22 共犯者
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
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ん…――――
間に合うよ、今からだって 今、一緒にいるんだもん、私達
いつまで一緒か、わからないけど 一緒にいる間なら、間に合うと想う
[心が、気持ちいい ああ、もう少しあの時、時間があったなら…――― あの時? あの時ってなんだろう]
側にいたらいい 居たい間、居たいだけ そうしたら、君の側が私の居場所になるだろう
(+0) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時半頃
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そうさ 間に合わない事なんか、何もない
[彼女の想いを、推し量る事など出来ないから 言葉にしない事は、きっとわからないのだろう もし、魂の交わりが更に強くなったなら その心の中すら、覗く事が出来るのかもとも思うが 甘い夢は、歌声と共に、まだ赤い月の下]
今からそうなったら良い いや、違う、多分違う 私の幸福は、きっとそんな場所にある だから、私はそんな君が、側に欲しかったんだろう
[もし、赤い月の向こうに、再生があるのなら そんな友人が、いる世界に生きたいなとも]
(+4) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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びっくり…――――?
[私達の側に座った、小さな姿と 浮かんだ笑みと、彼女の言葉が、チグハグだったから 私には、その理由も、感情も、わからない
ただ、肉体を失った体だからこそ 単純な気持ちなら、きっと伝わり安いんだと想う]
硬くなるな 一番楽な姿でいたら良い 一緒に歌うか? 森の民の、子守唄
(+10) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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あ―――…
[彼女の仕草が、涙を拭う物だったから 手を伸ばし、彼女の目元に触ろうとするのに そこに雫が、浮かぶ事などなく 不思議に想いながらも、なんだか…―――]
友達か 早く言ったらよかったのに、そのくらい 嫌な事なんか、ないよ
[彼女の笑みに、私も出来るだけの笑みを向けて 素直に、気持ちを表す事 今、この空間なら、出来るような気がするから]
礼なんか、いらないよ 私こそ、ありがとうだ
[そう、ずっと一人だった私に 友達にと、言った彼女だからこそ]
(+12) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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そう、森の民の子守唄
[森の民を、夢に誘う者達の歌 母の歌った、我が家に伝わる唯一の情報 その真意は、最後の最後…――― 体が滅ぶ瞬間にすら、わかる事はなかったから]
幸せな夢か…―――― そういや、夢を見ないな
[赤い月、赤い月、貴方は私に夢を運ばないの? いや、この時間こそ夢なのだろうか]
(+14) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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臆病な心なんか、皆の心の中にいる 怖いと想う心も、恥ずかしいと想う心も
だから、マーゴは悪くない 今、ちゃんと言ったじゃないか? 友達になろうって、ちゃんと言った マーゴは人形じゃない、普通の女の子だよ
[私は、どうだろう 両親の死後、人を信じる事を拒み なのに、人の温もりが欲しくて仕方なかった 心の奥も、体の奥も、頭の奥も ずっと寂しさでいっぱいだった
ああ、きっと私も同じなんだろう 私も彼女のように、友人が欲しかったんだろう]
(+16) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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そうか、眠ってないからか
[もう何日も、時間が経ったはずなのに 私は、睡眠を取る事をしなかった そうか、そいつが問題だったのか]
散歩か…―――― なんだか、私はここから出たらまずい気がするんだ
だからさ、マーゴ 私が夢の世界に落ちるまで 貴女の温もりを、私に頂戴?
子守唄なんか、歌っちゃったら 私、甘えすぎちゃうからさ…――――
[そんな事を言いながらも、少し甘えたい気持ちもあり そっと彼女に寄り添った後、瞳を閉じた]
(+18) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 02時頃
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ん…――――
[死者にも、夢を見る時間があるのかな わからない、わからないけど 今私は、生ある時には感じる事が出来なかった 暖かな感覚に、包まれながら瞳を閉じた
なんだか、気持ちいいや ずっと、だれかに甘えたかった ずっと、だれかに抱きしめて欲しかった 今この月の元、見る世界が夢の中なら このまま意識の底に落ちたら、現実に戻ってしまうのかな]
(+20) 2010/08/08(Sun) 15時半頃
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[最初は、真っ暗だった 瞳の裏には瞼があるはずだという、魂の記憶 そいつが、私の視界を闇に落とした
暫くしたら、暗闇の中に赤が浮かんだ 瞼の向こうには、光があるのだという 私の記憶が、生前と同じ事象を起こすのか
そのまま暫く、瞼の裏から赤を凝視したら 今度は、二枚目の瞼が降りてくる 眠りと言う名の、二枚目の瞼が]
すぅ…――――
[呼吸が、深く、長く、ゆっくりになる 体が、睡眠を取ったような状態になる こいつも、魂にある記憶の形 肉体のない私が、本当に眠るんじゃない ただ、確かに夢は見た]
(+27) 2010/08/08(Sun) 20時頃
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はっ…―――― はっ…―――― はっ…――――
[息が浅くなり、額に皺が寄る もし自分の顔を見る事が出来るなら こんな可愛くない顔、二度としないのに]
っ… はぁっ・・・
[目を覚ました時、私は夢の事を忘れるだろう だから今見た夢が、どんな内容だろうとも 私の虚ろな魂が、どうなる事もない 私の朧な記憶が、形を成す事もない
ああ、私の見た夢は 昨日の私には日常で、今日の私には悪夢だった なにより怖かったのは 実は――が――で、――が――なのではと…]
(+28) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 23時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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ん…――――
[髪を梳く感覚がある・・・気がする そっと目を開くと、そこには瞼を閉じる前と同じ 赤い月と、闇深い森と、友人の姿があったんだ]
そっか 大丈夫なんだ
[呟いた言葉の意味は、夢の水が手の平から零れ落ちると共に 頭の中から、だんだんと消えていくけれど 目を覚ました瞬間に、私が感じた安心感は 理由がわからずとも、記憶に残るから]
おはよ、マーゴ
[私が最初に浮かべる表情も、出来る事なら笑顔にしよう]
(+40) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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時間、わかんないよな
[ああ、彼女の手が私から離れる その事を寂しく想う私は、やはりおかしいのだろうか 深い孤独の中にいた者が、一度明るい世界に出たら もう一度孤独に落ちた時、それにたえられるのかな だめだ、必要以上に甘えちゃ]
何か、気になる事があるのか? 時間を気にするなんて
[そんな事、言わなきゃいいのに]
(+45) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時半頃
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ん・・・と
[彼女は、苦しいらしい 何が苦しいのか、どうして苦しいのか、私は彼女に問いたい もし問う事が出来るなら、どんなに楽な事だろう
ただ人は、そんなにわかりやすくない もし彼女に問うたら、彼女が更に苦しくなる事を 私は、本能的に知っているから]
何処かが痛いのは、傷があるからだろう 苦しいのにだって、きっと理由がある
もしその理由が、わからないのだとしたら 次は私が、子守唄を歌うよ マーゴの苦しさがなくなるよう、心をこめて
涙はちゃんと拭いてやる 愚痴ならいくらでも聞いてやる 失敗したら手伝ってやる だから、想った通りにやるといい
(+48) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 03時頃
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