22 共犯者
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>>200>>202 [それは、一瞬で終わる筈だった。 金髪の少年を屠った時と同じように、 間を詰め、オスカーの喉笛を狙う。
しかし、その瞬間、女の声が脳に響く―――]
「一緒に、変わっていこう?」
……マーゴ?
[あっという間に狩り終える筈だった。 今頃オスカーの首は落ちている筈だった。
それなのに、突然の幻聴と激痛。 接近し振り上げた腕が、一瞬だが静止する。
その一瞬の躊躇が、決定的な隙になった。]
(205) 2010/08/07(Sat) 16時半頃
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―午後・礼拝堂>>203― [ トニーの淹れてくれた茶を啜りつつ]
その一番目の「村の他の誰か」ってニールさんは具体的に誰かを想定していたのでしょうか……。 もしかして、アルフレッド村長がミツカイサマに殺されたのでは、と考えていたのかも?
二つ目の契約の破棄、ですけど。 それは、元々の契約が何であるかの詳細が分からないと、ミツカイサマにお願いできない気はしますね……。 生前村長の奥さんが新聞記者さんとお話していたのを聞いていた限りでは、何か後世に伝わらないままの部分があるような感じでしたよ?
[ こきゅっと小首をかしげる。]
(206) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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>>204>>205 が……っ!ぐお……!
[至近距離から放たれたオスカーの銃弾は、 ヘクターの頑強な肉体をも撃ち抜いた。 その衝撃でその巨躯は後方へ吹き飛ぶ。]
痛えじゃねえか! このガキがああああああっ!!!
[出血を始めた脇腹を押さえ、 自分に傷を与えたオスカーに吼える。 森の獣とは明らかに違った鳴き声。
暗闇に響き渡る銃声と咆哮が、 森を往く他の巡礼者にも聞こえたかも知れない。]
(207) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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―午後の教会>>203―
[トニーの言葉にそうか、と呟く]
そんなこと言うってことは、ニールのおっさんは御使いじゃないってことなんだな……
契約の破棄、か。 あれだろ、村を守ってくれる、とかいう。
じーさまばーさまたちがきいたら盛大に反対しそうだよな。
[け、と吐き捨てるように呟き。]
(208) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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[ヴェスパタイン>>206が小首を傾げるのに僅かに苦笑し]
じーさまばーさまたちだって詳細をしってるわけじゃないと思うけど。 それどころか、もう、だれも知ってる奴なんて居ないんじゃないか?
[親方だって詳しいことは何も言わない。 いわないんじゃなくて言えることがないだけかもしれない。
僅かに息をついて、ちょっとだけお茶を飲み、席を立つ]
俺、ちょっとマーゴに会ってくる。
[そういって二人から離れて、マーゴを寝かせた部屋へと向かう]
(209) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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/* >>207 落ちロールへの挑戦! そして外出中にヴェスパとの絡みを必死で考えよう俺!
(-88) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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/*
ヴェスパの人は無理せずなんだぜ。
そしてバトルを横に死体に会いに行くとか。 いや、バトルに行くために時間軸を動かしてるわけだけどね!
(-89) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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―回想:夜の森>>183―
[イアンは、夜の森で娘の肉を喰らう男をじっと見つめて居る。 赤黒い肉の合間から、解剖学の本にある絵と同じように、とぐろを巻いて整然と並んでいる臓器の数々が見えた。
これといって特別な感情を持ち合わせる相手ではないせいか、彼はごくありふれた光景のように、それを見つめる。]
これで彼女は貴方と一体となった……なるほど。 「神」と捉えるべき立場の者と、「ヒト」が一体化する儀式。
だが天に在る神と貴方は違う。貴方はヒトの世で呼吸し、暮らし続けている。つまり貴方達は、厳密には「神」ではない……と捉えることも可能でしょうか。
なるほど。故に貴方達は「カミサマ」ではなく、「ミツカイサマ」と呼ばれているのですね。
――「神の使い」。 「神に近いのに、神ではない者」として。
(210) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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>>207 [旧来行われてきた生贄の儀式では、 「御使い様を敬い畏れる」人間の肉を取り込む事で、 御使いたる森の獣神らは力を得ていた。
その力を行使し、新たな敬意と畏怖を広める。 いわば相乗効果があったのだが―――。
もしかすると、今までに食べた生贄達の血肉が… ソフィア、パピヨン、ノックス、ピッパ、ニール。 そしてホリーやマーゴの想いが、彼の肉体へ作用し、 その一瞬の隙を作りだしたのかもしれない。]
「我らは彼らと共に。彼らは我らと共に」か…。 はッ、ちくしょうが、てめえら……。
[剥ぎ取った上衣で傷口を押さえ、闘争心をむき出しにする。
オスカーに加勢する者が居たら、 ダメージと出血に弱りつつも彼らと応戦するだろう。]**
(211) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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/* >>205>>211 この解説が非常に特撮的であるw 中の人の趣味と精神年齢がバレバレなのである。
まー、ちょっとベタいかなー、と思いつつ、 せっかくマーゴが良い縁故結んでくれたので、 ZGの対ジ・オ戦のような落ちにしてみた。 もしくは元気玉とも言う。
(-90) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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うーん、やっぱり契約をどうかするのは、詳しい事がわからないと駄目なのか。
