14 Digital Devil Spin-Off
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―とある路地:VS Hydra―
[――荒川はヒュドラの本体を捕らえた。
かの背は何よりも雄雄しく、 何よりも雄弁に語るだろう。 戦うものの在り様を。
その身に牙を立てられながら、 血を流しながら、 全身全霊をもって存在を物語る。
―― 一閃。
ヒュドラの本体を貫くは、人の身でありながら 人を超えた男の魂の一撃。 ヒュドラが断末魔の悲鳴を上げ、大きく、身体をうねらせる。]
(0) 2010/06/07(Mon) 00時半頃
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―とある路地:VS Hydra―
[そうして。竜が消え去るまで―― 荒川はその場に、立っていた。 守るべきものを守るように。 それが彼のありようと語るように。
(共に戦った者たちと、 守って欲しいと願った少女の声がこだまする)
満身創痍でありながら。 ――きっと、最期も――笑っていた。]
(2) 2010/06/07(Mon) 00時半頃
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―とある路地:VS Hydra―
… ――荒川さん!!
[悲鳴のような声が響く。
(02)箇所の傷など、たいしたことではない。 立ったまま動かなくなった彼へ駆け寄って――]
――あ、――…
[最早再び動くことはないのを、知る。]
(3) 2010/06/07(Mon) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 01時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 01時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 01時半頃
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―とある路地―
――……、 ……
[ゾーイの傍には濁川がいる。大丈夫だ、と思う。 荒川の前、立ちつくし。 立ち往生――かの武蔵坊弁慶のように、 決して臆することなく、退くことなく、 己が意志を貫き通した。]
――……僕は。 ……貴方のように強く在れるだろうか。 …否。
[閉じていた眸を、開く。手にするは、彼から渡され錆付いた《神剣》だ。]
…――在らねばならない。 僕は、貴方の意志を引き継ぎ――
(22) 2010/06/07(Mon) 01時半頃
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[誓いを立てるときのように、剣を掲げる]
――縁《エニシ》 を、為す。
[――りぃん、 と 鈴のような音が、鳴る]
(24) 2010/06/07(Mon) 01時半頃
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[錆付いていたはずの剣は かつての輝きを取り戻し 引き抜けば眩い銀のきらめきを放った。
それは道を切り開くためのもの。
出逢うは縁。 禍福はあざなえる縄の如し。 光あり影――
眼を閉じ、暫し祈るように。]
(27) 2010/06/07(Mon) 01時半頃
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(朔月は満ちたり)
(僕である君) (君である僕)
(成すべきことを成す為に) (僕である君の一つは目覚めん)
(28) 2010/06/07(Mon) 01時半頃
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[――その日眠りの縁で彼は出会うだろう。
天地開闢の祖。 大地を見守る
そが名は 《クニノトコタチノカミ》 と、謂う]
(29) 2010/06/07(Mon) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 01時半頃
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―とある路地―
[剣を胸に静かに立っている。 ゾーイは立ったまま死した彼に縋りついて 泣きじゃくっていただろう。 ただ、それを、そのまま。見守るまま。 もしかすると――泣きつかれて、眠るまで。]
…―― ……――墓を、…作ろう。
[その呟きは、願い。]
大きな木の近くがいい。 公園になら、残っているかな。
[――こんな荒廃した大地でも、芽吹くものがある。 繰り返す縁なら、また出逢えればいいと、思いながら。]
(41) 2010/06/07(Mon) 02時頃
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… 僕は、荒川さんから《理》を託された。 縁《エニシ》――… という。
[聞かれれば 濁川に、そう語ったかも知れぬ。 その仔細についても、口にしたろう。 ラルフの《理》について、問われれば]
僕は、…絶対の平等を幸せだとは思えないのだ。 神のもとの平等――それは、 今のように、互いの違いを認める 本当に――深く理解しあうことに届くとは、思えない。
[眼を閉じ、それから開く。]
僕は、僕の《理》を貫くことを選ぶ。 それでも…他の《理》をもつ者と、…話せるといい。 出逢ったことは、《縁》だから。…知りたいのだ。
