54 CERが降り続く戦場
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雨が降りそうだな…
[学園から離れての空中、女は空の一点に静止している。右目は徐々に赤く、緩やかに回転し明滅していた]
…勢いで24時間待つとは言ったが…案外暇なものだな。時空歪《クロノノイズ》の増大率も酷い。あんな宣告は無視してさっさと実力に訴えてもいいんだが… 気になるのはただ、あの裏世界から来た男だな…
表世界の虫ケラがどれだけ束の軍隊を組織してかかってこようと、この星の技術力で私にかすり傷でも負わせられるとは思えないが…
《Rebirth》は我々エルダーロードでもついに支配の及ばなかった領域だ。奴1人ならともかく、あのセカイの連中の数人がかりで来られると、さてどうなるか…
まずは奴以外に《Rebirth》から来た奴がいるかどうかの確認が先決か。1人見かけた以上、30人くらいこなたに入りこんである事がないとも言えんし…
[そのまま空中から俯瞰を続けると、ある一方角で視点が止まった]
あそこか…!
[にやりと笑うと、水を得た魚のような速度で、その場に向け降りていった]
(80) 2011/06/03(Fri) 13時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 20時頃
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―再びの邂逅まで18時間―
……何かいるな。奴らか?
[それは学園屋上に現れた影の何体かがはぐれたものだったか。黒い影の上げる雑音が、女の降り立った場所の上空に響いた]
……ふん……ついに始まったか。 『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』…… だが、あれの真の恐ろしさはこんな雑魚どもにはない。ただ怪物どもが暴れまわる程度の事なら、我ら超上位種《エルダーロード》がとうの昔に別の時空で片をつけられた。
…『淀みの驟雨』の恐ろしさは、そこにはない。
真に恐ろしいのは…… それが時空歪《クロノノイズ》…… いや、それよりも。
『因果』が。あらゆる時空、あらゆる次元を飲み込み拡大するその『因果』こそにある……
束ねた『因果』のない者に、あれを潰す事は畢竟、永劫にできはしない……
[そう言って、近づく影を感情なくねめつけた]
(213) 2011/06/03(Fri) 20時半頃
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……消えろザコども。心配せずとも、貴様らのようなゴミクズに『剣』など使わん。こんな星などどうなっても知らんが、貴様がはね回るのは気に入らない…
[それでも、耳障りな音を立てて羽の生えた影は無謀にも、女を襲った]
……目障りだ!!
[そう言って、女は無造作に手を振りあげた]
(216) 2011/06/03(Fri) 20時半頃
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[初めの平手打ちで 1体の首がトマトのようにはじけ飛び]
[次に突いた手刀で 別の1体が粉々になり]
[最後に振り払った手から起こった熱波に、残りの影の肉がそげ落ち、骨だけになって、その骨も瞬く間に蒸発した]
……燃えるゴミで幸いだったな。
[それだけ呟いて、女は町の一角に再び姿を消した]
(218) 2011/06/03(Fri) 20時半頃
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―少し前・屋上―
……この星を消したら私が無事では済まないと?
ふふ、これだから…時空歪《クロノノイズ》を検出できない者のいう事は面白い。この星の上でなければ生きられない者が、3次宇宙の統括などできるわけがないだろう…
[新たに現れたメガネの、気弱そうに見える少年を見降ろしつつ笑って。だが陽の言葉にその不敵な笑みは消えた]
……この星を壊せば『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』は止まるか、か? ……一時的には止まるだろう。根源まで根絶はできないが……それを怠った星の周囲から、皆例外なく滅びていく。
この危機は、貴君らが思っている以上に強い因果によって成り立つ…… が、心配するな。
私はシュートザムーン(星々の撃墜者)…… このサイズの星なら、目をつぶっても仕損じる事はない。
そうそう、《Rebirth》の貴君よ。私の敵に回るのは勝手だが……わかっているだろうな? いくら《Rebirth》の人間と言っても、1人で私に挑んでくるほど無謀ではないと……期待しているぞ?