[しかつめらしく、腕組みなどして考える。]
[マーゴに会いに行く、そう言ってテッドが席を離れるのを見送ると、]
……もう、やり直すには遅いのかな。
[脳裏に、死んでいった誰彼の事、彼らを悼んでいた人たちの事を思い浮かべながら、呟いた。]
(212) 2010/08/07(Sat) 17時頃
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―午後の教会・マーゴが眠る部屋―
[黒髪の娘は体もそろえられて、白い布に覆われて眠っている。 その傍らにたたずみ、今は布で隠れている顔を見下ろした]
マーゴが生きてたら、やっぱり話し合えば、とか言ってたのかな。 俺はもう、話し合いでどうこう、なんて無理だと思うけど。
ピッパを殺した俺が言うことじゃあないが、な。
[話し合いどころか、混乱したままピッパを殺してしまった。 そして今は怒りを抱いたまま、マーゴと最後にいた男に殺意を向けている]
せめて、死んだあとは安らかに眠ってるといい。 なにも心配せず、なにも苦しまずに……
[死後の世界があるとは思っていない。 あったとしても、ピッパやマーゴは天国へ行くのだろうと思っている]
(213) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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―午後の教会→外―
――もうすぐ、日が暮れる。 また、血が流れる夜が来る。
俺が、そっちにいくかもしれないけど。 それでもできる限りのことは、してくる。
[静かに告げて、礼拝堂へと戻る。 トニーたちはまだ居ただろうか。 そうなら、手だけ振って、声は掛けずに、教会の外へと出て行った]
(214) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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/*
へくためも>行方不明って、死なないのか? それじゃあ処刑にならんのだが……
やる気さんやる気さん、出てきてください……
(-91) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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/* これはあれだ!
へくたーのつめにかかって俺が死ねばいいんだな!
(-92) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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/*
どこまでも死にたがりなテッドでした。
(-93) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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/*
あー、もう、殺す気で動いてるから戦闘後=死亡描写しかうかばん。
どうしよう。うごうご
(-94) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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/* だってなあ。 取り逃がす=生きてる
だよなあ……
あー、うー、動きが思いつかん。 どーおーしーよーおーかーなー(お花プチプチ
(-95) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時頃
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―「祭」4日目:真昼の森 >>187 >>190―
……そう、ですか。 これが今、私に言える「全て」なのですよ。
[本心を隠す時は饒舌だと指摘され、イアンはそっと俯く。近づいてくる「ヴェスパタイン」のことは、彼の足音と草が踏まれる音で察知していた。
己がヒトであるが故に、それ以上の言葉を口を突いて外に出すわけにはゆかぬ。それを告げてしまえば、己はただの「理性を失った人間」になってしまう、と――…イアンはそう思っていたのだった。]
(215) 2010/08/07(Sat) 18時頃
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―「祭」4日目:真昼の森 >>192―
[視線を上げると、冷たくも熱い「かれ」の金色の視線が眼前にあった。愉悦に満ちた笑みは、ヒトならざる者の様相をしている。]
「本当のことを話している時に、一番の嘘をついている」……?
[目の前にあるはずの「かれ」の双眸を、まるで深い霧の向こう側にあるかのように、しばし目を凝らして見つめる。だが、]
………っ!
[己の心臓がどくりとひとつ大きく脈動し、呼吸が一瞬止まる。何か言葉を告げようと口を開いても、そこから出るのは熱い溜息ただひとつ。
確かに「かれ」の言う通り、何かを心に秘めた時のイアンはひどく饒舌だ。そしてそれを暴かれた時の彼は、ひどく無防備で、いとも簡単に丸裸にされてしまう。]
わか、り……ました。
[やけに乾いた喉からひり出される言葉は、何の脈絡も無い了解の意。唇を噛み、あの時悪戯に触れられた「かれ」の唇の感触を思い出すまいと、無言で抵抗することしかできずにいた**]
(216) 2010/08/07(Sat) 18時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時頃
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/* あー、うん、なんとか動けそうな感じになる方向が浮かんだ。
よし、戻ったらこれでがんばろう
(-96) 2010/08/07(Sat) 18時半頃
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―回想 昨夜の森―
>>2 オスカー…。
[彼の決意の言葉に、胸が締め付けられる。 自分のことはいい…もう過ぎてしまったことだから。 しかし、オスカーはまだ生きている。 なら、生きてほしかった。 しかし、彼にその思いは届かない]
あぁ…お願い…。 誰か…オスカーを守って…。
[目をとじ、祈る。 しかし、自分は今何に祈っているのだろう。 そんな疑問がよぎる。 自分たちを守ってくれる神様、ミツカイサマとの「たたかい」の最中。誰が片割れを守ってくれるのか…。 …他にも身を案ずるべき人はいる。 それでも、片割れの無事ばかり気にしている自分は、自分勝手だなと思った]
(+29) 2010/08/07(Sat) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時半頃
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>>5 あ、待って!