[そうして、埋葬を終えたなら、遠く廃墟の街を見遣り、黙した。]
(43) 2010/06/07(Mon) 02時頃
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―不忍池へ― [――ワレンチナの埋葬された不忍池へと向かったのは、 きっとまた、少し時間が経ってからだった。 誰かがついてくるといえば、拒みはしなかったろうが。
その、道中に。
今更。本当に――今更。
>>2:597名前の無い―― ワレンチナの書き込みに、気づいて]
――、… っ、
[少年は唇を噛み、眉を寄せ 俯き、そのまましばらく――その場から*動かなかった*]
(46) 2010/06/07(Mon) 02時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 02時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 08時頃
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/* 叶えたいもの ・縁 《エニシ》
自分にとってどうしても 受け入れられないもの。 ・甘露《カンロ》 ・阿衡《アコウ》
考えようにより一時的共闘はあり ・愛莉《アイリ》 ・神無《カンナ》 ・円 《マドカ》
他の世界はどうするんだ的ツッコミ ・箱庭《ハコニワ》
玉子、ヤニクが理未決定。
(-18) 2010/06/07(Mon) 09時頃
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―不忍池(ウエノ)― [――人の気配はあったろうか。 暗澹たる空の下、干上がった池であった場所を見渡す。 静かに踏み出せば何かの気配。 羽撃きを追えば鮮やかな色の鳥が居る。 動物園だった場所から逃げ出したのだろうか]
――、… 人は、メッセージを忘れた、メッセンジャー、か…
[呟き、携帯電話に目を落とす。
一通は、藤島へ。 「荒川さんが、死んだ。埋葬した場所は――」 用件だけを書いて送る。内容がそっけないのは前からだ。 もう一通、連絡先を知っていたなら吾妻にも送信する。
――その全てを終えると、たった一輪咲く蓮の花を目指し、再び歩き始めた。]
(54) 2010/06/07(Mon) 10時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 10時半頃
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[不忍池で呟いたのは>>54アラヤで聞いた言葉であり、 ――墓を作りながら、濁川に、そこにいた者に紡いだひとつ。]
―荒川の墓の前―
…変わらないと、思いますか?
……繋がった縁《エニシ》をも忘れて 他があってこそ己が在るということをも忘れて ……だからきっと世界は壊されてしまった。
――ひとは。 メッセージを忘れた、メッセンジャー。
ならば、メッセージを各々が胸に持ち 生きられる世界を僕は望むのです。 違うことも。諍いも。悲しみも喜びも、 互いに在るがゆえの《おかげさま》の世界。 人だけではない。悪魔も、木も、風も――
(60) 2010/06/07(Mon) 11時頃
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僕は、《大いなる意志》とやらが どんなものかは知りません。 …その意志はきっと、ひどく残酷だ。
…――。 濁川さん、僕は《理》を引継ぎ為すことを決めましたが まだ《理》を持たない人には――《選ぶ権利》がある。
…それを自ら手放すのは……――否。 心から納得いってからならそれも、ひとつかもしれない。 けれど他の《理》を……知ってからでも、…遅くはない。 何も知らないまま終わっては …きっと、後悔する。
[静かに紡ぎ終えると、少しだけ目を伏せたのだった―― /回想・了]
(61) 2010/06/07(Mon) 11時頃
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―不忍池― [ゆらり、と蓮の花の花弁が 暗い色の水の上でやけに鮮やかだった。 濁川と――ついてくるならゾーイも伴って 座り込む人影へと近づいた。]
…――、はい、僕です。
[キリシマの疲れた表情が見えた。 血まみれになりながらワレンチナに手を伸ばす その姿が蘇ってきて少年は眼を伏せた。]
…ワーリャは、…そこに?
[木の棒を示され、頷く。 ゆっくりと近づいて、祈るように眼を閉じた。]
(64) 2010/06/07(Mon) 12時頃
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―不忍池>>70― …――
[ゆっくりと眸を開く。]
彼女の、家を知っています。 僕がアラヤ空間《あのばしょ》から降り立ったところ。 …――麻布に、彼女の家を守るチセコロという神が 今も、…立ち続けているはずです。 ……――知らせたい、と思っています。
[理を持っているか、という言葉には 眼をまっすぐに見返す。]
はい。…荒川さんから、継ぎました。 貴方は。
[継いだ、と謂えば 荒川が死した事も知れるか。 ワレンチナから継いだと聞けば、唇を引き結ぶ]
(74) 2010/06/07(Mon) 13時頃
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…荒川さんから継いだ、 僕の願う《理》は――縁《エニシ》。
彼女の、…貴方の《理》 は、 …なんというのですか?
