207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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― 料理長帰還直前の厨房 ―
[そうしてたっぷり感情こめて味付けした魚は、調理した男の意を違わずに叶えてくれた]
ふ は、ひゃはっ は
[声にならぬ様とか、一気にワインを流し込む姿とか 瓶を傾ける指のぎんぎらすら、今は何もかもが笑いに変わる]
う ……げほ、は ぅ、 美味かった、だろ? ふはっ
[笑いすぎて咳き込みながら、吐かれた唾にまた引き笑い。 悪趣味な背中を見送ったのだった]
(248) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
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―第二甲板・料理到着の後(>>232)―
[料理が運ばれ、テーブルと床に倒れるニコラスの周りに人が増えた。副船長やホレーショー(>>238)、ジェレミー(>>237)の姿も在る。噂話は相変わらず盛んに飛び交っているが、副船長を前に萎縮してか、料理に気を取られてか、話し声の数は少しばかり減ったようだ。
誰かから芋と少しの肉が乗った小皿を貰い、壁際で黙々食らっていたが。ニコラスの声(>>245)に、顔を上げた。]
人狼 居る カ ?
[そして、誰にともなく、問いかけた。]
(249) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
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― 船尾楼・舵 ―
[そして、海原を見つめ、食事どころではなく、航海士はそこにいたが、そのうちに、舵は、すっとゆるくなり、
は、と息をついたとき、手を離しても、それはほとんど流されることがなくなる。]
駄目か……。
[月夜の中、海賊船は緩い南西の海流に、ただ静かに流されることになるだろう。 黒い淑女の航海日誌には、それをかろうじて切り抜けた記載がある。]
ついてない……。
[無風の天候は幾日続いていくだろうか。 そして、南西の海に流されれば、そこからは、どの港に向かうにも半月はかかるだろう。
つまり、航海士はしくじったのだ。]
(250) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[同意を求めたのにスルーされてしまった>>236。 残念だというように肩を竦めた。]
そういや、その毛皮新しくなってんのな?
[目敏くそれを指摘する。 先程の戦闘での戦利品かと思うだけで、 良かったな、と笑うだけだ。
元々、静かで船を壊したりしないヴェラーヴァルは 比較的好意的に見ている。 戦闘直後に戦利品を身に着けている印象はなかった為、 珍しいなと思う。]
(251) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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――― 船尾楼 ―――
[階段を上がれば、第二甲板を当然ながら、通り過ぎる。
料理長をお迎えしたテーブルは 着々と宴の準備が進んでいるようで、鼻先をえらく擽る。 潮風に慣れた鼻でも分かる、塩ッ辛そうな肉>>227もある。
自然と唾が出てきやがるが 野暮用を覚えていた足が、そのまま、甲板を抜けた。 目指すは――― 船首楼だ。]
Wooooooon...
[扉を開け放つ際に、犬だか狼だかの鳴き真似をしたのは 矢張り、船底で聞いた叫び声が、意識に残っていたのだろう。]
狼はぁ、此処か? かかかッ。
(252) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[ライオン頭が奴隷を所望したと聞いた時には「別のネコを飼うことにしたのか?」と大真面目に言ったものだ。その次に、グレッグの背が自分より小さいのに気づいて何となく彼のことが憎めなくなった。
彼が部屋を辞したので私は匙を手に取り食事を始める。 スプーンをスープに沈めると、てらてらと光る液体が渦を巻いて匙を満たす。それをゆっくりと口に運ぶ。 私はほうっと満足の溜息をついた。 それからほかほかの温かいじゃがいもを口に含んで微笑む。
昔の人間はこの植物を船で運んでいる途中に芽が出たものを食してしまい、毒にあたったので「悪魔の植物」と呼んだらしい。]
こんなに美味なのに恐れられるなんて。 可哀想だな。
[ともかく、ニコラスの料理がまだ美味しく感じられて良かった。人狼になった途端人肉しか食せなくなるということはなさそうだ。]
(*43) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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人狼 居る カ ?
[その声は、聲にもなり。 独り言ちるような乾いた響きが放たれた。]
(*44) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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/* やはり赤船長が ただのかわいい船長でしかなく、おもしろい
(-124) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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んんんんん?