[そう言って、その姿は重力に逆らうように跳ねてなくなった]
―現在―
(227) 2011/06/03(Fri) 21時頃
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―酒場「デーフェクトゥス」へと通じる扉―
ここか……
[ある場所の前に立って、女は呟いた。一見すると何気ない廃屋めいた都市の外れ]
この3次宇宙、表世界《Front》にない時空歪《クロノノイズ》のパターン……おそらくここからだな。さっきまでは《Rebirth》めいた反応が他にもいくつかあったんだが… あちらに行ってしまったらしい。
[学園の方を振り返るが、すぐに視線は扉に戻された]
卑しくも戦装束で立ち寄る場所ではない気もするが…まあいい。
邪魔するがいいか。
[そう言って、一見すると何気ない素振りでその場所に入りこんだ]
(235) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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ピッパは、誰に許可を得る事もなくカウンターの一番隅に腰掛けた
2011/06/03(Fri) 21時半頃
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[席に着くと店内の内装を見回し、傍にいる客達を見回した。屋上で見た人物が1人いた気もしたが、向こうがそれを話題にしなければ乗りはしない。時空歪《クロノノイズ》は、それが単なる表世界《Front》の一存在ではなさそうだと告げていた事もある]
……そうだね。何も頼まないのは無礼な話だ。 ではシェリーを1杯。
[綺麗と言われた事にはまるで表情を動かさない。エルダーロードとはそういうものだ]
(244) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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ピッパは、ネルの方を見たが、手は降らない
2011/06/03(Fri) 21時半頃
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……人に慣れた狼は犬と変わらないな。
[ネルの膝の上で丸くなっている狼に目を止めて、少々眉をひそめた。そうこうしている間に、ほんの僅かに赤みがかったシェリーが差し出されたのを半分ほど一気にあおる]
用? ……強いて言うなら観光とでも言おうか。 ついでに言うなら、時間つぶしの最中なんだ。
(256) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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しかしまあ、真面目に話をするなら3つだな。
まず、此処はどこか。時空歪《クロノノイズ》でいうなら我等のイクスペリアに此処は近い。
次に、《Rebirth》の人間がここに集まってはいなかったか。
そして…… この辺りで一番力のあるカミの名前は何か。
[そう言い終わった時、右目が背後から微弱な時空歪《クロノノイズ》を検出し、明滅した]
………誰だ。……迷い込んだか。 とりあえず扉は閉めるんだね。それが嗜みというものだろう。
(258) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 22時頃
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ほう……そうか。そうなるのか。 ……奴らが……か?
[眉がピクリと動いたが、それ以外は顔色一つ変えずにグラスを置いた]
何でもいいが、貴様のつまらん真似で舞台がぶち壊されんようには願っているぞ、道化。
[少年が席に着いたのを見て、視線を戻しマスターとの会話を続ける]
……ないな。辺境にしてはそこそこのレベルのようだが、私には到底性の合わん文明だ。 折角だから、ここまで事態を深刻にさせた不行き届きなカミの顔でも拝んでおこうかと、そんな事も考えている最中だ。
(270) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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…なるほど。あてが外れたな。 《Rebirth》の連中は此処にはいない、か。 だがカミもいない……か?
………星自体の時空歪《クロノノイズ》が強いな…… これでは矮小なカミなどがもしいたとしてもわからない…
(280) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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…… そうか。カミは死んだか。 だがあの星の者どもがカミを殺せるとは思わなかったな。
詳しく聞かせてもらおうか。貴君もこの時空を維持しているだけあってそれなりの因果を…… 時空歪《クロノノイズ》を発しているのが見てとれる。
…ただでとは言わないさ。だが、今は因果に触れる事が必要だ、少なくとも私にはな。
[もう1杯シェリーを頼みつつ、軽く頬杖をついてマスターの料理の手腕を茫と眺める]
(292) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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[もう1人、輪郭がぶれたようにも見える男が酒場の中には1人。自己紹介を黙って聞いた]
……あまり意味のない自己紹介は好まないんだ。 フィリッパと、そう呼ぶといい。それ以外の名はない。
[そう言って、彼の顔を見つめたが、その目がふと見開かれる]
『あなたは、鍵を……!』
[その言葉が漏れたのは僅か一瞬だった]
(299) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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魔界戦争……熾天使に熾翼《ウタ》、冥王……
ああ、今となってはあれらの響きももはや懐かしい。あれらは《Rebirth》に近い世界の事、我々はあまり関与はしなかったが…
[少年の語る話に遠い目になった。マスターの話も聞こえてくる]
……ほう。そうか。この辺り…とも限らないだろうが、そんな事もあったか。すると、先ほどから外で暴れているアレらも、カミのようなものか?ニンゲンに駆逐される神…… 傑作な話ではあるけれどね。
(321) 2011/06/03(Fri) 23時頃
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今日のまとめ:アメリカ大統領が出てくる邪気村は高橋邦子ゲーになる……のか??
