231 獣ノ國 - under the ground -
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……私を頼りたくない? ますます、失礼じゃない。
[あんまりな返答>>24に、くすくすと笑った。 今は自分が“医者”で、ノアが“患者”だ。 若干の優位性を感じながら、口元を弛めた]
立派、かしら。本当に。
[しかし、その表情もすぐに曇ってしまう。 本心で言っているのだろうか。この男は。 じい、とその瞳を見つめてみるが。 のらりくらりとしたこの同僚の、真意は果たして読み取れない]
(37) 2015/07/10(Fri) 15時半頃
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あら、私の手当てを手伝ってくれるの。 意外と優しいのね。 [なんて、ひょいと肩を竦めてみせるだろうか。 治療を手伝ってくれると言うのならば、それに従う。 そこまで彼女も天邪鬼ではない。 消毒をすませると、素直にノアに包帯を巻いてもらった]
さてと。終わりね。
[オキシドールやピンセットを棚に片付けてから、少し悩んで。 鸚哥からプレゼントされた頭の花>>0:52を、そっと花瓶に挿した。 造花は萎れることがない。 この花瓶もずいぶん賑やかになってきたな、と思いながら]
それじゃ、庭園に行きましょうか。
[ノアを促すだろう**]
(38) 2015/07/10(Fri) 15時半頃
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[いつものように交わされる、管理人同士の会話。 聞こえてくるヴェスパタインの声>>=0に、眉を寄せた]
その、秘密棟の彼女だけれど。 今は秘密棟にいないわ。抜け出したみたい。
……どこかの誰かさんのせいで、ね。
[マイクに向かって、少し意地悪に言ってみせるだろうか]
怪我には気を付けて。 なにかあったら、私のところへ。
[先程と声音を変えて、柔らかな口調で言葉を紡ぐ。 何事もなければ、それにこしたことはないけれど]
(=2) 2015/07/10(Fri) 15時半頃
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― 記憶の断片 ―
……兄さん。苦しいよ。
[視界が歪む。毛むくじゃらの手が、首を締め付ける。 私が苦しいのに。兄の方がもっと苦しそうな顔をしていて。 どうしてお前だけ。俺もヒトだったら。戻りたい。ずるい]
いや、だ。
[激しい嫉妬の炎が、彼の瞳の中に見え隠れしていた。 視界がぼうっと霞んでいく中、最後に口から零れたのは]
見た目だけじゃなくて。 心までバケモノになっちゃったの。
[その瞬間の、兄の絶望した瞳を。 私は一生忘れない**]
(40) 2015/07/10(Fri) 16時頃
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……私利私欲? あまりあなたらしくない台詞。
[どちらかというと、この同僚を偽善的な人間と捉えていた。 仕事に中途半端な情を持ち込む男だ、と。 だからこそ、彼の言葉>>41には多少首をひねって。 しかし、深く追及することはしないだろう]
意外とフェミニストなのね。
[傷痕が残るか気にするその姿に、くすりと笑って。 医者としては、自分の傷を心配してほしいのだけれど]
(50) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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誰にでもそういうことを言うの、あなたは。
[似合ってる、とノア言われれば>>42。 口を尖らせつつも、少し頬を赤くするだろうか。 ずっと仕事一筋だった。やはりこういう言葉は慣れない]
……あら、たまには意見が合うのね。珍しい。 急ぎましょう。
[この同僚と、仕事の方針が一致するのは稀だった。 そのまま医療室を出る。 庭園に来るまでの間に誰か出会ったならば。 足を止めて話をするだろう**]
(51) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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/* ちょっと自分の台詞があまりにも読みにくいので。 書き方を1dから少し変えてみた。 また気紛れに元に戻すかもしれないけど。
(-11) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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/* ノアのことを偽善的って言ってるけど。 この女医の方がよほど偽善的。
(-12) 2015/07/10(Fri) 18時頃
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/* フィリップ、確定描写ありがたい。 出会わなくてOKってことね。
(-16) 2015/07/10(Fri) 19時頃
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― 第一棟 医療室 → 第二棟 庭園 ―
……ノア。 今回のことで。あまりあなたを責める気はないけれど。
[庭園へ向かう道すがら、そう声をかけるだろうか。 自分には自分の信じる考えがあるように、 彼にも彼なりの考えがあって行動しているのは分かる]
いまいち、私はあなたが良く分からないわ。
[悔しいけれど、この同僚の才能は認めていた。 同じ方向性で、研究に打ち込めば。あるいは。 そんな感情が思わず口をついて出た。 ヒトにも動物にもなれない中途半端な存在である“彼ら”。 そんな“彼ら”が幸せなはずがないと、彼女は信じていた]
(57) 2015/07/10(Fri) 19時半頃
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[彼女はこの同僚の行動ひとつひとつが、理解できない。 中途半端な同情は偽善だと断じる彼女は、 やはり自身が偽善的であるという矛盾に気付けない]
―――どうして。あなたはここにいるの?