何だあ、お前一人で舵取りかよ。
[頭を抱えた、セシル>>216の背が、目に映る。 舵取りが死んだッてえ話が、耳に届いていない証拠だった。
彼の手元で、光る宝石。
興味はすぐに、ころころ、移ろってしまうのだが。]
(253) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[食事をしていると聲がまた聞こえた。 やはり誰のモノかは分からない。]
あの声?二度と殺されたくない? 一体何を言ってるんだか…
[ただ確かなのは、聲の主がまるで仔のように感じられて落ち着かない気分になるということだ。 護らなければならないのではないか?という気がしてくる……。]
(*45) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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『あり……がとう』
[誰かの聲>>*41に泣き止んだ赤子の聲は戸惑いと共に 何処か嬉しそうだった。 まだ身体の中に溶け切れずに残った魂が、初めて受けた 自分の生を肯定してくれる言葉の主に懐くように。 ここに聲の主がいて、赤子が形を持っていればその手を伸ばして 温もりを求めた所だろうか。]
生きる事は……殺す事だ。
[赤子の聲の後を追う様に、本来の片割れの聲が呟いた。 そうだ、殺されるつもりはない。 混じり合った記憶を抱えて決意の様に呟いた。
血染めの布。 血染めの医者。 今日誰が死んでも。 その姿を訝しむ者はいるだろうか。]
(*46) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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― 第二甲板 ―
うわ、うまそうッスね。
[船長室から帰還すると、テーブルには料理が並び始めている]
兄貴〜。となり良いッスか?
[すでに第二甲板へ来ていたホレーショー>>246の隣席を、 ちゃっかりゲットするだろう]
どれから食べよっかなー。
[餌を前にした飼い犬のように、目を輝かせて。 さて、ひとくちいただこうか。大口を開けた瞬間に。 ニコラスのふざけた口真似>>245が耳に入った]
(254) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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……。
[思わず食べる手を止めた。 先程の嫌な夢>>192を何となく思い出し。 ニコラスを軽く睨む。悪い冗談だった*]
(255) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[横で早速料理に手を伸ばすホレーショーに倣い腹に物を入れる>>246 倒れていたニコラスを足でつつくとぼんやりと目を覚ました>>245 焦点のあわない瞳が段々こちらを見れば、適当に相槌を打った]
あー、美味ェ美味ェ。てめーのメシは。 ………あ?欲しけりゃもっとそそるように強請ってみな。
[何が嬉しいんだかへらへらしているニコラスが手を伸ばして酒を強請る。せせら笑って冗談を言ったが、それで悪乗りして騒がれてもめんどくさい。 まあいいかと半分以上飲みかけの酒瓶を彼に放り、スープを飲み干した。]
(256) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[食事ができるのを待つ間、誰にも話しかけられることがなければ、まずこちらから会話を振ることなどない。 が、話しかけられた>>251ならば別。]
ああ。 汚れたんでな、替えた。
[とは言っても最低限の返事程度しかしないのだが。]
そうだな。
[いいか悪いかとなれば、新品を手に入れられたのは、いいことだ。 ただやはり、声は、ちっとも喜んでいる風には聞こえないかもしれないが。*]
(257) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[魚の味がするスープを啜りながら、ギリアンの問いが耳に入って。 口の中のを飲み込んでから。>>249]
森じゃあるめえし、海の上にはおらんだろ。
[あっさりと否定して、塩漬け肉へと手を伸ばす。]
(258) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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/* この赤を見た後、皆が更に船長の虜になると断言する。
(-125) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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これは、ギリーの声だな。
[どうやら幻聴ではなかったらしい。 だがギリーからは同族の匂いがしなかった。 どういうことだろうか…分からないことだらけで混乱してくる。 私は頭を振った。]
(*47) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[と、ジェレミーが>>237ぽつりと誰にともなく尋ねる。 船長の美に惚れこんだ綺麗好きの元海軍。 ヴェラとはまた違う意味で己と対極過ぎて どうにも苦手な相手だったが、話には一応耳を傾ける。 いつの間にかやってきていたギリアン>>249がぽつりと呟けば相槌を打った]
ああ、捕虜が騒いでるとかなんとかだろ。 人狼がこの船にいるってか。 星の数程ある船の中でもこの絶望号を選んで乗り込むたぁ、 バケモン様も命知らずなこって。
[茶化すようにハッと哂い、ニコラスの口真似にはやかましい、と睨んだ。]
(259) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 23時頃
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[やがて食事が運ばれてくる。>>232 ニコラスの料理は、香りもいいし、味もいい。 盛り付けなど、元々気にしない。
───だが、うるさい。
睨むとまではいかないが、耳障りな大音響に、不快露わな視線を向けはした。]
(260) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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/* 幼ミナカタがかわいい だいぶかわいい
(-126) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[グレッグが隣りに座るのを拒否する理由は無論ない。>>254]
どーした。 手、止まってんぞ?
