233 逢魔時の喫茶店
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[逃げた子供の行く先を、追い掛けはしなかった。 行き先は家かもしれないし、喫茶店かも知れない。 あの店をよく気に入っているようだから。
こちらが座ったままだから 自然と、距離が縮まるのに、任せて。]
寝てない。 喋ってるだろ、ほら。
[笑う口を指差して、から。]
……… 好きだったものは、理解らないな。 花ならおれにも、用意できるか。
(201) 2015/08/04(Tue) 19時半頃
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[白いはな。
うつくしい夢を連想させる、単語だ。 馨しい匂いに、甘い味は、如何にも苦手だが おれのぼんやりとした疑問に、丁寧に答えてくれる姿に それを口にする必要はないな、と、自然と感じた。]
あんたは。
[相手は人間だ。 追悼を捧げられる、常連客と同じ。 あんたは花を添えられたら喜ぶのか 続けかけたことばは、飲み込んだ。 頬を伝う汗が陽を受けて、眩しかった所為だ。だから。]
あんたなら、あんたは、なにが好きなんだ。
[疑問を繋ぐにしては、検討違いかもしれなかった。]
(202) 2015/08/04(Tue) 19時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/04(Tue) 19時半頃
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/* 短く!(せいや!せいや!) 短く!(せいや!せいや!) またPtで死にそうな気がして、何で長くなるんだ…
(-69) 2015/08/04(Tue) 19時半頃
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―喫茶店から立ち去る直前の事>>199―
[ローブの綺麗なおとこに、 いってらっしゃい、と言われた。]
……っす。
[促音が最初に来る、 あいまいな頷きの返事。
家から出かけるみたいなんだけどこれ。 なんだかひどく、むずがゆかった。 嫌というわけじゃ、ないんだけど。]
(203) 2015/08/04(Tue) 19時半頃
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―公園で―
――、
[>>200 メガネが眩しい。 瞼の裏に残像が焼きついた。 それでも、なんか笑ってるということは分かった。何で笑ってるんだ。]
――そうなるんじゃないすか。 俺、脚速いすよ。
[ん?それは鬼ごっこか。 まあいいや。]
俺の通り道にいたから。
[ベンチじゃ丸見えだし。ガキでも余裕。さっきのきんいろの子みたいに]
(204) 2015/08/04(Tue) 20時頃
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…世には寝言つーのがあるんで
[>>201――とはいえ さすがにこれは起きていると言えるが 余計なひと言が口をつくのは悪癖だな。]
あんた、……エフさん、だっけ ……見かけによらず律儀すね
[店で会った時と ちょっと違う感じがするのは、気のせいか。]
(205) 2015/08/04(Tue) 20時頃
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―――うん?
[俺?>>202 が? 何が? 好き か?
特大の疑問符を浮かべて、まじまじと男を見た。 何で俺。どうしてそうなった。 追悼の続き?待て俺まだ死んでない。 いや、そういう質問じゃないのか。 茶化しているようにも見えなくて困る。 んん、と小さく唸ってから]
……コーヒー あと、本、と 走ること?
[最後のはなんか違う気もするが、訝りつつ答えた]
(206) 2015/08/04(Tue) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/08/04(Tue) 20時半頃
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[逆光の猛威を振るう最中 おれも傾いた太陽が眩しい。 眠気ではない意味で細めた目が、リツ>>204を見た。
ベンチ、座高分、ちょいと見上げる姿勢。]
うん。 …… 走られるのは、困る。
[獏とは元来、のんびりした生き物だ。 例外に漏れず足に自信はない、素直に、首を横に振る。]
あんたも、おれの通り道に居れば良いな。
[そういえば、今日に限らず、おれが居るのは通過点だ。 本当にゆるく瞬きを重ねて、ぼんやりした、対抗心。]
(207) 2015/08/04(Tue) 20時半頃
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寝言か。 美味い、…… とか。
[食事の夢を見る人間も、多い。 その延長戦みたく言うが、おれにとっちゃただの事実だ。 後は彼の受け取り方次第>>205で。]
エフ。
[繰り返してから、首を捻った。 あんたは、と、多少、尋ねる目をしている心算で。
―――… まあ、多少、なので。]
エーフィ、…… ふあ、でもいいけどなあ。 欠伸が出る名前だろ。
[名乗る際に、どうにも欠伸が漏れて エフが段々とエフィに変質したのだと言う 冗談みたいな、本当のはなしだ。]
(208) 2015/08/04(Tue) 20時半頃
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[ひとりでは為せない挨拶>>203 案外素直に頷いた彼に、瞬き2つ
くすり、と笑んだ**]
(209) 2015/08/04(Tue) 20時半頃
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うん。
[そして、"うん"、だ。 まじまじ此方を見る目に、洩れた欠伸の所為で 落ちかけた目蓋と一緒くた、首を捻った。 訝しがられることなんざ、起きている時は、何時もで。] 走るのは、知ってる、 …… 見てた。 コーヒーと、本、なあ。 覚えとく。
[うつら、舟を漕ぐより確かに、頷き。]
(210) 2015/08/04(Tue) 20時半頃