[率直な、疑問だった。以前からその思いを抱いていた。 もしもノアの表情が曇ったのならば。「ごめんなさい、無遠慮だったわ」と話を打ち切って、曖昧な笑みでも浮かべようか。 ノアが何らかの言葉を紡いだなら、黙ってそれを聞いただろう。 そうこうしているうちに、庭園が見えてくるだろうか**]
(58) 2015/07/10(Fri) 19時半頃
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[戸惑いの表情>>72を見せるノアに、しまったと顔を顰めた。 入ってはいけない場所に。 土足で踏み込んでしまったのかもしれない。 やがて、ぽつりぽつりと紡がれるノア言葉に。 ズキリと胸が痛むのを感じた]
……好きな子が。そう。
[どこかで聞いた話だと思った。 自分の場合、それは兄であったが。 身近な者が獣人であることの苦労は、容易に想像ができた]
(81) 2015/07/10(Fri) 22時頃
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私なら意地でもその薬を作って、試すわ。
[きっぱりと、言い切った。 目の前の男は、果たしてどちらを選んだのだろうか。 過去形で語られる重さを分からぬほど、彼女は愚かではない。 どちらにせよ、幸せな結果を生まなかったことを察した]
例えそれが、魔法の薬か毒か分からなくとも。 可能性が少しでもあるのならば。
[それでも、今の彼女はそう答えるしかない。 自分の行いを否定するわけにはいかないのだ。だから]
……お話は。終わりって。
[ノアの言葉に視線を前に向ければ、獣二人が目に入るだろうか]
(82) 2015/07/10(Fri) 22時頃
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あら、もう薬が切れちゃったの。 量が足りなかったのかしら。
[減らず口を叩くジリヤ>>77に、眉を顰めた。 思ったよりも回復が早い。薬量を誤ったか]
殴るとは穏やかじゃないわね。 いい加減、私たちに反抗するのをやめた方がいいわ。
[その口調は、あくまで冷静で。諭すように]
大人しくしていれば。 少なくとも“あそこ”に入れられることもないのよ。 どっちの方が得か。分からないあなたじゃないでしょう。
[言ってから、じろりと隣のノアを見遣った。 だいたい、荒事は苦手なのだ。 やっぱり少しは罪悪感を覚えてほしいとは思う*]
(85) 2015/07/10(Fri) 22時半頃
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私は自分の仕事をこなしているだけよ。 それをあなたに批判される覚えはないわ。
[お前のやってる事振り返れ>>86。 ジリヤの言葉に、罪悪感と共に小さな憤慨を覚えた。 彼女には、彼女なりの正義があるのだ。 それを否定されるのは、やはり気分がよくない]
……痛いじゃない。
[咄嗟にジリヤの攻撃を避けようとしたが。 頬に一筋、朱が走った。たらり、と血が一滴流れる。 ジリヤの髪が掠めたのだ。大丈夫。傷は深くない]
(92) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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助かるわ、ノア。
[自衛用の拳銃を取り出すノア>>89を見て、安堵する。 それでも表情は引き締めたまま。 自分ひとりでは、やはり手に負えない。 同僚が一緒にいてくれたことを、珍しく感謝した]
……っ。
[再び迫るジリヤの攻撃>>91に、軽く舌打ちする。 ああ、だから荒事は苦手なのだ。 その攻撃を避けようと、ヒールで地を蹴った*]
(93) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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/* バトロルできる子じゃないから、困ったな……。 まさか2回も戦うことになるとは。 こんなことになるなら、バトロル回せる子にすれば良かったかな。 でもこの村内容で、何度もバトロルやるとは思わず。
路線変更して、ばんばん銃を撃ってもいいんだけど。 キャラ変更甚だしいし。うーん、迷う。
(-26) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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/* ノアは守られる感じになってすまない……。
(-27) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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/* この攻防が続くようなら、銃持ってた設定にして。 ばんばん銃撃戦やるか……?
自衛の銃を持ってたなら、なぜ最初の戦闘で使わなかったかという疑問は残るけど。
(-29) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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/* ヴェスパ様ーーーーーー!!!!! ありがてえええええええええええ!!!!!!