[オスカーが突然走り出す。 なにかに追い立てられるように。 オスカーの表情からは、焦りに似た何かが感じられた]
オスカー! そっちじゃないよ…! 早く柊の葉を取って森をでよう? …オスカー!
[彼を追いながら声を叫ぶ。 昨夜あんなに捜し求めた月が、今は頭上で赤く残酷な笑みを浮かべているように見えた。 その光に照らされて、オスカーがなにかを呟いた]
…え?
(+30) 2010/08/07(Sat) 18時半頃
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>>6 オスカー…!!?
[オスカーの手元が、きらりと赤い光を放つ。 ソレがなんであるか、オスカーの向かう先に何があるのか気づいたときには…]
ニールさん…だめ、オスカー!
[ホリーの言葉はとどかない。 ホリーがようやくオスカーの隣に並んだときには、ニールはその身体を地面の上に横たえていた]
ニールさん! ニールさん…!! …どうしよう…。 …オスカー……。
[ニールの「生命」が失われていくのがわかる。 片割れが闇に囚われていくのがわかる。 だというのに、自分には何も出来ない…。 オスカーの言葉がひどく悲しくて…ひどく痛かった]
(+31) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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>>7 [オスカーは言葉をつむぐ。 「祭」が終わるように、と。 オスカーはつむぐ。 矛盾を孕んだ言葉を]
…ダメだよオスカー…お祭終わらないよ…。 お祭を終わらせるには…誰もかけちゃいけないの…。 自分で言ったじゃない、みんなで帰って来るんだって…。
[その瞳に涙を浮かべ、片割れを見上げる。 片割れの壊れた笑い声が夜の森に吸い込まれていた。 ソレはまるで…赤い月が笑っているかのような…そんな気がした]
(+32) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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>>15 テッ…ド…?
[誰かが近づく気配。 顔を上げると、そこにはよく知った若者の顔がある。 片割れに声をかける若者。 その言葉は、やはり狂気に染まっているように思えた]
…っ。
[彼らのやり取りに、思わず絶句する。 「死人が出ないことによって終わる祭」を終わらせるために殺す。 大切な誰かを失う前に。 あるいは、その仇のために、「ミツカイサマ」を殺す。 しかし、果たして今目の前に倒れている男性は「ミツカイサマ」なのだろうか? いろんな疑問、皆の悲しみ、怒り、そして謎。 それら全てを飲み込みながら…あるいは吐き出しながら、狂気は広がって行く]
(+33) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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>>19 トニー…ごめんね…。
[倒れたニールに手を伸ばす少年。 異常のなかの、小さな正常。 血濡れのなかの、小さな清浄…。 彼もまた、ニールの死によって、血にぬれてしまうのだろうか。 だとするのならば、その原因を作ったのは何者でもない「自分」なのだ。 気がつくと、自然と謝罪の言葉を呟いていた]
(+34) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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>>+34 [突然に頭に浮かんだそんな情景。 目の前に倒れているはずのニール…その形をした淡い炎と少年…。 何故そんな情景が見えたのかはわからない。 しかし、ソレが今この森で起きていることだということは、何故か素直に信じられた。 そしてその光景は、「炎」が消えるとともに、静かにきえていった]
(+35) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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/* ちょっと解釈違いしてたことに気づいたので修正…! …く、くるしいか!
(-97) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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―回想 朝―
マーゴが…?
[思えば、扉を開けるきっかけをくれたのは彼女だったのだろう。 彼女のまっすぐな目が。 彼女のまっすぐな言葉が、ホリーが「扉」を開くきっかけとなったのだろう。 その彼女が、死んだ…。 ミツカイサマに殺された…還されたのだ。 頭を抱え、その場にへたり込む。 自らも既に人ならざる存在ではあるが、それでも生きていた知人が一人、また一人と消えていく感覚は、恐らく今後もなれることは無いだろう。 ふと…昨夜淡い炎が吹き消されるように消えていったニールの姿が、脳裏をよぎった。 その後ろでは、片割れの乾いた笑いが響いていた]
(+36) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
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