270 食人村忌譚
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…………。
[>>4:199「罪を増やすのを望むのか」と問われ、暫し逡巡し、頷いた。]
そう、だね。 もしも兄さんが、無辜の者だったとしたら、僕はこんなことは言わなかった。 けれど、既に罪を犯しているのだというのなら……いずれにせよ、殺されるというのなら。
やっぱり僕は、兄さんに殺されて、食べられたいよ。
(0) 2017/12/01(Fri) 01時頃
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罪を犯す”前”ならば、もっとちゃんと、君の言葉に耳を傾けられたと思うんだけど。 もう、遅かったみたいだよ。
[>>4:201落とさず向けられた視線に返すのは、謝絶。]
すまないね、源蔵。
兄さんも、さ……。 甘えて、わがままばかり言って、ごめんね。
[己には、これしかできないのだと。 ただ強く、兄の着物を握るばかり**]
(2) 2017/12/01(Fri) 01時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 01時半頃
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/* あれ? てっきり兄さんと進が狼で、志乃が狂人かと思ってたんだけど、もしかしてこれ違う?
(-8) 2017/12/01(Fri) 01時半頃
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/* 赤いの??wwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwww
(-9) 2017/12/01(Fri) 01時半頃
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/* 赤いんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-10) 2017/12/01(Fri) 01時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 21時頃
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[>>4源蔵に差し出された鋏を、暫しじっと見つめていた。 いくら脚が不自由だといっても、この距離なら、受け取った矢先に突き出せば、目玉のひとつくらい潰すのは容易いだろう。 源蔵は、それをしないと思ったのだろうか?]
殺めるつもりだった咎人と その弟だって分かっていて、こんな鋏を渡すなんてさ。
僕が、君に斬りつけないっていう保証は、どこにもないよ。
[静かに、口端を持ち上げて。 鋏を受け取る。 言葉だけだ、実際に切りかかるようなことは、しない。]
(6) 2017/12/01(Fri) 21時半頃
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[手の中のそれは少し重く、動かすと、刃の錆がきしきしと音を立てた。 膝の上に置き、振り返ろうとすれば、兄から声がかかった。>>5]
そうだね、帰ろうか。
大丈夫だよ、源蔵。 逃げたり、逃がしたりなんて、しない。 それは分かってくれるよね。
[兄に殺され、食べられるのであれば。 最期に口にする食べ物も、兄がいい。 ならば、腱をもらうのも、悪くないのではなかろうか。 嗚呼でも、そのままでは硬いかもしれない。 そうだ、鋏で呑み込める大きさに切ればいい。
考えると、自然と薄く笑みが浮かんだ。]
(7) 2017/12/01(Fri) 22時頃
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じゃあね、源蔵。 また………。
[次の世で。 その時は、互いに五体満足でと。*]
(8) 2017/12/01(Fri) 22時頃
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― 自宅 ―
[自宅へつけば、いつものように兄に腕を伸ばして絡め、車椅子から降ろしてもらう。 ただ今日は、いつもより少しだけ、甘えるように。]
どうするって、なにを? 決断なんてそんな、今更なことだと思うけど。
[兄と向かい合わせに座り、首を傾げ、笑う。 これからの行為は、とても、当たり前のことなのだと。
村の掟に背くつもりなどなかった。 下手人が裁かれて、またいつもの生活が戻ればいい、そう思っていた。 儀式だって弔いだって、そうだ。 それは己の身だとしても、兄だとしても、変わらないことだと思っていた。 事実、進に、己の脳を半分あげようかなんて、話していた。]
(17) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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[けれど────────。
事態に直面すると、そんなものは、建前でしかないと気付かされた。 脚が悪いという負い目がある。 兄にばかり苦労を掛けているのではという不安もある。 だからこれ以上、わがままは言えない。 そう思い込み、ずっと本音を押し殺し、消そうとしていた。]
兄さん、僕、は……、……
…………ア”……ぅ………!
