109 Soul River
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[文字、転がる。 転がる、明るい色調、壁紙、素朴 地方領主、絵、朴訥。田園風景。
シーツごと、握る、オーボエ、うずうずする。 ヒューがそのままか、変わるか。 考えてないから、だめ、と 考えている間も、文字、降り積もる。]
割る……石、ぶつける? ……縫い目も、大丈夫なら、 きっと、その中も大丈夫。 そしたら、ヒューの弾きたいよう、弾ける
[文字、重なって、最初、読めなかった。 ただ、切る、駄目? 割れれば、きっと、怪我人、じゃない ヒューの、ひきたい音聞ける。楽しみ]
(238) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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ン……いいや。 両手で弾くと同時にいやなもんも思い出すしさ。
右手が弾ける状態なのに、左手がこれで弾けないのは、俺の心がまだ弾きたがってないんだろ。
[へら、と笑ってピアノの蓋を閉める。]
指慣しに弾いてただけだしさ。
(239) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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そう……? それなら、良い、けど。
[展覧会の絵。 明るい旋律、覚えがある曲]
うん。 ハープ、似てるよ。 譜面はピアノと一緒だし。 弦を弾くのさえできたら。 白盤だけで弾ける曲なら、そのまま弾ける。 黒盤の音が入るとちょっと難しくなるけど。
(240) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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……探さないと、友達、寂しがってる。
[セシルの文字、 探しちゃ駄目?そんなことない 探して、みつけないと………。]
いやなもの……そっか うん、弾きたいとき、弾けばいい。
[蓋を閉じる様子。 頷く。聞きたい、けど、聞くこと先 それまで、きっとヒューいる。 笑顔、に笑顔、むけた]
(241) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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石は……流石に危ないんじゃ、ないかな。
[少し苦笑した。 ヒューが断ればその場に留まる。 蓋を閉めるのを見て、少しだけ残念になり。 同時に少しだけ、落ち着いた。 矛盾]
思い出す、か。 それじゃあ。 心に準備ができたら。 きっと、ヒューの音は元に戻るんだね。
そしたらまた、聴きたいな。
(242) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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……石ぶつけてその拍子に腕まで到達したら災難だよな。
ん。 弾きたいのに、何処かで踏みとどまってんだろうな。 もう少し、時間くれってカンジ?
[オーボエのにもそう言って、椅子から立ちあがる。]
そう言うアンタは、それ吹かねぇの? 音が出ないってわけじゃ……ああ、そいや1回聞こえたっけな。
[オーボエを指差し尋ねた。]
(243) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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友達。
[どちらの友達だろうと、一瞬思考が浮く。 いいや、どちらにせよ]
……寂しがらせてたら、いけないね。 怒ってるかも、しれない。 見付けたら謝らないと。
[眠いのか憂いのか。 薄墨色は今日も伏し目がちに瞬いた。 部屋を見渡す。 奥の部屋へ抜ける扉が一つ。 演奏はこれで終わりのようだから。 ふらり、そちらへ足を向けた]
(244) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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―ダイニング>>237―
へえ。……そいつってさ、アンタの ……―――、
[苦笑いを見て、少しだけ考える]
や、いいや。っ、わ ……な、なんだよ、……。
[謂って、それから少し悲しそうに目を伏せた。 口元は、笑おうとしていたが]
――だろ?……はは、ありがと。 じゃ、探してくるし。うん、大丈夫。 きっと、ある。
……見下ろすのって新鮮。よく見える。
[はは、と笑ってからひらり、手を振り廊下へと足を向けた]
(245) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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うん……石、危ないね。
[二人の文字。同じ意味。 ヒューが暫くいる、はっきりして 嬉しい、だから、おかしく感じて。笑う。]
……ん……吹いても、いいんだけど 俺には、何も見えないから……
[他の音、見たくて、人、いるときは それほど吹かない。 併せれば、見えるけど、 そうしたら併せた相手、いなくなる。]
……吹いてる間、ピアノ、弾かないでね?
[付け加える。リード、取り出し、少し鳴らす。]
(246) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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/* あれ。これ俺のリアクション待ちなのだろうか。
(-27) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[セシルの文字、リード、鳴らしながら頷く。 友達、探して、弾くとき、併せよう。 変わらず、還って……人間の友達とも。 ……………… ………]
[鳴らし終えた、リード オーボエに取り付ける。 耳を澄ます。他の音と合わさって 知らぬ間、還さぬよう]
(247) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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俺の背中を押したヤツだよ。 ……大人しい顔して、やってくれる。
[くつくつ、笑って 嗚呼同じ顔をしていると、男は思った]
何だ、見下ろされるのも新鮮なモンだな。 ああ……絶対あるはずだ。 待ってるぜ?
[背を見送る先に>>234人の気配。 椅子に座ったまま、男はぼんやりと戸口の方を見ている]
(248) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[ダイニングに入るところで、 しっぽのある小さいのとすれ違う。 特に止められなければ、そのまま一瞥して すれ違うだけのこと。
中に入って人影>>237があれば、そちらを軽く見もしたが ダイニングにはピアノが無いので ここから聞こえた音ではないということだけ理解する。 どれぐらいここに人影があるのかわからず 想像を廻らせるように少しばかり瞑目し 途中で考えるのをやめたのか嘆息一つはいた]
(249) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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バーナバスは、ピアノの音色をぼんやり聞いている……。
2013/01/07(Mon) 23時半頃
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[オーボエが歌う。 ふと足を止めた。
風の囁き、水のせせらぎ。 甘い香りがまた、少し。 だけどすぐに。 指先が冷たくなる。 立ち竦んだ]
……。
[違う、これは多分また幻だ。 冷たい手で目頭を押さえた]
(250) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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おぉ……?
