182 【身内】白粉花の村
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[>>138静かに処置の進む右手を見れば警戒は徐々に薄まって、小さく溜息を吐き出してようやく落ち着くことが出来た。 セシルが両手を使っているなら武器は構えられないし毒を塗る余裕も…いや、そもそもこの男がとてもそういう風には見えないのだが]
…
[小言は耳が痛い。時々は気付いている、自分が持つ被害妄想の事を。 けれど、その苦しみから誰が守ってくれる?死の恐怖を消し去ってくれるのは何だろうか。…一介の医者が出来るはずはない、そう思っていて。だから目を見据える黒い瞳には睨むように返してやって]
[>>139極めつけの小言は、オスカーには真っ直ぐに届かずに、ただ心を掻き乱す結果となる。まるで僕が臆病だとでも、そう言いたいのか。
自身の唯一の自衛手段であるナイフを指で叩き示唆されるのも、大人しげに顔を見据えて聞き入れてやる。 位置を把握されていたり、易々と触れてくる様には馬鹿にされている気さえしたけれど]
(142) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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[相手が背を向けた時に、静かに立ち上がり自身より幾分か身長の低い肩を掴み、脚をかけ床にねじ伏せ。
うつ伏せになるセシルに上にのしかかって、その栗色の髪を掻き上げるようにして顔を上げ黒い目を眺める。悪くない色だとか思いながら。]
…お前にはこうされる怖さは分からないだろ。 僕はいつも感じているんだよ 死ぬかも知れないって。
…まだ死にたくない。
[手を緩めると髪はすり抜けるように落ちて。セシルが自身を脅かす人間だとは、とても思ってはいないけれど。 だから、彼の意思の少しは汲み取ろうと、包帯の巻かれた右手を胸元まで伸ばしナイフを取り上げるとそれを床に投げ捨て。
乗っかかっていたセシルから立ち上がると扉へ向かい、お礼の代わりと毎度の暴力を詫びるよう小さくだけ言葉を吐いて出て行く]
悪かったよ
(143) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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/* 焦るとこうなる。 もうだめだ(しんだ
(-137) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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か、カルテがじゅういちまい、じゅうにまい、……
(-138) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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/* 確定ソロル(つらい)
(-139) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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/* 辛いどころか申し訳なくおもっている
(-140) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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……ああ。 暫くは不便だろうな。
[一人で歩ける>>127と言われれば少しの距離を置く。顔を背けるのは、見られたくないからだ。遠慮の無い視線も慣れつつあるけれど、やはり見られたくないのは変わらない。
彼の言葉に、自ら傷付けた傷口をじっと見て。握ってみようとすれば痛みにそれすら叶わないと気付く。 ああ煩わしい。痛みなんて、無くなってしまえばいいのに。そうすればこの仮面も、外す事が出来ただろう。 ……だが。そもそも彼の治療という名目だったのに、何故此方が心配されているんだ?]
ディーンだ。 ……ふ。よろしく、クシャミ?
[変な名前。そう思ったけれど、勿論口にする事は無く。ディーンにしては珍しく、友好的とも取れる態度で言葉を交わす。
先導する背中を見つめて、その視線が向こうを向いた事に安堵した。こっそり吐いたため息は、気付かれなかったろうけど。 さて、彼の部屋はどれだろうか。無意識に傷を摩りつつ、彼の後を着いて歩いた]
(144) 2014/06/26(Thu) 06時半頃
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ー1F朝顔の病室ー
[レティーシャと別れ、自分の部屋に入る。]
んーと、おふとんまでは20かいあるけばいいんだよね。
[壁に手を当てて瞼を閉じる。スーッと深呼吸をしてから、まず一歩踏み出す]
いーち。にー。さーん。よーん …………………にじゅう。
[大きな声で歩数を数えながら、なんとかベッドの近くまで戻ってくる。 ここまではいつも大丈夫。でも、壁から手を離さなければいけないから、ここからが一番の問題だ。]
まず、さんかいあるいて……。 えっと…えっと…
[今日はベッドが平らに見えているから、高さがわからずに困惑する。 登ろうと思っても、足をぶつけてしまいそうで。]
(145) 2014/06/26(Thu) 07時半頃
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[しばらくグルグルと悩んでいたが、やがて諦めてペタリと床に、お尻をつけた。 怖くない巨人の誰かが来たときに、ベッドに乗せてもらおうと。