[>>11兄の腕が伸び、頸に指が食い込んでくる。 息苦しさと、血量低下の眩暈のなか、じわりと熱をもった瞳を、兄へ向けた。]
に ぃ、さ……、………… …………
[逃げることはしない。 凭れるように身を寄せて、兄の脚を……膝裏から脹脛、そして腱の形を確かめるように擦る。]
(21) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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…………ぃ、さ ン ………、も……
[僕も、愛してるよ。 喉を鳴らすが、声にはならない。 それでも、幾度も、「アイシテル」と喉を鳴らしながら
────────ぶつり。
鋏に力を籠め、兄の、左脚の腱を断つ。 硬い、手が痛い。 血が溢れて刃が滑る。 それでも、力の限り深く、腱を抉り取るように、強引に鋏を進める。]
……ァ、は……、……
[酸素不足を起こした脳が、揺らぐ。 揺らいで、それでも唯求めるものは、すぐ目の前だから。 一緒に、逝けるのだと。 嬉しそうに笑いながら、噛みつくように唇を寄せた。*]
(25) 2017/12/01(Fri) 23時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 23時半頃
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[>>29兄の声が詰まるのが聞こえる。 身が強張るのを感じる。 それでもなお、深く鋏を進ませて、ついには踵までの肉の一部を削ぎ取ってしまう。]
か、 ハ、……ァ"…… ……、……ン"ん"……、ッ……!
[>>30唇が深く重なる。 門歯が舌に喰らいついてきた一瞬、びくっと筋肉が硬直したが、すぐに、兄にすべてを委ねるように、弛緩した。 痛みに顔を歪めながらも、離れようとはせず。 溢れかえる血を啜りながら、自らも兄の唇を食もうとし────]
……ッ、ん……、?
[血に塗れた鋏が、取り上げられた。 疑問浮かぶのは、ほんの一瞬。 背中越しの感触に、心臓が大きく音を立てた。]
(38) 2017/12/02(Sat) 00時頃
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[兄さん、僕を殺してよ。 そして、食べてよ。
もう、声にはならない。 けれどきっと、言葉にする必要なんてない。]
ゥ"……ん、……ッう"……
[錆びた鋏が、背の皮膚を裂き、肉へ食い込んでくる。 血泡が零れる口端は、痛みに歪むが、兄に命を握られているのだと思うと、それすらも嬉しかった。]
(39) 2017/12/02(Sat) 00時頃
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[血のまわった鼻腔に届く、かすかな、煙のにおい。 やがてそれは、ぱちぱちと火の粉を舞わせはじめるのだろうか。
兄と過ごしたこの家で。 ふたりきりで。
その前に、けれど一口だけでも……と。 震える指で、切り落とした兄の肉を拾い上げ、血にまみれた口元へ寄せようとした。*]
(40) 2017/12/02(Sat) 00時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/02(Sat) 00時半頃
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ぅあ、……ぐ……、ッ!
[>>43肉を食もうとする口元に、兄の指が割り込んでくる。 薄らぎはじめた意識のまま、それに、強く噛みつけば、筋と骨とが軋むような音が、頭の奥へ響いてきた。 脳を食べてもらうことは叶わなかったけれど、こうして、兄を食べる音を、感触を、味を、己の脳はきっと覚えている。
次第に濃くなる煙のにおい。 不思議と、熱いと感じないのは、もうだいぶ身体が死に近づいてきているせいだろうか。]
(50) 2017/12/02(Sat) 01時頃
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………ゥ、ぐ……っ
[>>44それよりも、鋏を抜かれた背中が熱い。 心臓が脈動するたび、血液が溢れ出てゆくのを感じながら、うつろな瞳で、兄を見上げた。
鋏が胸元におりてくる。 食い込み、切られ、痛いはずなのに。 己の肉を食む兄の姿に、嬉しくて、涙が零れた。]
……、兄……さ、ん
…………、にい、ちゃ………
[幼子のように、笑い。 さいごの力で、兄の頬に触れて、その眼鏡を奪おうとする。 硝子越しでない兄の瞳に、見つめられ、逝きたいと。]
(51) 2017/12/02(Sat) 01時頃
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………………、……
[最期に見たのは、鋏を首に突き立てて、赤く染まる兄の姿。 最期に聞いたのは、兄の低い呻き。
最期に感じたのは 兄の重みとぬくもり。
それらはすべて、炎と煙の中に、消えてゆく**]
(52) 2017/12/02(Sat) 01時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/02(Sat) 01時頃
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