(-35) 2015/07/10(Fri) 23時半頃
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あ、う。
[ジリヤの拳を避けようとして、思わず尻餅をつく。 今まで勉強ばかりやってきた彼女は、その御多分に漏れずあまり運動神経が宜しくなかった。 体勢を崩しては、今度こそ次の攻撃は避けられないだろう。 思わず眉を顰めたところで]
……ヴェスパタイン、助かったわ。
[騒ぐジリヤの腕を掴んだヴェスパタイン>>98を、安堵の表情で見上げた。油断なくジリヤに銃口を向けるノア>>101を見遣って、当面の危機は去ったと感じる]
また恥ずかしいところを見せたわ。
[立ち上がり、スカートの埃を払った。 白衣に隠した鎮静剤は、まだいくつか余裕がある。 必要ならば、また使うつもりで*]
(103) 2015/07/10(Fri) 23時半頃
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……ノア。あなた素直じゃないのね。 足は大丈夫よ。心配いらないわ。
[別に心配しているわけではない>>110。 そんな不遜なノアの物言いに、くすりと笑って。 ヴェスパタインの提案>>107には、思わず目を細める]
任せていいのかしら。 私がいると彼女の興奮が収まらないのは、分かるけれど。
[ジリヤを一瞥したのち、やれやれと肩を竦めた。 ヴェスパタインがジリヤを連れていくと言うのならば、 特に反対はしない]
あら、やっと反省の色が見えたわね。
[ノアの発した「失敗」>>110という単語に目を丸くして。 どうもこの同僚には口を開くと嫌味を言ってしまう。不思議だ]
(116) 2015/07/11(Sat) 00時頃
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やっぱりフェミニストじゃない。
[ノアに差し伸べられた手>>111を、しっかりと握って]
ありがとう。
[ノアと、ヴェスパタインに。頭を下げた。 素直に礼ができぬほど、彼女も捻くれてはいない 実際、ひとりでは危なかっただろう]
(117) 2015/07/11(Sat) 00時頃
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/* んーと。 これでクラリッサとチェビィ以外は会ったかな? さーて、どう動こうかしら。
(-48) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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/* いや、クラリッサもいま同空間にいるから。 目標達成かしら……?
(-49) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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……クラリッサ。 いま、ジリヤはかなり興奮しているみたいだから。
[激昂して暴れたのち、泣き出したジリヤ>>114。 そんな彼女に不用心に近づくクラリッサ>>113に対して、 管理人として一応注意を促しておく]
私って、そんなに憎たらしいのかしら。
[「アマル先生が居るから興奮状態になるんだぞ」>>118というノアの非難めいた口調。自由になるや否や、死も厭わず何度も自分に襲い掛かってくるジリヤ。 先程の出来事を思い出し、思わずそんな声が漏れた。 クラリッサのように扱いやすい“被験体”ばかりなら、どんなにいいかと考えを巡らせて*]
(126) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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/* これでダミー様以外とは、全員出会ったはず! いやっふい!!!
(-51) 2015/07/11(Sat) 01時頃
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あら、薬ならお安い御用よ。
[クラリッサに向かって、ふんわりと微笑んでみせた。 先程ノアやジリヤに向けたような言葉の刺は、もうそこにはない]
クラリッサ。一緒に、医療室へ来てもらえるかしら。 薬もそこにあるし。爪の具合も見ておきたいの。
[優しい口調で言葉を紡ぐ。 ここで働いているうちに、本当の自分が分からなくなってくる。 気の利く女医か。はたまた気の狂った研究者か。 どちらが、自分の本当の姿なのだろう]
(143) 2015/07/11(Sat) 02時頃
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[自分が“被験体”にしていることは、 傍から見れば非人道的なことなのだろう。 それをある意味、楽しんでやっていることも。否定しない。 でも、彼らはヒトではないのだ。 ―――だから、私が彼らを“幸せ”にしてあげなければならない]
痛いわね。
[先程ジリヤに傷つけられた頬が痛んだ。 彼女は独善的な自身の考えに気付かない。気付こうとしない]
医療室、へ。
[どちらにせよ、自分の頬も消毒したい。 クラリッサが着いてきてくれるのなら、連れ立って医療室へ向かうだろう。もしも断られたのなら、「後で医療室へいらっしゃい」とでも微笑むだろうか**]
(144) 2015/07/11(Sat) 02時頃
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―→ 第一棟 医療室 ―
[医療室に到着すると、 手早くアマルテアは“薬”の準備を始めた。 毎回サンプルの配合を変えてクラリッサに投与、記録している。 今のところ、彼女で過剰反応が起きたことはない。 クラリッサはアマルテアにとって、優秀な“被験体”だった]
……クラリッサ。 あなた、ここから外に出たいって思わない?
[先程の喧騒とは打って変わって、静謐な時が流れる医療室に。 アマルテアの声は穏やかに響き渡った。 白いカーテン。白い壁。窓から差し込む柔らかな人口光。 ここは、すべてがニセモノめいていて。 でも。クラリッサはここしか知らないのだ、と。 独善的なアマルテアは。それを、ただ不憫に思う]
(167) 2015/07/11(Sat) 14時頃
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