ふたごのおにーちゃんこないかな。 せんせーでもいいな。
[ここで言ったところで、聞こえないのはわかっているけど。 この病院に来たばかりの時にだって、何度も姉や両親を呼んだけど来てはくれなかったから。 それでも、誰の名前も呼べないのも悲しいから。 床の上にぺたんと座り込んで、歌うように独り言を言う。
袂を探ればさっき、新しく買った風船と折り紙。 ほんとうは中庭で水風船がやりたいな。なんて考えながら、風船を膨らませる。
ふわり、赤い風船が宙に舞い上がる。 開け放したままの、窓から吹き込んだ風に乗せられ、廊下へと出て行った。]
あーあ。いっちゃった。
(146) 2014/06/26(Thu) 07時半頃
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[珍しくも初めて友好的になるディーンに少し驚きつつも名前を少し呟いた]
ディーン…ディーン……へぇ、変な名前だね。特に伸ばし棒の辺り凄く要らない気がするよ、ディンさんだね
[勝手に人の呼び名を変えた上に変とは失礼極まりないが、そこに構ってるほどクシャミに余裕があるわけでもない。ラウンジからそう離れた所にない部屋の一つを立ち止まる事なく自分の部屋に帰るようにドアを開けるとそのまま部屋へと入り込んだ]
ここが僕の部屋。適当に座ってて良いよ。椅子でもベッドでも
[白い机に黒い椅子は部屋の中央に置かれ、モノクロシーツのベッドはそれから数歩離れた所の壁際に置いてあるだけだった。仮に彼がどちらを座ろうが、迷うこと無くもう片方に座るだろう]
それで…。何が聞きたいのか改めて話してくれれば嬉しいんだけどな?
[部屋の中にある唯一の色、机の上に無造作に広がったお菓子を袋に入れて片付けつつ目線をそちらに向けないように気を使って改めて質問した]
ディンさんのその顔、動かないんでしょ。筋肉が弱い病気とかなのかな?ニハハ、さすがにそこまでだと逆にわかっちゃうよね、病人だと知ってれば
(147) 2014/06/26(Thu) 08時半頃
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……似合わない自覚はあるよ。
[彼の言葉に、その通りだろうと同調して。せいぜい自分に似合うのは、そこらの雑草が良いところだろうと自嘲する。 眉目麗しい彼の傍にずっと居たから、自らがどれだけみすぼらしいか、その自覚はあった。別に、卑屈になっているつもりはないけれど]
木? それは……喜んで良いのか微妙なところだな。
[困惑混じりに、眉を下げる。幼馴染の意図など分からないし、皮肉じみた言葉もあって、平均より幾らか高いこの身長を揶揄されているのかと思ったのだ。 けれどまあ、それに反発する気も起きず、似合うかなあ……などと、木になった自分を連想してみたりもする。いまいちピンとこなかったが]
(*6) 2014/06/26(Thu) 08時半頃
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……ああ、そうだな。今度送るよ。
[生憎と、これまで学術書ばかり読んできたから、彼の気に入るものが選べるとは思えなかったけれど。それでも相手が自分が選んだものを、というのなら、拒む理由は無かった]
此方は少し忙しくてね、時間がかかるかもしれないけれど。 ――きっと送るよ。
[本当は手渡し出来れば良いと、そう思ったが、今此処を離れるわけにもいかない。 早く他の患者の治療法を見つけ出さなければと急く心を隠して、出来るだけ穏やかな口調でそう言った]
(*7) 2014/06/26(Thu) 08時半頃
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/* デレても通じないすれ違いっぷりが……。
(-141) 2014/06/26(Thu) 08時半頃
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/* これからの立ち回りどうしよ、どこいこ… ヤニク先生とエンカしたいけどいけるかな…
(-142) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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/* くっそ超焦る⁽⁽(ી₍₍⁽⁽(ી( ᐛ )ʃ)₎₎⁾⁾ʃ)₎₎ 正縁故持ちたい。朝顔たんのとこも行きたいなー
(-143) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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なん、………っ、!?
[突然掴まれた肩>>143に振り向くよりも先に、急激に揺らぐ視界に目を見開く。ひゅ、とひとつ、鋭く息を吸って。 思考が追い付くより先に床に叩きつけられて、吸ったばかりの空気はすぐに吐き出された。視界の端で、取り落とした缶ががらりと転がる。]
……ッ、やめ、
[身を起こそうとするよりも先に背に乗る重みに、ぐっと喉が鳴る。先に自分が示唆したばかりの凶器の存在を思い出せば、意識するより先に制止の言葉が出た。――踏み込みすぎたかと、何か恨みでも買っただろうかと。 頭上から落とされる言葉には何も言えないまま、彼が身じろぎと共にナイフを取り出せば、思わず肩を揺らす。 ――殺されるかもしれない、と。 それが彼の常の意識だとは、その場で気付くには至らない。]
………、は、?
