295 突然キャラソンを歌い出す村3
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信頼ねェ シゴトの知り合いが吸血鬼になっても、 顔色ひとつ変えずに冷血鬼畜眼鏡やって?
[ふん。と鼻を軽く鳴らす。]
外れちゃおらんのが腹立つわァ
[実際、できるかできないかで言えばできるだろう。並んで歩きながら、首を動かして六合の顔を見る。]
攻芸クン、
── ヒトに戻りたいとかは、 これっぽちも考えんの。
[あっさりと、死に向かう選択しか選ぶつもりがなさそうな少年に、これっぽち。と親指と人差し指をくっつきそうなくらいに近づけたわっかを作って示してみせた。]
(198) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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ミタシュは、ヤカモトにアンコールした。
2019/05/01(Wed) 02時半頃
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いやいやいや誰でもよくなくない!?
いや100歩譲って誰でもよかったとして、吸血鬼ってどういうことよ。
[>>194コウモリは帰っちゃうし、つまりはここに連れてこられたんだろうし、何よそれ。 コウモリ使いとか、ほんとに吸血鬼みたいな――]
え? ……いるの、吸血鬼?
[たぶん昨日までのアタシだったら、秒で110番だったんだけど。 この神森で何かが起きてるのは確からしいし、昼にあんなのを見たばっかりだから、万が一があるんじゃないかって、思ってしまう。]
(199) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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/* みたしゅさんきゅ〜〜〜〜〜〜〜!
(-129) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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[ギュッギュと即席包帯を固く結びながら、ぽつりと零れた言葉>>178に一瞬手を止める。すぐに結びにかかりつつ、傷に目を落としたまま]
あたしはそういう怪異じゃないから、きっと正しい答えは持ってない。 でも、りりあだって"そう"だったけど。今まではうまくやってきたんだし。 やり方によるんじゃない?って、思うわ。
[人が好きで無害で善良とはいえ、やっぱり怪異であることには変わりないので。 そういうモノならしょうがないよなあとも、スズは思うのだ。 その上で、うまく人に紛れてきた友人がいたからこそ、そんな言葉が出た]
(200) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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[スズにもはっきり言ってなかったけど、 そう。実はオレは吸血鬼なのだ。
彼女がオレの名前を呼ぼうとしたなら、名前を呼んで遮って止めるだろう。]
吸血鬼に誰って聞くのも無粋じゃない?
[どうせ知り合いでもないんだから、と付け加え。 少しの間、居るかを問われると頷いた。]
…いるさ、まずほら、目の前に。 …… 証拠、何ほしい?
[実際110したらマルカイ(怪異対策課)が秒で飛んできそうだからがちがちのマジに辞めてほしかった。されたら怪我を押して全力で逃げるしかないと心に決めている。]
(201) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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あー……いるよね……そういうの…… ここ端の方だから、敷地から出ようと思えばすぐに出られるけど。
[学校で会いたくない人と言えば邪道院だが、まさか九生屋も同じ人物の名前を思い浮かべているなど思いもよらないスズであった。包帯も巻き終わって、あっち校門。と示そうと押さえていた手をどけて、血が全然止まっていないことに気付く]
(202) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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だめだあ、血止まらないよお!