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−cafe ≪Twilight≫ −
[ほんの少しだけ、 外より時間の流れが緩やかに感じられる寂びれた喫茶店。 けれど時計の針は正確に、澱みなく進んでいく。
人の生は、平均80年。もう少し伸びているかもしれない。 人ならざる者の生は、いかほどだろうか。]
……そう、
[密やかに告げられる独白。>>172 死、そのものと向き合った経験がほとんどないトレイルには、 共感は薄く――余計に重く、のしかかる。
目の前で話している彼との間を隔てる途方もないそれ。]
(211) 2015/08/04(Tue) 20時半頃
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[から、と氷が解け、崩れる音がグラスに響く。 憂いを感じたのは瞬きほどの間。]
別に死に際を看取るわけでもないし 少しでもひとが多い方が喜ぶんじゃないの
[死んだ人間がどう思うかなんて解るはずもない。 ちらりと移す視線の先と主語に当たるのは、故人の孫。]
――…好きにすれば、いいけど
[何故だか"行けば"とも"行こう"とも勧められず。 脳裏を渦巻く言葉の、半分も音にできないまま。 すれ違い様の短い会話はそこで途絶え。]
(212) 2015/08/04(Tue) 21時頃
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[その後、ゴドウィンと酒についての遣り取りや 鍵束を受け取る仕草が見えれば。>>159]
やっぱ行くんじゃん
[嗚呼、また揶われたとひとりごちる。 むくれ、潜む眉根とは裏腹の、若干の安堵を乗せて。]
(213) 2015/08/04(Tue) 21時頃
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[空になったテーブルに置かれた食器を片付ける間も、 役割や行先を定めた者は店を後にしていく。
買い出しはブローリンが名乗りを上げてくれたようで、 店内業務もあることだしと任せることにした。 冷蔵庫で眠っている甘夏のタルトは、 猿のブローリンのために持っていくことにしよう。]
ありがとーございました
[扉が開き、閉まる間に掛ける声は誰に対しても同じだ。]
(214) 2015/08/04(Tue) 21時頃
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そうだな……卵焼きとか あ、牛肉とか、キュウリとかもいけるな
あー、シュリンプ使いきっちまったんだった……
[コテツには米炊きを頼むことにする。 逐一指示を出しながら、鍋で米を炊いてもらう。
その間、具材を見繕い準備をしようと。
フライパンで、卵液を何度も重ねた厚焼き玉子を作り。 残っていた牛肉を醤油で味付けする]
ショーユってすげえよな…… とりあえず掛けたら美味しくなるしな ちょっと塩辛い気もすっけど、東洋の神秘だ
(215) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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コテツは―――好きな食べ物は、なんだ?
[雑談の続きのように、問いかける]
今日は客が多かったなあ 夜かと思ったぜ……
そういやコテツの普段の昼って……あれ、ネトゲだっけ。 ネトゲって、何するんだ?
[蛇はパソコンを持っていない(スマホは持っている)為 いまいちネトゲで何をするのか分かっていない。
返事を期待しているのかどうか、世間話のように質問を繰り出しつつ スシの具材が増えていった]
(216) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/04(Tue) 21時半頃
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―公園―
……困るんすか
[足遅いのか? 立つとでかいし、のんびりしてるのかもしれない。象的な。]
今日、いたろ、喫茶店。 ……だから、いるんじゃないすか
[ 今日の偶然を思えば。 なんだか、そんな気がしたのだ。 変な日だ。]
(217) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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[厨房ではケイとコテツが、宴の肴の用意をし。 ホレーショーは店主として必要な作業を淡々とこなしていく。
珍しく、空気が薄く賑やかだった店内も、 次第にいつもとおりの静けさを取り戻して。]
だね。もう今夜休みでもいいんじゃない お、これ美味い
[ケイへ、冗談と共に相槌を打ちながら、 香ばしく焼けた牛肉を一片摘まみ、指先を舐める。 そういえばコテツがご執心らしいネトゲについても、 トレイルは詳しくない。
二人の会話に耳を傾けながら、 咥内を満たす肉の味を噛みしめ、思い出すのは養父のこと。]
(218) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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お、なら良かった
[味見をするトレイルににまっと笑う。 人間の味覚の確認が出来るのは非常にありがたい。
特に肉。 害獣生肉を丸呑みでもイケる蛇であるだけに、味付けの許容範囲が広いのだ]
(219) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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[コメくらいは普段でも炊けるが、鍋ではやらない。 そんなものだから、指示があってようやく形になった。ちょっと固いだの焦げだのは許してほしい。]
こっちには、ない。 神秘。
[オレの家には、昔から普通にあったもの。今の家にもあるけれど、言われてみればそうした調味料はこっちにはなかったんだろうか。 神秘と評する>>215のを繰り返して、肉の匂いに鼻をひくつかせた。]