[けれどそんな最悪な想像に反して、金属音と共に床に転がったナイフに、気の抜けた声を漏らした。 背にかかる体重が離れても、まだ衝撃からは戻れずに。立ち去る彼の足元を目で追う。]
ちょ…っ、…コープラさん!
[慌てて上げた声は掠れていたけれど、そのまま立ち去る彼には届いただろうか。]
(148) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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[遠ざかる足音を聞きながら、ようやく深く息を吸って。これでは先の彼の挙動の繰り返しのようだと、ぼんやり思った。 床に転がる缶とナイフを取り上げれば、どうしたものかと妙に冷静に思考する。結局棚の上に転がっていた袋を拝借することにした。]
………死なせはしません、けど。
[未だ震える息を吐き出しながら、語られた彼の恐怖と、最後に落とされた切実な願いを、反芻する。 "誰かに殺される"。それが妄想だったとしても、その病自体が彼の命を蝕んでいることには変わりない。 誰にともなく、小さくひとつ呟いて。]
……くそ、最悪だ。
[気を取り直したように悪態を吐くと、白衣の裾を払いながら、ようやく立ち上がった。]
(149) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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――2F廊下――
[乱雑に掴まれたせいで随分と乱れた髪を直しながら、そのまま廊下へと出る。オスカーの病室に鍵がかけられないことに、少し躊躇って。 どのみち仕方のない事だと気付けば、そのまま先も辿った道を戻りながら、絵本作家の青年の部屋の前へと歩を進めた。]
…、ノーランさん?
[辿り着いた時、部屋へと入ろうとする2人の姿は見えただろうか。 それが廊下ならばそのまま歩み寄るし、もしも室内へ入っていたとしても、ドアをノックして声を掛けるだろう。]
(150) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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/* あれこれ発言削除したら消えてくれるの!?すごいね!?
(-144) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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……お前の方が余程変な名前をしていると思うが……。
[先程飲み込んだ言葉が思わず口をついて出る。失礼な奴だとは思ったが、此処最近会ったのはそういう奴ばかりだし、こいつは未だマシな方だ。話が通じるだけ、随分良い]
[彼の部屋は、自分の部屋とは少し離れた位置にあった。これならまあ、お互い知らないのも無理からぬものだと納得する。そもそもディーンはあまり積極的に人と話す方では無いし、そのせいもあっただろう]
ああ、すまない。
[モノクロの部屋に足を踏み入れて、失礼だと分かりつつもぐるりと見回す。部屋内が白黒に統一されている事に気付けば、そんなに好きなのかとぼんやり考えた。勿論これだけで、彼の病に思い至るわけもない。
座る様に勧められれば、流石に家主を差し置いてベッドに座れる筈も無く。黒い椅子に座って、彼がベッドに座るのを待った]
(151) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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[問いを急かす様な言葉に口を開こうとするが、己の病を言い当てられて。視線を此方に向けない彼を、じっと見る。 別に隠せる事でもないと分かっていても、見透かした様な口調には少し腹が立った。その為の観察か、と。小さく一つ舌打ちをして、右手で軽く顔を覆った。もう見られてないと、分かっているけれど]
ああそうだよ。最初は笑えないだけだったんだが、今はもうどの表情も出来ない。 ……で、お前は何故此処に居るんだ?
[それが最初の質問だ、と。投げやりな口調でそう言って、首を傾けて睨み付ける。 嗚呼、何から何まで不躾な奴だ。やはり気に食わない。少しは話の分かる奴かと、そう思っていたのだけど]
(152) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/26(Thu) 09時頃
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[部屋から出て行ってしまった風船。 てん。てん。てん。という軽い音とその赤を、名残惜しげにしばらく目で追いかけていたが。]
(ワンワンのせんせーにおこられるかも。)
[風船だけじゃなく、紙飛行機も飛ばしてしまったのだ。 もしも気難しそうな茶色の髪の医師や、院長先生に見つかったら怒られかねない。 勇気付けるようにぺちぺちと、自分の頬っぺたを軽く叩くと立ち上がる。]
あさがおのふうせん。まってー。
[パタパタと足音を立て、歩数すら数えずに風船を追いかける。 大きくなった人に、踏み潰されるかもしれない。という恐怖はいつの間にか何処かへ行ってしまって、まっしぐらに風船だけを目指す。
赤い風船は、追いかけっこを楽しむように朝顔の数歩先を転がって行く。 風船だけを見つめているので。もし今、目の前に誰かがきてもすぐに気づくことは難しいだろう。]
(153) 2014/06/26(Thu) 09時頃
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/* ワンワンのせんせーおこらないよ!!!!(※おこります) 朝顔ちゃんかわいい話題だしてくれるの嬉しい…いきたいなー…
(-145) 2014/06/26(Thu) 09時半頃
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ふいー、疲れた
[ディーンが椅子に座ったのを確認して自分はベッドに倒れ込んだ。座ると思っていただろうディーンはどんな反応を示すだろうか。ベッドからごろりと転がって彼の方を見るが、その反応は本人にとってはどうでも良かった]
目。色がだんだん見えなくなっていくんだ。あとは明日死んでもおかしくない体ってだけ。ちなみにディンさんの髪は炭が被ったようにくすんでるよ
[変なのー。と笑いながら話すが口元は笑ってなかった。声だけはテンションを高く、と言った感じだろうか]
(154) 2014/06/26(Thu) 09時半頃
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[ベッドの上でゴロゴロしていると手に持っていた葡萄酒に目をやると、少し考えてからニンマリと笑った]
ねぇ、ディンさん飲める人?