[泣きそうな顔になった]
…………クシヤ。 もしかして、これ。 人の血を飲んだら、治るの。
[人に迷惑をかける怪異。蝙蝠を操る怪異。 ここに至ってようやく、察しの悪いスズももしやと思い始めたのであった。 手当てをするために視線を外したが、スズ本人に自覚がないだけで、もう少し見つめ続けていたらヤバかったのかもしれない。 勿論、スズとて"吸血鬼"がこの世界の最高位の怪異であることは知っているのだが、実際に見たことはなく、どんな姿をしているのかまではよく知らないのだった。ただなんとなく"人の血を吸うめっちゃ強い怪異"という、そのくらいの認識しかなかったのだ]
(203) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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/* 赤ログ読むの楽しみ 潤沢そう
(-130) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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[――その後、蝙蝠に導かれるように人>>191がやってくれば、]
……一口って言ったわよね。 約束して。本当にそれだけって。
[それだけ言って少し後ろに下がり、あとは無言で成り行きを見守るだろう。 勿論、無害な弱小怪異の言うことに過ぎない]**
(204) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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― ちょっと前の話>>200>>202>>203
[やり方による、という言葉に、うん。と俯くように頷く。さすが善良な人畜無害だと思った。]
やっぱり、上手くやるしかないよな。
[でもいくら上手くやったとしても、外部の影響でそれはすぐに台無しになっても仕舞うのだ。それこそりりあのように。詳しい話をスズにするつもりはなかったので、頷くに留める。
出ようと思えば、の言葉に少しまた安堵する。 邪道院は怪異への評判が悪すぎると思うが、仕方もないと思った。]
スズちゃんは優しいなァ。
[泣きそうな顔に瞬いたあと、笑った。撫でるくらいはしても良かったけど、腕が動かないので残念。 そうして察したような言葉に、]
実はそう。
[頷いた。今日は満月で、力が強くなる日だ。 でも今弱い怪異を害する気持ちはないので恐らく大丈夫だとは思う。プレッシャーを感じてしまうのは個人差だろうけど。]
(205) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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ヤカモトは、クシャミ>>201の危惧どおり110したら実際マルカイがすっ飛んでくるヤツなことを知っている。
2019/05/01(Wed) 03時頃
クシャミは、もう悪寒しかしない…
2019/05/01(Wed) 03時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2019/05/01(Wed) 03時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2019/05/01(Wed) 03時頃
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えー……まあ、そう、かも? 誰だかわかんないのは、キモチワルイけど……
[>>201知り合いじゃない。確かにこんな知り合いはいない。 知り合いだったらまず、こんな空気になってないし。]
証拠とかはもう別に、本物ってんならもういいんだけどさ。 でもそしたら、なんていうか、知り合いでもないのに血ぃ吸われるってのも、ちょっとヤなんだけど。 ほら、その、なんだっけ。 吸血鬼に血を吸われると吸血鬼になるとか言うし?
[実際の吸血鬼の生態なんて知らないけど、ほんとに吸血鬼がいるってことは、そういう噂も本当でもおかしくなくない?]
(206) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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/*あっためていたリリックを出し損ねたな…と思いながらぼくはちからつきます ねむい
(-131) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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[えっ、なんか隣の子も吸血推奨してる?>>204 えっその子の血を吸うのでは何かダメなの? もしかしてお仲間さん?]
えっと……これアタシやっちゃっていいやつ?
[だってほら吸血鬼って人類の敵なとこない? 吸血鬼が弱ってるのって人類的にはむしろオッケーなとこない? 不安しかない状況に、もうひとりの方に視線を向けてみたけど、無言のままだった。]
(207) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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―GW直前・保健室―
[保健室に寝かせられても、血で汚れた官の制服を手放しはしなかった。>>26 ただ眠りにつく中、クロエは夢を見ていた。いつもの夢……だったが、いつもよりもずっと明晰に、何が起きているのかが肌で感じられる夢だった。その夢は、教室を氷漬けにした冷気を思わせるほどに冷たい夢だった]