[そう、問うた。]
(75) 2010/06/07(Mon) 13時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 13時半頃
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…彼《チセコロ》は、…あの場から動けないのか、 動かないのかは分からないのですが。
…――もし、行きたいと願うなら、 ご案内、します。
[ワレンチナから渡された巾着袋は、 今もずっと、使い続けていて。 あの日麻布で拾い上げた万華鏡の欠片もその中に在り。 縁《エニシ》について問われれば、その仔細を口にする。]
(78) 2010/06/07(Mon) 14時半頃
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…――彼はそう、「おかげさま」と、謂いました。 多様性を許容し、各々をが各々の存在により 成り立つ、世界。違う方向を向いているものも―― 互いを尊重しながら感謝する世界。 人も、悪魔も、人でも悪魔でも、ないものも。 …あまりに増えすぎた人が忘れつつあったもの。
僕はそれを、願うのです。
[謂い、次いでキリシマの言葉に耳を傾ける。]
――、…神無《カンナ》 …――神も、悪魔も、要らない、世界。
[静かな声が、染み渡る。 理なんてなくても――濁川の言葉を、少し思い出した。]
(79) 2010/06/07(Mon) 14時半頃
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―― ……「契約」…ですか。 …「約束」では、なく。
[遂行する、との言葉には頷く。]
僕も。己の願う…《理》を成すために ある限りの力を…尽くします。 ただ、それだけではなく…僕は資格あるものが唱える 世界を創る可能性のある《理》を、知りたい。
[そこで、言葉を切る。]
……、… …――そうかも、しれません。
[視線は、ただ静謐に立ち続ける墓標へと向けられる。]
争わずにすむならばよかった。
[でもそれでは、意味が無いのだろう。小さな声は風に流されて、消えた。]
(80) 2010/06/07(Mon) 15時頃
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[争わなければ。 荒川も死ぬことは無かったか。 少しの間、想いを馳せるのは、墓の前でのこと。]
―回想>>73―
[赤く腫れた眼で心押し殺して笑う子供の、 その金の髪を、あの大きな手には足りなくとも、と 不器用ながら 一度だけ、撫でた。 少年は何も謂わなかったろうが。
自分は彼にはなれない。 けれど、せめて――その想いを継ぐのだ、と*
――回想/了]
(81) 2010/06/07(Mon) 15時頃
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落胤 明之進は、団子屋 たまこの《理》を、いつか聞くことができるだろうか。それはまだ、分からないが――◇
2010/06/07(Mon) 15時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/07(Mon) 15時頃
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― 回想>>84 ―
――…――。
……ああ。
[少しの沈黙の後、 少年は――静かに頷いた。 多分、感情は――押し殺したまま、読めはしなかったか。]
(85) 2010/06/07(Mon) 15時半頃
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/* ニュートラルルートだったら あれだよな。 皆殺しだよな?
[※真女神転生です。]
(-29) 2010/06/07(Mon) 16時頃
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/*
そしてこれは約束を果たせず死ぬフラグ
よーし[何]
(-32) 2010/06/07(Mon) 16時頃
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/* 誰か極Cのコトワリを出さないのか。 ヨスガみたいなやつ。
(-38) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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― 不忍池 ―
――そうですか。
[少年は天使の声と、かの人との因縁を知らない。]
…分かりました。では、明日に。
[《理》を持ったからには 命のやりとりの只中に踊り込む事となろうが。 それでも、そう口にした。]
(99) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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…要らないものではない。
――光が在って影があるように それぞれが存在の相克でありながら 共にあらねばならないものであると
そう、この《理》は説いているのだと 僕は考えています。
[――どうしても相容れないもの同士でも、と。 未だ成熟しきらぬ少年の身で それをどこまで紡げるかは彼次第であろうが。]
(100) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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…――いえ。 ただ、不思議だっただけです。 ワーリャへ、あんなに命がけで 手を伸ばしていたのに…と。
…契約、という言葉の形に 僕が思考を縛られすぎているだけかも、しれないけれど。 ……――、…出すぎたことを、すいません。
[それから一度眼を閉じた。]
何も知らず自分の我《理》を通すために 他の《理》を折ろうとするのは――、
それは 僕にとって 「違う」。
だから――知りたいのです。 《理》は、間違ってるも、間違っていないも、ないであろうからこそ、余計に。
[それは答えにはなっていないかもしれなかったが。]
(102) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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―不忍池― [そうして。 ――キリシマが口を閉ざせば、同じく黙り。 ゾーイが治療を行うようなら、 それを見守るつもりで。
何処へ。 人の居る方へ。 理を持つらしきは――知りうる限り確実なのは東雲か。]
――…、――
[ふと。 休んでいたときにアキハバラで聞いた 皇居の噂を、思い出しも、した。]
(103) 2010/06/07(Mon) 19時半頃
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