[ニコラスを睨むグレッグに、なくなるぞーと忠告を。 食事時は上も下もない。 遠慮せず食っとけ、が教え。]
(261) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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セシルは、狼のような声に、目を丸くしてフランクに向いた。
2014/12/10(Wed) 23時頃
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− 厨房 − [アルコールとアヘン漬けの料理長はそれでもまともな飯を 作っていたようだ。 外まで漏れてくる美味そうな匂いと、騒がしさに いつもと変わらぬ様子に安心しつつ扉を開ける。]
俺の分残ってるか? 後、怪我人も残ってないか?
[扉を開けるなり面子を見渡して纏めて確認を取った。]
(262) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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/*飯テロシーンは別に表で発言してもよかったのではないかという疑問。
(-127) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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>>252>>253
フランク……。
[振り向いた顔は、やや青ざめている。 今は夕食だし、夜だ。男たちはその異変にはすぐには気づかないだろう。むしろ凪いだ海にやすらぎさえ覚えるかもしれない。
だから、すぐに、風のことは言わないが、。それを上手に誤魔化せるほど、演技上手でもなく。]
ダリウスは死んだよ。
[ただ、聞かれたことそう答え]
(263) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[自分自身の戦利品は、脇に置いた小箱。 鍵が掛けられ中に何が入っているのかは分からない。
手元にある道具では、箱を傷つけずに開けることは 出来ない為、今は眺めるだけだ。]
あー? なんだこれ。
[模様に隠れて文字が隠れていることに気付く。
『暴くものへは偽りを与える』 『 を見るものは知る』
血で汚れて読めない部分がある。
こういった、謎かけのようなものは嫌いだ。 途端に興味をなくし、ヴェラーヴァルを見る。]
(264) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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旦那様、あちきにお恵みをくださんせぇ。
[>>256じゃれるような声色で、娼婦の真似事で冗談に返す。犬がお手をするのと同じ感覚だ。 その意味はあったのかなかったのか、手元へ降ってきた酒瓶を抱え込み。 だがさすがに腹が水っぽいので、舐めるように口に含んだ。 >>249ギリアンの問いかけには、キヒッ、と笑って]
わっかんないなあ。お前に分かんないことは俺もぉ、わっかんない! ヒヒッ、ギリアン、ちゃんと食ってえ、大きくなれよお。
[酒で腹が膨れてるせいで、食欲はない。 床に這いずり、酔いどれはたまに船員の誰かに踏まれたりしながら。
>>255睨む視線に、笑いながら首を傾いだ]
グレッグぅ……きょーうも一日ぃ、いいことなかったなあ。ヒヒッ、
(265) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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/* あ、リーが違った。
(-128) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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/* む、リーなんだろな。狼血族?
(-129) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[喜んでいないようなその様子>>257に、 らしいなと思うだけ。 寧ろ、自慢するように話されても煩いだけだ。
以前、よほど嬉しかったのか、戦利品を しつこいくらい自慢されたことがあった。 そいつの腕を切り落としそうになったが、寸でで止めた。 そういえば、そいつの姿をまだ見ていない。
ああ。死んだのか。]
汚れたって、珍しいな? オマエ、返り血とかあんま浴びねー方だろ?
[そんな感想を漏らし、 運ばれた食事>>232に手をつける。]
(266) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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