[知らない顔だ。 入ってきた長身を見て、男は瞬きを二度]
何だそりゃ、人の顔見てため息かよ。
(251) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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[―――Air on a G String]
[旋律、だけ。それでも、伸びやかに唄える曲。 何も見えない。ただ、音だけ。]
(252) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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/* おおう、すでに吹いたことになってるっぽいので、 あわてて。 検索しないでも、皆さんに伝わりそうな メジャーどころ
(-28) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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考えるのが面倒になっただけだ。
[不満のような声が聞こえて、一瞥する。 隠すつもりは毛頭ないらしく、 頭の中に過ぎったことをそのまま率直に吐き出した]
思ったより居るもんだな、と
[指を軽く折って数える。 鴉。茶色いの。しっぽつき。目の前の男。 そこまで数えて、もう一度室内を見渡す。 聴こえてきたダブルリードの音に、僅かな沈黙のあと]
…鴉が鳴いてんな。
[小さく呟く、低い音。 言葉と、聴こえてくるものには隔たりがありすぎた]
(253) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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―廊下―
あれ?……“拭いた”人?
[入れ違いになった男の方を振り向くが、 後で声をかければいいか、と思い軽く片手を挙げただけでそのままその場を後にする。
オーボエの音が何処からともなく響けば 耳を澄まし、けれど今度は、音が流れるばかり]
(254) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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[黒塗りの木管、独唱。 瞼が指先の熱を感じる、温かい。
嗚呼、錯覚か。 否、思い込みだったか。
眠るように一度、目を閉じる。 唄が終わるまで、そのまま]
(255) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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あぁ……? そうだなぁ、アンタで六人目だ。 自分もあわせりゃ七人か
[指折り数える仕草を見て、顔を思い浮かべ 数に直す。 鴉 何を指して言うのかは、やがて聞こえてきた音で知れた]
んで、アンタの音は何だ?
[その僅かな音を掻き消すように 男は掠れ混じる声で会話を繋ごうとする]
(256) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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ああ、自分で吹いたら、見えないもんな。 あー、わかった、ひかねぇよ。
[そう言うと、ピアノの横に聴く体勢で立つ。
オーボエが響き出すと、目を伏せた。]
(257) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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[拭いた人>>254、そう聴こえたが視線を向けただけで終わる。 鴉が自分のことをそう伝えているなど知りもしない。
七人目。それならあと二人。 途中で止まっていた指を二つ開いて、握って解く]
…?
[音、と聞かれて少し首をかしげ 眉間に皺を寄せたあと、徐に呟いた]
B。
[第二音。 何をさして音と尋ねているのか、考えあぐねた結果]
(258) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
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[ぼんやりと肘をつき、聞こえてくる音色に耳を澄ます。 音楽が聞こえれば、話し声も音になってしまって言葉として焦点を結び辛くなる。
ガキの頃働いてた店をクビになったのは、そのせいだったか。 蓄音機から流れる音楽に気を取られて、客の注文を聞きそびれた。
それでも、音は心地良い。 ミューズとか言う美しい女神にすっかり恋い焦がれていたのだろう。 その美女がこちらを向いてくれたかどうかは知らないが。
聞こえるは、天上を舞うようなアリア]
(259) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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あー、そういうんじゃなくてさ
[男は首を振る。 音階を口に出されたところで、楽譜の読めない男には意味すら取れない]
ハーモニカに、アコーディオン あと、ピアノとハープと、ありゃオーボエだったか アンタのはドレだって意味。
……そういや弦が聞こえてたんだっけか
(260) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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七人……?
もう一つでオクターブ、さなぁ。 アー、べー、ツェー、ゲー……
[指折り数える途中で咳き込んだ]
(261) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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[是、返った。その後、奏でた。 短い曲。独奏。何も見えない。 ヒュー、吹く前、納得していた。 みんなも、そういうもの? 違い、取り残される、自分。 少し、同じ気がした。嬉しかった。]
――――
[最後の音、唄い終える。 ピアノの横、ヒューにひとつお辞儀。]
(262) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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―廊下―
[響く、オーボエの音。 待っているといわれからには、と謂う思いもある。]
部屋の隅っことかに、置いてあったりしねーかな、っと
[一度ある程度見回った部屋から部屋へ、 今度はすっかり家捜しの態である]
(263) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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ヘクターは、バーナバスの声に「あー、音階かぁ」と今更。
2013/01/08(Tue) 00時頃
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楽器って言えよ
[機嫌の悪そうな声を返す。 咳き込む男を少しばかり見たあと]
チェロ。
[短い返答だった。 それから、棚やら色々探し始める。 欲しいのは、ミルクティではない別の何か]
(264) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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[音が、終わる。 目を開けた。
そして、ふっと。 奏者がお辞儀を終えるか終えないか、そんな合間。 小さく会釈をして。 奥の部屋へと、影のように姿を消した]
(265) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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