(208) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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―薔薇の咲き誇る空中庭園/雷鳴に劈かれし夜の夢―
[少女は走る。銀の剣を手にして、夜の庭園を駆け抜ける。 茨の壁を裂き、襲い来るコウモリを斥けながら、ただただ奥へ奥へと走る]
(私は彼女の持つ剣になっていた)
♪ 銀鏡の剣 気高く煌めいて 運命の夜 使命掲げて
剣 導く 空高く風の歌 勇気支える 母なる大地の歌 命を生かす 麗しき水の歌 希望を照らす 消えない炎の歌
歌を束ねて 想い重ねて 銀鏡の剣 気高く煌めいて ♪
(209) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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(彼女の歌う歌は……敗北の歌。悲しみを覆すために歌った自然への賛歌。共に歌う仲間を失い、せめてもの想いとして自然を歌ったのだ。私は――銀鏡の剣は歌う)
♪ 銀鏡の剣 虚ろに煌めいて 儚き命 使命に捧げて
誰にも届かぬ 悲しき口笛の歌 たった独り 見果てぬ荒野の歌 その身凍える 降り止まぬ雨の歌 国は倒れて 燃やされた過去の歌
一人一振 歌を歌って 銀鏡の剣 虚ろに煌めいて ♪
(210) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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/*結構スズのビビリポイントとかがブレているのがね だめですね あとユキちゃんは…ごめんね…声かければよかった…
(-132) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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[…約束。と、言われても>>204。 別にそれを守る義理はオレにはない。視線は送ったけども、返事はしないままだ。]
知り合いだったらいいのかよ。
[>>206少し呆れ声が混じってしまった。そして伏し目がちに作画の良さを発揮する。]
あ〜それは大丈夫、オレの意思でどうにでもなるし、 一口程度じゃどうにもできない。これ本当。
それに今は吸血鬼を増やす気なんてないしね…。 信じて貰えるかは知らないけど。
(211) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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[迷う様子は解る。スズへ視線を送って、また視線が戻ってくるならゆるゆる首を振った。彼女ではだめなのだ。]
オレは吸血鬼で、人間の血はどうしても必要だから。
……でも。 貰えないなら、仕方ないかァ〜〜〜…。
[溜息と共に声を吐き出した。 実際に人類にとってどちらがいいかと言えば、血をあげない事なのだろうと思う。 でもだとしたら、早くここから離れたかった。別の町で知らない人間に貰えばいい。木を支えに立ち上がる。]
(212) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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クシャミは、宇津木に確認を取ったのは知り合いだからというだけだった。知らない人間なら無許可で貰っても罪悪感はないのだ。
2019/05/01(Wed) 03時半頃
小鈴は、ウツギに無言で頷いた。
2019/05/01(Wed) 03時半頃
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―GW直前・保健室―
[クロエは目覚めると、自分が涙を流していることに気付いた。いつの時代か、どこの国かもしらない、あるいは本当に存在するかもわからない少女が、一人孤独に戦って死んでいったことを思って泣いていた。彼女が倒れるところまでは、夢に見たことはまだない。けれどもわかる。剣は仇敵を討つという使命を果たせなかったし、共にいるということを伝えることも出来なかったのだ]
[握りしめた制服に顔をうずめて、涙をごしごしと拭いた。そうしてからそれが、邪道院官のものであると気付く。制服は血で汚れて、保健室のシーツはおろか、彼女自身の制服まで汚れてしまっていたが、小さくついた息に嘆きの色はなかった]
(213) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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知り合いだったら、まぁ……? 怪我してるし、血の一口でどうにかなるなら、やぶさかじゃない感じ?
[実際吸血鬼の知り合いはいないので(目の前のそれが知り合いだとはまだほんの一欠片も思っちゃいなかった)、憶測でしかないけど。 だんだん弱っている姿が可哀想に見えてきてるし、これがよく知った友達とかなら、とっくにアタシの献血は終わってた気がする。
だから、溜息と一緒に立ち上がるの>>212を見て、アタシも意を決した。]
(214) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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ん〜〜〜〜〜、ねえ、これさ。 アタシが血をあげたら、どうなるの? あ、吸血鬼にならないのは、今聞いたけど。
例えばアナタが元気になって、その結果誰か死んだりする?