(-144) 2011/06/03(Fri) 23時頃
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[立ち去ろうとする男に目礼だけして、見送ろうとしたが、去り際の男に一言告げた]
セカイの形は…私も《Rebirth》や魔界やらの全貌までは知らないからな… いろいろか。見る者によって変わる。それもそうだ。
ああ、そうそう。
鍵の片方はまだ貴君に任せておこう。その代わり管理はきちんとしてくれよ。
[そう言ってカウンターの方に向き直った]
(352) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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そうか。それなら別に構わないんだ。
真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》が2つ揃わないうちは、世界の境界もそう簡単に崩れる事はない。 アルゲントゥムの神の報告によると、あちらの教団も今のところおかしなことは何もないそうだ。
こういった時だからな… 変に一所に鍵がない方がいいやもしれない。もっとも、表の方はいざとなればアルゲントゥムの教団から召し上げる事も我等は検討中だけれどね…
まあ、うまくやってもらいたいな。
[そう言って裏の鍵を持つ男を見送った]
(368) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 23時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 23時半頃
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[ムパムピスが去った後、懐から懐中時計を取り出して眺めた]
そう言えばどのくらい時間が過ぎたか…といっても、この空間の中では時間など無意味か?
24時間にはもう少しあるが……どうも外が気にかかるな。 『雨』が降っていたりするようなら、さすがに事は一刻を争う…
[カウンターと反対側のドアから、外を覗き見た]
(376) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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ああ…… やっぱり。 僅かにだが、降っているな……
[眉をひそめた]
それに、先ほどより随分と騒々しそうだな… こんな辺境の星に、それなり高めの時空歪《クロノノイズ》が3つや4つじゃあない…
やれやれ。思ったより、少し時間がかかるか、かからないか…ともかく、最初から『剣』を呼んでおいたほうがよさそうだ。
[呟いて、席を立った]
それではな、マスター。私はそろそろ行くとしよう。 勘定はいるか?
(397) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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ああ……待ち合わせか? そうとも言えるし、少し意味が違うとも言えるが…
予定より少し早く出向く事になりそうだ。 大事な答えを聞きに行くからな。
少年、貴君にはいい事を1つ教えておこう。 ……これから先、外に出るなら死ぬ覚悟ができてからにするんだな。でなければ此処にいる事だ。
(403) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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……そうか。恩に着ておこう。 次は手土産の一つでも持ってくればいいか?
[ツケでいいと言われると遠慮なく席を立つ。大体通貨などという概念が此処にあるかも疑わしいのだし]
……では失礼する。時空歪《クロノノイズ》が……いや、因果の糸が結びつくならまた会おう!
[そう言ってぽつぽつと、雨が降り出した町に出た]
(413) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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……なんだその哀れげな武器は。
[一緒に行く、と言って立ちあがった少年の得物に呆れた様子を見せた]
……まあいい。好きにしろ。 それで、何処に行くつもりだ?
(420) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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ピッパは、その言葉を聞くよりも先に地を蹴って宙に消えた
2011/06/04(Sat) 00時頃
ピッパは、ネルには素っ気もなく「貴様の好きにしろ。」と告げただけで
2011/06/04(Sat) 00時頃
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さて、ピッパの性格は実はあまり安定していません。
それはそうだよなー……敵対関係とか今一つはっきりしてないのに、自分だけ殺伐とし続けられるわけがない。
っていうか、赤組がなんか静かすぎない? それとも私のせい?
