252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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/* 帰宅したのはいいのだけどだいぶ動揺してる。 みつろーさーーーん;;;
こっちでも言うけどホントお体最優先で…。
(-11) 2016/08/27(Sat) 02時頃
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― 少し前 ―
ふふ。ほんと。 格好良いね、センパイたち。
[わざとか素かトシミの名を間違いつつのクリストファーからの説得だとか。軽薄な宣言で煮え切らぬニコラスに発破をかけるノックスの挑発だとか。PKでの活躍ぶりが目を引いた彼らが、ここにきて再び輝いている。>>5:54>>5:69
男性を動かすツボを心得ているのは、男性同士だからかも知れない。ニコラスの表情や仕草がとりわけ大きく反応したのが二人の言葉であったように見えたからだ。]
……… [ピアノの傍、ひたと視線をニコラスに据えていた。 皆の言葉は彼に届いているだろうか。 記憶の海に沈む砂泥を掻き回す為の一石となれるのか。]
(35) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[やがて、独白と告白とが齎される。 ゆっくりとニコラスの声で溢される真相に、 耳を傾けながら静かに双眸を伏せた。>>#0>>#1]
……、すこし、わかるよ。 受け入れがたい現実が目の前にあるとさ、 幸せだった時間に留まっていたくて、 目を逸らして引き返してしまいたくなるの――
[ぽつり、ぽつりとことばを紡ぐ。 そう、乗り越えるまでに時間が必要だった。 認めたくなくて、過去に縋り蹲ることは 感情の逃避場所を見つけるためでもあるのだ。 自身の記憶をも辿るように、誰にともなく。]
(36) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[ニコラスとトシミの苦しみは、 きっと自分が想像できること以上に深いのだろう。 結果的に相手の命だけが奪われるという 取り返しのつかないことを起こし、 たっくさん間違って、死後も相手を傷つけて、それでも]
向かい合うのに、 遅すぎるなんてことはないと、あたしは思う。
[受け入れ難い痛苦を招く可能性も辞さず、 『変化を受け入れようと思う』と告げた ニコラスの選択と決意を肯定した。 自分の過ちと向かい合う。 相手と真正面から向き合う。 その結果どのような結末が待つかは彼らの領分。]
(37) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[再び奏でられるピアノの調べは、 ニコラスらしい繊細さを残してはいるけれども、 先刻の演奏よりも弾き手の心境の動きをありありと示して。
ニコラスの前に置かれた楽譜が、 曲の進みに合わせてパラパラと自動的に捲れてゆく。 今度こそ途切れることなく最後の章に差し掛かったなら 微笑みの延長のように、す、と息を吸った。]
…la――――
[一音一単語に想いを乗せる。 柔らかく重ねる独唱部分は、 密やかな想いの表現から、深い愛情への変化を経て、 ささやかな幸せを思い希うように締め括られる。 透明で伸びやかな声がそっと尾を引くように消えた。*]
(38) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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…いってらっしゃい。
[旅立つニコラスとトシミに。 また、彼らを動かした功労者たる先輩二人の帰還に。 そっと笑顔を向けて、胸元で小さく手を振った。 ピアノの上に置かれた楽譜は、音もなく閉じられて、 空気に溶け入るかのように消えていった。*]
(39) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[恋人たちの魂を送り出した後も、 たまこの放送は時間を置かずに続く。>>#5 新たに紹介されたジョージという少年曰く、 次のお題はかくれんぼであるらしい。]
……結構ハードなお題が続いた後だからか、 ジョージくんの要望がすごくかわいく聞こえる。 そのくらいならお安い御用だよ。
[「見つけて欲しかった」――その願いに思うところがなくもないけれども、そういうことならいくらだって付き合えると軽く拳を握ってみせた。>>#7>>#8]
お姉さんたちに任せなさい! [言って気づく、バーナバス先生も現状居残り組だから、 お姉さんたち+おじさんに任せなさい、だ。]
(41) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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わ、みんな移動早いなぁ。 どーこーを探そうかな!
[まだ人が残っていれば、雨風と虫干しの影響でかやっぱり若干散らかっていた室内を気持ちばかり調えてから、ジョージくんを探してきますと告げて音楽室を辞去する。]
手分けして探してあげたほうが、 ジョージくんを何度も見つけてあげられそうで。
[沢山遊んであげたいのだと同行>>5の申し出は丁重に辞して、 先行者に続くように廊下を駆け出す。 廊下は暗いけれども今は忘れ、幼気な少年の姿を探す。]
(42) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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― 廊下 ―
[ふとゆき過ぎた空き教室、そこでコトリと小さな音がしたような気がして立ち止まった。
携帯のライトを片手に、ぐるっと教室内を照らす。 覗いてみるのは教壇の下。22]
(43) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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…! ジョージくん、みーーっけ!
[屈み込み、たっち、と少年の両手を取る。]
まだちっちゃいから、 教壇の下もちょっとした隠れ家みたいだね。
[さぁ次はどこに隠れてくれるのかな?そう小首を傾げてみせると、少年は照れ笑いを浮かべてすっと消えた。]
かわいいなぁ。 いくらでも付き合っちゃう。
[兄弟がいないからか、ちびっこには特に甘い。*]
(44) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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― 校舎 ―
どこに居るのかな。 ここかなー?
[ジョージを探し、校舎内を歩く。 七不思議の幽霊たちへの恐怖は殆ど消えていたけれど、それ以外のモノに遭遇したらなんて思いはまだ少し残るから、非常階段やお手洗いなどなど、ちょっとコワ目の噂が多い方向は意識的に避けてしまうのはご愛嬌。]
大階段、図書室……… 渡り廊下で隠れる場所といえば。
[渡り廊下の脇にある銅像の影をひょい、と覗き込む。61]
(52) 2016/08/27(Sat) 12時半頃
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[この場所には居ないようだった。 あの子はどこに隠れたのだろう。早く声をかけてあげないと。 長い時間待たせて、寂しい想いをさせないように。 ちゃあんとキミを探しに行く人たちがいるんだよって、伝えるために。]
……あ、涼しい。
[ホールには、心地良い風が抜けていた。 何とはなしに隅の長椅子に腰掛ける。
そういえば、ラディスラヴァが猫を探していたっけ。 ジョージと猫と、二人を探し、再び視線は右から左へと流れる。**]
(53) 2016/08/27(Sat) 12時半頃
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