで、いい]
[ころりころりと、滴り落ちるガラス球。 それはきっと、闇の中ではただただ闇色の。 闇に一条の光がさしたその時、きっとオレンジ色にきらきら輝く。まるで、真っ赤に染まる夕陽みたいに]
(―― ありがとう)
(+81) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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―印刷室― やめろ、
フィリップ……!
[嗚呼。声が漏れる。 鬼の、――通じる声が、現実の口をついて 悲痛に叫ぶ。 立てた爪が、硬質の澄んだ音を、立てた。]
(169) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[ あかい こえ きこえて ]
―――……ッ、
だめ だめだ よ……
(+82) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、走った闇に、眼を瞠って 一度手を放す。
2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[子供をあやすような仕草が微笑ましくて。 それだけで何もかもとろけてしまいそうになる。]
…身勝手で済まない。 振り回して引きずり込んで、もう戻れないところまで来てしまったけれど、
それでも、見捨てずにいてくれて、感謝してる。
(+83) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[ 制止の声 に 返るのは わらい 声 ]
(*34) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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華道部 メアリーは、不意に聞こえてきた音に、埋めていた顔を上げる。
2010/03/08(Mon) 23時半頃
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>>@37 何度も言っていたけど、出ればいんじゃね。
[ヘクターはポツリと一言]
(+84) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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(出たいなら、さっさと出てこいよ)
[もう体は大分闇に溶けて。 その一部が、彼女の操る闇に少し加わっていた]
(+85) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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長老の孫 マーゴは、お見事…と小さく拍手したのは、どちらに対してだったかー。
2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[助けて欲しかった、その言葉に、闇の侵蝕が緩まったような気がした。
だからもう一度。
言葉を紡ぐ。言葉が紡げる内はまだ]
私は、彼ではないから、断定は出来ません。 ですが、貴女の慕う彼が教師であるのなら。 同じようなことを。
いうと、思います。 言わないような教師を慕う貴女では、ないでしょう?
(+86) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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/* フィリップとドナルドの決闘RPかっこいいなー バトルRPが上手い人羨ましいよ
(-88) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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な、…
[ひび割れ。此処に衝撃を加えれば、砕けるか。 一発打ち込む、と謂ったオスカーの声が聞こえた。]
(170) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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─印刷室─
[一つ、深呼吸する。 床を思いっきり殴ったら拳潰れるかな、なんて呑気に思いつつ。 闇が走り、床にできたひび割れ。
それに狙いを定めて]
……開けっ!
[声と共に、熱波を纏う拳を打ちつけた。衝撃が伝わる。 床と、それから、自身の肩に]
(171) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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[己がこうして居られるように、
あの子も、想う相手の所へ行ければいいと、そう思った。]
(+87) 2010/03/08(Mon) 23時半頃
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