[手に持っている葡萄酒を指差し、ディーンの反応を待つ。もしも飲めると答えれば勧めただろうし、飲めないと言われたのなら諦めて大人しくしただろう。元々はレティーシャの物であり勝手に飲む事自体が失礼な事なのだが]
ほら、話してるだけじゃつまらないし…ってね
[ニハハ、と軽く笑うと体を上げ、ベッドに座るようにした。確かコップは机のそばにあったはず。飲むのなら出さないと、と思っていたが、飲まないのならまた寝ようと考えていた]
(155) 2014/06/26(Thu) 10時半頃
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[『木』という表現がピンとこなかった様子の幼馴染。 電話の向こうのその表情を想像すれば、思わずククッという押し込めた笑いが漏れる。]
花のがよかった? 僕は木の方がいいと思うけどな。 動物や鳥を休ませられるからさ。
[やっぱり皮肉に取られてたか。とわざと残念そうな声で付け加える。
木の下で鳥や動物をやすませる。その表現が、あの病院で他の患者を治そうとしている彼には、相応しいと思えたから。
その中に自分もいたのだ。とは口が裂けても言えなかったけれど。]
花は何もできないからね。 存在してても役に立たない。
[その言葉の中には、自分の力で生きていけるキリシマへの羨望も確かにあって。 けれども、その羨ましさも彼には伝わらないのだろうな。と斬り捨てるように言葉を投げた。]
(@12) 2014/06/26(Thu) 10時半頃
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無理しなくていいさ。 余裕ができた時に見繕ってくれれば。
[むしろ、自分に構っている時間はないのでは。という懸念が頭を過る。
そのことに、気づかない振りをして本の話題にのみ触れたのは、恐らく臆病さ故なのだろう。
役にも立てない、奇病でもなくなった今、幼馴染に構ってもらっている理由はどこにもなくて。 いっそあのまま死んで、解剖でもしてもらった方がよほど役に立ったのではないか。と思ってしまう。]
ああ。そろそろ回診の時間だ。 悪いけど、もう切るよ。
[暗い方へと引きずられる思考。それを隠すように、軽く声を上げる。 回診の時間なんて嘘、医師である幼馴染が一番よくわかるだろうけれど。
『こちらからかける』甘えを見せるようでその言葉は言わずに、そっと受話器を置いた]
(@13) 2014/06/26(Thu) 10時半頃
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/* あっぶ…あぶねー!!!発言落とすところだった!!!!あぶねー!!!!
(-146) 2014/06/26(Thu) 10時半頃
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/* はああ議事は削除したやつはログにも残らないのね…?そっちのがいいよ……
(-147) 2014/06/26(Thu) 10時半頃
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[ベッドに転がる相手に、行儀が悪いぞ、と小言を落とそうとして、けれど口を噤む。 別に自分は彼の保護者というわけでもないのだ。非常識さに呆れこそすれ、それに苦言を呈する程でもない。相手が寝ていても話は出来るのだ]
目か。……お互い難儀だな。
[告げられた病の内容とその余命に、険のあった目つきが幾らか和らいだ。 明日をも知れぬ命と聞けば、こいつは恐らく自分より先にし死ぬのだろうと、歪んだ優越感が湧き上がる。それが少しだけディーンを満たしてくれた。
それを隠して、示された髪を指先で弄ぶ。蛍光灯の光に金糸が反射して、きらりと光った。 身なりにはそれなりに気を使っているから、汚れは無い筈だ。であれば、彼の目の不調は明白で]
(156) 2014/06/26(Thu) 11時頃
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