(-168) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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―――思えば、それは――――
真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》が、表と裏に分かたれてから―――
閉ざされた聖地の外に持ちだされてから――――
《Front》と《Rebirth》が生まれてから―――
魔王と天使との戦いを経て―――
表世界《Front》はかつての『永劫にして絶対たる唯一の権威(ザ・マジェスティ)』が支配し…
裏世界《Rebirth》は彼の者が支配し…
そして今に至る―――
(463) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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それはこの全ての時空を連ねる礎の歪み―――
それがある限り全ては緩慢へと滅びに向かうのみ―――
これから起こる戦いも――――
その先にあるものも――――
全ては滅びへの助走にすぎないのだ―――
そして今――――
(465) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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―数時間後―
―英雄学園 上空―
[巨大な要塞が突如として出現した学園の敷地内。その上空、梅雨時の雨空よりも心なしか暗いようにも思える空には、幾重にも暗雲が垂れこめている。
―――その中心から一筋。黄金色の光が差し込み、呼応するように雲の切れ間から幾筋もの光が、天への階梯であるかのように地上を照らし出す。 中央の一際大きな光条から、簡素ながらプラチナ色に輝く肩当てと胸当て、それに脚甲を纏った銀髪の女が1人、ゆっくりと降り立ち――――飾り気のないながら自然な、優美さすら感じさせるいでたちで着地した]
(467) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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[女は、昨日まではなかった巨大な要塞―――特異点になりかねないほど雑多な時空歪《クロノノイズ》を検出するその場所に向けて、よく通った声で鬨を上げた]
さあ、約束の刻は来たぞ、 旭川 アキラ!! 私の知らぬ間に随分と因果を集めたじゃないか! まずはその事に感心しておこう!
だがそんな事はどうでもいい! 貴君が我々の元に付くなら、我等はそれに応えよう! この街ぐらいなら滅びを免れ、別の地にて安寧に暮らせるぐらいの計らいはしてもいい!
この地に降り始めた『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』を…… 世界の破滅を止める方法は他にないぞ!
(474) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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さあ、貴君がしたのは生きる準備か?死ぬ準備か!答えよ!
[要塞の入り口を見据えたまま、超上位種《エルダーロード》の騎士たる女は、返答を待った*]
(476) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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ピッパは、ゴドウィンに話の続きを促した。
2011/06/04(Sat) 01時頃
ピッパは、ポーチュラカに話の続きを促した。
2011/06/04(Sat) 01時頃
ピッパは、オスカーに話の続きを促した。
2011/06/04(Sat) 01時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 01時頃
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―― 学園、《雨》降る地 ――
[しとしとと雨の降り続く中、傘もささずに外に立っていた女は、出てくる人影に眉を上げた…が、要塞の中から出てきたのは予想外の相手だった]
なんだ、少年? 君を呼んだ覚えはない。 言っただろう、死にたくなければ外に出るな…と。 忠告をして聞かないのは自由だが… 引けというのはどの口だ? 時空歪《クロノノイズ》を見られる者には分からないだろうが… 既に事態は、私が引いてどうにかなるところではないぞ!!
ふふ……まさかもう雨が降り出すとは思わなかった… そうでなければきっちりと刻限まで待ってやっても良かったんだけれどね…
[遅れて出てきた人影に、視線を外して改めてそちらに声をかけた]
待っていたぞ、旭川 アキラ!! さあ、答えを聞こうか!
(643) 2011/06/04(Sat) 11時半頃
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― 学園、《雨》降る地 ―
[女は眉一つ動かさずに黙って彼の話を聞いていたが、話が終わると静かに口を開いた]
………それが貴君の選択か?
…………良い選択だ、といいたいところではある。
…だが愚かな選択だ。
………根源がこの星にあるということは。とりもなおさず。この星に既に堕の気《アウラ》が侵入していることだからだ! 貴君は気付かないのか?この危機に際してこれだけの数の因果が集まる場所に、良いものばかり集まるわけがなかろうと。
……滅びを望むものは、貴君のすぐ後ろにもあるのだ!!
もっとも、貴君がいまだ時空歪《クロノノイズ》すら検出できぬ虫ケラなら、言っても詮ない話だろうがな…
(677) 2011/06/04(Sat) 14時頃
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