(220) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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―公園―
食いしん坊か 腹減ってんの
[ つい、またなけなしの敬語が抜けた。 ツッコミというのだ、これは。]
……ぁ。 ゃ、呼ばれたの聞いてて。 ……やだったらやめる
[疑問符を拾い上げた。 しまった。そりゃ、名乗ってもいないのに呼ばれたら気分がいいものじゃ、ないだろう。何してるんだ、俺は]
……全然違うし
[ ふあ、じゃまるであくびだ。 つい、小さく笑ってしまった。本当に小さく。 ]
(221) 2015/08/04(Tue) 21時半頃
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嫌いなものなら、ベジマイト。
[好物を知りたきゃ嫌いなものを聞け、と言わんばかり、それだけ返す。 主に店員には、言葉を探したり選んだり修正したりする努力を省きがちだ。 客が多かった、には頷きだけで肯定を示した。多かった。]
ゲーム……何する、って、
[何だろう。言葉に詰まった。やっていることを客観的に説明すると、ごく簡潔か無駄に細かくなるかの二択になりそう。]
(222) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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[満足そうに笑うケイに、再び頷く。 たしかに少々味が濃い目だが、 夏だしこれくらいが身体に丁度いい気がする。]
へえ、ショウユって神秘なんだ
[コテツがそう言うなら、そうなのだろう。 昼も夜も、トレイルの主な仕事は接客と配膳のみ。 自らが用意するのはコーヒーくらいで、 普段料理もしなければ調味料にも明るくない。
コテツが炊き上げた米については知っているが、 ピラフやリゾット以外の姿は初めて見る。
色々と思うところあれども、なくとも。 この料理とゴドウィンの酒がタダで飲み食いできる。 それだけで、追悼会に参加する価値があるのではと思う。]
(223) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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−養父−
[トレイルは、自身の正確な誕生日も歳も知らない。
覚えているのは、生温かい女の体温。 揺り籠のように腕の中から解放されたのは、森の中。
女はもしかしたら、 この地にひとの姿をして紛れ、人を喰らう獣に 幼子が"処分"されることを期待したのかもしれない。
実際、トレイルの前にその男は現れた。 油断しているのか、満月の夜だったか、 ハリのある毛に覆われた耳と尻尾を揺らして。
口元からむせ返るような血の匂いがした気がする。]
(224) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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敵、がいて、倒す。 強くなって、新しいやつを、倒す。
[とりあえず、ごく簡潔な方から言ってみた。 つっこまれてから先を聞けばいいと、いい匂いのする肉にオレも手を伸ばした。]
(225) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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困る。 おれは走らないし、あんた、速いから。
[追い付けない、と、言い掛けて ふと、見上げた姿勢のまま、手を伸ばした。 リツ>>217が着ている服の、裾を摘まむ、算段で。]
……… 捕まえた。
[と、言うのは、ズルかも知れない、いや、ズルだ。 うん――と、おれはおれを納得させるべく、頷き。]
あんた、また、来るんだろ。 ブローリンも言ってた、しなあ。 …… 自由に、なれる? し。
[おれの友人であり、彼が言うには、司書>>41の ことばを借りた。ことばの重みは、まるで違うが。]
(226) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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[陽は傾いていた。 子供は寝る時間、夜の住人の時間が近い]
………
[買い出しの終盤、太陽に照らされた教会の鐘楼を見上げ、猿はきゅうぅ、と鳴いた]
(227) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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[さすがにこの地で、日常で醤油を常備している人は少ない。 昔は手に入れる事すら出来なかったが、 最近は輸入調味料として見掛けるようになり ここの厨房にも常備するようになった。 醤油に留まらず、酢やみりんも存在する。
さすがに炊飯器は置いていない。 米は殆どパエリアに使用するのだ]
ちっ、ベジマイト此処には置いてねえよ……
[有ればベジマイトスシが増えていたのに、残念>>222]
(228) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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ケイイチは、ピラフやリゾットも勿論作る
2015/08/04(Tue) 22時頃
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―公園―
[ >>210頷きやがった。 ――エフの中では繋がってる問いかけなのかもしれないが、俺にはさっぱりだ。 ]
――、
[とどめに、覚えておく、ときた。 なんだよ、もう、――変な奴。]
覚えても……いいことなんもないすよ ――、あんたは、何が好きなの
[ 俺だけ聞かれるなんて 不公平だろ ]
(229) 2015/08/04(Tue) 22時頃
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