[吸血鬼は人間の血がどうしても必要。 それはどうしても変わらないらしい。難しい問題だ。 でも。]
アタシが血をあげても、アナタが助かるだけで、アタシも吸血鬼にならない、誰も傷つかないんなら、あげてもいいわよ。 アナタが人間かどうかが大事なんじゃなくて、アナタがどういう風にしたいかがきっと、大事なんだと思うし。
[針子センパイもコーちゃんも、ずっと普通の生徒だった。 なら、この吸血鬼もそうなりたいかもしれないじゃない。 それならいいかなって、思えた。]
(215) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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こういう時って、どうすんの? やっぱ首? それとも一口なら指で良かったりする? あ、傷って痛む? そしたら利き手は嫌かな……
[隣の女の子も、やっちゃっていいかについて頷いたことだし、何かもうやっちゃう空気なら、やっちゃえ、みたいな? そう思ったら急に協力したくなってくるから、変なもんよね。]
(216) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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ウツギは、そういえば吸血鬼の一口って献血一回分とかだったりしないかしら……とひとり考えている。
2019/05/01(Wed) 03時半頃
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/* >>215のあとに歌おうかなと思ったがなんとなく>>216をぶち込んでしまったので歌う感じじゃなくなった
(-133) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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―校庭―
あ〜〜、づらい。
[クロエは風邪を引いた。悪寒が残る。鼻水も出る。頭も痛いし、少しばかり朦朧とする。意識を集中すれば普段のように物事を考えられても、そう意識しようとしなければそうできないし、長くは続かない。悪寒のあまり、まだ異常気象が解決していないとさえ思い込んでいた。そう、クラスメイトのりりあが居なくなってしまったことも、クロエは知らないでいる]
[普段の制服の上に、迷ったものの官の制服を着て(大きいサイズだ)、その上から制服を着た。こうすることで誰にもバレずに官の制服を着ることが出来る。慧眼だと自分で思った。誰かにうつさないようマスクも拝借した]
[そんなもこもこごわごわの状態で、とりあえず帰ろう、と思って人気のない保健室を出て、そして校庭に出た]
(217) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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[犬派の八家本家において、猫好きだった>>48 八家本 八丸十(やかもと やまと)は、 当時からして、八家本の内でも 浮いた存在だった。という文献が残っている。
怪異を嫌い、 人の世から闇を滅そうとする 八家本の家には、 もともと神経質でやや皮肉屋な、 研究者気質の人間が多い。
その中でも、外を好み、怪異との共存を望むような気風が、もともと危険視されていたと伝わっている。]
(218) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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[立ち上がって、声にそちらを向く。 内容を聞いて、ああ、ユキちゃんらしいなァ。と思って少し口元に笑みが浮かんだ。 協力したくなってくれた事が、素直に嬉しい。実際貰うなら指先をごくん。程度で良かったのだが、]
解んない。
[正直に答える事にしたから。]
オレの怪我が治って、まずオレはここから逃げる。 そのうちまたどっかで追手が来るから、 そいつらと戦って、場合によっては殺しちゃう。
そこはほ〜んと。
[少しだけ覚えのある口調かもしれない。語尾は違うが。]
やっぱりやめとこ。 人が死ぬかもしれないんだったら、 ユキちゃん無理でしょ?
(219) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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[もともと遊離した駒だったせいか。 その八丸十が眷属に堕したとされる時期から かなり長らくの間、 八家本の家でその事象は見過ごされていた。
(※ 眷属に堕した時期の特定は、 八丸十の肉体年齢の停止時期から 算出されているといわれている)
そう長らく──八家本 八丸十が、 謎の失踪を遂げる直前まで。]
(220) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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[八家本に伝わる文献によれば、 八丸十が吸血鬼となったことを 暴くところまでは行けたようだった。
追いつめたとの記載もされている。
しかし、その結末については 至極不明瞭な、御伽噺かというような 不可解な記述しかない。]
(221) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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[>>51怪異の感覚を八家本の家は知らない。
されど、家に伝わる資料曰く。
咎人、八家本 八丸十は
金色の月の夜。
術による移動の様子もなく 跡形もなく、忽然と。
まるで──途切れた音が消えるように。
或いは神隠しのように この世界から、ふつりと消えたのだ。と、 そう 記されている**。]
(222) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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